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February 2015

February 28, 2015

「LUMIX GM5 WORLD」でGM1Sドレスアップ

Gm5 日本カメラMOOKの「LUMIX GM5 WORLD」にて、GM1Sのドレスアップを担当しました。このコーナー名がすごいんですよ。「俺のGM」、いやもうマジで(笑)。中村文夫さん、上田晃司さん、そして澤村が、それぞれの立ち位置でレンズグルメやらドレスアップを語るというコーナーです。

●LUMIX GM5 WORLD[日本カメラ社][Amazon
俺のGM

ぼくのページはドレスアップなんですが、オールドレンズの作例付きです。先月、個展開催で大阪に滞在していたとき、この仕事の作例撮りで神戸に行ってきました。神戸タワーで食べた焼きそばがおいしかったなあ。オムそばにしないところがヘタレですね(笑)。

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新東京物産×澤村徹 HandeVision 体験撮影会

今日は新東京物産のイベント、HandeVisionの体験撮影会でした。同ブランドの大口径レンズ「IBELUX 40mmF0.85」」で、実際にスナップを楽しもうというイベントです。ミラーレス機用交換レンズとして世界最速のF0.85というスペック、やはりこのレンズでしか成し得ない絵がありますね。撮影画像をめいめいお持ち帰りいただいたので、今頃はパソコンの前でニンマリしているところでしょうか(笑)。

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参加メンバーのカメラの集合写真です。α7シリーズ、強いですね。HandeVisionの体験会とはいえ、フツーのオールドレンズファンの集いでした。ペッツバールレンズはさりげなく鳥井工房のレンズジャケット着てますね(笑)。今日のメンバーはホント、ツワモノぞろいでした。

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今日は上野公園を2時間ほどスナップしました。久々の上野公園ですが、いやあ広いですね。2時間かけても全然まわりきれない(笑)。駅前から東照宮を目指し、その後不忍池を半周したらタイムリミットでした。

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ぼくのセットアップは、ライカMとコンタレックスのプラナー50ミリF2です。マウントアダプターはKipon製。最近気に入っているセットアップです。今日撮っていて改めて気付いたのですが、コンタレックスのプラナー、階調いいですね。上のカットを見て、目が覚めました。今後もこうしたイベントを開催していきたいと思っています。

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February 25, 2015

お約束のα7IIですよ!?

今回のデジカメドレスアップ主義はα7IIをピックアップしました。オールドレンズ用ベースボディの決定版といったところでしょうか。リコイルが早いペースで対応ケースをリリースし、それをベースにドレスアップしています。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第140回 α7IIファーストドレスアップ

今回のネタはレンズに注目してほしいですね。ボディ内手ブレ補正を意識して、中望遠レンズを選んでいます。しかも、ウエイトのあるヘクトール12.5センチF2.5。フレア成分多めで個人的に大好きなレンズなんですが、いかんせん、重くて出番がありません(笑)。α7IIならこういうレンズも気軽に使うことができ、手ブレ補正サマサマですね。

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February 23, 2015

最近、コンタレックス推しです!

新東京物産の連載コーナー「上野発の古典鏡玉物語」を更新しました。今回はコンタレックスのプラナー50ミリF2です。プラナーというとやはりヤシコンのものが有名ですよね。ただ、このコンタレックスのプラナー、ドイツ製だけあってなかなか気合いが入っています。その気合いの入り具合をレポートしました。

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●新東京物産×澤村徹 上野発の古典鏡玉物語
第4回 コンタレックスのプラナーで濃厚なツァイスを知る

ここではα7に付けていますが、KIPONからライカM用のコンタレックスマウントアダプターも発売されています。このライカM用がなかなか使い勝手がいいんですよ。ライカにコンタレックスレンズという組み合わせがこれまた通っぽい(笑)。最短もかなり寄れて使いやすいです。最近、出番の多いセットアップです。

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February 20, 2015

「ライカ通信スペシャル」でお手伝いしました

Lm 本日、エイ出版から「ライカ通信スペシャル」というまるっと一冊ライカなムックが発売になりました。本書にてオールドライカレンズがらみでちょこっとお手伝いしています。

