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February 2014

February 28, 2014

X-T1新製品レビュー、公開です(デジカメWatch)

デジカメWatchにて、X-T1のレビューを担当しました。X-Pro1と並び、Xシリーズの双璧をなすモデルです。開発者から話を聞いた際、ツートップという言葉にかなり驚きました。X-Pro1は趣味のカメラ、このX-T1は仕事に使えるカメラ、という位置づけだそうです。プロ機としてのポテンシャルがX-T1の魅力ですね。

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●デジカメWatch X-T1新製品レビュー
プロユースも視野に入れたXシリーズ新機軸

個人的には、オールドレンズのベースボディとして注目しています。とにかくMF操作にこだわり機能が多く、特に新機能の2画面表示はオールドレンズ撮影の即戦力になります。拡大表示をサブ画面で見せるというこのスタイル、レンジファインダーで撮っているようなフィーリングがあります。もちろんレンジファインダーとは原理が異なりますが、ファインダーに対して集中力の発揮の仕方がレンジファインダー機っぽいんですね。おそらく「全体と細部」を同時にとらえる感じがそう思わせるのかもしれません。詳細は本編にてお楽しみください。

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February 27, 2014

X-T1とBAVEYESでフルサイズ!

Kiponからレデューサーレンズ入りマウントアダプター、BAVEYESシリーズが発売になります。今回のデジカメドレスアップ主義ではこのBAVEYESとX-T1を組み合わせてみました。CP+ 2014でKiponのCEOに話を聞いたところ、ドイツの光学メーカーと協業し、満を持してのリリースといった感じでした。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第109回 クラカメ風デジカメの真打ち登場

Speed Boosterの登場以降、レデューサーレンズ入りマウントアダプターもずいぶん種類が増えました。Lens Mate、Baveyes、そしてRJ Cameraからも同様の製品が登場しています。価格に開きがあるので、一度比較記事をやってみたいですね。価格の差は画質の差なのか、それとも安くて高画質な製品があるのか。折を見て比較テストしてみたいです。

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February 22, 2014

ニコンDfドレスアップ メガMAX盛りです!

Ac 久々にアサヒカメラからお仕事いただきました。お題はニコンDfのドレスアップ。オールドレンズも交えつつ、がっつり6スタイル掲載しています。さりげなくノクトニッコールの作例も忍ばせたりして、けっこう好き放題やらせてもらいました。

●アサヒカメラ 2014年3月号[朝日新聞出版][Amazon
ニコンDfドレスアップ術

デジカメドレスアップ主義でも紹介しましたが、リコイルのDf用ケースがえらくカッコイイです。編み込みとクロスステッチがDfの無骨さとよく似合うんですよね。「このケース使いたいからDf買うぅ!」みたいな気になってきます(笑)。

あと、今月は日本カメラでもお仕事いただきまして、キヤノンG1X Mark IIとEOS Kiss X70のレビューを担当しています。コンパクト機はとかくその行く末が危惧されていますが、G1X Mark IIはひたすら王道を突き進んでます。小さくてもメイン機、そんな風格です。ぜひご覧いただけると幸いです。

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February 19, 2014

Dfドレスアップ、けっこうイケます!

今回のデジカメドレスアップ主義は、ニコンDfをピックアップしました。リコイルからDf用ケースが登場し、これで早速ドレスアップしています。レンズはお約束の非Aiニッコール。デジタル一眼レフでドレスアップするのはホント久々です。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第108回 ドレスアップしたくなる一眼レフ

ニコンDfは単体でもサマになるカメラですが、こうやってレザーケースを付けるとさらに迫力が増しますね。無骨な非Aiニッコールとの相性もよく、いろいろなスタイルが楽しめそうです。ちょい太めのストラップが雰囲気を高めるポイントでしょうか。詳細は本編にてご覧ください。

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February 17, 2014

CP+の傍らでオールドレンズパラダイス

CP+最終日の昨日、同じく横浜でオールドレンズパラダイスの撮影実習を行いました。メンバーの面々は、午前中CP+で各ブースをまわり、午後から撮影実習に合流。そんなプランの一日だったようです。風が強くて屋外撮影は少々難儀でしたが、陽気と青空に救われた感じでしょうか。

この日はコンタックスNのバリオゾナーを持ち出しました。KIPONから電子接点付きのコンタックスNマウントアダプターが発売になり、α7に装着してもろもろテスト中です。AFは使えませんが、絞りをボディ側で制御でき、使い勝手はいい感じです。個人的には絞り値と焦点距離をEXIFに記録してくれる点が気に入ってます。焦点工房で取り扱いがあるので、気になる方はぜひ。

α7 + Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 N

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February 13, 2014

CP+ 2014 イチ推しはHasselnutsです!

