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October 2015

October 27, 2015

XF90mm F2 R LM WR 実写レビュー(デジカメWatch)

富士フイルムXF90mm F2 R LM WRを実写レビューを担当しました。デジカメWatchにて公開中です。35ミリ判換算137ミリという、世間的にはあまり注目されないレンズですが、スナップ好きなら一本が手元に置いておきたい焦点距離です。街歩きで威力を発揮する焦点距離ですね。WR仕様なのでがしがし持ち出して使いたいレンズです。

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●デジカメWatch 交換レンズレビュー
富士フイルム XF90mm F2 R LM WR

このレンズを借りている時、いろいろと出歩く機会があり、その都度このレンズを持ち出してました。そんなわけで、作例のバリエーションはけっこう豊富かな。ラストの虹のカットはそこそこよく撮れたと思ってます(笑)。

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October 25, 2015

「GR II WORLD」でGRカスタマイズ担当しました!

10月26日(月)、日本カメラより「GR II WORLD」が発売になります。GRシリーズのムックはドレスアップを担当することが多いのですが、今回は外観ドレスアップに加え、使いこなしテクニックの解説も執筆しています。いわゆる操作カスタマイズの基本と、お薦めマイセッティングを解説しました。GRカスタマイズの神髄を、外観と操作の両面から楽しんでください。

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●GR II WORLD GRはGRを超えてゆく。[日本カメラ社][Amazon
GR II 使いこなし術
澤村 徹のRICOH GR II DRESS UP

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October 24, 2015

GR10周年イベント「10th GReeting」レポート

GRの10周年イベント「GR 10th Anniversary “10th GReeting”」に行ってきました。場所はラフォーレ原宿、アウェー感ハンパないですね(笑)。会場内は大盛況で、どこを見てもひとひとひと。みなさんお約束のようにGRシリーズを提げてます。ぼくもH・L・C倶楽部謹製の革貼りグリップGR DIGITAL IIで参戦です。

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お約束ですが、歴代GR DIGITALが並んでます。びっくりするくらい「変わらない」ですね。ほぼ間違い探しゲームの世界です(笑)。

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フィルムGRもご覧の通り。APS-CのGRはけっこうボディが大きいので、いっそ外観をフィルムGRで復刻、なんて試みもおもしろそうですね。もしフルサイズ化する際は、フィルムGRのフォルムでお願いします(笑)。

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赤城耕一さんのワークショップ中でした。大盛況です。立ち見は当然、みなさんまなざしの真剣なこと。GRユーザーはまじめな人が多いのかなあ。

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GR関連書籍がズラリと並んでました。アレとソレはぼくも書いてます(笑)。そうそう、日本カメラから発売のGR2ムックもお手伝いしてます。10月26日発売ですよ。

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TRANSという会社が作った栃木レザー仕様のカメラケースを見つけました。現在、リコーのオンラインショップ限定でブラウンバージョンを販売しており、そのブラックバージョンを特別に展示していたようです。完全受注生産とのことですが、これは値段のわりすごく作りがいいですよ。TRANSという会社はグッズ全般を製造しているメーカーのようなので、こだわりのあるGR関連アクセサリーに期待したいですね。

そうそう、GRの終了画面を10周年スペシャルバージョンに書き換えるというサービスをやっていて、もちろん持参したGR DIGITAL IIを書き換えてもらいました。この様子はたぶん、デジカメWatchのレポートに載るはず!? GRイベント、たっぷり楽しませてもらいました。

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October 23, 2015

絞ってマクロでソフトフォーカス(古典鏡玉ものがたり)

KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたりを更新しました。ぼくの仕事ではめずらしくソフトフォーカスレンズの登場です。といってもただソフトフォーカスというのではなく、KIPONのマクロアダプターを使い、近接で被写界深度を稼ぎつつ、ソフトフォーカスで撮るという少々面倒なことをやってます(笑)。えらくピンポイントなネタと相成りました。

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●KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたり
第20回 ソフトフォーカスとマクロアダプターは好相性[新東京物産][焦点工房

描写とは全然関係のない話ですが、このバリソフトロッコール、マウントアダプターを付けたときの違和感のなさが尋常じゃないですね(笑)。何かこう、こういうレンズなのかと思ってしまうほどです。またX-T1とのバランスもいいですね。オールドレンズは時々、こういうスマッシュヒットがあるからやめられません。

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October 21, 2015

Speedmaster 25mmF0.95の実写載せてます(デジカメドレスアップ主義)

