ガッツリ系マウントアダプター特集、担当しました!
ニコンZとEOS Rの登場で何となくそわそわする今日この頃、そんなささめく心を逆撫でする(笑)特集を担当しました。日本カメラ2月号の第2特集「マウントアダプター新世紀」、久々のガッツリ系マウントアダプター特集ですよ。
ニコンZとEOS Rの登場で何となくそわそわする今日この頃、そんなささめく心を逆撫でする(笑)特集を担当しました。日本カメラ2月号の第2特集「マウントアダプター新世紀」、久々のガッツリ系マウントアダプター特集ですよ。
明日発売の日本カメラ5月号にて、α7IIIとマウントアダプターのレポートを担当しました。α7IIIは像面位相差AFがパワーアップしているので、AF対応マウントアダプターを中心に同機で試し甲斐のある製品をピックアップしています。最近は「マウントアダプター=MF」という図式が崩壊してますね。すごい時代になったなあと遠い目です(笑)。
●日本カメラ5月号 α7シリーズ大研究[日本カメラ社][Amazon]
α7シリーズ用最新アダプター事情
α7IIIとG Biogon T* 28mmF2.8の実写も掲載しています。フルサイズの最新ミラーレスが登場すると、とりあえずショートフランジの広角は試したくなりますよね(笑)。
日本カメラ2月号にて、フィリン20ミリF2のレビューを担当しました。トキナーのミラーレス向け新シリーズ、一発目のレンズになります。フルサイズの20ミリ、なかなか豪毅なスペックです。オールドレンズ好きだと、つい20ミリというスペックに反応してしまいますね。ええ、フレクトゴン20ミリF4。病が深いなあ(笑)。
●日本カメラ2017年2月号[Amazon][日本カメラ社]
FiRIN 20mm F2 EF MF レビュー
詳細はレビューを見ていただくとして、興味深かったのは新ラインナップのファーストプロダクトがMFレンズという点です。カールツァイスのLoxiaしかり、中国メーカー勢しかり、このところMFレンズが盛況ですね。ライブビューが当たり前の今、拡大表示で的確なピント合わせができるので、MFレンズでOKという層が増えているのかな!? 手頃な価格で良いレンズを提供してもらえるなら、MF大歓迎ですね。
先日、以下の写真をアップしたところ、読者から問い合わせがありました。あのレンズは何? どこのマウントアダプターなの!? そんなわけでご紹介しましょう。レンズはVitor 35mmF2.8(けっこうレア)、マウントアダプターは三晃精機のDucati用アダプター(世界唯一?)です。ぼくもいろいろとオールドレンズを漁ってきましたが、最上位クラスの激レアセットアップです。
リンク先はEマウント用ですが、これとは別に、マイクロフォーサーズ用のDUCATIマウントアダプターもラインアップしています。正直なところ、ワンオフに近いような製品なので、気になる方は早めに購入された方がいいですよ。売り切れてしまうと、次はいつ作ってもらえるかわかったモンじゃありません。
ここでDucatiと呼んでいるのは、Ducati Sogno(ドカティソーニョ)のことです。バイクでおなじみのドカティ社が作ったハーフサイズカメラで、ミニチュアライカの愛称で親しまれています。イタリア製ってのがグッときますね。レンズ付きボディが20万前後、とかく希少なカメラです。でも、実物を触ると高い理由も納得がいきます。精密感が抜群なんですね。ミニチュアライカの愛称は小さいレンジファインダー機という意味ではなく、ライカのもつ精密さをそのままミニチュア化したようなカメラ、という意味合いなんでしょう。このカメラのレンズを休眠させるのはあまりに惜しいです。ぜひ、デジタルでも使いたいですね。
そんなわけで作例です。Ducati Sognoはハーフサイズカメラなので、α7IIをAPS-Cサイズ撮影に切り替えて撮っています。APS-Cでケラレなく撮影できるので、当然ながらマイクロフォーサーズ環境でもケラレはありません。解像力、コントラスト、なかなかいいですよ。小さいレンズなのにホントによく写ります。
α7II Vitor 35mmF2.8 F4 1/400秒 ISO100
α7II Vitor 35mmF2.8 F2.8 1/800秒 ISO100
α7II Vitor 35mmF2.8 F5.6 1/250秒 ISO100
α7II Vitor 35mmF2.8 F2.8 1/3200秒 ISO100
Ducatiのマウントアダプターはぼくの知る限りでは、三晃精機だけですね。ちなみにこのアダプター、ファーストサンプルを借りたのが2年ほど前で、それから何度も改良を重ね、いまの形に落ち着きました。職人さん曰く、ここ最近の自信作とのこと。Ducati用レンズをお持ちの方、ぜひ!
