« July 2014 | Main | September 2014 »

August 2014

August 31, 2014

オールドレンズでマジ撮りする人たち

03 オールドレンズ・ライフ Vol.4の発売から10日が過ぎました。すでにたくさんの方にご覧いただいたことかと存じます。今回も思い入れのある特集が盛りだくさんなのですが、なかでも力を入れたのは、「オールドレンズ・ワークス」です。いわゆるフォトギャラリーに相当するページで、ぼく以外に三名の写真家さんに写真提供をお願いしました。テーマはズバリ、オールドレンズで撮った「作品」です。写真を撮るならオールドレンズ、寝ても覚めてもオールドレンズ、というオールドレンズにドップリな写真家さんに登場していただきました。

掲載順に紹介すると、米山好人さんはシネレンズの達人です。ペンタックスQにDマウントレンズを付け、アジア圏のストリートスナップを得意としています。ストリートスナップは瞬発力がものを言うため、構図が二の次になることが少なくありません。その点彼の作品は、どんなシチュエーションでも計算し尽くされた美しさがあります。一方で「ファインダーをのぞいていれば何も怖くない」という無頼派のような迫力もあり、どのカットもライブ感にあふれています。米山好人さんの作品は、作家の脚力の強さが伝わってきます。

中山茂さんは、ライカコミュニティーで有名なノクチ使いです。ぼくもオールドレンズをはじめた頃から彼のブログを愛読していて、いつか一緒にお仕事したいと思っていました。今回数年越しの念願が叶い、オールドレンズライフに作品を載せていただきました。彼は全世代のノクチの使っているだけあって、各世代の特徴を踏まえたスナップが秀逸です。ノクチは何を撮ってもサマになる反面、レンズに撮らされている感も相当なものです。中山茂さんはベテランのノクチ使いだけあって、ノクチでしか撮れない写真を確実にモノにしている点が圧巻です。

一色卓丸さんは原宿の外国人を中心としたファッションポートレートが得意です。ライカショップでの個展、ファットフォトのポートレート講座の講師など、いま乗りにノッた写真家さんです。一般的なポートレート撮影は一眼レフに大口径ポートレートレンズを付けて行いますが、彼はライカM8と八枚玉のズミクロン、および初期型ズミルックス50mmという激シブなセットアップです。ファッションポートレートは時代の空気を濃厚の反映するため、1~2年で古臭く見えてしまうという側面があります。その点彼がオールドレンズで撮ったファッションポートレートは、時代性を中和したような普遍的な見え方が特徴です。オールドレンズというフィルターを介することで、被写体がオーセンティックに変化するのかもしれませんね。

末席は澤村の作品になります。某所の道ばたにあった一対のキスドールを、数年にわたってスナップした記録を掲載しました。二体のキスドールを不幸な出来事が襲い、その一部始終を写真と文章で綴っています。写真よりも文章をがんばった感じかなあ(笑)。カメラ雑誌では載せづらい、ちょっと変わったタイプの作品です。ご興味あればぜひご覧ください。

●オールドレンズ・ライフ Vol.4[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
発売日:2014年8月22日
税込価格:2,160円

| | Comments (0)

August 29, 2014

オールドレンズ講座 2本同時開催です!

本日より、ぼくが講師担当する東急セミナーBEの10月期オールドレンズ講座の新規募集がはじまりました。従来からのオールドレンズパラダイスに加え、オールドレンズワークショップと名付けた新講座がスタートします。たくさんの方のご参加、お待ちしております。

●オールドレンズパラダイス第8期
2014年10月より6回、毎第3日曜日
「オールドレンズを楽しむ」ための講座です。撮影実習、レクチャー、プリント講評会を通じて、サークル感覚でオールドレンズをお楽しみいただけます。オールドレンズ仲間を探している方、これからオールドレンズをはじめたい方に適した講座です。

●オールドレンズワークショップ
2014年10月より6回、毎第2日曜日
「オールドレンズによる作品づくり」を実践する講座です。オールドレンズを使った作品づくりのノウハウを、コンセプト、RAW現像、プリントなど、多角的に解説します。少人数構成のため、すでに7割方埋まっております。ご興味ある方はお早めに。

Olp8_s

| | Comments (0)

August 28, 2014

花影という名のタンバールリメイク

今回のデジカメドレスアップ主義は、無一居の花影S1 60mmF2.2を取り上げました。タンバールをモチーフにしたソフトフォーカスタイプのオリジナルレンズです。少数生産の相当マニアックなレンズなんですが、どういうわけか、オールドレンズパラダイスでは三人もこのレンズの所有者がいます(笑)。ちょっとしたソフトフォーカスレンズブームです。

