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August 2015

August 31, 2015

オールドレンズ・ライフ Vol.5 これがサプライズの真相だ!

本日、玄光社「オールドレンズ・ライフ Vol.5」が発売になりました。以前、本書にはちょっとしたサプライズがあるとお伝えしましたが、そのネタばらしと参りましょうか(笑)。「見たことのないレンズが載っています」とお伝えした通り、このムックには未発表レンズの情報がふたつ載っています。どの噂サイトにも出ていないレンズです。無論、本書オールドレンズライフに載せるわけですから、フツーのレンズじゃありません。オールドレンズファンの琴線に触れるタイプのBland New Lensです。

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●オールドレンズ・ライフ Vol.5[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
価格:2,160円(税込)
発売日:2015年8月31日

ひとつはTominon 55mmF1.2の復刻版です。そう、あの後玉が欠けた富岡光学製の大口径レンズです。当時の開発者の監修の元、木下光学研究所から昭和のレジェンドレンズが甦ることになりました。この復刻製作に立ち会う機会を得て、ファーストレポートをオールドレンズライフ5にて掲載しています。

ふたつめはHawk's Factoryの新レンズです。このブログの読者ならHawk's Factoryについてはよくご存じだと思いますが、台湾のマウントアダプターメーカーで、ライカMヘリコイドアダプターの生みの親です。実はホーク氏、相当なレンズマニアなんですね。彼のブログには見たこともないような改造レンズがたくさん載っています。そのHawk's Factoryがついにレンズ分野に参入することになりました。

復刻トミノン、ホークスファクトリーの新レンズ、どちらもオールドレンズファンならグッとくるはず。オールドレンズライフ5にてその詳細をご覧ください。

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August 30, 2015

OLD LENS LIFE Vol.5 見本誌が届きました

この週末、オールドレンズ・ライフ Vol.5の見本誌が届きました。色校で仕上がりは確認していますが、刷り上がった現物を見るのはやはりドキドキします。ナンだろう、期末テストが戻ってくる感じ!? 関係者に発送するため、今日はせっせと梱包です。クロネコメール便がなくなったのは痛いなあ(笑)。

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●オールドレンズ・ライフ Vol.5[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
価格:2,160円(税込)
発売日:2015年8月31日

明日8月31日、いよいよオールドレンズ・ライフ Vol.5が発売になります。たっぷり一年かけて作りました(今Vol.6の企画練ってますw)。オールドレンズファンのみなさんに楽しんでもらえるとうれしいです。

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August 24, 2015

オールドレンズ・ライフ Vol.5 これが三大特集だ!

オールドレンズ・ライフ Vol.5の発売まであと1週間、ようやく表紙画像をゲットしました。カーキグリーンのレザーの上に、ゼブラ柄テッサー、ペンタコンシックスレンズ付きのペンタックス645Z、AFマウントアダプターを装備したGH4と、おいしそうなカメラとレンズを並べています。企画からほぼ一年、長かった。すっかりお待たせしました。

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●オールドレンズ・ライフ Vol.5[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
価格:2,160円(税込)
発売日:2015年8月31日

さて、Vol.5のメインコンテンツは、旧東独・ロシアレンズ、超広角オールドレンズ、中判デジタル&中判オールドレンズの3つが軸になっています。α7シリーズの躍進でオールドレンズ撮影もフルサイズが当たり前。そうした状況を踏まえ、オールドレンズをどう楽しんでいくか、ぼくなりに思案した結果です。

まず「旧東独・ロシアレンズの巡る冒険」から見ていきましょうか。Vol.4で大口径オールドレンズを特集しましたが、正直なところ高くてなかなか手が出ませんよね。買いやすい価格帯で、オールドレンズらしさを満喫できるカテゴリーというと、やはり旧東独・ロシアレンズに尽きると思います。個性派レンズが多く、どれも手頃な価格。特にフルサイズ機で撮ると、そのクセ玉っぷりがよくわかります。個人的にプリモプランとオリオンがきゅんとしました(笑)。

「超広角オールドレンズの攻略」は、フルサイズ機と超広角オールドレンズの相性を検証しながら、その描写を楽しんでいただこうという特集です。改造Gホロゴン、スーパーアンギュロン、ニッコール2.5cmF4(すり鉢状のやつね)など、定番ながらもクセの強い広角レンズを集めました。ショートフランジの超広角はなかなかハンドリングが難しいのですが、そのあたりを実写結果でご確認いただければと思います。

