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March 2018

March 20, 2018

Zaikaはザイカと読むそうです.

CAMERA fanのミニ連載、3回目が公開になりました。オールドレンズの記事としてはめずらしく、マイクロフォーサーズネタ、しかもコアなCマウントネタです。PEN-FとCマウントレンズ、たまらなくいいですね。佇まいを眺めるだけで白飯三杯いけます(笑)。

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●CAMERA fan 最新デジタルカメラで使いたいオールドレンズたち
第3回 Cマウントレンズを深掘りする OLYMPUS PEN-F

Zaikaという国産の大口径Cマウントレンズをクローズアップしました。たぶん誰も使っていないような無名レンズです(笑)。でも、すごく描写がおもしろいんですよ。ウロコボケと勝手に命名しました。Cマウントレンズはホント、沼が深くて困ります。

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March 18, 2018

オールドレンズ・パラダイス プリント講評会

今日はオールドレンズ・パラダイス第14期の最終回、プリント講評会でした。本講座のプリント講評会は、写真講評というよりも、どんなオールドレンズでどんな写真が撮れたのか、レンズ本位の講評といったゆるい会です。今日のMVPは、「ライカM9にGホロゴンを付け、キャプチャーワンでプリセット周辺補正」ですね。あのデジタルとやたら相性のわるいホロゴンの画像が、きれいに補正されていました。やるなあ(笑)。

α7II + Cyclop-M1 85mmF1.2

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講座の前に、自由が丘をスナップしてきました。目下特訓中のCyclopです。真ん中しか解像しません(笑)。絞りのないレンズなので、どうにも仕方ないですね。気合いで作例撮りです。

オールドレンズ・パラダイスは4月から第15期がスタートします。ただいま受講生を募集中です。オールドレンズに興味がある方、オールドレンズ仲間がほしい方、ぜひご参加ください。

●東急セミナーBE オールドレンズ・パラダイス2018年4月期

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March 16, 2018

BAMBIはカメラストラップを装飾品に変える

数年前から気になっていたBAMBIのカメラストラップ、今年のCP+で担当さんからいろいろと話を聞き、さらにメール取材も重ね、満を持してレビューを書き下ろしました。GUIDIという超高級レザーを使っているのが強みですが、それ以外にもたくさんの特徴があります。詳細は本編にてどうぞ。

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Bambi Quilting Guidi Camera Strap

BAMBIは時計バンドのトップメーカーで、カメラストラップにも時計バンドの製造ノウハウが随所で活かされています。裏革のセレクト、側面のへり返し、オリジナル金具の採用など、相当こだわって作り込んでますね。時計バンドって、実用品を極限まで装飾品に寄せたアイテムだと思います。そのアプローチで作ったカメラストラップが、BAMBIのGUIDIレザーカメラストラップなのかなあと。最近、アウトドアロープのストラップばかりがもてはやされていますが、こうした正統派のストラップも試してみてください。ライカ、PEN-F、X-Pro2あたりを使っている人には特にオススメですよ。

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March 15, 2018

パンクロ知らなくても楽しめるパンクロコピー

CAMERA fanでPO3の記事が公開になりました。スピードパンクロのコピーとして有名なPO3-3M 50mmF2です。最近、ぼくのまわりではPO3にハマっている人をよく見かけます。パンクロの優秀なところと、ロシアレンズならではのゆるさと、双方兼ね備えたところがおもしろいレンズです。本家パンクロを知らなくても、十分に楽しめますよ。

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●最新デジタルカメラで使いたいオールドレンズたち
第2回 密かに人気のパンクロコピーに浸る FUJIFILM X-E3

ちなみに写真のPO3は「距離計連動可」という触れ込みで売っていたのですが、届いた現物はぜんぜん連動しませんでした。ええ、期待なんてしてません。わかってましたとも(笑)。

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March 09, 2018

CP+で好評だったアレのレポートです

「Kistar the other side」を更新しました。今年のCP+では木下光学研究所ブースのトークショーに登壇したのですが、その際評判がよかったKsitar 35mm F1.4のレポートです。

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●Kistar the other side
第15回 光の厚みをコントロールする

Kistar 35mm F1.4は非球面レンズやフローティング構造を採用した高性能仕様のレンズです。にも関わらず、収差たっぷりという描写がおもしろいところ。しかもちょっと絞るだけで一気にシャープになります。このあたりのギャップが人気の秘訣でしょうか。開放の作例、たっぷり載せています。ぜひご覧あれ。

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March 08, 2018

α7RIIIとLM-EA7の相性チェック

先日のCP+にて、「最新デジタルカメラで使いたいオールドレンズたち」というトークを行った。実はこのトーク、「最新ボディを調達するからオールドレンズでいろいろ撮ってこい」というミッションだった。普通、ああいう開かれた場所でトークする際は、オールドレンズに無関心な人でもわかるようにハードルを下げる。にもかかわらず、最新ボディに浮かれてけっこう濃いネタをやってしまった。PO3とかZaikaとか、マニアしか興味ないよね(笑)。

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●CAMERA fan 最新デジタルカメラで使いたいオールドレンズたち
第1回 フルサイズでオールドレンズ総AF化 SONY α7RIII

ただ、それもケガの功名、担当さんからせっかくなので記事にしましょうと声がかかり、その第1回が公開になった。トークするより書く方が俄然ラクだなあ(笑)。そんなわけで、CP+で聞き逃した方もすでに聞いてくれた方も、ぜひぜひご覧ください。