Lmimg_0005edit

●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第126回 「少数生産のオリジナルレンズ」という新潮流

ドレスアップ面ではJAY TSUJIMURAのプレミアムフローラルをピックアップしました。待望のライカM専用バージョンです。プレミアムフローラルは、JAY TSUJIMURAが手がけたカメラジュエリーのファーストプロダクツです。ただ、従来バージョンはライカMに装着できなかったんですね。今回取り付け部を見直し、ライカMに完全対応しています。詳細は本編をご覧ください。

| | Comments (0)

August 26, 2014

weiche Brise コンバット・トリガー・ストラップ 製作秘話

ヴァイヒィエ・ブリーゼから新作ストラップ、35ミリ コンバット・トリガー・ストラップが発売になりました。すでにデジカメドレスアップ主義オールドレンズ・ライフ Vol.4で紹介しているので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。このストラップは、weiche Briseと澤村徹のコラボレーションで誕生しました。カメラアクセサリーメーカーとのコラボは実のところけっこうな数を手がけているのですが、たいていは既存の製品に澤村のアイディアを盛り込み、軽い作業で実現可能なものが大半でした。それに対し、今回ヴァイヒィエ・ブリーゼとのコラボは、デザインからまるっと新規製作のガチモード。ほしいストラップをそのまま製品化してもらいました。

Wb01

●Tetsu Sawamura x weiche Brise
35mm Combat Trigger Strap[Rakuten][Amazon

weiche Briseはスタッズをふんだんに打ち込んだカメラストラップが看板商品なんですが、その一方で、パンチングレザーも得意としています。今回はこのパンチンワークをプッシュしようと、ヴァイヒィエ・ブリーゼオーナーの成田昌輝さんと話がつきました。パンチングレザーは向こうが透けて見えてかっこいいのですが、レザーに穴をたくさん開けているため、耐久性で不安があります。実際にカメラを提げてストラップが切れるようなことはないのですが、繊細な見た目が不安につながってしまうのが難点だと感じていました。そこで、レザーか布を裏からあてて、見た目の不安感を解消しようと。マテリアルが二層になることで耐久性が上がり、さらに無数の穴から裏地の色が見え隠れして、デザイン上の新鮮味もあります。このアイディアを成田さんに伝え、あとは先方にお任せすればOK、と思っていたのですが、甘かったです(笑)。

太さはどうする? 裏地の素材は何がいいか。取り付け部分の方式は何が最適か、などなど、矢継ぎ早に質問がつづき、気づけばほぼすべての仕様をぼくが決めることに(笑)。ぼくとしては売れる保証のないものを作ってもらうため、あまりたくさん注文をつけるのは気が引けるのですが、先方が聞いてくるなら話は別です。開き直って作りたい仕様のストラップをまるっと作ってもらうことにしました。

Wb02_2

本製品のデザインモチーフは、ミリタリーのピストルベルトです。前々からピストルベルトをカメラストラップかカメラバッグのショルダーストラップに転用したいと思っていたので、このテイストをパンチングレザーで再現することにしました。幅はちょい太めの35ミリ。裏にウォッシュのかかった帆布をあて、レザーの穴から帆布が見え隠れするスタイルです。帆布は切りっぱなしで、使い込むうちにほどよくほつれてきます。もちろんステッチが入っているので、裏地が剥がれるような心配はありません。

Wb03

ストラップの両端にはスタッズとハトメを配し、アンシンメトリーなデザインにしました。スタッズは真鍮製、ハトメはブラックニッケルです。首提げすると左右でデザインが異なり、かなりかっこいいですよ。ヴァイヒィエ・ブリーゼといえばやはりスタッズワークなので、その強みもしっかりと盛り込んでいます。

Wb04

ショルダー部分には大きめの真鍮スタッズが打ち込んであります。スタッズの爪は裏地で覆われているため、爪が肌に直接あたる心配はありません。

Wb05

Tetsu Sawamura x weiche Briseのコラボレーションを記念して、ドッグタグが付属します。最後の行に刻印してある「1968」は、ぼくと成田さんの誕生年です。奇しくも同い年なんですよ(笑)。しかもお互い若い時分にパンクロックに傾倒し、パンクネタで盛り上がれる稀有なカメラ友達でもあります。人生、何がどこでどうつながるか、わからないものです。

