カメラホリック レトロ

October 31, 2023

オールドレンズ・バトル レトロ Vol.3、発売です!

「オールドレンズ・バトル レトロVol.3」ついに発売です。オールドレンズファンの好奇心と物欲を全力で刺激する一冊。ぜひご覧ください。

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オールドレンズ・バトル カメラホリックレトロ Vol.3[Amazon][ホビージャパン
発売日:2023年10月31日発売
出版社:ホビージャパン

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シリーズ第3弾のレトロVol.3、今回は「オールドレンズ・バトル」特集号です。オールドレンズ・バトルって何? どういうこと? と思った人が多いでしょう。書き手として「読めばわかる」は無責任すぎて禁句なのですが、それでもあえて言わせてください。読めばわかります。バトルなんです!

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フォトギャラリー「レトロレンズは旅の途中」は、旅のライブ感にこだわりました。旅の結果を写真で見せるのではなく、「進行中の旅そのもの」を作品化したい。そんな思いを写真家陣に伝え、撮り下ろしてもらいました。旅の最中のあのザラッとした感じが、オールドレンズによく似合うと思うのです。

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今号のサプライズは赤外線×オールドレンズ×ポートレートです。一般に、赤外線写真はポートレートに不向きなのですが、あえてチャレンジしました。赤外線で撮る意味、オールドレンズを使う意義、そうしたことと真っ正面から向き合った作品です。

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これまでオールドレンズの魅力は十二分に伝えてきたという自負があります。今号はオールドレンズの可能性を意識して制作しました。ご高覧のほどよろしくお願いいたします。

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October 14, 2023

そろそろレトロの季節です

レトロVol.3の色校を終えたところです。今号はちょっと趣向を変え、「オールドレンズ・バトル」大特集号となっています。標準画角のオールドレンズから、歴史的銘玉と新定番レンズで対決するというもの。オールドレンズ・オーソリティーとして澤村徹と上野由日路さんの両名が口撃し合うという、ちょっと変わった特集です。発売が近づいたらまた詳細をご報告します。発売日までしばしお待ちを。

●カメラホリックレトロVol.3
出版社:ホビージャパン
発売日:2023年10月31日

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October 15, 2022

カメラホリック レトロ Vol.2、10月24日発売です!

Carl Zeiss Jenaって知ってますか? ドイツの東西分裂で生まれ、ベルリンの壁崩壊にって終焉した旧東ドイツの光学メーカーです。安くて写りがよく、加えてノスタルジックな描写が得意なレンズです。今月24日発売のカメラホリックレトロVol.2では、そんなカールツァイスイエナのレンズを一堂に会しました。

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カメラホリック レトロ Vol.2[ホビージャパン][Amazon
発売日:2022年10月24日
出版社:ホビージャパン
税込価格:2,970円

カールツァイスイエナ特集は二部構成になっていて、第一部「表の顔」では同社の代表的なレンズを、第二部「裏の顔」ではマニアックなレンズを集めました。さすがにイエナ大全とまではいきませんが、計28本、カールツァイスイエナの全体像はつかんでもらえると思います。

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カメラホリックレトロシリーズは「オールドレンズの本気を見せる」がコンセプトのオールドレンズ総合誌です。今号もたくさんのオールドレンズガチ勢な写真家さんにご協力いただきました。

フォトギャラリー「僕らの相棒はレトロレンズ」は谷杉アキラさん、上野由日路さん、山形宗次郎さん、澤村徹の四名が、オールドレンズフォトグラフィーの魅力を披露します。ちなみにこの四名のことを勝手にレトロ四銃士と呼んでます(笑)。フォトエッセイ「これが本物の神オールドレンズ」では、森谷修さんと種清豊さんがガチ勢ならではのオールドレンズ偏愛を見せてくれました。どちらもオールドレンズの本気を実感できる特集です。

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この他には濃ゆいオールドレンズネタ盛りだくさんの本書ですが、今号はサプライズ企画を用意しました。全読者の発想の斜め上をいく自信があります(笑)。ご期待ください。

 

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February 18, 2022

新刊「オールドレンズ解体新書」中身紹介

新刊「オールドレンズ解体新書」のサンプルページです。たっぷり作例を見て楽しむもよし、みっちり解説を読んで学ぶもよし。レンズ構成図が導くオールドレンズの世界、ご堪能ください。

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●レンズ構成で個性を知るオールドレンズ解体新書[ホビージャパン][Amazon
出版社:ホビージャパン
著者:澤村 徹・上野由日路
発売日:2022年2月24日
価格:2,970円
判型:A4

 

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February 15, 2022

文系でも楽しめるレンズ構成読本を書きました【オールドレンズ解体新書】

オールドレンズファンの皆さん、レンズ構成図に興味はありますか? ダブルガウスとかエルノスターとか、ガチ勢がよく議論しているアレです。レンズ構成は難しい……。そう感じている人が少なくないでしょう。そこで、光学的な専門知識不要で楽しめるレンズ構成読本を書きました。2022年2月24日発売の「オールドレンズ解体新書」です。