パシフィコ横浜でCP+ 2014がはじまりました。大手メーカーのブースは、dp QuattrosやX-T1が大盛況です。あと動画関係になりますが、Black Magicの関連商品の展示が多かったですね。とまあ、メインストリームはさておき、ぼくは個性派アイテムを中心におもしろいものを物色してきました。早速ご紹介してまいりましょう。

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今回のイチ推しはコレ、Badass CamerasのHasselnutsです。ハッセルブラッド500CシリーズにiPhoneを付け、撮影可能にするというアイテムです。要はiPhoneをデジタルバック代わりにするわけです。見た目もさることながら、撮影スタイルが秀逸です。iPhone側で撮影するのではなく、ちゃんとハッセル側のシャッター操作で撮影できるとのこと。今日は朝イチで会場入りして、真っ先にこのブースに行って取材させてもらいました。今一番レビューしてみたい製品です。

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SWCに装着したデモ機も展示してありました。かなりそそります。ぼくはSWCを持っていないんですが、Hasselnutsのために買いたくなりました(笑)。Badass Camerasのサイトを見ると、ローライフレックスやポラロイドSX-70なんかがComing Soonになっています。今後の展開も楽しみですね。

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コシナのブースでは、ヘリコイドアダプターと組み合わせる専用レンズが展示してありました。このレンズ、マウントはライカM互換ですが、距離計非連動な上にヘリコイドを搭載していません。同社のVM-Eクローズアップアダプターと併用するための専用レンズになります。

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さらにコンタックスCやニコンS用のヘリコイド未搭載アダプターも用意するとのこと。こちらもピント合わせはVM-Eクローズアップアダプターで行うタイプの製品です。ヘリコイドアダプター=接写という既成概念を覆し、きわめて趣味性の高いレンズワールドを展開してくれそうですね。

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KIPONのブースでは未発表のミラーレス機用12mmF2.8を見つけました。例によってドイツの光学メーカーと共同開発している製品です。今年のKIPONは新製品目白押しで、レデューサーレンズ内蔵アダプターのBAVEYESシリーズ、各種電子端子付きマウントアダプター、さらにプロ向けの電子端子付きマウントアダプターもリリースを控えているようです。電子端子付きマウントアダプターでイチ推しは、Eマウント用のコンタックスNマウントアダプターです。AF未対応ですが、ボディ側で絞り制御が可能で、絞り値や焦点距離情報をEXIFに記録してくれます。α7/7Rと組み合わせれば、EOS改造しなくてもコンタックスNレンズが活用できます。去年のKIPONは新製品が乏しかったのですが、2014年は話題性の高い製品を立て続けにリリースしてくれそうですね。

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February 07, 2014

アルテのα7ケース、Rally Blueの透明感がキマくってた

今回のデジカメドレスアップ主義は、アルテ・ディ・マーノのα7ケースをピックアップしました。青系のケースでドレスアップしたいとデジタルホビーのスタッフさんに伝え、Rally Blueというレザーでサンプルを用意してもらったんですが、届いたサンプルを見て腰抜かしました。Rallyレザーは何度も現物を見たことがありますが、このRally Blueはムラ染めのビンテージテイストに加え、透明感があるんですね。革本来の表情が染料の下からひしひしと伝わってきます。使い込んだときの質感を想像するとムラッとします(笑)。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第107回 ブルーレザーで春を待つ

オールドレンズはオールドライカレンズを純正フード付きで装着してみました。それにしても、α7/7Rはオールドレンズ映えするボディですね。単に似合うのではなく、微妙にアンバランスな感じが琴線に触れます。ギャップ萌えしやすいボディなのかな!? それでは本編をお楽しみください。

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February 01, 2014

玄光社「LEICA M デジタルM方ライカブック」発売中です!

ライカムックとは不思議な縁があります。2009年、日本カメラ社の「LEICA M8/8.2 WORLD」で巻頭フォトギャラリーのオファーがあり、M8で撮った赤外線写真を載せてもらいました。これが縁で日本カメラ本誌でも仕事をするようになり、少しずつ業界内で名前を露出させる機会が増えました。これは断言できるのですが、日本カメラのライカムックの仕事がなければ、ぼくはカメラ業界の中央を知ることなく、フェードアウトしていたことでしょう。あのとき声かけてくれた編集担当さんにはいまでも感謝しています。

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巡り巡って2013年、今度は編集者として玄光社のライカムックに携わる機会を得ました。自分の本は編集込みで仕事をしていますが、機種別ムックをイチから企画構成し、執筆陣と直接やり取りするのははじめての経験です。出版業界に入っておよそ20年、初の編集者デビューです。奥付に自分の名前が載るのは、はじめて書籍を出したときのようにうれしいですね。出版関係者として、実に大きな舞台を用意していただきました。

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ライカM8を買うとき、「このカメラは仕事につながらないだろうなあ」とボヤいたことを思い出します。ライカはカメラの王様。当然ながら、原稿を書くのは業界の御大と相場が決まっています。ところが実際には、ライカのおかげでいろいろとチャンスをもらいました。そういえば、祖父もライカ使いでシュミット商会の冊子などに原稿書いていたんですよね。目に見えないところで色々とつながっているなあと、不思議な気がします。

そんなこんなで玄光社「LEICA M デジタルM型ライカブック」、全力投球で編集執筆しました。ぜひお手に取っていただけると幸いです。

●LEICA M デジタルM型ライカブック[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
価格:2,205円(税込)

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