Wb06

こう書くと順調に製作が進んだように感じられますが、実は試行錯誤の連続でした。上のカットはコンバットトリガーストラップのファーストサンプルです。帆布切りっぱなしを強調したくて端をほぐしてみたのですが、どうもパイル地っぽい見え方でミリタリーテイストとマッチしません。レザーと帆布の二層ストラップというはじめての挑戦だけに、いろいろと苦労がありました。

Wb07

ただ、あのモフモフした感じもかわいいよね、ということで、現在はモダンパイレーツ(成田氏が展開する別ブランド)のリストバンドとしてモフモフバージョンがラインアップされています。

Wb09
ぼくはα7Sにネイビーのケース(ユリシーズのα7ボディスーツ)を付け、コンバットトリガーストラップを組み合わせています。キャメルに近い明るいブラウンなので、ネイビーと相性がいいですよ。もちろんブラックとも組み合わせもOKです。ワイドタイプのストラップですから、オールドレンズで重量の増したカメラでも安心ですね。澤村がヴァイヒィエ・ブリーゼとガチコラボしたコンバットトリガーストラップ、ご興味あればぜひ!

●Tetsu Sawamura x weiche Brise
35mm Combat Trigger Strap[Rakuten][Amazon

| | Comments (0)

August 24, 2014

新宿クラシックカメラ博トークイベント 立ち見満員御礼!

新宿クラシックカメラ博のオールドレンズトークイベント、おかげさまで大盛況のうちに幕を閉じました。立ち見だった方は長時間立ちっぱなしでご苦労をおかけしましたが、立ってでも見たいというそのお気持ち、大変うれしく存じます。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

Lml1000502edit

上の写真は開始15分前の様子です。だいぶ空き席が多く、正直ヒヤヒヤしてました(笑)。この5分後、あっと言う間に席が埋まり、立ち見ありの満員御礼状態でイベントスタート。今回は現行ベースボディの特徴を踏まえつつ、いまこそ楽しみたいレンズとして、大口径オールドレンズ、超広角オールドレンズをご紹介しました。「いまどきボディなら、鉄板オールドレンズがこのくらい楽しめるよ」といったノリですね。トーク中のレンズをすぐさま探しに行けるのが、クラカメイベントの強みです。

新宿クラシックカメラ博は27日まで新宿高島屋11Fにて開催されています。良品レンズがまだまだたくさんありましたので、ぜひ足を運んでみてください。

| | Comments (0)

August 23, 2014

明日は新宿クラシックカメラ博 オールドレンズトークイベントですよ!

明日、8月24日、新宿クラシックカメラ博にて、オールドレンズのトークイベントを行います。場所は新宿高島屋、時間は午後1時からです。入場無料ですので、気軽にご参加いただけます。先日、オールドレンズ・ライフ Vol.4を発売したばかりですので、本書と絡めながらオールドレンズの魅力をご紹介したいと考えています。

Shinjuku2014
●新宿クラシックカメラ博(8月21~27日)
澤村徹「今が旬のオールドレンズはこれだ!」
場所:新宿高島屋11階 催事場
日時:8月24日(日)13時~

当日は巨大な4Kテレビを用意し、オールドレンズで撮った写真を大きく高精細に表示します。これって、デジタルフォトをもっとも大きくキレイに表示できる方法だと思うんですよね。ぜひ前の方で高精細フォトを見ていただきたいです。なお、オールドレンズライフ4は日東商事のブースにて販売しております。澤村のサインがほしいという心優しい方はこちらでどうぞ。イベント後にムックを持ってきていただければサインいたします。それではたくさんのオールドレンズファンの方とお会いできるのを楽しみにしております。ご来場、お待ちしております。

| | Comments (0)

August 22, 2014

weiche Briseの新作ストラップ

今回のデジカメドレスアップ主義は、実用と意匠の融合を狙ってみました。実用方面は、α7シリーズのハイグリップ(ホントはLプレート)とKIPONの新型ヘリコイドアダプターです。α7シリーズは人気モデルだけあって、次々にアイテムが出てきますね。

Lmimg_0001edit

●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第125回 小指がよろこぶハイグリップスタイル

ドレスアップ面はweiche Briseの新作ストラップ、コンバットトリガーストラップをフィーチャーしました。ミリタリーのピストルベルトをモチーフにしたストラップです。実はこのアイテム、Tetsu Sawamrua × weiche Briseのコラボストラップなんですよ。詳細はまた改めてこのブログにてご紹介いたします。

| | Comments (0)

オールドレンズ・ライフ Vol.4 本日発売です!

