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June 2018

June 30, 2018

今年は縦位置がツライです。

たくさんのバースデーメッセージ、ありがとうございます。年明けから悩まされている四十肩が、本日晴れて五十肩へとクラスチェンジしました。

今年は肩が上がらないので、縦位置の作例が少なくなると思います(笑)。貼り付け画像は、50代初日の心象イメージ「スクラップな俺」です。

α7III + Summarex 8.5cmF1.5

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7月は赤城節堪能月間ですよ(赤城写真機診療所 MarkII)

赤城耕一さんの新刊「赤城写真機診療所 Mark II」が発売になった。人気著書の第2弾ということで、この日を楽しみにしていた読者も多いことだろう。カメラユーザーからの質問に答えるという一問一答形式で、たっぷり赤城節が楽しめる。ひとつの質問にけっこうな文字数を割いて答えているので、実に読み応えのある本だ。

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●赤城写真機診療所 Mark II[玄光社

赤城耕一さんの著作と言えば、斜め上空からアイロンが群れをなして落ちてくるような、とんでもなく豪快な文体が魅力だ。しかしながら、真摯な文章があふれているからこそ、豪胆な箇所が目立つに過ぎない。たとえば、「最近はストリートスナップを盗撮とまちがえられそうで心配」という問いに対し、「覚悟して撮れ」と真正面から答える。著者のカメラ・写真愛がダイレクトに伝わってくる。

文字主体の本書だが、実は写真もたくさん載っている。赤城耕一さんの作品、愛機の写真、ポートレート、そしてドクター赤城のコスプレ写真も。カメラエンタメ本として実に多彩だ。とりあえず、向こう2週間くらいはこの本をじっくり楽しみたい。

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June 24, 2018

「オールドレンズベストセクション」書評が載りました!

日本カメラ7月号にて、「オールドレンズ・ベストセレクション」の書評が掲載されました。著者にしてみると、書評はテストの答案を見るようなもの。どのような評価が下されたのかドキドキしますね。

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●日本カメラ7月号[日本カメラ社][Amazon

特集「カメラが欲しい」では、カメラアクセサリーのページを担当しました。担当編集さんから「ラグジュアリーなカメラアクセサリーを集めてください」というミッションが。まさにぼくのための仕事じゃないですか(笑)。目の保養になるアクセサリーを集めました。こちらも合わせてご覧ください。

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June 18, 2018

古民家スタジオでガッツリ撮ってきました

昨日は東急セミナーBE オールドレンズ・パラダイスのモデル撮影実習でした。モデルはいのうえのぞみさん。自らもフォトグラファーとして旅写真を発表したり、書籍を出版されている売れっ子モデルです。ポーズの切り替えが上手なモデルさんなので、ポートレートがはじめてという受講生も落ち着いて撮影できたと思います。

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α7III + Biotar 75mmF1.5

今回は古民家スタジオを借りての撮影でした。古民家と言えば縁側の硝子。表面が完全なフラットではないため、写り込みや向こうの景色が揺らいで見えます。さらにボケの暴れるオールドレンズを組み合わせ、雰囲気のあるカットを狙ってみました。ポートレートはいろいろと作り込みができて楽しいですね。

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おかげさまで今期はなかなかの大所帯です。ちなみに、モデル撮影のときは「原宿ストリートポートレート」の一色卓丸さんをゲスト講師として迎え、アドバイスをいただいています。ポートレートのプロに指導してもらえる貴重なチャンスでもあるわけです。

オールドレンズ・パラダイスは半年刻み(4月期/10月期)の講座ですが、途中参加も可能です。もともとリピーターの多い講座なので、受講生の面々もマイペースでオールドレンズと付き合っています。ご興味あれば、一緒にオールドレンズの世界を楽しみましょう。

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ホイアン、Kistar 35mm F1.4で撮ってきました。

木下光学研究所のオフィシャルブログ、Kistar the other sideを更新しました。先日のホイアンロケにKistar 35mm F1.4を持参し、夕暮れから夜にかけての街をスナップしています。

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●Kistar the other side 第16回
ホイアンの夜をKistarで綴る

完全な夜よりも、日が沈んで暗くなるまでの間が撮っていて楽しかったです。Kistar 35mm F1.4のディフューズ感がいい雰囲気を醸してくれました。ぜひご覧ください。

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June 13, 2018

Turtlebackオールドレンズワークショップ第3弾、ホイアンで開催します!

Turtlebackオールドレンズワークショップ第3弾の開催が決定した。撮影地はベトナムの世界遺産、ホイアンだ。旧市街とランタン祭りで有名な地である。今月初頭にホイアンを訪れ、3日かけてじっくりロケハンしてきた。

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澤村徹と行くホイアンワークショップ
日程:2018年11月30日~12月3日
場所:ホイアン(ベトナム世界文化遺産)
ワークショップ代:5万円(交通費、宿泊費、食費は各人の負担になります)
※詳細およびお申し込みはオフィシャルサイトをご覧ください。

ホイアンは夜の街だ。旧暦14日にランタン祭りが開催されるのだが、それ以外の日も旧市街の至るところにランタンが灯る。さらにホイアン橋と日本橋のライトアップ、トゥボン川の灯籠流しなど、日が傾くとともに色彩豊かな光が街中にあふれる。大口径オールドレンズで夜スナップ三昧だ。

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旧市街は古い建物をそのまま利用し、ショップやカフェの店舗になっている。街中が古民家リノベーションだ。そうしたショップの明かりが路地を照らす。店先に観光客が群がり、光と影がファインダーで躍る。細い路地には出店が軒を連ね、地元の人たちが軽食やスイーツに舌鼓を打つ。旧市街という言葉からイメージされるような、寂れたムードは微塵もない。観光客も地元の人も、集い歩き飲んで食べて売って買って、ただただ賑やかな時間が過ぎていく。16世紀の貿易港、中国人街、フレンチコロニアル、そんなしかつめらしい話はどうでもよくなる。ここが共産圏であることすら忘れそうになる。怒濤のカオス、それがホイアンだ。

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今回のオールドレンズワークショップは、こうしたホイアンを2日かけて撮り歩く。100メートルで100枚撮れる、それくらいホイアンは濃い。興味があればぜひ、ともにホイアン・ナイトスナップを楽しみましょう。

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June 10, 2018

大阪OLCグループ展、東京組も遠征します!

来週18日より、大阪の写真グループ、オールドレンズクラブのグループ展が開催されます。オールドレンズに特化した写真グループで、会の立ち上げをお手伝いしたことがキッカケで、毎回澤村も作品を出展しています。早いものでこのグループ展も3回目です。実はプロカメラマンが複数在籍していることもあり、ちゃんと構成をディレクションしているのが特徴です。単に好きな写真を展示するのではなく、オールドレンズクラブの主旨に沿った作品が並びます。かなり見応えのあるグループ展ですよ。

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●オールドレンズクラブ 写真展 2018 オールドレンズの世界
期日:2018年6月18日(月)~23日(土)
場所:ホルベインギャラリー(地下鉄谷町線・千日前線「谷町九丁目」駅から徒歩3分)
※詳細はこちらのホームページをご覧ください。

オールドレンズクラブは大阪の会ですが、今回、東京からも3名のオールドレンズマニアが参加します。「オールドレンズ×美少女」の上野由日路さんブリコラージュ工房ノクトの岡村泰三さん、そしてぼく澤村です。3名とも21日に在廊する予定です。関西方面のオールドレンズファンの皆様、ぜひ足を運んでもらえるとうれしいです。

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