湿板写真館 体験レポート(CAMERA fan)
久々にえぐい仕事です。デジタルだとかフィルムだとか、オールドレンズだとか現行レンズだとか、そんな議論が吹っ飛ぶような世界の体験レポートが、本日CAMERA fanにて公開になりました。お題目は湿板写真。ええ、あの湿板です。歴史の教科書に載ってるアレですよ。
久々にえぐい仕事です。デジタルだとかフィルムだとか、オールドレンズだとか現行レンズだとか、そんな議論が吹っ飛ぶような世界の体験レポートが、本日CAMERA fanにて公開になりました。お題目は湿板写真。ええ、あの湿板です。歴史の教科書に載ってるアレですよ。
Kipon.jpの「上野発の古典鏡玉物語」を更新しました。今回はロボットマウントのパンケーキレンズ、Tessar 3cmF2.8です。このレンズ、個人的に好きなんですよね。フレアの射し方がかなり好みです。ゆるふわ系と思いきや、テッサーなんでシャープネスがしっかりしてます。このギャップがいいですね。
ぼくが講師担当しているオールドレンズ講座の、4月期の募集がはじまりました。講座は2種類あり、それぞれ方向性が異なります。オールドレンズパラダイスはオールドレンズを楽しむための講座、オールドレンズワークショップはオールドレンズによる作品づくりに取り組む講座です。オールドレンズワークショップは定員を少なめに設定しているので、ご興味のある方は早めにお申し込みください。
●オールドレンズ・パラダイス第9期
期間:2015年4月~9月第3日曜日 13:30~15:00
場所:東急セミナーBE 自由が丘校
オールドレンズをカジュアルに楽しむための、サークル感覚の講座です。撮影実習やプリント講評会を通じて、ユーザースキルと問わずオールドレンズをお楽しみいただけます。恒例のモデル撮影実習も開催予定です。オールドレンズの仲間を探している方におすすめの講座です。
●オールドレンズ・ワークショップ第2期
期間:2015年4月~9月第2日曜日 13:30~15:00
場所:東急セミナーBE 自由が丘校
オールドレンズによる作品づくりを支援する講座です。今期は一人一冊、フォトブックを制作していただきます。コンセプトからはじまり、写真のセレクト、構成、フォトブックサービスの選択など、みんなで相談しながら制作していきます。第1期から質問の多かったRAW現像の解説にも力を入れる予定です。少人数構成で、各人の作品制作をていねいにサポートします。
各講座とも、東急セミナーBEのホームページからお申し込みいただけます。ご興味ある方、ぜひご検討ください。
今月もカメラ月刊誌発売の時期になりました。今月は日本カメラとデジタルカメラマガジンで書いてます。まず日本カメラは、「新製品トレンドの支流を追う」という持ち回り連載にて、ヘリコイドマウントアダプターの動向を解説してます。ライカM用以外で、ヘリコイドアダプターの数が増えており、そのあたりを作例付きで紹介しました。あと、Acruの大型カメラバッグ「ボノ」のレビューを書いてます。今回ボノとミニボノを借りたんですが、やはりフルレザーカメラバッグはいいですね。返してくなかったです(笑)。
●日本カメラ2015年4月号[日本カメラ社]
新しいヘリコイドアダプター登場
Acru フルレザーの大容量ショルダーカメラバッグ
●デジタルカメラマガジン2015年4月号[インプレス]
春は半逆光
デジタルカメラマガジンでは、第一特集「春は半逆光」にワンカット掲載してもらいました。各写真家が半逆光を活かした写真を載せ、それについて詳細解説するという特集です。ぼくは例によってオールドレンズを使った半逆光カットをセレクトしました。オールドレンズっぽさ全開のカットです。ぜひご覧ください。
今日はオールドレンズパラダイス第8期の最終回でした。本講座の締めはプリント講評会。今回もメンバー各人がお気に入りのカットをプリントして持ち寄り、鑑賞会です。とまあ、普通ならば講評してフィニッシュなんですが、今日は何とスペシャルゲストが参加。知る人ぞ知る木下光学研究所の方々が、遊びに来てくれました。
片やレンズ設計のプロ、片やレンズホビーの達人たち。お互いによい刺激になったのではないでしょうか。こういう交流会はいいですね。またゲスト参加していただける方がいたら、カリキュラムに組み込んでいきたいです。
