Cameraholics

December 19, 2023

Nikon Z f三昧です【カメラホリックVol.10】

年に二回のお楽しみ、本日はカメラホリックVol.10の発売日です。メインの特集は、ライカM11-P、Nikon Z f、プロの仕上げ論、最新レンズといった大物が並びます。澤村は「Nikon Z f × オールドレンズ」を担当しました。漆黒ボディにベストマッチする真っ黒なオールドレンズをセレクトしています。あと、連載「吾輩は寫眞機である」もNikon Z fネタです。ここでは書きづらいやばいレンズを取り上げました。

あと、恒例のレビューコーナーでは発売間もないVoigtländerのNokton Vintage Line 28mm F1.5 Aspherialを筆頭に、最新レンズをたくさん担当しています。いま数えたら5本も書いてました。今号もがんばってます。ぜひお手にとっていただけるとうれしいです。

●Cameraholics Vol.10[ホビージャパン][Amazon
出版社:ホビージャパン
発売日:2023年12月19日

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September 21, 2023

ライカ銘玉ガイドの決定版、9月29日発売【Leica Lens Masterpiece】

来る9月29日、オールドライカレンズの銘玉ばかりを集めたムックが発売になります。ライカレンズのなかには二つ名持ちがあります。8枚玉、スチールリム、E58、AA、リジッドズマールなどなど。そんな二つ名持ちのオールドライカレンズをこれでもかと一冊に詰め込みました。二つ名ライカレンズのメインレビュアーは、あの「銘機浪漫」の著者、森谷修さんです。すばらしい作品とともに、二つ名持ちの魅力を熱く語っています。また、ライカ純正の復刻レンズもすべて掲載。野村誠一さん、大門美奈さん、種清豊さんらが二つ名銘玉の復刻版で作品掲載しています。

フォトギャラリーはハービー・山口さんや赤城耕一さんなど、充実した写真家陣がずらり。皆それぞれ私物の二つ名ライカレンズで撮影しています。澤村も赤ズマロンで参戦。北海道でこつこつと撮り貯めたスナップを掲載しました。

この他にはバラエティー的な特集を担当。「マイナーライカレンズを愛でる」は、名前は知ってるけど持ってない、でも気になってる、という微妙な立ち位置のライカレンズを集めました。たとえば、Elmar 50mmF2.8とか。気になるでしょ? 「LIGHT LENS LABの復刻レンズ大集結」は周八枚でおなじみLIGHT LENS LABの製品を集めました。いまや銘玉復刻といえばLIGHT LENS LAB。すっかりメジャーですね。そんなこんなで、バラエティー枠担当としてけっこうがんばりました。ぜひご覧ください。

●Leica Lens Masterpiece[ホビージャパン][Amazon
発売日:2023年9月29日
出版社:ホビージャパン
価格:4,400円

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June 12, 2023

カメラホリックにM8赤外を掲載!

6月16日、マニア向けカメラ雑誌「カメラホリックVol.9」が発売になります。半年に一回のお楽しみですが、すでに9冊目。早いものです。澤村はバラエティー担当ということで、今号もニッチな企画を執筆撮影しました。オールドレンズネタは8/16ミリムムービー用レンズの特集です。ざっくりいうとC/Dマウントレンズの特集ですが、フツーに紹介してもつまらない。APS-CやフルサイズでケラレないC/Dマウントレンズをフィーチャーしました。

「CCD浪漫」という特集ではM8赤外を掲載しました。他の写真家さんがシリアスは写真を掲載するなか、ひとり真っ白なM8赤外。どうかこの度胸を評価してほしいものです(笑)。4月に松山で撮り下ろした赤外線写真を載せました。このほか、連載「吾輩は寫眞機である」や新製品レビューを執筆しています。久しぶりのカメラ雑誌での仕事、ぜひご覧いただけると幸いです。

●Cameraholics Vol.9[Amazon][ホビージャパン
発売日:2023年6月16日
出版社:ホビージャパン

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December 14, 2022

カメラホリックVol.8、発売です!

カメラホリックVol.8が明日発売です。澤村は「GFX×35ミリ判オールドレンズ」特集を担当。連載ではiPhone×Dマウントレンズというイロモノ極まったネタをやってます。

●Cameraholics Vol.8
発売:2022年12月15日

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1特はちょいと難しいテーマ「写真を撮る理由」です。ハービー・山口さん、渡部さとるさん、魚住誠一さんなど、そうそうたる面々が“撮る理由”ついて写真と文章で語ります。撮影マインドが熱くなるフォトギャラリー企画ですよ。26ページ9行目からのハービー・山口さんの言葉がとても重く心に響きました。

ハード面では35ミリレンズ祭りになってます。復刻スチールリム、新型ズミルックス、フォクトレンダーの35ミリレンズ特集、TTArtisanのアポ35ミリと、これでもかと35ミリレンズを取り上げました。表紙のキャッチにもなってますが、「ライカ使いは、35ミリレンズが何本あっても困らない」ですからね(笑)。

