避けて通れないカラーマネージメント(オールドレンズワークショップ)
昨日はオールドレンズワークショップ第4回目の講義でした。お題目はカラーマネージメント。デジタルで作品づくりをする際、現行レンズだろうがオールドレンズだろうか、避けて通れない道です。しかも、デジタルフォトの分野で最も難しいネタ(笑)。説明するぼくも辛ければ、聞いている受講生の面々もしんどかったと思います。ただ、オールドレンズの持ち味を活かして作品づくりをしたいなら、やはり「見ている色をそのままプリントできる」環境は欠かせません。いわば「あしたのために(その1)」といったところでしょうか。
ここ数年、講義の前に小一時間、自由が丘界隈をスナップしています。今日持ち出したレンズはプリモプラン58ミリF1.9です。アンジェニューとゼプトンをかけあわせたような雰囲気が特徴です。どちらかと言えばマニア受けするレンズですね。アンジェニューとゼプトンを使ったことがある人は、プリモプランのおもしろさに気付くと思います。逆に前述の2本を知らないと、単に黄色味の強いレンズという感想に留まってしまうかもしれません。オールドレンズはハマればハマるほど、世界が広がっていきますね。
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