「中判オールドレンズの復活」は、中判オールドレンズを中判デジタルで使ってみようという特集です。中判デジタル、気になりますよね。ペンタックス645ZとかハッセルブラッドCFV-50cとか、オールドレンズファン好みなモデルが登場しています。中判デジタルは時期尚早か、それとも今が旬なのか。ちなみに、ぼくが今一番欲しいカメラはペンタックス645Zです。中古の値段が下がるのを待ってます(笑)。

とまあ、メインコンテンツはこんな感じです。先に紹介したサプライズがらみはその他の特集ですので、またおいおいと詳細を紹介します。しゃべりたいけどしゃべれなくて、口がムズムズします(笑)。

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August 21, 2015

オールドレンズ・ライフ Vol.5のサプライズとは!?

玄光社「オールドレンズ・ライフ Vol.5」、ただいまモーレツに刷り刷りしてる最中です。本編の詳しい話は表紙画像を見ながら紹介するとして、今回は制作秘話と言いますか、本書の裏テーマなんぞをお話しましょう。ご存じの通り、オールドレンズ・ライフシリーズは年1冊ペースで制作しているムック本です。オールドレンズというジャンルのせいもあって、基本的に最新情報と無縁の媒体です。でもライター歴20年の身としては、ウェブ媒体にやられっぱなしでいいのか(笑)、とも思うわけです。この本にしか載ってない情報、そういうものがあってもいいはずだよね、と。

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●OLD LENS LIFE Vol.5[Amazon][ブリコラージュ工房ノクト
出版社:玄光社
価格:2,160円(税込)
発売日:2015年8月31日

そんなわけで、メーカーさんにお願いしてこのムックのためだけに新製品を作ってもらいました。つまり、ページを開くとこれまで見たことのなかった製品がドーンと登場するわけです。レンズ、レザーストラップ、カメラバッグと、広範囲にわたってお初の製品が登場します。スルーされるとアレなんで、もう一度強調しておきますね。見たことのないレンズが載ってます。このレンズについてはもう一発サプライズがあるのですが、今日の時点ではまだお話できません(汗)。本書が発売になったら、改めてこのレンズに関するサプライズをご紹介します。このサプライズ、実は誌面上からはわからないという超極秘情報です(笑)。

とまあ、いつになく期待感煽り気味のブログ記事ですが、これだけ自らハードルを上げるからには相当がんばって仕込んだのだと思ってください。一年かけてじっくり作ったオールドレンズ・ライフ Vol.5、ぜひご覧ください。

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August 19, 2015

α7RIIとツァイスレンズの相性チェック!

831_0 日本カメラ9月号にて、α7RIIのレビューを担当しました。といってもフツーのレビューではなく、ツァイスオンリーという縛りアリのレビューです。さすがポンカメさん、キレッキレですね(笑)。普段、触れないような高級レンズをたんまりと借り、ツァイス三昧の日々でした。特にDistagon T* 35mmF1.4がハンパないです。α7RIIとツァイスレンズ、まったくもって物欲ブースターな組み合わせです。

●日本カメラ9月号[日本カメラ社][Amazon
ソニーα7RIIをツァイスファミリーで楽しむ
知ってるつもりの大疑問

ふたつめはQ&A特集であれやこれやと書いてます。知ったかぶりを解消しよう、というのが本特集の裏テーマで、知っているようで実はちゃんとわかっていない事象を、わかりやすく解説しています。ご興味あればぜひ!

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August 17, 2015

今年も出ます! オールドレンズ・ライフ Vol.5

オールドレンズファンの皆様、長らくお待たせしました。シリーズ5冊目となる「オールドレンズ・ライフ Vol.5」が、いよいよ今月末、発売になります。日中、編集部にて色校を見てきました。まずは編集長の目を盗んで撮った表紙まわりの画像(冗談です。ちゃんと了解とってますからね)をご覧ください。

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●オールドレンズ・ライフ Vol.5
出版社:玄光社
価格:2000円(税別)
発売日:2015年8月31日

今回の表紙はカーキっぽい緑です。裏表紙にはKIPONの真っ赤な広告が入ります。おいしそうな特集タイトルが踊ってますね(笑)。表紙には記していないのですが、今回はちょっとしたサプライズを仕込んであります。期待してください。大いに期待してもらっていいです。自らがんがんハードル上げていきますよ(笑)。

来週にはちゃんとした表紙画像が入手できると思います。そうしたら詳細含めてドーンと告知します。いましばしお待ちを。発売は今月末。おこづかい、取っておいてくださいね。オールドレンズ・ライフ Vol.5、8月31日発売です!