●ライカ通信スペシャル[エイ出版][Amazon
LEICA M&L 不朽の名玉
最新ミラーレス機で甦るライカオールドレンズ

本書の発売に合わせ、過去のライカ通信が電子版で復活するそうです。表紙を印象強くおぼえていたVol.12を早速ゲット。うむ、iPhoneだとツライですね(笑)。写真はそこそこ閲覧できますが、記事を読む気はしないです。やはりタブレットでの閲覧がお薦めかな。

それにしても、バックナンバーをまるっと電子化ってのはスゴイですね。ムックだと著者が複数ですから、印税の分配は相当面倒な計算になるはずです。そのあたり、出版社としてかなりご苦労があったのではないでしょうか。

そうした苦労があったからこそ、保存性の高いムックを電子版で入手できるわけです。これは本当にありがたいですね。個人的にはちょい割引価格の全巻パック希望です(笑)。

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February 19, 2015

「クラフトマンシップ」のレポート掲載(日本カメラ3月号)

811_0 明日発売の日本カメラ3月号にて、先月開催した個展「クラフトマンシップ」のレポートが掲載されています。ポンカメさんでは個展の事前情報も掲載していただいたのですが、こうしたフォローアップ記事まで載せていただき、感謝感謝です! 

●日本カメラ2015年3月号[日本カメラ社
P170 澤村徹写真展「クラフトマンシップ」大阪で開催!

個展の最終日に「ザ・レンズマニアックス」の編集担当さんが遊びに来てくれて、トークイベントの中で連載当時の制作秘話を披露していただきました。どうやら当時、企画自体はすんなり通っていたみたいですね。やはりミラーレスがイケイケだったから、時代の追い風ってやつでしょうか。惜しむらくはフルサイズミラーレスの登場を待たずに連載が終わってしまったことでしょうか。フルサイズにこだわった「帰ってきたレンズマニアックス」やらせてください(笑)。

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dpクアトロのあり得ないドレスアップ

今回のデジカメドレスアップ主義はdpクアトロをピックアップしました。といっても、dpクアトロのケースではありません。dpクアトロの純正オプション、LCDビューファインダー用のレザーケースです。なにかこう、いろいろと遠い目になりますね(笑)。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第139回 液晶ファインダーケースという新発想

まず鳥井工房からリリースされ、その後リコイルが追随。期せずしてふたつのブランドからLCDファインダーケースというキワモノが登場しました。きっとLCDファインダーが職人さんを刺激する形状だったんでしょう。dpクアトロはけっしてメインストリームのカメラではないと思うのですが、なぜかカメラアクセサリー業界は盛り上がってますね。あの独自スタイルが相当刺激的なのだと思います。詳細は本編にてご覧ください。

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February 17, 2015

オールドレンズとHandeVisionの撮影会やります!

来る2月28日、新東京物産主催でオールドレンズとHandeVisionの体験撮影会を開催します。新東京物産は上野に店舗をかまえるマウントアダプターショップで、KIPONの正規代理店です。今回の撮影会は新東京物産に集合した後、上野界隈をスナップしてまわる予定です。当日はHandeVision IBELUX 40mmF0.85をタッチ&トライしていただけます。もちろん、オールドレンズファンも大歓迎。早春を探して上野をスナップしてまわりましょう。

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●新東京物産×澤村徹 HandeVision体験撮影会
日時:2月28日(土)13:00~16:00
場所:新東京物産本店(東京都台東区東上野2-21-1 ケーワイビル1F)
参加費:無料(要事前申し込み

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February 15, 2015

一年越しのシーバス(オールドレンズ・パラダイス)

世間はCP+最終日、パシフィコ横浜の賑わいを尻目に、今日はオールドレンズパラダイスの撮影実習でした。CP+を見に行くメンバーに配慮し、午後イチでぷかり桟橋に集合。ここからシーバスで山下公園へ向かいます。実はこのコース、去年の大雪で取りやめた撮影コースなんですね。一年越しでのシーバス乗船と相成りました。

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EOS 5D Mark II + MC Biometar 120mmF2.8

今日のレンズはペンタコンシックスのビオメター120ミリF2.8です。このレンズを持ち出したのは何年ぶりでしょうか。5~6年、いやもっとか!? あの当時はゆるい描写に面食らった記憶があるのですが、いま改めて使ってみると、思ったよりもシャドウが締まり、まともな写りでした(笑)。中判用レンズなんでフルサイズ機でも隅々までシャープに写るのがいいですね。長らくレンズを寝かせておくと、新たな発見があっておもしろいです。

