10号目のオールドレンズ・ライフが発売です!
来る9月29日、シリーズ10号目となる「OLD LENS LIFE 2020-2021」が発売になります。年1冊ペースでの出版ですから、このシリーズを続けて10年になるわけです。3号目あたりからは継続性を意識して作ってきましたが、それでも10号という数字は我ながらよく続いたと思います。読者あってこその本、ひとえにオールドレンズライフをご愛読いただいた皆様のおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。
●OLD LENS LIFE 2020-2021[玄光社][Amazon]
出版社:玄光社
発売日:2020年9月29日
大特集は沈胴レンズです。沈胴レンズってオールドレンズにハマッた当初に手を出すものの、その後、距離をとってしまう人が多いように感じています。その点を踏まえ、改めて沈胴レンズをクローズアップしてみました。戦前生まれ、ものによっては一世紀近く前に製造されたものになるわけです。最古参のオールドレンズ、じっくりと味わおうではありませんか。
今号はちょいと煽り気味のタイトルを並べて見ました。「誰も買わないオールドレンズを買ってみた。」「華麗なるひとばしらライフ」とまあ、いい感じに煽ってあります。どうせ口先だけだろと懐疑的な方もいることでしょう(賢者よ)。澤村なりにそれぞれ工夫をこらしたレンズラインアップになってます。期待してください、と自らハードルを上げていきますよ(笑)。
ちなみに、「誰も買わないオールドレンズを買ってみた。」はタイトル決定に一悶着ありました。打ち合わせでラノベタイトルっぽい長いキャッチにしようという話になり、ひねり出したのが以下の2案。
(第1案)
普通誰も買わないよねっていう
オールドレンズをあえて自腹切って
買って撮ってみたけど作例見たい人いる?
(第2案)
そんなオールドレンズ使ってる人
見たことないし名前も聞いたことないし
わざわざ買う必要ないんじゃないって
みんなが言うから俺が自腹切って買って
撮ってみたけど作例見たい人いる?
却下でした。編集部じゃなくて、デザイナーからダメ出しされました(笑)。ラノベ風とは言ったけどフツーに長すぎると(泣)。キャッチの付け方は難しいですね。10年続けてもこのザマです。
これから日に日に太陽が低くなって、オールドレンズでゴースト狩りするのに絶好の季節です。オールドレンズ撮影のおともにぜひ「オールドレンズ・ライフ2020-2021」を!
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