ちなみに、今号は中判ミラーレスという裏テーマもあります。渡部さとるさんのハッセルブラッドX2D 100C、赤城耕一さんのハッセルブラッド907X + CFV II 50C、そして前述した澤村の富士フイルムGFX。中判ミラーレスが気になっている方にもオススメの一冊です。

最後に今号のベスト原稿賞は、ジェットダイスケさんの連載「ライカ初心者の異常な愛情」です。初っぱなから飛ばしまくりのサイコーにおもしろい原稿でした。雑誌ってこういう原稿があるからいいんだよね、と改めて実感。そんなこんなのカメラホリックVol.8、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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October 28, 2022

小説を書いたワケ【カメラホリックレトロVol.2】

先日発売のカメラホリック レトロ Vol.2で、「反転ノクチの妖精」という小説を書いた。タイトルからそれとなくわかる通り、古い大口径レンズをめぐるファンタジー小説だ。オールドレンズ本になぜ小説? そもそも澤村って小説なんて書けるの!? とまあモヤッとしている人が多いだろう。僕がレトロVol.2に小説を書いたワケを説明してみたい。

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カメラホリック レトロ Vol.2[ホビージャパン][Amazon
発売日:2022年10月24日
出版社:ホビージャパン
税込価格:2,970円

昨年、「オールドレンズはバベルの塔」というエッセイ集を出した。この本、立て付けこそエッセイだが、実のところ執筆手法は完全に小説だ。帯びに「事実か、虚構か……」とあるのはそういう事情があったからである。本の目的は「オールドレンズにふりまわされる男」を描くことなのだが、まったくの小説にしてしまうと現実味が乏しい。そこで僕の半生をベースに「オールドレンズとともに歩む人生」を書くことにした。つまりエッセイの顔をした小説だ。

そんなややこしいスタンスで書いたものだから、読者の皆さんもだいぶ混乱したらしい。「オールドレンズ本なのにオールドレンズの情報が少ない」と怒られることもしばしばだった。でも、読み物として捉えてくれた人の評判はよく、この本の目的、「オールドレンズにふりまわされる男」の悲喜こもごもを楽しんでもらえた。その結果出てきた意見が、「もう小説書いちゃえば?」だった。

カメラホリックの編集者から「小説で何か賞獲りなよ。そしたらエッセイ集が売れるから」と半ば冗談、半ば本気で言われ、さすがに五十をすぎて新人賞狙いはなあと途方にくれる。ただこのとき、オールドレンズファン限定で小説を書くことを思いついた。いわゆるレンズ解説とは違った切り口で、オールドレンズの魅力を表現できないか。賞は無理だけど、レトロに小説を載せるという線で勘弁してもらった。レトロで僕の小説を読んで、気に入ってくれたら「オールドレンズはバベルの塔」もぜひ、という戦略。戦略というにはあまりにわかりやすいけど(笑)。

こんな経緯で生まれた「反転ノクチの妖精」だが、思いついたからといってすぐに小説が書けるはずもなく……。いわゆる雑誌の原稿と小説は別モノ。原稿書きに慣れているライターでも、小説を書くにはそれ相応の訓練が必要だ。ただ僕の場合、この訓練は不要だった。

実は僕が文章を書くキッカケこそが小説だったからだ。大学生の頃、文章を書く楽しさに目覚め、仲間うちで同人誌のようなものを作っていた。大学四年間、ほぼ小説ばかり書いて過ごした。このあたりの話はレトロVol.2のフォトギャラリーの解説文で触れている。気になる人はそちらも読んでみてほしい。

社会人になってからも、フリーライターになってからも小説は書き続け、大手出版社の新人文学賞で最終候補に残ったのが人生のハイライト。その後、思うところあって筆を折った。筆を折ったはかっこつけすぎか。ライター業を優先し、小説はまた気持ちがのったら再開しようと少し距離を置くことにした。それが三十代後半の話だ。

期せずして十数年ぶり(いや、もはや二十年近いか)に小説を書き、あの頃より少しばかりうまくなったような気がする。読み手を意識しながら小説が書けるようになったのは、きっと長らくライターを続けたおかげだろう。もちろん、気のせいかもしれないけど。

何が言いたかったのかというと、小説自体は書き慣れているよ、という話。アマチュアではあるけれど、新人賞で最終選考に残る程度の書き手ではあるので、ストレスなく読んでもらえるはず。レトロVol.2の「反転ノクチの妖精」、ぜひご一読を。

 

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October 24, 2022

超広角オールドレンズテストのPDF公開【レトロVol.2】

紙版のカメラホリックレトロVol.2を購入した方にお知らせです。一部商品の「超広角オールドレンズ相性テスト」に印刷ムラがあることがわかりました。該当ページのPDFを以下に公開しましたので、ダウンロードして正しい色合いをご確認ください。お手数おかけして申し訳ございません。

●カメラホリック レトロ Vol.2 90~93ページ
α7 IV & Leica M11 超広角オールドレンズ相性テスト

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カメラホリック レトロ Vol.2 本日発売です!

