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May 2014

May 27, 2014

「トーキョー・スナップシュート」募集締め切り間近です!

CAMERA fan × 日本写真学院「オールドレンズ・スナップのセオリー with RAYQUAL」の開催がいよいよ迫ってきました。今週の土曜日、週間天気予報は晴れ。お天気次第かなあと悩んでいた方、この予報なら撮影実習も存分に楽しめそうですよ。

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●CAMERA fan × 日本写真学院
トーキョー・スナップシュート
オールドレンズ・スナップのセオリー with RAYQUAL
日時:2014年5月31日(土) 10:30~17:00
場所:日本写真学院
こちらのページからお申し込みいただけます。

今回はワークショップという形態ですので、午前中の座学はみっちりとオールドレンズの撮影テクニックを解説してまいります。午後の撮影実習と講評は、みんなでワイワイと楽しい時間を過ごせたらと考えています。そうそう、担当編集さんからスライドショーを上映しろと勅命が下り、未発表カットを中心にオールドレンズらしさを実感しやすい写真をセレクトしました。こちらも楽しんでいただけると思います。担当者いわく、定員までに多少空きがあるとのこと。オールドレンズがはじめての方にはマウントアダプターとオールドレンズの貸し出しも行います。ぜひご参加ください。

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May 23, 2014

本気モードになった職人さんの底力

今回のデジカメドレスアップ主義は、職人さんの本気っぷりが伝わってくるアイテムを集めてみました。イチ推しは0291 factoryのSignシリーズカメラストラップです。ミリタリーリメイクのストラップなんですが、ミリタリーアイテムを使ってイージーアジャスト仕様になってます。相当かっこいいですよ。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第117回 職人の本気が伝わるカメラアイテム

イージーアジャストストラップは色々なところから発売されていますが、リアルミリタリーの機構を取り入れたものははじめて見ました。最近、私物のカメラはこのストラップを付けっぱなしにしてます。かっこいいし便利だし、久々に琴線触れまくってます。詳細は本編をご覧ください。

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May 20, 2014

Petzval Lens のレビューを担当しました(日本カメラ6月号)

Ncm 今日発売の日本カメラ6月号にて、ロモグラフィーのペッツバールレンズのレビューを担当しました。クラウドファンディングで資金を集め、ゼニットに製造依頼したというアレです。鏡胴デザインがとにかくすごいレンズです。クラシカル? ビンテージ!? いやいやむしろ骨董品のノリですね。

●日本カメラ6月号[日本カメラ社][Amazon
約170年前のPetzvalレンズが復刻!

描写も負けてません。ぐるぐるボケナンバーワンレンズと呼びたいです(笑)。オールドレンズのクセ玉が好きな人はかなり楽しめると思います。絞りプレートやフォーカスダイヤルなど、お作法的な撮影操作もグッと心に迫ってきます。詳細は日本カメラ6月号にてご覧ください。

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May 19, 2014

オールドレンズエッセイ、はじめました(CAMERA fan)

玄光社のカメラポータル、CAMERA fanにて、新しいコーナーを担当することになりました。タイトルは「僕のオールドレンズ・ストーリー」。有り体にいうと、オールドレンズ・エッセイといった内容になります。これまでいろいろな雑誌や書籍でオールドレンズの解説文を書いてきましたが、このコーナーは私的な切り口でオールドレンズを語ります。エッセイを通じてぼくのオールドレンズとの付き合い方を紹介することで、「オールドレンズをフォトライフにどう適用していけばいいのか」といった部分に切り込んで行けたらと思っています。

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●CAMERA fan 僕のオールドレンズ・ストーリー
ホールケーキは誇らしげに
P.Angenieux Paris 25mmF0.95 M1

初回のお題目はCマウントのアンジェニュー25mmF0.95です。ある種のキワモノレンズですが、ぼくの写真生活にはもはや欠かせない相棒になっています。どんな風に使っているかはエッセイを読んでみてください。コーナーの評判が良ければ色々なオールドレンズをご紹介してまいります。応援よろしくお願いいたします!

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May 18, 2014

天空橋の荒行(オールドレンズパラダイス)

今日はオールドレンズパラダイスの撮影実習でした。ロケーションは天空橋。船溜まりで砂スナップしたあと、羽田空港国際線ターミナルに向かって行軍です。万歩計を付けていた受講生によると、約6000歩あったそうです。土踏まずが痛いほどに歩いたんですが、数字にするとそんなもんなんですね。

Leica M Typ 240 + Ultra Wide Heliar 12mmF5.6

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このエリアは個人的にかなりツボなんですが、受講生から「こういう場所は何を撮ればいいんですか」と質問がありました。この場所の魅力って、何もない空疎な感じなんですね。フォトジェニックな被写体を探して歩くと、かえってうまく撮れないかもしれません。何もない感じを切り取るのがコツでしょうか。ピンポイントな例ですが、道北のオロロンラインが好きな人は天空橋界隈も気に入ると思います。

