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May 2016

May 23, 2016

LマウントレンズはMマウント化がお得!?

古典鏡玉ものがたりを更新しました。今回のお題目はLマウントレンズ。そのままマウントアダプター経由で使えますが、Mマウント化するといろいろメリットがあるよ、というお話です。

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●KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたり
第29回 Lマウントレンズのお作法[新東京物産][焦点工房

作例はオールドレンズパラダイスで佃島に行ったときにものを使っています。佃島はホント、オールドレンズが似合いますね。いい雰囲気のカットがたくさん撮れます。なんだろう、それなりに集客力があるのに、観光地化し切れていない微妙なさじ加減がいいのかな(笑)。

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May 18, 2016

「作品づくりが上達するRAW現像読本」電子版発売です!

本年1月に発売した「作品づくりが上達するRAW現像読本」の電子版が発売になります。おかげさまで本書は重版もかかり、最近ぼくが書いた本ではスマッシュヒットとなりました。海外在住の日本の方から「電子版は出ないのか?」とリクエストをいただいておりましたが、やっとお応えできることとなりました。

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●玄光社「作品づくりが上達するRAW現像読本」 澤村 徹 著
Amazon KindleヨドバシカメラマガストアeBookJapan雑誌オンライン
楽天ブックス富士山マガジンサービス

Kindleをはじめ、各種電子ブックサービスにて取り扱いがあります。普段使われているサービスにてご注文ください。タブレットで本書を見ながらパソコン画面のLightroom操作、なんて使い方がいい感じですね。ぜひご高覧いただけると幸いです。


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May 17, 2016

KISTARで香港夜スナップ!

木下光学研究所×澤村徹「Kistar the other side」を更新しました。Kistar 55mmF1.2は大口径標準レンズ。となれば暗所撮影はぜひとも試したいですよね。先日の香港ロケにKistarを同行させ、夜スナップを楽しんできました。

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●Kistar the other side
第2回 開放F1.2で夜スナップ

上の写真、なかなかいい雰囲気でしょ!? 路上の看板にピントを合わせたところ、後ろのミニバスの群れがうっすらとボケています。大口径サマサマな描写ですね。ちなみに、撮影場所は旺角(モンコック)です。先日告知したTurtlebackの香港ワークショップでも撮影ルートに入っているのですが、街全体がフォトジェニックでテンション上がりまくりでした。それではKistar 55mmF1.2で撮った夜の香港、お楽しみください。


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May 16, 2016

佃島で撮影実習(オールドレンズ・パラダイス)

昨日はオールドレンズ・パラダイス第11期の撮影実習でした。撮影場所は佃島。中央大橋から佃島に入り、佃小橋のある船だまりを撮り歩きます。天安でたらこの佃煮買って、撮影後は月島でもんじゃを食べて、実習というよりもすっかり休日モードで楽しんできました(笑)。

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Leica M + Super-Elmar-M 18mmF3.8 ASPH.

久しぶりにスーパーエルマー18ミリです。ライカMタイプ240だと色かぶりや周辺像の流れがなく、気持ちよく使えます。隅々までシャープで階調もかなりいいですね。ライカの現行レンズってかわいくない値段ですが、価格相応の贅沢な作りだなあと思います。これだからライカってやつは(笑)。

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May 13, 2016

香港ワークショップ開催のお知らせ(Turtleback)

先月の後半、香港に行ってきました。「澤村が海外なんてめずらしいなあ」と思った人も少なくないでしょう。ぶっちゃけすごく久々の海外でした(笑)。何故このタイミングで香港に行ったのかというと、とあるイベントのための下見です。Turtleback社から香港でオールドレンズワークショップをやらないかと声がかかり、いよいよその募集がスタートしました。

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Leica M + Summarit 5cmF1.5

●Turtleback オールドレンズ・ワークショップ
澤村 徹と行く香港ワークショップ
日程:2016年11月3日~6日(4日間)

詳細は専用サイトをご覧いただくとして、ざっとこのワークショップの特徴を紹介しましょう。今回の香港ワークショップは、4日間に渡り、澤村といっしょに香港のオールドレンズ撮影向けのスポットをみっちりとまわります。現地スタップは香港在住数十年という現地に精通したオールドレンズファンで(みなさん日本人ですが、中国語と英語がぺらぺらです)、彼らと澤村で撮影ポイントを厳選しました。香港らしさという観点、オールドレンズ撮影向きという観点、この双方から撮り甲斐のあるポイントを選んでいます。先方からの候補地リストを元に、澤村からも「ここは絶対撮りたい!」とリクエストを加え、自信たっぷりの撮影コースに皆さんをお連れします。

主催のTurtlebackは、iPhoneにオールドレンズを付けるアダプターを製造販売している会社です。こんなもんを作るくらいですから、中の人はオールドレンズにどっぷりです(笑)。オールドレンズ好きがオールドレンズ好きのためにワークショップを開催するわけですから、おもしろい内容になって当然です。そうは言っても学生の課題ではありませんから、撮ってばかりの強行軍というわけではありません。適宜、ランチや休憩時間を設け、高齢の方でも気持ちよく撮影を楽しめるルートを作りました。初日と最終日には懇親会をセットして、オールドレンズ談義に花を咲かせる時間もたっぷりあります。

今回、参加メンバーをしっかりサポートしていきたいので、最大参加人数は抑えめにしています。ご興味ある方、ぜひ早めにお申し込みいただけると幸いです。

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May 01, 2016

香港でオールドレンズ三昧

久しぶりに海外ロケに行ってきました。Facebookつながりで香港在住のオールドレンズファンからお声がかかり、香港のおもしろい撮影スポットを案内してくれるとのこと。カメラバッグにオールドレンズをたっぷりと詰め込み、スナップ三昧です。

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香港と言えばやはり道路上空の看板ですよね。看板密度の高い路地を探し、撮り歩きます。この看板、実は真新しいものもたくさんあるんです。でも、オールドレンズで撮るなら年季の入ったシブイ看板を狙いたいですね。

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香港はとにかく高層アパートメントが多いです。この高層アパートメントでおもしろいのが、新しいものだけでなく、実は古いのに背が高いものがたくさんあるんです。昭和の団地を巨大化したようなアパートメントがそこかしこに乱立してます。古いのに巨大ってあたりがオールドレンズ好きの琴線に触れます(笑)。ホント、いい被写体です。

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上の写真は香港島、セントラル界隈です。近代的な高層ビル群ですが、右下に古いフェリーが浮かんでいるのがわかりますか。九龍と香港島を往来する渡し船です。何でも100年の歴史があるとか。フェリーのデザインがレトロでいい雰囲気です。こういう新旧のコントラストが香港の魅力です。

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これは香港島を走るトラムです。市場の中を人波かき分けて進んできます。前を人が歩いていてもトラムは止まりません。人も避けません。アパートメントの壁に目を転じると、洗濯物がたくさんぶら下がっています。ベランダではなく、壁から直乾しです。ナンだろう、九龍城はなくなっても、その魂は健在!? 何もかもが力強いです。

さて、5日間にわたって香港を撮りまくってきたわけですが、水面下でちょっとしたプロジェクトが進行中です。5月中にはご報告できるでしょうか。ご期待ください。

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