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February 12, 2015

CP+2015 マニアックレポート

CP+ 2015、いよいよはじまりました。新機種ラッシュと晴天が重なり、初日からけっこうな込みようです。去年は大雪で散々でしたが、今年は大丈夫そうかな。ちゃんとしたレポートは大手マスコミ媒体にお任せして、例によってマニア向けの小ネタをいろいろ拾ってきました。まずはレンズ関連から見ていきましょうか。

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コシナのブースではウルトロン35mmF1.7アスフェリカルが参考出展してありました。シルバー鏡胴がイカしてますね。フードはシルバーとブラックどっちがいいか、なんて話で担当さんと盛り上がりました(笑)。

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興和光学のブースでは、プロミナーシリーズがそろい踏みしてます。工業用レンズをベースにした相当変わりダネのレンズですが、このレンズでしか成し得ないテイストを宿しています。人とちがう描写を求めるなら、一度試してみてください。

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その興和光学のブース内に、さりげなくmukカメラサービスの謎カメラが鎮座してます(笑)。ムービー向けのデモ機ですが、かなりおもしろいことになってます。最近mukは独自路線を突っ走ってますねえ。

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今回のCP+で一番際立ってのはこれかなあ。MonoGoのDANCAMという製品です。感光紙で撮影するカメラ(いわゆるサイアノタイプ)なんですが、ちゃんと一眼レフになってるんですよ。組み立てキットなら3800円と安く、手軽に楽しめます。

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ズラッと並んだディスプレイがこれまたイイですね。ちなみにレンズはガラス製、上位モデルはピント合わせもちゃんとできます。夏休みの工作とかに良さそうですね。

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COTTAのブースでは、ルミックスCM1のケースが展示してありました。一挙3タイプをリリースという力の入れようです。COTTAはルミックス向けの製品が多いのですが、今後は他機種のケースも手がけていくとのこと。作りの良いケースなので、新製品に期待がかかります。

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バケッタレザーを使ったシンプルなストラップ。ステッチなしという潔さがかっこいいです。バケッタレザーはエイジングがけっこう早めに出てくるので、使い込んでその変化を楽しみたいですね。

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イデミクスのブースではONAの製品が展示してあります。ONAはレザーや帆布のカメラバッグが定番商品ですが、実は本国の方ではストラップも展開しています。前々からデジカメドレスアップ主義で紹介したかったのですが、日本では取り扱いがありませんでした。ところが今回ブースをのぞくと、あるじゃないですかストラップ。何でも三月あたりからウェブショップで販売をスタートするとのこと。ここのストラップはファブリックとレザーのコンビでかっこいいですよ。使い古した加工もいい雰囲気です。

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昨今、新製品ラッシュのGARIZ(ゲリズ)のブースです。なんと肌色多めのきれいどころがスタンバってました。もちろん撮影OKとのこと。CP+は要はお祭りですから、肌色多めだってノープロブレムですよね!?

とまあ、ぼくが気になった製品はこんなところです。今年は海外マウントアダプターメーカー勢が出展していないので、個人的にはちょっと寂しい感じでした。ちなみに、今日のカットはライカMにコンタレックスのプラナー50ミリF2で撮ってます。取材中、飯田鉄先生に「そのマウントアダプターいいね」と褒めていただきました(笑)。

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February 10, 2015

Baveyesの描写がかなりイケてます(上野発の古典鏡玉物語)

新東京物産×澤村徹「上野発の古典鏡玉物語」を更新しました。隔週更新なんでけっこう慌ただしいです。締め切りがガチで追いかけてきます(笑)。今回はニッコール55ミリF1.2をピックアップしました。お手頃大口径の典型のようなレンズですが、ちゃんとニッコールらしい繊細さが伝わってきます。

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●新東京物産×澤村徹 上野発の古典鏡玉物語
第3回 Nikkor-S・C Auto 55mmF1.2

このレンズ、ぼくの仕事ではちょくちょく紹介してますね。けっこう好きなんです、この繊細な感じが。今回はKIPONのフォーカルレデューサー「Baveyes」を使い、X-T1で撮ってみました。やはり標準レンズを標準画角で使えるのは気持ちいいですね。描写もちゃんとニッコールしてますよ。

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February 09, 2015

今回のデジカメドレスアップ主義は、激マニアックネタです!

