台湾語版RAW現像読本「Lightroom影像精修速成班」が出ました
「作品づくりが上達するRAW現像読本」の台湾語版が発売になった。ぼくが手がけた本の中で、オールドレンズ本はすでに何冊か翻訳版が出ている。が、ソフト解説本の翻訳オファーははじめてであり、かつかなり意外だったた。
●Lightroom影像精修速成班
出版社:尖端出版
価格:NT$480/HK$160
なにゆえ意外なのかというと、写真本とソフト解説本では、翻訳作業の量が桁違いだからだ。オールドレンズ・ライフを例にとると、この手の写真の本は画像をすべて流用し、文章だけ翻訳して流し込めばOK。ただし、ソフト解説本はそうはいかない。
ソフト解説本は大量のスクリーンショット(ソフトウェアの画面画像)が載っている。ぼくは日本語版のLightroomでスクリーンショットを制作しているが、翻訳本となれば、これらを現地語のソフトウェアの画面に置き換えなくてはならない。要はメニュー項目をすべて現地語に置き換えていくわけだ。作業的にはフォトショップで合成するだけだが、なにしろ一冊分だ、枚数が尋常じゃない。台湾語版の編集さん、マジお疲れっす。この作業はチトしんどいわ(泣)。
台湾語の書籍は香港の皆さんも読めるとのこと。台湾と香港のデジタルカメラユーザーの皆さん、画像編集のステップアップにぜひ!
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