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レンズ構成で個性を知るオールドレンズ解体新書[ホビージャパン][Amazon
出版社:ホビージャパン
著者:澤村 徹・上野由日路
発売日:2022年2月24日
価格:2,970円
判型:A4

本書は上野由日路さんと澤村徹の共著という形をとりました。上野由日路さんはオールドレンズで商業ポートレートをこなす個性派カメラマンで、オールドレンズにとても造詣が深いです。ふたりでアイデアを出し合い、どうすれば難解なレンズ構成図の話をわかりやすく伝えられるのか、試行錯誤した結果の一冊です。既存のレンズ構成図の解説書というと、難しい数式や図版がたくさん出てきます。「オールドレンズ解体新書」はそうした難解さを極力排除し、理系の知識がなくてもスラスラ読めるレンズ構成読本を目指しました。

オールドレンズは撮るだけで楽しいホビーですが、同時に知的好奇心をくすぐる世界でもあります。オールドレンズの深淵を歩くための地図、「オールドレンズ解体新書」が皆さんにとってそんな存在になれたら幸いです。

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October 23, 2021

国産オールドレンズを特集しないワケ

「国産オールドレンズ特集やってくれよ!」と幾度となくリクエストがあった。たしかに澤村のオールドレンズ記事は海外製レンズ、特にカールツァイスイエナとかロシア製が多い。近年はライカレンズを取り上げることも増えた。ただ、自らの名誉のためにいっておくと、ちゃんと国産オールドレンズも紹介してるからね(笑)。当然のことだけど、オールドレンズのムックを制作するにあたり、どんなレンズをどの程度の配分で取り上げるかはちゃんと考えている。好きなレンズをテキトーに並べているわけじゃない。

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ただ、そうはいっても、国産オールドレンズだけで一本の特集を組んだことはない。これはたまたまではなく、意図的に国産オールドレンズ特集を避けてきた理由があるのだ。

国産オールドレンズというと、戦前から続くレンジファインダー用レンズ、戦後の一眼レフ用レンズに大別できる。実のところ、レンジファインダー用レンズはプレミアのついたレンズが多く、ホビーというよりもコレクション色が強い。戦後モノにしても、ズノーのピンポン玉とか、キヤノンF0.95とか、国内光学技術黎明期の遺産、のような感じで手軽さの対極にある。オールドレンズホビーの対象になる国産品は、やはり戦後の一眼レフ用レンズだろう。

で、肝心の国産一眼レフ用レンズだが、よくもわるくもちゃんと写る。高度経済成長の最中、海外のカメラやレンズに追い付け追い越せと開発された製品たちだ。写りはもちろんのこと、価格面でも競争力がある。日本人のきまじめな国民性もあってか、安価なレンズですらしっかり写るのだ。

さて、ここで問いたい。我々はちゃんと写るレンズがほしいからオールドレンズを使っているのか。そうではないはずだ。求めているのは高画質ではなく、個性のある写りのはず。そうすると、高度経済成長期の国産オールドレンズは候補から外れてしまう。無難によく撮れてしまうからだ。

もうひとつ、ぼくがこのカテゴリーを避けてきた理由がある。それは価格の問題だ。戦後一眼レフ用の国産オールドレンズは値頃感がある。お膝元なので玉数が多く、コンディションのよいレンズが安く買える。オールドレンズを手軽に楽しめる聖域のようなカテゴリーだ。それをマス媒体で荒らすのは気が引ける。森の奥の花畑はそっとしておくべきだ。

そのような理由で国産オールドレンズ特集を避けてきたわけだが、今回、「カメラホリック レトロ Vol.1」では正面切って国産オールドレンズを取り上げた。それが「F1.2の奇跡」という特集だ。ご存知の通り、昨今、ライカを中心にオールドレンズの値上がりがすごい。定番オールドレンズや人気のクセ玉は正気を保ったままだと到底買えない値段になってしまった。そうしたなか、写りが個性的で、価格的にこなれたものが残っているカテゴリーとして、いまあえて注目したいのが50ミリ超F1.2のレンズだ。55/57/58ミリの大口径F1.2タイプ。50ミリではなく、50ミリ超というのがポイントだ。

詳しくはぜひカメラホリックレトロを見てほしいのだが、「これだからオールドレンズはたまんねえんだよなあ」とニマニマしてしまうレンズを集めた。オールドレンズビギナーなら現行レンズとのちがいに驚くだろうし、ベテラン勢とてクセ玉の概念が覆るほどの衝撃を受けるはずだ。凶暴なもの、絶妙なもの、はたまた時代を超えた高描写を見せるもの。50ミリ超F1.2は本当に表情豊かなのだ。興味があればぜひ、カメラホリックレトロをご覧あれ。

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October 18, 2021

「カメラホリック レトロ Vol.1」本日発売です!