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March 06, 2018

CP+2018 路地裏探険レポート

毎度毎度のことですが、今年もCP+路地裏探険レポートのお時間です。大手メーカーブースのメインストリートから距離を取り、ひたすら本会場の路地裏に潜むレアアイテムを探索。そのレポートがデジカメWatchにて公開になりました。

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シリアルナンバー「00001」のSpeedmaster。いいモンみせてもらいました。

●デジカメWatch  【CP+】新興レンズブランドのマニアックな世界

中国製MFレンズやマウントアダプターが気になる方、ぜひご覧ください。中一光学の未発表レンズとか、LAOWAの尖りすぎたマクロレンズとか、いろいろありますよ。プライベートで気になった製品は以下の列挙します。

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Clip Filterは無加工のままデジタルカメラボディ内部にフィルター装着できる。

まずはSTC Optical Filterのクリップフィルターから。このフィルターは、無加工でカメラ内部にフィルターが装着できる。NDフィルターやIRフィルターがそろっており、フィルターを何枚も買う手間が省ける。加えて、センサーにホコリが付きづらくなり、屋外でのレンズ交換も抵抗感が減るだろう。外観を見ると、何かしらネジ止めが必要な雰囲気だが、説明を聞くと、ボディ側を加工することなく、パチッとフィルターが付けられるという。無加工で使える手軽さはかなりインパクトがある。

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ニコンボディはフィルター装着したままミラー動作が可能だった。

デジタル一眼レフの場合は、クイックターンミラーの前にクリップフィルターを装着する。カメラメーカーによってはミラーアップしてライブビューで撮影することになるが、ニコン機はミラーアップ不要でフィルター装着したまま撮影が可能だった。

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たぶんCam inのケースだろう。革質がかなり良さそうだ。

焦点工房のブースで初めて見るライカ用ケースがあった。おそらく焦点工房が取り扱うCam inのレザーケースだろう。ショーケース越しで見る限り、レザーの質感はかなり良さそうだった。ボディへのフィット感も上々。これは一度現物を触ってみたい。Cam inはレザーのセレクトがけっこう上手いので、他レザーのケースも見たいなあ。

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右端のストラップがLewis Leatherのライダースっぽくてかっこいい。

ここ数年、いつも楽しみにしているのがBAMBIの展示だ。超高級レザーGUIDIを使ったストラップやカメラバッグは本当にホレボレする。惜しむらくは、この革のすごさが重度のファッションオタクではないと分からない点。担当の方といろいろ話をしたところ、レザー製カメラストラップのトップを獲るまでがんばる、というコメントがあり、俄然ファンになってしまった。今回の展示で特に気に入ったのは、写真右側の製品だ。クロスステッチがアレに似ているなあと手にしたところ、なんとクッション入り。つまりキルティングだ。レザーのキルティングと言えば、やはり思い出すのはLewis Leatherのライダースジャケットだろう。ショルダー部分のキルティング、あれは文句なしにかっこいい。もし狙ってやってるとしたら、相当な確信犯だ。

そんなわけで、α7IIIもX-H1もEOS Kiss Mも、一切触る機会なくCP+が終わりました(笑)。まあα7IIIはどうせポチるので、触るまでもないです。α7IIIのレザーケース、どんなの出てくるかなあ。楽しみに待ってます。

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March 05, 2018

CP+2018 アウェイでも善戦できました!

CP+2018 澤村徹トークイベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今年はCP+本会場プレゼンテーションステージという大きな舞台でトークする機会を得ました。とても光栄なことではありますが、素で考えると、「CP+本会場の中心でオールドレンズを叫ぶ」というやらかした感ハンパない経験でした。ホント、投石されなくてよかった(笑)。

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CP+本会場プレゼンテーションステージ「最新デジタルカメラで使いたいオールドレンズたち」

そのプレゼンテーションステージのトークですが、満席立ち見ありと、予想を翻す大入りに関係者一同感激しきりでした。CP+は最新デジタルカメラ、最新レンズの祭典ですが、オールドレンズという多様性も許容する懐の深いイベントのようです。

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この巨大スクリーンはすごいよね。しかも登壇者用に別途モニターを配備する贅沢仕様。

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おかげさまで開始前に全席埋まりました。ホント、ありがとうございます!

K&F Concept/焦点工房ブースでは、オールドレンズの使いこなしテクニックを紹介しました。絞りブラケット、マジでお薦めですよ。試してみてください。あと、着脱しぶいマウントアダプター、ムチャしたらダメだからね。

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焦点工房ブース登壇中。「オールドレンズ×美少女」の上野由日路さんに撮ってもらいました。

木下光学研究所ブースでは「オールドレンズライクが意味するもの」と題し、KISTARレンズの個性を掘り下げてみました。ハンドメイドレンズの真実もこっそりと披露。ホントにいいレンズなんで、一人でもユーザーが増えてほしいです。

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木下光学研究所ブースのトークは通路まで人があふれ、盛況でした。感謝!

ぼくが手がける本や記事は、基本的に亜流です。そんな亜流の味わいをたくさんの人たちと共有でき、貴重な時間をすごすことができました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。今年の5月にはオールドレンズフェスというイベントがあり、そこでも何かしらトークを予定しています。こっちは容赦ないオールドレンズ談義をやりますよ(笑)。ご期待ください。

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