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望遠ニッコールをプリセット絞りで(古典鏡玉ものがたり)

KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたりを更新しました。今回はニコンの大口径望遠ズームとマイクロフォーサーズの組み合わせです。マイクロフォーサーズは焦点距離2倍ですから、ドーンと超望遠で撮れますよ。

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KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたり
第16回 ニコンGアダプターで絞りをプリセット化[新東京物産][焦点工房

使用したマウントアダプターNIK/G-m4/3は、絞りリング付きのニコンG対応品です。この点のアダプターをあえて絞りリング付きのニッコールと組み合わせると、プリセット絞り風に使えますよ。望遠レンズのようにウエイトのあるレンズでも、さくっと絞り込めて快適です。ぜひお試しあれ。


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August 16, 2015

真夏の上野循環(オールドレンズパラダイス)

今日はオールドレンズパラダイスの撮影実習でした。お盆休みの最終日ということもあって参加者は少なめでしたが、その分小回りがきくので、上野公園内のぼくの定点撮影ルートをいっしょに回ってみました。美術館や博物館のおいしいところだけをまわり、短時間でテスト撮影できるお薦めルートです。

Leica M8 + Super-Angulon-M 21mmF3.4

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このところは現行レンズの仕事が多くてオールドレンズであまり撮れなかったのですが、お盆休みから積極的にオールドレンズで撮ってます。マニュアルフォーカスのマイペースな撮影はやはり心落ち着きますね。素で撮影が楽しいです。


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August 15, 2015

久々のデジカメドレスアップ主義更新です

すっかりご無沙汰してしまいましたが、デジカメドレスアップ主義、更新です。キーアイテムは人気急騰中のKIPON EF-MFT AF。サードパーティ製AFマウントアダプターの中で、トップクラスのスピードを誇る製品です。先日最新ファームも公開され、いけいけドンドンな雰囲気が伝わってきます。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第150回 AFアダプターのニュージェネレーション

実は本連載、人知れず150回を迎えました。あと2年続ければ200回、6年続けば300回越えです、たぶん(笑)。節目の150回が、オールドレンズではなく現行AFレンズというあたり、このコーナーもずいぶんとバリエーションが広がったなあと痛感します。カメラホビーの楽しさを、今後も探究してまいります。よろしくお付き合いください。

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August 09, 2015

RAW現像ライブ(オールドレンズ・ワークショップ)

お盆初っぱな、今日はオールドレンズ・ワークショップの講義でした。今回のお題目はRAW現像。この講座で一番ニーズの高いお題目です。RAW現像は何度も解説しているのですが、やはり1回2回でどうこうなるものではないですね。基礎知識が必須、さらに応用力も必須と、道のりは長いです。

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で、今日は何をやったのかというと、澤村担当講座初のライブ、RAW現像ライブです。RAWデータを持ち寄ってもらい、その場でぼくが仕上げていきます。ぼくならこう仕上げるという手法を、自宅作業とまったく同じように披露しました。補正テクニックは無論、具体的な調整幅を見てもらえたのは、貴重な体験だったのではないでしょうか。トライ&エラーの様子とか、誌面では絶対見せない部分もマンマご開帳です(笑)。惜しむらくはプロジェクターだと細部が見えないんですよね。大型液晶テレビ、導入してくれないかなあ。

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August 06, 2015

ニッコールでミニチュア写真(古典鏡玉ものがたり)

KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたりを更新しました。ひさびさにティルトネタです。KIPONのティルトアダプターが新しくなり、早速テストしてみました。今回の製品、実用性が高まっています。傾きゼロの状態にサクッと戻せるんですね。これ、かなり便利です。

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●KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたり
第15回 Nikkor-P Auto 10.5cmF2.5[焦点工房][新東京物産

中望遠レンズって元々それなりにボケますが、逆アオリで撮ると、さらにボケ量が増しておもしろいです。デジタルカメラのエフェクトモードにも似たような機能がありますが、光学的にボカした方が何か危うさをはらんでおもしろい描写になりますよ。前述のように傾きゼロにすばやく戻せるので、通常のマウントアダプターとしても使えます。この安心感がいいですね。

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