オールドレンズ楽しいよね、っていう話
昨日発売になった「マウントアダプター解体新書」、そのタイトルからもわかるようにマウントアダプターの解説書ですが、もちろんオールドレンズの作例もたくさん載せています。なにせオールドレンズを使うためのマウントアダプターですから、ね。本書ではいのうえのぞみさんにモデルをお願いして、定番ポートレートレンズであれこれ撮ってみました。
これはヤシコンのプラナー T* 85ミリF1.4で撮ったカットです。ホワイトバランスだけ軽く整えていますが、ほぼ撮って出しでこの写り、いいでしょいいよね(笑)。これだからオールドレンズは楽しいんだよなあ。
香港ワークショップで撮った写真もたくさん使っています。上の写真はスーパータクマー28ミリF3.5で撮りました。隅々まで破綻なく、よく写ってるでしょ? このレンズは1万円以内で買えるはず。おこづかいで楽しめるのがオールドレンズの良いところです。もちろん、その奥に深い森が待ち構えていますが、そのあたりはオールドレンズライフでどうぞ(笑)。
「マウントアダプター解体新書」は付加機能付きマウントアダプターの解説に力を入れています。このカットは、可変NDフィルター内蔵電子接点付きマウントアダプターという変態チック(笑)なマウントアダプターで撮りました。マウントアダプター自体もマニアック化が進んでいるので、そのあたりをじっくりていねいに解説しています。
とまあ、本書はマウントアダプターの専門書ですが、オールドレンズの写真もたくさん載せています。初心者はマウントアダプターの入門書として、中級以上の方はオールドレンズライフの補助教材として、ぜひ「マウントアダプター解体新書」をご高覧ください。
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