APS-C機で18ミリ（古典鏡玉ものがたり）

「KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたり」を更新しました。今回のお題目はフォーカルレデューサーのBaveyesです。X-T10にBaveyes経由でディスタゴンT* 18mmF4を試してみました。APS-C機で超広角という贅沢なセットアップです。

●KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたり
第30回 超広角はフルサイズで使いたい［焦点工房］［新東京物産］

APS-C機で18ミリを18ミリとして使えるのは、やはり素でスゲエなあって思います。フォーカルレデューサーをまだ試したことのない方は、ぜひ一度トライしてみてください。レンズ本来の画角で撮れる快感、けっこうキテます！

おひたしと酢醤油

新婚当時、妻がおひたしに酢醤油をかけて口論したことがある。おひたしは甘みのある出汁醤油が好みなので、おひたしに酢醤油は正直面食らった。甘いと思って口に運んだら、酸っぱい。これはもうトラウマレベルだ。

「でもあれ以来、おひたしに酢醤油はかけていないでしょ」と妻が言う。が、その後も酢醤油だった覚えがあり、反論した。すると妻がキレた。

「ゴマ和えのときは今でも酢醤油だけど、ゴマ和えとおひたしは別だから！」
「いやいや、似たようなもんだろそれ。おひたしにゴマをふることだってあるだろうし」
「ウチでは一度たりともおひたしにゴマをふったことないから！」

結論、おひたしとゴマ和えは、レンズで言うところのライカとツァイスぐらいちがうらしい。

α7II + Summilux 35mmF1.4 1st

Leica M + Opton Sonnar 50mmF1.5

上がおひたし、下がゴマ和え、みたいな（笑）。

明るい色のケースが続きます（デジカメドレスアップ主義）

デジカメドレスアップ主義の更新しました。今回のベースボディはRX1RIIです。先日、鳥井工房の明るいベージュカラーのケースを紹介しましたが、今回はユリシーズのキャメル色のケースです。やはりこの季節は明るい色のケースがほしくなりますね。

●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第165回 キャメルとデニムで夏を待ち受ける

こういう明るい色のレザーはエイジングによって変化してしまうわけですが、その「いまだけ！」感も含めて愛着を持って使いたいです。ちなみに、デニムストラップは肌触りがサイコーでした。デニムなので硬いのかなあと思ったら、ウォッシュがかかっていてふんわり柔らかでした。デニム地に精通したメーカーだなあと感心することしきりです。

岡村泰三写真展「摩天楼からお墓まで歩きましたよニューヨーク」見てきました！

岡村泰三さんの個展「摩天楼からお墓まで歩きましたよニューヨーク」を見てきました。岡村さんはオールドレンズ・ライフVol.5にもご登場いただきましたが、ブリコラージュ工房ノクトの中の人です。ゴリッゴリのレンズ改造職人がどんな写真を撮るのか、気になりますよね。

●岡村泰三 写真展
「摩天楼からお墓まで歩きましたよニューヨーク」 ～レンズ屋のNy放蕩
6月16日(木)～7月03日(日)
木・金・土 / 18時～22時半、日曜 / 12時～18時(最終日のみ17時)。月～水 / 休み
Paper Pool
目黒区祐天寺2丁目16番地10号 たちばなビル2階

元々旅関係のカメラマンだっただけあって、旅情満点のニューヨークの写真がズラリと並びます。ただこの旅情というのが、ぼくは時間旅行のような気がするんですよね。撮り下ろしのNYストリートスナップなのに、1960年代頃のような見え方がすごくおもしろかったです。モノクロのかっこよさを存分に堪能できると思います。

「香港オールドレンズの旅」詳細解説（オールドレンズパラダイス）

今日はオールドレンズパラダイス第11期の座学でした。今回のお題目は、満を持しての香港ネタです。4月に香港ロケがあり、そのときの撮影を振り返りながら、ロケーションごとにどんな攻め方をしたのか解説しました。11月の香港ワークショップを誌上シミュレーションしたような内容です。

これが4月にロケした際の主要撮影ポイントです。主に下町を中心に撮り歩いたのですが、なんというか、大事なのは「己を信じること」です（爆）。いや、マジで。あと、向こうは食事がおいしいので、テーブルフォト用に寄れるレンズは必須ですね。なお、香港ワークショップにご興味のある方は、ワークショップのオフィシャルサイトをご覧ください。