デジカメドレスアップ主義を更新しました。今回の目玉は中一光学のSpeedmaster 25mmF0395です。25mmF0.95というスペックはフォクトレンダーのノクトンで一躍有名になりましたが、そのノクトンと比べ、とてもコンパクトに同スペックを実現しています。E-M5 mk2に付けても違和感ないサイズですね。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第154回 小型大口径レンズにギャップ萌え

ドレスアップはビンテージ感満点のスタイルを目指してみました。E-M5 mk2は素でクラシカルカメラですから、こういうスタイルがよく似合います。ちなみに、0291ファクトリーのストラップ、この写真では普通のストラップに見えますが、実は相当手の込んだデザインです。本編にてその異端ぶりを見てやってください。

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October 20, 2015

α7使いのオールドレンズビギナーさんへ(技術評論社)

技術評論社「作品づくりのためのSONY α7 II & α7 Series プロフェッショナル撮影BOOK」にて、オールドレンズの章をまるっと担当しました。一般のカメラ解説書ということもあり、普段よりもハードルを下げて解説しています。そうはいっても8本のオールドレンズを取り上げており、ゆるく写るもの、かっちり写るもの、緩急織り交ぜてオールドレンズの魅力を展開しました。α7シリーズでオールドレンズをはじめてみたい方にお薦めです。

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●作品づくりのためのSONY α7 II & α7 Series プロフェッショナル撮影BOOK
技術評論社][Amazon

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October 19, 2015

今月はレビュー三昧でした(日本カメラ11月号)

840_0 今月はポンカメさんでレビューをたくさん書かせていただきました。EOS M10をはじめとするキヤノン新製品、ソニーEマウント機のコンバージョンレンズ、そして「新製品トレンドの支流を追う!」では木下光学Kistar 55mmF1.2を取り上げています。

●日本カメラ11月号[日本カメラ社][Amazon]
新製品トレンドの支流を追う!(Kistar 55mmF1.2)
EOS M10/パワーショットG5X/G9X
ソニー VCL-ECF2/VCL-ECU2

「トレンドの支流」の復刻トミノンのレポートは、何故木下光学がトミノンを復刻したのか、という復刻プロジェクトのきっかけに迫ってみました。単に復刻するのではなく、そこに必然を感じさせる経緯が興味深いです。九州で撮影した作例付きのレポート、ぜひご覧ください。

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October 18, 2015

新人さんいらっしゃ~い!(オールドレンズ・パラダイス)

オールドレンズ・パラダイス第10期がはじまりました。今期はめずらしいことに、若いカメラビギナーさんがふたりも加わり、メンバーがだいぶ若返った感じです。ビギナーさんがいると講師としては俄然やる気が出ますね(笑)。オールドレンズの楽しさを全力でお伝えしたいです。

今日は「オールドレンズの色」についてお話ししました。アンジェニューの黄色かぶりとか、シュナイダーブルーとか、フジのフィルムは緑が強いけど、フジノンレンズはどうのなの、とか。オールドレンズの色のまつわるエピソードっていろいろありますよね。それらを作例を交えながら考察してみました。今回のネタのために撮り下ろしして改めて実感したのは、いやあクセノン青いですね。思っていた以上に青かった(笑)。

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上のカットはお茶会のスナップです。オールドレンズ・パラダイスは座学や撮影実習の後、近くの喫茶店でオールドレンズ談義を楽しんでます。澤村の講義よりこっちがメインという方もいるかも(笑)。秘蔵レンズがテーブルの上を行き来して、なかなか壮観です。オールドレンズパラダイスは途中参加もOKです。ご興味あればぜひ!

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October 17, 2015

大浦タケシ写真展「蒼き刻」を見てきました

アニキの写真展を見てきました。キヤノンギャラリーで開催中の大浦タケシ写真展「蒼き刻」です。以前から大浦さんが長秒撮影を得意としているのは知っていたのですが、インクブルーでトーンをそろえた作品群は圧巻です。よく見知った場所が鮮烈なインクブルーに染まり、まるで別世界のようです。この認識と視覚のギャップが大浦さんの狙いなのだろうと感じました。

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●大浦タケシ写真展「蒼き刻」
キヤノンギャラリー銀座:10月15日(木)~10月21日(水)

お子さんとのツーショットを撮らせてもらいました。写真はすごくクールなのに、大浦さんのお人柄ですかね、会場内は飾らない雰囲気で居心地がよいです。キヤノンギャラリー銀座は水曜日まで。明日日曜日は休廊なのでご注意ください。

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October 16, 2015

Lightroomがサクサク動くパソコンがほしい!(PC Watch)