デジカメドレスアップ主義を更新しました。今回のネタはマニアックですよお。レンズは水中専用ニコノスレンズの改造品、ボディはSHOTENブランドのEマウント強化パーツを装備。どちらもがっつり自己責任でお願いします(笑)。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第138回 さりげなく“チョイ重”に備える

α7も発売からそこそこ時間がたったので、こういったマニア向けのネタもおもしろいですね。やるやらないはさておき、水平線の向こうにこういう世界が広がっている、それを知るだけでも価値があるのではないでしょうか。ワイドニッコール20ミリF2.8が使えるというだけでもありがたいのに、周辺流れまくりというオマケまで付いて、一粒で二度オイシイです。詳細は本編にてご覧ください。

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February 08, 2015

「クラフトマンシップ」はどうして大阪なんですか?

個展「クラフトマンシップ」から一週間が過ぎ、やっと貯まっていた原稿が片づきました。お金は貯まらないのに、仕事はすぐ貯まります(笑)。もちろん依頼あっての話ですから、とてもありがたいのですが。

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さて今回、自分にとって初となるオールドレンズの作品を、あえて大阪のアクリュギャラリーで開催しました。見に来てくれた人からは「どうして大阪で?」と訊かれ、見に来られなかった人からは「東京では開催しないんですか」と訊かれ、開催地がとかく物議を醸したようです(笑)。たしかにぼくは東京が地元ですから、「なにゆえ大阪で?」という疑問はもっともですね。結論から言うと、大阪云々は関係なくて、純粋にアクリュギャラリーで個展を開きたかったからです。

デジタルカメラとオールドレンズによる作品というのは、実はちょっと微妙な立場です。メーカー系ギャラリーにとっては非純正レンズによる作品ですし、銀塩モノクロ系のギャラリーにはインスタントな作品に映るでしょう。実のところ「クラフトマンシップ」は昨年の春くらいにはある程度の作品が仕上がっていたのですが、ギャラリー探しで頓挫していました。

そうした中、アクリュのオーナー、シノハラトモユキさんから、「OLD LENS 2014」へのゲスト参加の依頼がありました。このときオールドレンズについて色々と意見交換し、「このギャラリーならオールドレンズの拠点になってくれるのでは!?」という予感が。オールドレンズはレトロ志向とはいえ、実のところ撮影スタイルとしてはある種の先取り感があります。対象はたしかに古いレンズなんですが、その古いレンズを快適に使うために、最新技術のおいしいところは貪欲に取り入れていく。新旧のスタイルにこだわらず、開かれたカメラホビーであってほしいと思っています。アクリュギャラリーはこの「開かれている」感じがすごく伝わってくるんですね。

アクリュギャラリーの良さをひと言でいうと、作家を引き立ててくれる点だと思います。写真家とギャラリーが二人三脚で作品展を作り上がる。この感じがすごくいいです。展示の打ち合わせはもちろん、会期直前に作家インタビューを行い、作家トークという形でブログ公開してくれます。ぼくのときの作家トークはコレです。SNSによる告知も抜かりなく、会期前から作品展を盛り上げてくれます。こういう作業はもちろん写真家自身でもやるわけですが、開催場であるギャラリーがどこまで尽くしてくれるか、これがとても重要です。ホームページに会期を載せて終わり、では告知になりませんからね。

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もうひとつアクリュの強みは、ギャラリー担当のスタッフがいる点です。搬入搬出の手伝いはもちろん、会期中もスタッフが誰かしら常駐してくれます。廉価なギャラリーはカギだけ渡されて「あとはご自分で」というスタイルが少なくないのですが、アクリュギャラリーははじめから最後までスタッフが手伝ってくれます。個展がはじめてという方には相当心強いのではないでしょうか。ちなみにぼくも、今回の展示はスタッフの方の意見を聞きながら写真の設置位置を決めていきました。場に慣れている人の意見はすごく参考になります。

この在廊スタッフのすごいところは、ただ常駐するだけでなく、作家がいないとき、お客さんに個展のコンセプトや作品についての説明もしてくれます。どの在廊スタッフでも同様に接客していたので、情報共有がちゃんとなされているようですね。これは写真家にとって、個展開催のハードルをグンと下げてくれる要素だと思います。自分の代りに作品説明してくれる人がいる。このありがたさ、個展経験のある人ならおわかりですよね。

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芳名帳とは別に、メッセージボックスが設置してあります。お客さんが自由にメッセージを書き、個展が終わるとメッセージシートが作家の手元に渡ります。単にスペースを貸すのではなく、来場者と写真家、その双方をギャラリーがもてなしているのがよく伝わってきます。ぼくはギャラリー業界の慣習についてあまり詳しくありませんが、アクリュギャラリーのスタイルはとても当を得ていると感じました。個展会場を探している方、アクリュギャラリー、お薦めです!

