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January 2020

January 26, 2020

憧れたあの写真が目の前に【銘機浪漫 Osamu Moriya Photo Exhibition】

オルレアカメラに遊びに行ってきました。お目当ては森谷修さんの写真展。名著「銘機浪漫」に掲載されていた作品が、ズラリと会場に並んでいました。本で見ていた憧れの写真、その実物が見られるわけです。ホントたまらんよね。ちなみに、ギャラリーに森谷修さんと赤城耕一さんがいらっしゃって、スリーショットを撮ってもらいました(笑)。

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「銘機浪漫」を読んだのは、ぼくが「オールドレンズ・パラダイス」を出版する前、カメラをかじりかけの頃でした。そのせいか、中判カメラといえば「森谷修さんの写真」という印象が強く、いまだに「ハッセル買えばこんな透明感のある写真が撮れるんだ」と勝手に思い込んでいます。ちなみに、この腕組みはオールドレンズガチ勢のポーズです。オールドレンズガチ勢はいつか記事にしたいなあ(笑)。

森谷修さんの個展は1月27日(月)まで。ご興味がある方はお急ぎください。

 

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January 21, 2020

NOKTON 21mm F1.4 Aspherical VM レビューしました【日本カメラ2月号】

今月発売の日本カメラ2月号にて、NOKTON 21mm F1.4 Aspherical VMのレビューを担当しました。実はEマウント版のNOKTON 21mm F1.4を長期で借り、函館ロケでたっぷり使わせてもらったことがあります。その際、「VMマウント版もぜひ出してください」ってコシナの担当さんに話していたのですが、本当に出ちゃいましたね(笑)。

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●日本カメラ2月号[日本カメラ社][Amazon
NOKTON 21mm F1.4 Aspherical VM レビュー

以前は広角大口径ってズミルックスの独壇場でしたが、このところいろいろな選択肢が増えてきました。個人的にはM8赤外で試したいなあなんて思っています。

 

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January 19, 2020

美少女×オールドレンズ体験会【オールドレンズ・パラダイス】

2020年初っぱなのオールドレンズパラダイスは、ちょいと大がかりなモデル撮影実習でした。TORUNOさんにお願いしてレアなオールドレンズを30本ほどレンタル。モデルはちゃんめいさんと佐倉彩海さんという豪華ダブルキャストです。スタジオもいつもより長めに借りました。マニアックなオールドレンズを取っ替え引っ替えしつつのモデル撮影。問答無用で楽しいです(笑)。

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窓際の強い日射しの中、クールなちゃんめいさんを撮影。

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イームズラウンジチェアで佐倉彩海さんを撮影。囲みが少ないと侮るなかれ。

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反対側ではびっしりカメラを構えています。

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TORUNOさんからマニアックなオールドレンズをたっぷりレンタルしました。

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OLPの受講生がモデルガンを持参。モチーフは女性諜報部員。

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人気モデルの両名にピースサインをお願いしたらてテレまくりの図。

そうそう、OLPメンバーのKoji HiroseさんがTOKYO models AWARD 2019で最優秀賞を受賞したとのこと。今月のフォトテクニックデジタルに掲載だそうです。ご興味あればご覧になってください。

 

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January 09, 2020

旧城下町を歩く【Kistar the other side】

今年の元旦は大分県の豆田町を撮り歩いてきました。その様子を「Kistar the other side」でレポートしています。豆田町はいわゆる旧城下町なんですが、ちょっと変わった経歴の町です。そのあたりを紹介しながら、Kistar 55mm F1.2で撮った写真をご覧いただくという趣向です。

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●木下光学研究所 Kistar the other side 第25回
旧城下町をKistarレンズと歩く

ボディは最近評判のいいSIGMA fpを選びました。小さいボディだけど、Kistar 55mm F1.2とのバランスは良好です。今回は作例多めに載せました。ぜひSIGAM fpとKsitar 55mm F1.2の描写をご覧ください。

 

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January 06, 2020

2020年もオールドレンズ三昧です。

新幹線で5時間、さらに在来線で1時間、電車での長旅は久しぶりだ。弁当を食べ終え、ノートパソコンを開く。新幹線のWi-Fiにつなぎ、SNSを巡回。すぐに暇を持て余し、しぶしぶ仕事のファイルを開く。クラウドのおかげで地の果てまで仕事が追いかけてくる、なんて愚痴はいまさらか。そもそもクラウドにファイルをあげているのは自分自身だし、いやならWi-Fiにつながなければいい。

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持参した機材はボディ3台とレンズ11本。シンクタンクフォトのエアポートインターナショナルにみっちり詰め込んだ。年末年始にここまでの重装備で挑むのはいつぶりだろうか。通例だと、正月は書籍の執筆に割り当てることが多かった。正月のテレビは見る気がしないし、メールや電話に時間を取られることもなく、淡々と仕事をこなせる。日頃の遅れを取り戻すのにうってつけだ。ただ、ここ1~2年、仕事のルーティンが変わってきた。

編集の仕事が増えた。これまではムックや書籍の企画書を書き、それを自分で書いて撮って編集する。毎年出している「OLD LENS LIFE」が代表例だ。なかなかのひとり上手である。最近はというと、ひと様の企画をお手伝いすることが増えた。わかりやすい例が「Cameraholics」だ。自分で書くよりも、裏方であれやこれやとお手伝いしている。今年はその流れが加速しそうだ。

この正月は7泊8日という長丁場の撮影だった。最近、仕事の撮影は雨に降られないというジンクスがあり、案の定、連日晴天という写真家冥利に尽きる結果に。見方を変えると、正月気分を一瞬たりとも味わうことなく、ただただ連日撮影尽しだった。持参したボディ3台とレンズ11本、すべて使い切った。編集の仕事が増えようがなんだろうが、とりあえず、今年もオールドレンズ三昧は確定路線のようだ。

 

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