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February 26, 2016

澤村的に大豊作のCP+ 2016

2月25日、パシフィコ横浜にてCP+ 2016が始まりました。今年はCP+に合わせて各社新製品を投入したせいか、初日から大入りでした。プレスタイムから参戦すべく9時半に現地入りしたのですが、すでに長蛇の列。SDクアトロは触れたけど、ペンタックスK-1は断念しました(笑)。そんなこんなのCP+ 2016、気になった製品をご紹介しましょう。

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まずはKIPON/HandeVisonのブースから。Iberitの量産品が展示されていました。ライカMマウントを筆頭に、ソニーEマウント、富士フイルムXマウントのIberitがディスプレイしてあります。ライカMはちゃんと距離計連動しますよ。早く試写したいです。

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フィルター組み込みタイプのマウントアダプターです。しかも可変NDフィルターが組み込んでありました。赤いダイヤルを回すと、NDフィルターの濃さが変わっていきます。ムービーやる人は要チェックですね。

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個人的に心待ちにしていた中判レデューサーの現物が展示してありました。早くテストしたいです。貸出お待ちしてます(笑)。

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CONTAX645のAFマウントアダプターです。駄々をこねたらバックヤードから出してきてくれました(笑)。AF動作、速いです。使えるAFマウントアダプターですね。CONTAX645のレンズはまだ持っていないのですが、このマウントアダプターが登場するなら入手しておいてもいいかなという気がしました。

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KIPONの全製品リストが載ったパンフレットです。フル掲載したペーパーははじめてだと言ってました。資料として貴重だと思います。みんな、もらって帰ろう!

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シグマのブースはMC-11のコーナーに直行です。触らせてもらったセットアップはコントラストAFのNEXだったので、AFはあまり速くありませんでした。ファストハイブリッドAF対応機ならスピーディーとの話です。まあぼくらとしては、そのスピーディーなところをCP+会場で試したかったのですが(笑)。AF関係、ソニーと協力開発しているのか、それとも自力で開発しているのかと訊ねてみたところ、「わからない」という返答でした。ノーコメントではなく、わからない。これはどう判断すればいいんだろう。

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SDクアトロも触ってきました。カメラとしてかっこいいですね。これでフランジが短ければ即買いなのですが、厚みのあるSAマウントなので検討中です(笑)。ライブビューの拡大表示ができるのか、ダイヤル類にキーアサインできるのか、という質問をしてみたのですが、「わからない」という返答でした。本当は「なぜEVFがグリップ寄りなのか」と訊いてみたかったものの、あまりに初歩的なことも答えてもらえないので諦めました。モノを触れただけラッキーと考えるべきでしょうか。

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コシナのブースはHeliar-Hyper Wide 10mmF5.6 Asphericalが際立ってますね。フルサイズの10mm、しかもデジタル対応です。α7シリーズでマゼンタかぶりしません。テレセントリック性に考慮した設計というわけです。

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10mmで試写したサンプルです。色かぶりしてないでしょ。周辺もちゃんと解像してます。ショートフランジの広角オールドレンズで周辺グダグダに辟易しているみなさん、コシナの超広角はイケてますよ!

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参考出展の広角用ビューファインダーです。先端を交換することで、10/12/15mmに対応するそうです。ライカ使いならマストアイテムですね。

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VMレンズシミュレーター「COSINA AR」のARマーカーを配布してました。Mマウントキャップに貼り付けるだけで、COSINA ARが楽しめるようになります。ぼくのスマホにも早速インストールしてますが、このアプリ、マジで楽しいですよ。無料アプリなのでお試しあれ!

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お隣、カールツァイスのブースにツァイス製のスマホレンズがありました。思えばスマホのカメラも高画素数化が進んでいるので、高画質レンズアタッチメントのニーズも高まってきますね。時代だなあと思います。

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コーワのブースに金のレンズがありました(汗)。とりあえず、拝んでおくと金運アップだと思います。

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中一光学が初出展です。大口径レンズで人気急騰中のメーカーです。ブースもけっこう人が多かったです。

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見覚えのある写真だなあと思ったら、ぼくがSpeedmaster 35mmF0.95 IIで撮った写真がディスプレイしてありました(笑)。「これ、オレが撮った写真だよ」「あんた澤村か」「そうだ澤村だよ」「グッジョブ!」みたいなやり取りを、お互いブロークンな英語で交わしてきました。

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ロモグラフィーのブースは復刻オールドレンズのオンパレードでした。写真は新ラインアップのジュピター3。この他、ルサール、ペッツバールなど、いろいろ展示してました。ロモというとフィルムカメラの印象が強いのですが、ぶっちゃけ最近はレンズメーカー的な認識でも良さそうですね。ちなみにロモグラフィーは、フィルムパッケージの写真ひとつに至るまで、本国の社長が指示を出すそうです。ブランディングに相当力を入れている会社なのだと思いました。

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LAOWAという中国のレンズメーカーです。このレンズはボケコントローラー付きのポートレートレンズでした。中程の青い刻印のリングでボケ味をコントロールできるそうです。この他、60mmF2.8のウルトラマクロ、超広角15mmF4を展示していました。個性の強いレンズラインアップで、既存の大手メーカーと差別を計っていくそうです。

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今年もCOTTAが出展してました。新しい製品がないということでしたが、クラックレザーのケースは気になりますね。この手のレザーでライカケースとか展開してくれないかなあ。ちなみに、土日はレザーコインケースのプレゼントイベントがあるそうです。ぜひ立ち寄ってみてください。

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BAMBIという時計バンドの老舗メーカーが、カメラアクセサリーを参考出展していました。ストラップ、カメラケースなど色々あるのですが、中でもラッピングタイプのカメラケースが気になりました。レザーのセレクトとデザインのマッチングがすごくいいです。ナンだろう、モードファッションっぽい雰囲気のカメラアクセサリーです。LINEA(C-Diem)とか好きな人はちょっと琴線に触れると思いますよ。販売は未定とのことでしたが、ネット通販でいいので買えるようにしてください。※追記 同社はGUIDI社のレザーを使っていることを強調していたのですが、調べてみたら、GUIDIはポエルやカルペディエムにレザーを提供していたようです。モードっぽく見えたのも納得ですね。

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α7II + Tessar 50mmF2.8

ぼちぼち帰ろうかなあと思ったら、この間Speedmaster 35mmF0.95 IIの作例を撮らせてもらった白澤美咲さんとバッタリ。なにげに彼女はライカM9-P使いですからね。女の子だからといって侮れません。

さて、最終日の28日、澤村はエンジョイフォトステージにてオールドレンズのトークを行います。なんでも250名収容の広いスペースだそうです。「オレでそのハコ、埋まるんかい!」と泣きそうなので、ぜひ皆様、お友達をたくさん連れて遊びにきてくださいね。

●CP+ 2016 エンジョイフォトステージ「オールドレンズを楽しもう!」
2/28(日)12:20~13:20 場所/会議センター 304

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