さて、来月からはオールドレンズ・パラダイス第9期がスタートします。オールドレンズをまったり楽しむ、そんな和やかな雰囲気を目指したサークル感覚の講座です。撮影実習が多く、ベテラン、ビギナーを問わず楽しんでいただけます。ご興味あればぜひご参加ください。
デジカメWatchにて、担当したSIGMA dp3 Quattroの実写レビューが公開になりました。クアトロになってからよく言われていることですが、JPEG撮って出しがいいですね。掲載した作例はすべてJPEG撮って出しになります。
●デジカメWatch 新製品レビュー
SIGMA dp3 Quattro(実写編)
最近、グループ展を見ていると、大判プリントするアマチュアの方が増えてきました。大きくプリントするなら、やはりクアトロシリーズのような超シャープなモデルを活用したいですね。プリントが大きければ大きいほど、画像の解像力がものを言いますから。
今回のデジカメドレスアップ主義は、鳥井工房のα7IIケースを取り上げました。α7IIは人気モデルだけあって、着々と各ブランドからレザーケースが登場していますね。紹介する方が追っつかないくらいです(笑)。
●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第141回 α7IIケースに見る鳥井工房の進化
今回のスタイルは、久々に普段使いのベストセレクトができたと思っています。鳥井工房のケース、COTTAのネックストラップ、このセットアップでがっつり長期間にわたって使い込みたいですね。そうそう、ビオターコピーのヘリオス103、こいつの写りが渋くてかっこよかったです(笑)。それでは本編をお楽しみください。
デジカメWatchにて、担当したSIGMA dp3 Quattroのレビューが公開になりました。単焦点で3台もコンパクト機を出すなんて、酔狂なおかつ潔く、長い目で見ても早々お目にかかれる展開ではないですね。Quattro 3台持ちとか、ちょっと憧れます。
●デジカメWatch 新製品レビュー
SIGMA dp3 Quattro(外観・機能編)
どうでもいい話なんですが、黒バックで黒いカメラを撮るのはちょっと手間ですね。光量の調整が難しいし、ゴミ取りも大変だし(笑)。今回はオール黒バックでがんばってみました。けっこうカッコよく撮れたと思います。
今回の「上野発の古典鏡玉物語」は、KIPONの最新マウントアダプターをピックアップしました。CP+などで数年前からチラ見せされていたアレが、ついに製品化です。EFレンズがα7シリーズでAF動作しますよ。
●KIPON×澤村徹 上野発の古典鏡玉物語
第5回 KIPON初のAF対応マウントアダプター
KIPON EF-S/E AFは、AF対応の電子接点付きマウントアダプターです。キヤノンEF/EF-SレンズをソニーEマウントボディに付け、AF動作オッケーというやつですね。いよいよKIPONもこのカテゴリーに本格参入というわけです。AFスピードはまあぼちぼちといったところですが、合焦精度は文句なしです。合焦ランプさえ点けば、広角望遠を問わず、ピントはほぼ合います。使える使えないで言うと、使えるマウントアダプターですね。フォーカルレデューサーも同時発売なので、APS-C機の人もどうぞ。詳細と作例は本編にてご覧ください。
今日はオールドレンズ・ワークショップの最終回、締めの作品レビューでした。半年かけて制作した作品を皆の前で発表し、その後ぼくが講評します。中間発表からどれだけブラッシュアップできたのか、真価が問われるというわけです。
講師であるぼくも、今日は作品提出しました。以前、火事場に出くわしたことがあり、そのときのカットをモノクロでまとめてみました。火事場はアレブレなモノクロにするとかっこいいのですが、ある意味ありがちな仕上げです。そこでシャドウをギリギリまで沈め、なおかつギリギリまで出すというデジタルならではの処理に徹してみました。プリント用紙は階調再現にすぐれるピクトリコプロのホワイトフィルム。ICCプロファイルがメーカーホームページからダウンロードでき、用紙のポテンシャルを簡単に引き出せます。今回は全カット、試し刷りなしの一発OKでした。やりますね、ホワイトフィルム(笑)。
オールドレンズ・ワークショップは、4月から第2期がスタートします。第2期はフォトブック制作を目標に、オールドレンズで撮った写真で作品づくりを進めます。自分の写真を自分で一冊に編み上げる。要は写真集の自主制作ですから、これは楽しいですよ。ご興味ある方、ぜひご参加ください。