日本カメラ11月号 表誌&口絵デビューです!
今月の日本カメラ11月号は、閲覧用、配布用、保存用、永久保存用と、最低10冊は購入することに決めました。というのも、ついにポンカメさんで口絵デビューなのであります! 口絵というのは巻頭のフォトギャラリーのことで、カメラ雑誌の中でもっとも華のあるページです。日本カメラ社とのお付き合いは2009年のM8ムックが最初です。その後本誌の方からもちょくちょくお呼びがかかるようになり、オールドレンズやドレスアップのキワモノ記事を書いたり、連載をいただいたりしつつ、現在に至ります。ただ、ぼくの基本スタンスはライターなので、口絵に自分の写真が載ることはないなあと。それだけに今回の口絵掲載は、「写真家と名乗ってもいいよ」とお墨付きをいただいたような気分です。
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口絵:澤村徹「クラフトマンシップ」
口絵ノート:澤村徹「クラフトマンシップ」インタビュー
肝心の作品内容ですが、かねてからお付き合いのあるカメラアクセサリー職人を、オールドレンズで撮り貯めたカットになります。詳しくは上野修さんにインタビューしていただいた口絵ノートをご覧ください。これまで作品づくりはデジタル赤外線撮影で行ってきましたが、今回はじめてオールドレンズで作品づくりに挑んでみました。実のところ、自分の中でオールドレンズは長らくホビーという位置づけでした。「オールドレンズ=撮るだけで楽しくて仕方がない」とまあ完全にユーザー目線なんですね(笑)。オールドレンズによる作品制作は前々から検討していましたが、「とりあえずオールドレンズで撮りました」では自分も他人も納得できない。今回、オールドレンズで作品を撮る必然性が自分なりに見えたので、作品発表と相成りました。写真の出来不出来の判断はみなさんにお任せするとして、長らく培ってきたオールドレンズのノウハウ、澤村固有の表現すべき課題を、「クラフトマンシップ」に結実することができました。また、来年一月にはアクリュギャラリーにて個展「クラフトマンシップ」を開催予定です。こちらも時期が近づいてきたら改めてお知らせします。
そしてもうひとつサプライズがあります。日本カメラ11月号の表紙、これも澤村が撮影したカットなんですよ! これの何がサプライズかというと、さっきポンカメさんのホームページを見てぼくもはじめて知りました(笑)。いやまあ、事前に表紙掲載の打診は受けていたんですが、その後本決まりしたという報告もなかったので、てっきり他の方の写真に決まったものと思っていました。表紙掲載は撮った当人が一番驚いています(笑)。
そんなこんなの日本カメラ11月号、ぜひ書店で手にとっていただけると幸いです。
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