PC Watchの「メーカーさん、こんなPC作ってください!」からお声がかかり、Lightroom向けPCの製作をお手伝いしました。その前編が本日公開になっています。パソコンのエキスパートであるユニットコムの面々、アドビ社からはおなじみ栃谷さん、そしてLightroom使いの写真家という位置づけでぼくが参加し、写真編集向けの最適なパソコンを作ろうというのが今回の企画です。

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●PC Watch メーカーさん、こんなPC作ってください!
5,000万画素超時代を見据えたLightroom向けPCを作る

元々RAW現像は、ムービーと比べるとライトな作業でした。数百枚の一括現像はそれなりに時間を要しますが、エンコードやレンダリングと比べればどうってことありません。ただ、最近はRAWデータの容量が大きくなり、現像処理はもちろん、プレビューなどでもモタつきを感じる場面が少なくありません。その一方で、カメラユーザーはぶっちゃけ「パソコン買い換えるお金があるならレンズ買う!」というのが本音でしょう。そのため、闇雲にスペックアップするわけにもいきません。実用性があり、なおかつコストパフォーマンスがよいのはどのあたりのスペックなのか。その道のプロといろいろ意見交換した経緯をまとめたのが前編になります。ぜひご覧ください。

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October 13, 2015

オールドレンズ・パラダイス第10期はじまります!

今週末より、オールドレンズ・パラダイス第10期がスタートします。デジタルカメラでオールドレンズを楽しむホビー指向の講座です。座学だけでなく、実際にオールドレンズを使った撮影実習を行い、実践的に楽しんでいただけます。オールドレンズ仲間の集いといったサークル感覚の講座とお考えください。すでにオールドレンズを使っている方、これから始める方、ユーザースキルを問わずオールドレンズの魅力を実感していただけるでしょう。気軽にご参加いただける講座です。ご興味あればぜひ!

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●オールドレンズ・パラダイス第10期
期間:2015年10月~2016年3月 第3日曜日 13:30~15:00
場所:東急セミナーBE自由が丘校
オールドレンズを楽しむための講座です。教室での座学に加え、スナップ撮影、モデル撮影など、オールドレンズを使った撮影を存分に楽しんでいただきます。オールドレンズを持っていない方には貸出いたします。オールドレンズがはじめてという方も安心してご参加いただけます。

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October 09, 2015

シフトアダプターの使い方(古典鏡玉ものがたり)

KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたりを更新しました。今回はシフト機能付きマウントアダプターの使い方を解説しています。ティルト機能はミニチュア写真のおかげでだいぶ市民権を得ました。一方、シフト機能は建築撮影でこそ必須機能ですが、一般カメラユーザーにはちょっと縁遠い存在です。そこでステップバイステップで使い方を解説しました。

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KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたり
第19回 シフトアダプターで建築撮影に挑戦[焦点工房][新東京物産

シフト機能って「遠近感の補正」をするために使うワケですが、ぶっちゃけシフト機能自体で遠近感を補正するわけではありません。正確にいうと、「遠近感補正後のフレーミング」でシフト機能を使います。このあたりの流れをぼくなりにわかりやすく説明してみました。シフト機能は慣れると楽しいです。特に広角レンズの使いこなしに幅が広がりますよ。ぜひ!

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October 01, 2015

大ネタぞろいのデジカメドレスアップ主義

デジカメドレスアップ主義を更新しました。今回は大ネタぞろいです。まずは復刻トミノンこと、Kistar 55mmF1.2です。木下光学研究所の新レンズブランドで、銘玉Tominon 55mmF1.2を復刻しました。オールドレンズ・ライフ Vol.5をご覧の方はご存知でしょうが、ウェブ媒体での作例付き紹介はお初ですね。ちゃんとトミノンの写りのなっている旨、作例から伝わるでしょうか。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第153回 昭和のレジェンドレンズが甦る

ふたつめはレンズに「ツノ」を付けるTAABです。ライカユーザーの間ではおなじみのアイテムですが、一眼レフ用レンズにだって付きます。TAABは常習度はハンパないですよ。一度使うと、全部のレンズに付けたくなります。手を出すときは腹くくってくださいね(笑)。

ストラップはweiche Briseの新作40mm“Unleash Wings”Strapです。記事中はわざわざ書かなかったのですが、weiche Brise × 澤村徹 コラボ第2弾の製品です。個人的には、スタッズストラップをセカンドステージに押し上げる製品になり得たのでは、と自負しています。スタッズとパンチングの融合、モードなデザイン、ワイド幅の存在感など、既存のスタッズストラップと一線を画すスタイルです。最近、プライベートでもこのストラップがヘビーローテです(笑)。

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