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ブツ撮りを制するものは!?(オールドレンズ・ワークショップ)

今日のオールドレンズ・ワークショップでは、ブツ撮りの極秘テクニック(笑)を伝授しました。オールドレンズ・ワークショップはオールドレンズで作品づくりをする講座ゆえに、「なぜにブツ撮り?」と疑問を抱えるメンバーも多かったことでしょう。一見すると作品づくりを無縁の世界ですが、ブツ撮りとはすなわち「すべてを把握した撮影方法」です。仕上がりを明確にイメージし、そこに最短距離で突き進みます。自らの欲するイメージを実現するという意味において、作品づくりと相通ずるものがあります。

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今回はニッシンi40にソフトボックスを付け、1灯+レフ板での撮影方法を解説しました。自由が丘の教室に機材一式を持ち込み、メンバーのカメラを借りて被写体にしました。いわゆる出張撮影のスタイルですね(笑)。最小限の機材のわりに、けっこうかっこよく撮れていると思いませんか? ニッシンi40、侮れません。

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February 04, 2015

澤村徹写真展「クラフトマンシップ」ご来場ありがとうございました!

一週間にわたる個展を終え、貯まった原稿の締め切りに追われています(笑)。会期中にご来場いただいた皆様、この場を借りて御礼申し上げます。特に遠方から泊りで見に来てくれた方、複数回遊びに来てくれた方、本当にありがとうございました。

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今回は初のオールドレンズによる作品、初の関西での個展開催と、初尽くしでした。そうした不安を取り除いてくれたのが、アクリュギャラリーのスタッフの面々です。作家のバックアップ体制がこんなに整ったギャラリーははじめてでした。写真家としてアクリュギャラリーのリピーターになりたいですね。このあたりはまた別記事で詳しく紹介します。

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会期を終えて改めて個展をふり返ってみると、お客さんの多様性が印象的でした。オールドレンズが好きな人、ドレスアップにハマッている人、キャンバスプリントに興味のある人、アクリュという場所柄、若い女性の来場も多かったです。おもしろいところでは、被写体目当てのお客さんもいました。DMで使った写真の職人さんは、実はちょっとした有名人で、この方目当てで見に来てくれた人がけっこういらっしゃいました。

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知り合いもたくさん見に来てくれました。初日には、アダクワッタの田中ご夫妻が遊びに来てくれました。アダクワッタはドレスアップ記事でストラップ製作をよくお願いしているブランドです。実は会期中に密会(笑)して、新作の相談をしてきました。また何かしらの記事でご覧いただけると思います。ちなみに、ポンカメ11月号の表紙を飾ったのは、彼の後ろ姿の写真です。

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中野哲男さんは、学生時代のぼくに組み写真のおもしろさを教えてくれた写真家さん。ライター以前のぼくを知るレアな人です(笑)。何でも昔、ズノーのピンポン玉を所有していたとか。オールドレンズについてはぼくの遙か斜め上を行ってますね。

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師匠こと、和田高広さんが見に来てくれました。ぼくのはじめてのオールドレンズ解説本「オールドレンズパラダイス」を執筆する際、監修を担当していただいた写真家さんです。いまもムックの表紙撮影などでお世話になりっぱなしです。師匠はいま、湿板寫眞館を開くべく奮闘中です。オープンしたら速攻取材させてもらう予定です。

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新東京物産様、カメラの極楽堂様、JAY TSUJIMURA TOKYO様、weiche Brise様からお花をいただきました。初日から会場を華やかに彩っていただき、とてもうれしかったです。最終日でも枯れた花は数えるほどで、撤収後にアクリュスタッフがみんなで分けて持ち帰ったそうです。

これまで赤外で作品づくりをやってきましたが、オールドレンズによる作品づくりもがっつり手応えを得ました。これからもオールドレンズで撮り続けてまいります。

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