adequate store に行ってきました!
11月11日、アダクワッタストアがオープンした。アダクワッタはビンテージ系の衣料アクセサリーブランドで、ドレスアップの仕事でカメラストラップやカメラバッグの製作をお願いしてきた。実はこうした仕事以外に、被写体として何度も写真を撮らせてもらっている。オーナー兼クラフトマンの田中氏が生み出すアトリエは、とにかく世界観が圧倒的だ。アトリエでの彼の後ろ姿が、日本カメラの表紙を飾ったこともある。
アダクワッタストアは静岡の大場という駅にある。東京からだと新幹線で三島に行き、そこから伊豆箱根鉄道に乗り換える。駅から5分ほど歩くと、青い屋根の倉庫が見えてくる。それがアダクワッタストアだ。
一階はアトリエになっている。大きなミシンが並び、壁際の棚にはたくさんのビンテージマテリアルが詰まっている。ここからあのリアルビンテージなアイテムの数々が登場するわけだ。
二階がストア、いわゆる店舗スペースだ。ウェブショップでおなじみのアイテムを、実際に手にとって試せる。ぼくの仕事ではカメラストラップを紹介することが多いけど、アダクワッタと言えばとにかくバッグ。ビンテージ全開のバッグがマストアイテムだ。今日も白いキャンバス地のボストンバッグがあって、かなり心揺らいだ。アダクワッタはホント白の使い方が上手だと思う。ビンテージというとどうしても濃い色のイメージがあるけど、あえて白というところがかっこいい。だまされたと思って現物を手にとってみてほしい。絶対クラっとくるから。
その後、アダクワッタ田中氏のおすすめで、伊豆仁田駅にあるカフェ、irodoriに移動する。何でもカフェのオーナーがぼくの本のせいでオールドレンズにハマってしまったとか。責任をとって家庭訪問することにした(笑)。
ケーキのうしろの並んでいるのがオーナー所有のレンズたち。かなり重症というか、のっけから末期だった。Cマウントのアンジェニューとクセノン、F0.95コンボは地獄への片道切符だと思う(笑)。ちなみに、ケーキとコーヒー、どちらも美味しく、というか、お店がすごく繁盛していて驚いた。平日日中だというのにお客さんの出入りがひっきりなしだ。都内のカフェだってそうそうこうはいくまい。
伊豆箱根鉄道は修善寺に続いている。修善寺スナップの帰りにadaquate、irodoriに立ち寄ってみてはどうだろう。個人的には、新蒲原でスナップしてから立ち寄る、なんてルートで楽しみたいと思った。
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