本日10月18日、「カメラホリック レトロ Vol.1」が発売になります。オールドレンズ本を書き続けて十余年、新しいオールドレンズマガジンの責任編集を担当することになりました。単なるオールドレンズの解説書に止まることなく、オールドレンズの楽しさと豊かさを全方位的に伝えられるような、とことん欲張りなオールドレンズマガジンを目指します。

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カメラホリックレトロ Vol.1[ホビージャパン][Amazon
出版社:ホビージャパン
発売日:2021年10月18日
価格:2,970円

クセ玉盛りだくさんの「F1.2の奇跡」、オールドレンズあるあるをまとめた「先輩と語り合うためのオールドレンズ10選」、TECHART系AFアダプターを全網羅した「オールドレンズAF化は乱世にござる」など、ビギナーからベテランまでお楽しみいただける内容です。また今号は、本気のオールドレンズフォトグラフィーにこだわり、プロ写真家4名によるフォトギャラリーを掲載しました。オールドレンズと本気で向き合った成果をぜひご覧ください。

新創刊の「カメラホリック レトロ」、次号次々号と続けられるよう、責任編集担当としてがんばってまいります。オールドレンズファンの皆さま、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

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October 10, 2021

カメラホリック レトロ ふたつの目標

新しいオールドレンズマガジンが発売になります。その名も「カメラホリックレトロ」。そう、ライカ好きの人たちにおなじみカメラホリックの姉妹誌として、オールドレンズマガジンを出版することになりました。

これまで「オールドレンズ・パラダイス」を2冊、「オールドレンズ・ライフ」を10冊作り、ついに媒体名に“オールドレンズ”がつかないオールドレンズマガジンを出すことに(笑)。果たしてレトロは何冊出せるでしょうか。オールドレンズファンの皆さん、応援のほどよろしくお願いいたします。

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カメラホリックレトロ Vol.1[ホビージャパン][Amazon
出版社:ホビージャパン
発売日:2021年10月18日
価格:2,970円

カメラホリックレトロを制作するにあたり、ふたつの目標を立てました。ひとつは「プロのガチ撮り」を見せたい。作例ではなく、スナップでもなく、プロフォトグラファーが作品制作でオールドレンズを使ったらどうなるのか。今あえてオールドレンズを使う意味を、プロの作品で問うてみたい。そんなプロのガチ撮りを特集してみました。形式的にはフォトギャラリーページということになるのですが、何度も打ち合わせを重ね、作品の方向性を写真家と編集者の二人三脚で考え、カメラホリックレトロのためだけに作品を撮り下ろしてもらいました。写真展の告知連動ではなく、ストックでもなく、ゼロスタートから制作をはじめたこのムックのためだけの作品です。協力してくれた写真家勢にはずいぶんと無理を強いてしまいましたが、そのぶん読者諸氏にとっては見応えのあるページになったと自負しています。

ふたつめは紙媒体であることにこだわりました。周知の通り、昨年以降、たくさんのカメラ雑誌が休刊しています。これはどういうことかというと、「もう写真を紙で見る必要はない」「カメラの新製品情報はネットで十分」という読者諸氏の意思表示でしょう。もう雑誌なんていらないと。そのことを真摯に受け止め、改めて紙媒体のアドバンテージ、紙でカメラ雑誌を作る意味を考えてみました。澤村なりの結論は“文章”です。写真に負けないくらい読み応えのある文章を載せる。カメラホリックレトロではこれをがんばってみました。これまで澤村がカメラ記事を書くときはフラットな文章に徹していたのですが、エッセイ集「オールドレンズはバベルの塔」を執筆してだいぶ気持ちが変わりました。カメラ記事でも攻めた文章を載せていきたい。写真だけでなく、文章でも読者を楽しませたい。オールドレンズの“解説書”からもう一歩踏み込んだ本、あえていえばオールドレンズエンターテイメントのようなものを目指しました。

澤村の目論みはさておき、今回の本もオールドレンズを存分に楽しめる一冊に仕上がっています。いつも通り、ユーザースキルを問わず、誰もが楽しんでいただけるオールドレンズ本です。新たなオールドレンズマガジン「カメラホリックレトロ」、ぜひお手にとってご覧ください。よろしくお願いいたします。

 

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October 08, 2021

「カメラホリック レトロ」創刊!

来る10月18日、新しいオールドレンズマガジンが発売になります。「オールドレンズ新章はじまる」とキャッチフレーズをつけました。ミラーレス全盛のいま、オールドレンズを全力で楽しみたい。そんな人たちに向けた一冊です。オールドレンズビギナーも、すでに抜け出せない人も、オールドレンズ天国行きの片道切符「Cameraholics Retro」、ぜひ手に取ってご覧いただきたいです。

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●カメラホリック レトロ Vol.1[ホビージャパン][Amazon
出版社:ホビージャパン
発売日:2021年10月18日
価格:2,970円

「Vol.1」と記してありますが、継続的に出版されるかは売り上げ次第。責任編集として全力でがんばってまいります。オールドレンズファンの皆様、応援のほど、よろしくお願いいたします!

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僕らはオールドレンズマジックを信じる
谷杉アキラ/上野由日路/山形宗次郎/澤村 徹

Nikon Z fc × オールドニッコール

F1.2の奇跡
―55/57/58mmF1.2という金脈―

オールドレンズAF化は乱世でござる
―TECHARTのライバル続々登場―

先輩と語り合うためのオールドレンズ10選、他

 

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