オールドレンズフェス満員御礼、明日もやってます!
オールドレンズフェスのトークショーを終え、一息ついているところです。おかげさまでトークショーは満員立ち見あり、写真展も大盛況でした。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。今回、写真家の上野由日路さんもトークに加わっていただき、いつも以上に盛り上がれたと自負しています。
オールドレンズフェスのトークショーを終え、一息ついているところです。おかげさまでトークショーは満員立ち見あり、写真展も大盛況でした。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。今回、写真家の上野由日路さんもトークに加わっていただき、いつも以上に盛り上がれたと自負しています。
今週の25日からはじまるオールドレンズフェス、ぼくは26日にトークショーを担当します。タイトルは「オールドレンズここだけの話」、普段のトークショーは最新情報やノウハウ解説を中心に行っていますが、今回はオールドレンズフェスというエンタメ指向の強いイベントですから、カジュアルに楽しい話をしたいと思っています。
今月の25日から3日間、オールドレンズフェスと名打ったオールドレンズの総合イベントが開催されます。「オールドレンズ×美少女」の上野由日路さんらが中心となって企画したイベントで、オールドレンズによる写真展、ワークショップ、トークショー、レンズ即売会と、オールドレンズ尽しのイベントです。澤村もゲストとしてお声がかかり、トークショーと作品展示で参加することになりました。
●オールドレンズフェス
日時:2018年5月25日(金)~27日(日)
場所:デザインフェスタギャラリー原宿
※開催時間ならびに各種イベントの詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。
澤村が参戦するイベントは以下のふたつです。トークショーは普段よりもパーソナルなオールドレンズ談義をしたいと思っています。写真家の上野由日路さんが聞き手を担当してくれるので、けっこう突っ込んだ話を披露できるかなあ。ぜひご期待ください。
澤村徹トークショー「オールドレンズここだけの話(仮)」
日時:2018年5月26日(土) 13:00~14:00
場所:デザインフェスタギャラリー(EAST 301)
オールドレンズ×ポートレート展3
場所:デザインフェスタギャラリー(EAST 101)
オールドレンズに特化したこれだけ大がかりなイベントは、これが国内初だと思います。ぼくがオールドレンズを始めた頃はマウントアダプターを入手するだけでもオオゴトで、こんなオールドレンズをフィーチャーしたイベントなんて想像だにしませんでした。お声がけいただいた上野由日路さんに感謝です。オールドレンズが好きな人、これからはじめてみたい人、ともにぜひ遊びにきてください。
キヤノンの純正RAW現像ソフト「Digital Photo Professional 4」がいつの間にか部分補正に対応した。Version 4.8.30.0にアップデートすると、部分補正が使えるようになる。EOS 20Dの頃からDPPに触れてきた身としては、ガチで目頭が熱くなる。
Lightroom、SILKYPIXといった市販RAW現像ソフトは部分補正に対応しているが、デジタルカメラの付属RAW現像ソフトではお初だろうか。早速アップデートして部分補正を試してみた。
使い方は簡単だ。セレクト編集画面を開き、ツールパレットの「部分調整」パレットを開く。パレット上段がブラシツールのセッティングで、下段には塗りつぶしたエリア(選択したエリア)に対する補正パラメーターが並ぶ。Lightroomなどで部分補正を経験済みの人は無論、RAW現像ビギナーでも簡単に使い出せるはずだ。
具体的な使い方を見ていこう。まず、「部分調整」パレット上部の「調整領域を指定する」をクリックする。これでマウスポインタがブラシツールに変化するので、部分補正を施したいエリアを塗りつぶす。Lightroomのように領域を着色表示する機能はないが、初期状態で明るさが「50.0」とかなり明るく設定されており、これで塗りつぶしたエリアが一目でわかる。ただし、試用した限りでは消しゴムツールが見当たらず、過度に塗りすぎた場合はイチからやり直すしかなかった。何か消しゴムツールのショートカットキーでもあるのだろうか。
Lightroomではいくつでも部分補正の箇所を増やせるが、DPP4は最大5つという制約がある。パレット中程の数字をクリックすると、部分補正のエリアを追加できる。番号の隣にある目玉アイコンをクリックすると、調整効果の反映をON/OFFできる仕組みだ。
上が補正前の画像、下が消防栓と黄色い看板に部分補正を施した画像だ。DPPでもこうした部分補正が簡単にできるようになった。これは無論朗報なのだが、今回の試用ではパフォーマンスがかなり気になった。まず、「部分調整」パレットを開いても、「調整領域を指定する」がクリックできるようになるまで時間を要する。ブラシツールも動きが重く、ゆっくり動かさないと追従してくれない。補正箇所が最大5つとなっているのも、こうしたパフォーマンスに起因しているのかもしれない。付属ソフトで部分補正に対応した快挙を評価する一方、ビギナーが最初に接するRAW現像ソフトだからこそ、ノンストレスで手軽に使える機能であってほしいと思う。