CP+2015 マニアックレポート
CP+ 2015、いよいよはじまりました。新機種ラッシュと晴天が重なり、初日からけっこうな込みようです。去年は大雪で散々でしたが、今年は大丈夫そうかな。ちゃんとしたレポートは大手マスコミ媒体にお任せして、例によってマニア向けの小ネタをいろいろ拾ってきました。まずはレンズ関連から見ていきましょうか。
コシナのブースではウルトロン35mmF1.7アスフェリカルが参考出展してありました。シルバー鏡胴がイカしてますね。フードはシルバーとブラックどっちがいいか、なんて話で担当さんと盛り上がりました(笑)。
興和光学のブースでは、プロミナーシリーズがそろい踏みしてます。工業用レンズをベースにした相当変わりダネのレンズですが、このレンズでしか成し得ないテイストを宿しています。人とちがう描写を求めるなら、一度試してみてください。
その興和光学のブース内に、さりげなくmukカメラサービスの謎カメラが鎮座してます(笑)。ムービー向けのデモ機ですが、かなりおもしろいことになってます。最近mukは独自路線を突っ走ってますねえ。
今回のCP+で一番際立ってのはこれかなあ。MonoGoのDANCAMという製品です。感光紙で撮影するカメラ(いわゆるサイアノタイプ)なんですが、ちゃんと一眼レフになってるんですよ。組み立てキットなら3800円と安く、手軽に楽しめます。
ズラッと並んだディスプレイがこれまたイイですね。ちなみにレンズはガラス製、上位モデルはピント合わせもちゃんとできます。夏休みの工作とかに良さそうですね。
COTTAのブースでは、ルミックスCM1のケースが展示してありました。一挙3タイプをリリースという力の入れようです。COTTAはルミックス向けの製品が多いのですが、今後は他機種のケースも手がけていくとのこと。作りの良いケースなので、新製品に期待がかかります。
バケッタレザーを使ったシンプルなストラップ。ステッチなしという潔さがかっこいいです。バケッタレザーはエイジングがけっこう早めに出てくるので、使い込んでその変化を楽しみたいですね。
イデミクスのブースではONAの製品が展示してあります。ONAはレザーや帆布のカメラバッグが定番商品ですが、実は本国の方ではストラップも展開しています。前々からデジカメドレスアップ主義で紹介したかったのですが、日本では取り扱いがありませんでした。ところが今回ブースをのぞくと、あるじゃないですかストラップ。何でも三月あたりからウェブショップで販売をスタートするとのこと。ここのストラップはファブリックとレザーのコンビでかっこいいですよ。使い古した加工もいい雰囲気です。
昨今、新製品ラッシュのGARIZ(ゲリズ)のブースです。なんと肌色多めのきれいどころがスタンバってました。もちろん撮影OKとのこと。CP+は要はお祭りですから、肌色多めだってノープロブレムですよね!?
とまあ、ぼくが気になった製品はこんなところです。今年は海外マウントアダプターメーカー勢が出展していないので、個人的にはちょっと寂しい感じでした。ちなみに、今日のカットはライカMにコンタレックスのプラナー50ミリF2で撮ってます。取材中、飯田鉄先生に「そのマウントアダプターいいね」と褒めていただきました(笑)。
Comments
DanCamのMonoGo 今井です。
早速取り上げていただき光栄です。ありがとうございます。
ご意見ご希望などありましたらぜひお伝えください。
取り急ぎお礼まで。
Posted by: MonoGo | February 13, 2015 08:18 PM
その折は詳しくご説明いただきありがとうございました。今後のご活躍期待しております。
Posted by: metalmickey | February 13, 2015 09:09 PM