本日8月22日、玄光社「オールドレンズ・ライフ Vol.4」がいよいよ発売になります。昨年の秋くらいから作例撮りをはじめたので、ざっくり一年かけて作ったオールドレンズムックです。オールドレンズファンはもちろん、これまでオールドレンズに興味のなかった方にも楽しんでもらえるように、わかりやすくオールドレンズを魅力を解説しました。ぜひご覧いただけると幸甚です。

●オールドレンズ・ライフ Vol.4[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
発売日:2014年8月22日
税込価格:2,160円

Vol4_s
ちなみに、本書はシリーズ4作目となりますが、過去のオールドレンズ・ライフシリーズも併売しています。それぞれ特集内容がちがうので、気になるレンズがあればぜひ合わせてご覧ください。

オールドレンズ・ライフ
オールドレンズとマウントアダプターの入門書としてわかりやすい解説に努めました。

オールドレンズ・ライフ Vol.2
シネレンズを大々的に特集しています。主要シネレンズメーカーを網羅しました。

オールドレンズ・ライフ Vol.3
フルサイズ機で楽しみたいオールドレンズ、安価なオールドレンズを特集しています。

オールドレンズ・ライフ Vol.4
大口径オールドレンズを特集しました。α7シリーズとNikon Dfもフィーチャーしています。


| | Comments (0)

August 19, 2014

大口径オールドレンズの作品掲載(カメラマガジン9月号)

Cm 久々にカメラ雑誌で作品を掲載してもらいました。カメラマガジン9月号の特集「プロの流儀」にて、大口径オールドレンズで撮った作品を掲載しています。仕事柄、レザー工房やマウントアダプター工場に取材することが多いのですが、その際にコツコツと撮り貯めた作品をセレクトしました。だいぶ作品数も貯まってきたので、機会があれば個展でもやってみたいですね。あと同誌では、α7Sのレビューも担当しています。サイレント撮影モードと高感度撮影の作例、けっこういい雰囲気に仕上がりました。合わせてご覧ください。

●カメラマガジン9月号[エイ出版][Amazon
プロの流儀

日本カメラ9月号では、中一光学のSpeedmaster 50mmF0.95のレビューを担当しています。フルサイズ対応の大口径標準レンズです。開放でポートレート撮影してみました。豊かなボケ味を堪能してもらえると思います。このレンズ、アンダー10万円ということもあり、世界規模で品薄とか。気になる方は早めにゲットした方がいいかもしれませんね。

●日本カメラ9月号[日本カメラ][Amazon
Speedmaster 50mmF0.95 レビュー

| | Comments (0)

August 18, 2014

荒川ロックゲート撮影実習(オールドレンズパラダイス)

昨日はオールドレンズパラダイスの撮影実習でした。場所は荒川ロックゲート。広角レンズ向けのロケーションです。最近はGoogle Mapsで現場を見ることができるので、ロケ地に合わせてレンズセレクトしやすいですね。オールドレンズは大半が単焦点ですから、ネットで下調べできるのは助かります。その一方、土手のサイクリングロードを、ロードバイクがすごいスピードで何台も走り抜けていきます。望遠も持ってくればよかったと後悔したところで、後の祭りですね(笑)。

α7S + G Hologon T* 16mmF8

Lmdsc01906edit_2

| | Comments (0)

August 13, 2014

オールドレンズ・ライフ Vol.4 詳細告知です!

オールドレンズ・ライフ Vol.4の発売まで、あと10日となりました。シリーズ4冊目にして、ようやく、やっと、ついに、大口径オールドレンズ特集です。いやあ、ここにたどり着くまで長かったなあ(笑)。企画構想自体はVol.1の頃からあったんですが、どうせならフルサイズで作例を見せたいし、主要な大口径レンズをドーンとまとめて紹介したい、というわけで、持ち越しに次ぐ持ち越しでVol.4でようやく実現するに至りました。ノクティルックス、ノクトニッコール、キヤノン50mmF0.95など、めぼしい大口径レンズがそろい踏みしています。オイソレと買えるレンズではありませんが、目の保養というか目に毒というか、見て楽しんでもらえるページに仕上がっています。

●オールドレンズ・ライフ Vol.4[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
発売日:2014年8月22日
税込価格:2,160円

Vol4_s
お約束ではありますが、α7シリーズとNikon Dfも特集しています。α7シリーズはぶっちゃけどんなオールドレンズでも付いてしまいますが、本書ではα7シリーズでこそ楽しみたいレンズ、α7シリーズでないと楽しめないレンズをピックアップしました。α7Sと超広角オールドレンズの検証も載せています。一方、Nikon Dfは装着可能なオールドレンズが限られてしまいますが、その制約を乗り越えてオールドレンズの楽しむ方法を提案しています。勘のいい人なら、表紙のDfの写真を見て「おっ、これは!」と思ったはず。Dfだってやればできる子なんですよ(笑)。