●Turtleback オールドレンズ・ワークショップ

O.L.C「オールドレンズの世界2016」見てきました！

大阪オールドレンズクラブのグループ展「オールドレンズの世界2016」を見てきました。オールドレンズクラブは澤村が顧問をしているオールドレンズ愛好家が集まった写真団体です。オールドレンズパラダイスよりも年配者が多く、正統派写真クラブといった感じの団体です。ただぼくが顧問をするくらいですから、大原則、「オールドレンズで撮って撮りまくって楽しもう」という集まります。

●オールドレンズクラブ「オールド・レンズの世界2016」写真展
日時：2016年6月17日（金）～22日（水）　AM11:00～PM7:00（最終日はPM6:00まで)
会場：上本町ギャラリー　大阪市天王寺区6-7-24 キャリヨンビル2階
休館日：木曜日

ぼくは初日の夕方ぐらいにギャラリーに着いたのですが、すでにヒトヒトヒトの千客万来状態。最終的には初日で70名を超える来場があったそうです。写真展やったことのある人ならおわかりでしょうが、平日でこの数字はかなりがんばってます。正直あやかりたい（笑）。

ぼくはこんな感じの作品を展示しました。例によってキャンバスを使ったジークレープリントです。初見で何のレンズで撮ったかわかったら、相当なオールドレンズ通、というかほぼ病気レベルですね（笑）。オールドレンズのグループ展ですから、写真内容に加え、どんなレンズで撮ったかというあたりもお楽しみください。

さらに、本日発売の日本カメラ7月号「クラブ誌上展」にて、オールドレンズクラブと本グループ展について掲載していただきました。まさかの見開きドーンです。ああマジであやかりたい（笑）。そんなこんなのオールドレンズクラブ「オールドレンズの世界2016」、6月22日まで続きます。ぜひ足をお運びください。

お待たせしました、PEN-Fドレスアップです！

久しぶりにデジカメドレスアップ主義を更新しました。いやあ、ホントに久しぶりになってしまった（笑）。紹介したいアイテムにいくつか目星を付けていたのですが、思っていたより完成に時間がかかったり、ぼくの方もGW前に香港取材がはいってしまったりと、バタバタしているうちにすっかり6月です。そんなこんなのデジカメドレスアップ主義、お待ちかねのPEN-Fドレスアップですよ。

●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第164回 無骨なカメラをナチュラルに飾る

このスタイルをやりたくてずっと待ってました（笑）。シルバーのPEN-Fに淡いキャメルのレザーケース。夏っぽくていい雰囲気でしょ。レンズはロモグラフィーのLC-A。これがかっちりした外観の割りに写りがゆるくて、相当なクセモノでした（笑）。ローファイ好きにはたまらないレンズだと思います。ちょこっと脱力した感じのPEN-Fドレスアップ、ぜひご覧ください。

Tominon と Kistar 撮り比べ！

木下光学研究所「Kistar the other side」を更新しました。今回のお題目は撮り比べです。Kistar 55mmF1.2は、富岡光学の銘玉、Tominon 55mmF1.2の復刻レンズです。ぶっちゃけ、どのくらい描写が似ているのか、それとも異なるのか、撮り比べてチェックしてみようというわけです。

●木下光学研究所 Kistar the other side
第3回 撮り比べで探るキスターの深層

これまで色々な復刻レンズが発売されてきましたが、復刻レンズのあり方とはどうあるべきか、というとても示唆的な結果になりました。トミノンのオールドレンズっぽさを満喫しつつ、それでいて常用レンズとしての安定感も備える。そんな贅沢な作りです。撮り比べカット、ぜひ本編でご覧ください。

オールドレンズクラブ グループ展に参加します！

大阪に「オールドレンズクラブ」というオールドレンズ好きの同好会があります。グループ設立時にいろいろと相談を受け、その流れで澤村が顧問を担当しています。そのオールドレンズクラブがグループ展を開催することになりました。ぼくもキャンバスプリントした作品を一点、展示します。関西圏のオールドレンズファンのみなさん、ぜひ遊びにきてください。

●オールドレンズクラブ「オールド・レンズの世界2016」写真展
日時：2016年6月17日（金）～22日（水）　AM11:00～PM7:00（最終日はPM6:00まで)
会場：上本町ギャラリー　大阪市天王寺区6-7-24 キャリヨンビル2階
休館日：木曜日

元々このグループは、年一回のグループ展を目標に活動しています。一年の集大成を見せるということで、気合いの入った作品がそろいました。ぼくよりも写真歴オールドレンズ歴の長い人がごろごろいるグループですので、めずらしいレンズで撮った作品がたくさんあります。ちなみにぼくは、クセノンでクセノンらしからぬ作風に挑戦してみました。けっこうおもしろい感じに仕上がっています。ぜひご覧ください。なお、ぼくは初日の夕方から在廊する予定です。