オールドレンズ総合誌「カメラホリック レトロ Vol.2」が発売になりました。カールツァイスイエナ特集をはじめ、オールドレンズ写真家によるフォトギャラリー、神オールドレンズ・エッセイなど、盛りだくさんの内容です。一年の時間をかけて全力投球で作りました。ぜひたくさんのオールドレンズファンにご覧いただきたいです。

カメラホリック レトロ Vol.2[ホビージャパン][Amazon
発売日:2022年10月24日
出版社:ホビージャパン
税込価格:2,970円

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September 15, 2022

旅のエッセイ書きました【写真家10人の旅】

ホビージャパンから旅写真のムック「写真家10人の旅」が発売になりました。著名写真家10名による旅のフォトギャラリームックです。旅写真がすばらしいのは無論、添えられている文章も素敵です。個人的には渡部さとるさんのモンゴルのエピソードがたまらなくおもしろかったです。澤村は旅のエッセイを1本寄稿しました。旅情満載の一冊、ぜひご覧ください。

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●写真家10人の旅[ホビージャパン][Amazon
出版社:ホビージャパン
発売日:2022年9月15日

 

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June 11, 2022

今号はライカM11大特集です【Cameraholics Vol.7】

来る6月15日、カメラホリックVol.7が発売になります。今回も執筆と編集の両面でお手伝いしました。今号はライカM11大特集です。予約しても買えないライカM11、ぜひ本誌で予習してください。本特集は、5名の写真家がそれぞれ得意とするアプローチでライカM11を斬る、という趣向です。澤村はライカM11でこそ使いたいオールドレンズをレポートしました。

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●カメラホリック Vol.7[ホビージャパン][Amazon]
発売日:2022年6月15日
出版社:ホビージャパン

カメラホリックといえば毎号充実したフォトギャラリーが魅力。今回は「ライカと達人」と題し、ビッグネームな写真家陣が登場します。いわゆる巨匠クラスの皆さんに取材を進めていくと、それぞれ「ライカに(で)目覚める」瞬間があるんですね。そのあたりをじっくりと語っていただきました。作品ととも、彼らの言葉にも注目してみてください。

そうそう、「吾輩は寫眞機である」も絶賛連載中です。今回はライカM11に絡めて、鳥井工房にスペシャルアイテムを製作してもらいました。ぜひご一読を!

 

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April 18, 2022

最深のオールドレンズ入門書です【オールドレンズマジック】

今度の新刊「オールドレンズマジック」には、“Cameraholics Beginners”というシリーズ名が付いている。読んで字の如く、入門シリーズというわけだ。いまさらオールドレンズの入門書なんて……と思うかもしれない。中上級者は無論、初級者とてネットで簡単にオールドレンズの情報が得られる時代だ。入門書なんていらないよ、という意見はもっともだろう。

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日常が非日常に写るオールドレンズマジック[ホビージャパン][Amazon
出版社:ホビージャパン
発売し:2022年4月25日

もちろん、端っから普通の入門書を書く気はない。オールドレンズ本ばかり十数年も書いてきたわけだから、どうせなら究極の入門書を目指したい。そこで、導きの書に決めた。初級者からベテランまで全員まとめて、オールドレンズの一番深いところへ一気に導く。そんな禁断の一冊。入門書なのに禁断の書。意味がわからない……。

巷にあふれるオールドレンズ本は様々なレンズが載っている。よく写るもの、写らないもの、変な写りのもの、珠玉混在だ。こうした雑多な感じがオールドレンズのおもしろさでもあるのだが、その一方で、強烈な個性派レンズばかりを集めたら……というイケナイ気持ちが沸き起こる。これまで愛用してきたクセ玉だけを一冊にまとめたら、オールドレンズの一番濃ゆいところを楽しんでもらえるのではないか。最近はいろいろな著者がオールドレンズ本を出しているので、澤村ひとりくらい大いに偏向したオールドレンズ本を出しても怒られないのではないか。ええいままよ、出してしまえ!

そんなこんなで完成したのが「日常が非日常に写るオールドレンズマジック」だ。普段見慣れた光景が、このレンズを通すと異界のように変貌する。そんな個性派オールドレンズだけを集めた。掲載した作例はすべてその異界的なものばかり。フツーの写真は一枚もない。「オールドレンズたまんねえな!」という興奮を味わってほしい。

そしてもうひとつ、本書は解説文にも仕掛けがある。個性派オールドレンズを淡々と解説するのも興醒めなので、今回はすべてエッセイ仕立てにした。もちろん、レンズの最低限のアウトラインは解説しているが、僕がそのレンズをどのように入手したのか、もしくは入手し損ねたのか、普段そのレンズとどう向き合っているのか、などなど個性派レンズと澤村のリアルを書いてみた。カメラ屋さんがよく「レンズは出会いですから」というが、そのわりに実際の出会いについて語られている本はけっして多くない。本書に載っているレンズはほぼすべて、澤村が「これほしい!」と自腹を切り、「これやべえ!」とその写りに興奮したものばかり。読者諸氏をオールドレンズの最深部にお連れする以上、しっかり責任のとれるレンズに厳選した。入門にして最深、異端のスターターブック「オールドレンズマジック」をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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