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May 16, 2014

「トーキョー・スナップシュート」のオススメレンズを考える

今日は「トーキョー・スナップシュート/オールドレンズ・スナップのセオリー」のロケハンでした。日本写真学院で打ち合わせをした後、担当編集さんといっしょに八丁堀から佃島の先端あたりを、所要時間を計りながらスナップして歩きます。一般的なワークショップはみなさんズームレンズを持ち込むでしょうから、ロケーションによるレンズセレクトはさほどナーバスになることはありません。ただ、ぼくが担当するワークショップは単焦点マニュアルフォーカスのオールドレンズたち。どんなレンズで撮影実習に挑めばよいのか、気にしている方もいらっしゃるでしょう。そんなわけで、今日は画角を意識しながらロケハンしてきました。

●CAMERA fan × 日本写真学院
トーキョー・スナップシュート/オールドレンズ・スナップのセオリー
日時:2014年5月31日(土) 10:30~17:00
場所:日本写真学院
こちらのページからお申し込みいただけます。

Leica M Typ 240 + Distagon T* 18mmF4

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佃島は背の高い建物がたくさん建っています。見通しもよく、広角レンズがあるとかなり楽しめます。ここでは18mmを使っていますが、21~28mmくらいでも広角映えする絵が撮れるでしょう。

α7 + Summilux-M 50mmF1.4

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撮影実習のルートには船溜まりがあります。このあたりは標準および中望遠レンズの出番ですね。今日は50mmを持ち出しましたが、90~135mmでもよかったかなあ。レンズを増やしたくないなら、35mm一本勝負もありでしょう。

Leica M Typ 240 + Distagon T* 18mmF4

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個人的に気に入ったのはこのカット。実はこの建物、前々から撮りたかった被写体です。オールドレンズが好きな人ならきっと気に入ると思いますよ。

とまあ、そんなこんなのロケハンでした。みなさんのご参加お待ちしております。

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May 14, 2014

デジタルホビーのリアル店舗訪問

デジタルホビーがリアル店舗を準備中だというので、早速遊びに行ってきました。たずねたときはいかにも準備中といった様子でしたが、ショップスペースが広めに確保され、大人2~3人がゆっくりと商品を見られそうです。アルテ・ディ・マーノやSpeed Boosterを店頭で試すことができ、今後はずいぶんと購入しやすくなるでしょう。

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まだ看板もありません。鋭意オープン準備中でした。

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入店して手前がショップスペース。その奥がオフィスになるそうです。

ショップの場所は、浅草駅から浅草寺を突っ切って少し歩いたところです。浅草寺や花やしき界隈をスナップしながら歩けばすぐですね。正式オープンは6月とのこと。オフィスを兼ねているので誰かしらいるでしょうから、フライング気味に訪問しても多少は商品を見せてもらえるかもしれません。ネット通販はたしかに便利ですが、店頭で現物を見ながらのショッピングはやはり楽しいです。特にアルテ・ディ・マーノのケースは革質が本当に良いので、ぜひ店頭で手にとって質感を確かめてほしいです。正式オープンしたら、またレポートします。

●デジタルホビー
東京都台東区浅草4-15-5
※2014年6月に正式オープン

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May 11, 2014

「トーキョー・スナップシュート」ではこんなことやります!

玄光社カメラファン×日本写真学院でお届けする「トーキョー・スナップシュート」、4名の写真家がそれぞれの得意ジャンルについてテクニックや心得を伝授するワークショップです。ぼくは例によって例のごとく、オールドレンズ系のコンテンツを担当します。その内容を少し詳しくご紹介します。

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まず午前中の座学では、オールドレンズ撮影の秘技(汗)をご紹介します。オールドレンズは個性的な描写が魅力で、みなさんもその虜になっていることでしょう。ただし、いつでもどこでもその個性的な描写が引き出せるのかというと、実はそうではない。オールドレンズのスイートスポットを探り当てるため、日頃からぼくなりに工夫して撮影しています。その撮影ノウハウをご紹介します。

午後からは撮影実習です。全員で月島・八丁堀界隈に繰り出します。午前中に伝授した秘技(!?)をぜひ試してみてください。もちろん澤村もべったり同行しますので、日頃オールドレンズに関して疑問に思っていることなどあれば、気軽に声をかけてください。

実習後は再び日本写真学院に戻り、作品講評を行います。この講評は写真内容について云々するのではなく、オールドレンズ主体の講評を想定しています。みなさんお気に入りのオールドレンズを持参されるでしょうから、いろいろなオールドレンズの描写を知るよい機会になるでしょう。ぼくもみなさんがどんなオールドレンズを持ってくるのか、楽しみにしています。また、当日はRayqual製のマウントアダプターを多数ご用意いたします。精度と堅牢性に長けた国産マウントアダプター、その実力をタッチ&トライコーナーでお試しいただけます。

こう書くと何やら難しそうなワークショップですが、基本的には「まるっと一日オールドレンズを楽しもう」というノリです。オールドレンズはまだまだニッチなカテゴリーで、同好の士が少ないです。今回はワークショップを通じて、オールドレンズファン同士の交流の場を提供できればよいなあと思っています。ご興味あればぜひご参加ください。よろしくお願いいたします。