西新井はここ十年で劇的に変化した。結婚直後に妻と散策したことがあるのだが、駅の西側を更地にして、マンションやショッピングモールを建てている最中だった。いまではすっかり真新しい町に生まれ変わり、まったくと言っていいほど写欲を刺激しない。しかも、南側に関原というよい商店街があったのだが、ここも近年建て替えが急速に進み、あまり足が向かなくなった。そんなわけで、すっかりご無沙汰していた西新井、どうやら灯台もと暗しだったようだ。
α7II + Xenon 50mmF2
駅が昭和だ。壁面の錆び、丸窓、ロータリーの無法地帯っぽいオブジェ。前々から気になっていたポイントではあるが、これほどのハーモニーを生み出しているとは思わなかった。古いだけでなく、昭和的な賑わいをそのまま引きずっているところにやるせなさが募る。もはやトウジュロは、作為的ですらある。生まれ育った町ではないが、幼少の自分が階段を行く姿が脳裏を過ぎり、長居は危険と悟った。
玄光社カメラファンにて、Heliar-Hyper Wide 10mm F5.6 Asphericalのレビューが公開になりました。いわゆるレンズレビューとは異なり、特定焦点距離との付き合い方をテーマにした記事になります。超広角10mmという画角をどう解釈すればいいのか、といった視点で書いてみました。
●玄光社 CAMERA fan「私の眼、私の視覚」
10mmという未知との遭遇
10mmってあまりに突飛すぎて、ぼくのまわりでも敬遠する人が少なくありません。たしかに常用するタイプの焦点距離ではありませんが、でもだからといって、自分とは無関係なレンスという捉え方もどうかと思うのです。写真との向き合い方を計る試金石のようなレンズですね。ぜひ本編ご一読ください。
先月の後半、香港に行ってきました。「澤村が海外なんてめずらしいなあ」と思った人も少なくないでしょう。ぶっちゃけすごく久々の海外でした(笑)。何故このタイミングで香港に行ったのかというと、とあるイベントのための下見です。Turtleback社から香港でオールドレンズワークショップをやらないかと声がかかり、いよいよその募集がスタートしました。
●Turtleback オールドレンズ・ワークショップ
澤村 徹と行く香港ワークショップ
日程:2016年11月3日~6日(4日間)
詳細は専用サイトをご覧いただくとして、ざっとこのワークショップの特徴を紹介しましょう。今回の香港ワークショップは、4日間に渡り、澤村といっしょに香港のオールドレンズ撮影向けのスポットをみっちりとまわります。現地スタップは香港在住数十年という現地に精通したオールドレンズファンで(みなさん日本人ですが、中国語と英語がぺらぺらです)、彼らと澤村で撮影ポイントを厳選しました。香港らしさという観点、オールドレンズ撮影向きという観点、この双方から撮り甲斐のあるポイントを選んでいます。先方からの候補地リストを元に、澤村からも「ここは絶対撮りたい!」とリクエストを加え、自信たっぷりの撮影コースに皆さんをお連れします。
主催のTurtlebackは、iPhoneにオールドレンズを付けるアダプターを製造販売している会社です。こんなもんを作るくらいですから、中の人はオールドレンズにどっぷりです(笑)。オールドレンズ好きがオールドレンズ好きのためにワークショップを開催するわけですから、おもしろい内容になって当然です。そうは言っても学生の課題ではありませんから、撮ってばかりの強行軍というわけではありません。適宜、ランチや休憩時間を設け、高齢の方でも気持ちよく撮影を楽しめるルートを作りました。初日と最終日には懇親会をセットして、オールドレンズ談義に花を咲かせる時間もたっぷりあります。
今回、参加メンバーをしっかりサポートしていきたいので、最大参加人数は抑えめにしています。ご興味ある方、ぜひ早めにお申し込みいただけると幸いです。
遡ること6年前、CP+エンジョイフォトステージに登壇したことがあります。まだカメラ・写真業界で仕事をはじめたばかり。右も左もわからぬまま、ステージに引っ張り出されました。お題目はデジタルカメラのドレスアップ。いま以上にドレスアップがマニアックだった時期です。広い会場にお客さんは数えるほど。しかもその半数は知り合い。無名ライターの現実をまざまざと思い知りました。
そして2016年、再びエンジョイフォトステージからお声がかかりました。今回のお題目はオールドレンズ。6年越しのリベンジです。あの惨敗以後、オールドレンズライフを5冊出し、写真講座オールドレンズパラダイスは10期を迎え、多少は名が売れたようなそうでもないような(笑)。果たして会場はお客さんで埋まり、それはそれで緊張を強いられるトークイベントとなりました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
普段、CP+は初日のみ取材することが多いのですが、今年は3日通いました。曜日によってお客さんの層が異なり、カメラファンの多様性が感じられますね。心残りはペンタックスK-1に触れなかったことです。ずうっと長蛇の列でした。発売されたら量販店行ってきます(笑)。
本日、CP+2016エンジョイフォトステージにて、「オールドレンズを楽しもう!」というタイトルで登壇します。大きい会場でのトークは久しぶりですね。一昨年の新宿クラシックカメラ博以来でしょうか。今回はオールドレンズの写りを中心にお話しします。あと、ぼくのオールドレンズとの出会いとか、失敗談とか、小ネタも所々に挟みつつの楽しいトークにしたいと思っています。会場は会議センターです。メインホールとは異なるので注意してください。桜木町から来ると、突き当たりを右に折れたところが会議センターです。たくさんのご来場、お待ちしております。
●CP+ 2016 エンジョイフォトステージ「オールドレンズを楽しもう!」
2/28(日)12:20~13:20 場所/会議センター 304
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