オールドレンズ・ライフシリーズでは、ドレスアップとマウントアダプターも鉄板コンテンツです。Vol.4では普段と趣きを変え、取り上げるメーカーおよびショップの全社取材を敢行しました。東京だけでなく、北海道、名古屋、大阪と各地を飛び回り、主要メーカーを取材しました。最近、この手のコンテンツはメール取材で済ませてしまうことが多いのですが、やはり会って話すことで引き出せるエピソードというものがあります。事実、取材中に意気投合してコラボに発展、というケースが三つもありました。カメラアクセサリー職人の意気込みを、本書から感じてもらえるとうれしいです。

そんなこんなで、シリーズ4冊目も盛りだくさんの内容です。すでにAmazonなどで予約もはじまっています。ぜひご高覧いただきたく存じます。よろしくお願いいたします。


| | Comments (0)

型絞りのグリップが粋です(デジカメドレスアップ主義)

今回のデジカメドレスアップ主義は、ユリシーズのライカMボディスーツをピックアップしました。ユリシーズはディテールのこだわりがハンパなく、そのためいつも製品化にかなり時間を要します。ライカMボディスーツは型絞りのグリップを採用し、その成形に相当苦労したとのこと。その甲斐あって、使い心地はパーフェクトの域に達しています。

Lmimg_0005edit

●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第124回 ディテールが技アリなドレスアップ

オールドレンズはエルマー3.5cmF3.5を組み合わせました。ライカMは先のファームアップで半周型LMリングでライブビューが使えるようになり、Lマウントレンズが使いやすくなっています。あとはライブビューでターゲットエリアの移動ができるようになれば文句ナシなんですが(笑)。それでは本編をお楽しみください。

| | Comments (0)

August 08, 2014

新宿クラシックカメラ博のトークイベントに出ます!

来る8月24日、新宿クラシックカメラ博でトークイベントをやります。テーマはもちろんオールドレンズ。大口径レンズ、超広角レンズといった、オールドレンズの中でもクセの強いものを中心に、それらの魅力をお話しする予定です。

Shinjuku2014
●新宿クラシックカメラ博(8月21~27日)
澤村徹「今が旬のオールドレンズはこれだ!」
場所:新宿高島屋11階 催事場
日時:8月24日(日)13時~

奇しくもオールドレンズ・ライフ Vol.4が発売になった直後ですので、そのあたりも絡めつつ、個人的にホットなオールドレンズをたくさん紹介したいと思っています。また、今回は4Kテレビを設置し、作例を超美麗環境でご覧いただけます。気になるオールドレンズがあったら、即会場で探せるというのがいいですね。もちろん、買えるから困る、という人もいると思いますが(笑)。フルサイズ環境が整った今こそ、オールドレンズの本領を楽しめます。ぜひ会場にお越しください。

| | Comments (0)

August 06, 2014

本気モードのティルトシフト(デジカメドレスアップ主義)

今回のデジカメドレスアップ主義は、ティルトシフト撮影の最適スタイルを考えてみました。本コーナーにしてはめずらしく、実用性重視のスタイリングです。機能美をじっくりと堪能してください。

Lmimg_0006edit

●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第123回 ティルト・シフトのお役立ちアイテム

ティルトシフトアダプター、Lプレート、そして雲台。それぞれ機能性でセレクトしていますが、組み上げてみると思いのほか親和性が高く、こうした機能美追求型のドレスアップもアリだなと、新しい切り口を見つけた思いがします。ちなみに、KIPONのティルトシフトアダプターは従来製品よりも相当使いやすくなっていますよ。買い替えもアリだと思います。

| | Comments (0)

August 05, 2014

今年も出ます!! オールドレンズ・ライフ Vol.4

例年よりゆっくりめですが、今年もオールドレンズ・ライフが出ます。早いもので本ムックもシリーズ4作目。Vol.2までは当初から出せる自信がありましたが、正直Vol.4までつづくとは思ってもみませんでした。オールドレンズ撮影がカメラホビーとして定着し、さらにフルサイズミラーレスで弾みがついた、といったところでしょうか。発売は8月22日。お盆が明けたらすぐです。いましばらくお待ちください。

●玄光社 オールドレンズ・ライフ Vol.4
2014年8月22日発売

Oll4_s

| | Comments (0)

« July 2014 | Main | September 2014 »