●カメラファン×日本写真学院「トーキョー・スナップシュート」
【ワークショップ詳細】
「オールドレンズ・スナップのセオリー」
開催日:2014年5月31日(土)10:30〜17:00
講師:澤村 徹
定員:30名
※事前申し込み制で、こちらからお申し込みいただけます。

【会場】
日本写真学院
住所:〒104-0043 東京都中央区湊1-8-11

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May 09, 2014

XF 23mmF1.4 R 交換レンズレビュー(デジカメWatch)

デジカメWatchにて、富士フイルムXF 23mmF1.4 Rのレビューを担当しました。35ミリ判換算35ミリ相当で、ストリートスナップなどでメインレンズとして活躍してくれる一本です。

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●デジカメWatch 交換レンズレビュー
FUJIFILM XF 23mmF1.4 R

このレンズ、フォーカスリングを手前に引くだけでMFに切り替わり、アナログフィーリングを重視する人に特にオススメしたいです。ぼくは近接だとMFに切り替えることが多いので、XF 23mmF1.4 Rの試写はかなり快適でした。開放F1.4と大口径ですから、ボケを稼ぎたい場面でも重宝しますね。作例は本編にてご覧ください。

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May 08, 2014

ワークショップ「トーキョー・スナップシュート」募集開始!

玄光社カメラファンと日本写真学院のコラボレーションにより、ワークショップ「トーキョー・スナップシュート」を開催します。4名の写真家がそれぞれのテーマで撮影テクニックや心得をレクチャーする、一回完結のワークショップです。ぼくは「オールドレンズ・スナップのセオリー」というテーマを担当します。

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●カメラファン×日本写真学院「トーキョー・スナップシュート」
【ワークショップ詳細】
「オールドレンズ・スナップのセオリー」
開催日:2014年5月31日(土)10:30〜17:00
講師:澤村 徹

【会場】
日本写真学院
住所:〒104-0043 東京都中央区湊1-8-11

ぼく以外には、赤城耕一さん、大浦タケシさん、若子jetさんといったそうそうたる面々が、得意ジャンルについてレクチャーします。朝から夕方までたっぷりと時間がありますので、腰を据えてオールドレンズの楽しみ方をご紹介したいと思っています。内容は今まさに練っている最中ですが、オールドレンズの個性を短時間で会得するコツのようなものをご紹介できればと思っています。午後からは参加者全員でスナップに出かけるので、一緒に楽しいスナップタイプを過ごしましょう。オールドレンズファンにとって至福の時間をご提供できるよう、がんばります。ご興味ある方、ぜひご参加ください。

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May 07, 2014

BMPCCファーストドレスアップ(デジカメドレスアップ主義)

今回のデジカメドレスアップ主義は、BMPCC(Blackmagic Pocket Cinema Camera)をピックアップしました。と、いつものように冷静に書き出してみましたが、本連載初、ムービーカメラの登場です。プロユースで人気に高いBMPCCを、あえてドレスアップターゲットに据えてみました。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第116回 ポケットシネマカメラにネックストラップを!

といっても、BMPCC用のドレスアップアイテムなんて市販されていません。レザーケースがないのはもちろん、そのままではネックストラップすら付きません。創意工夫とアイテム流用で乗り切る感じ、ちょうど「GR DIGITAL カスタムブック」を作った頃のノリを思い出します。クラカメパーツをGR DIGITALに付けるため、当時はいろいろと悪戦苦闘しました。あの悪戦苦闘している時間ってけっこう楽しいんですよね。断トツで荒唐無稽なスタイルですが、素でこのドレスアップのまま使ってます(笑)。本編にてぜひ詳細をお楽しみください。

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May 02, 2014

Speedmaster 50mmF0.95 を試してみました

中一光学からフルサイズ対応のEマウント大口径レンズ、Speedmaster 50mmF0.95がリリースされ、早速試写してみました。すでに中国光学メーカーはAPS-C機向けに色々と大口径レンズをリリースしてきましたが、フルサイズの大口径50mmはお初ですね。このカテゴリーはノクティルックスとかキヤノンTVレンズとか、超弩級レンズの巣窟。大口径レンズファンには気になる存在でしょう。

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ちゃんとしたレビューはいずれどこかの媒体で書きたいと思いますが、とりあえず大口径標準レンズっぽいカットを数枚アップしておきます。ファーストインプレッションはなかなか好印象ですよ。サムネイルだとわかりづらいかもしれませんが、開放からシャープで滲みが少ないです。状況によってボケがやや暴れますが、個人的には少し収差が残る方が絵画的で好みです。以下、作例はすべて開放F0.95で撮りました。

α7 + Speedmaster 50mmF0.95

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中一光学はMitakonやLens Turboを製造している会社です。そういえば、第2世代のLens Turboはかなり画質がいいですよ。広角レンズを付けても周辺が流れません。そのうえお値段は相変わらずの低価格路線。中一光学、攻めの体勢ですね(笑)。なお、Speedmaster 50mmF0.95は焦点工房が取り扱うそうです。

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