ぐるぐるボケ慣れしたカラダ
今日はHelios-40-2 85mmF1.5で近場を撮ってきました。このレンズはぐるぐるボケが有名なんですが、2度目の作例撮りをもってしてもいかにもというぐるぐるボケの作例がゲットできません。たしかに開放近辺ではぐるぐるボケらしきものが発生しています。ただ、声高にぐるぐるボケが出るレンズというほどではないな、と。
原因を考えてみると、シネレンズの洗礼が影響しているようです。シネレンズは強烈なぐるぐるボケや流れ、周辺減光が当たり前。そういう描写に慣れた目にとって、多少のぐるぐるボケはめずらしくも何ともありません。要はシネレンズに毒されているわけですね(笑)。レンズ評価って、時代はもちろん、撮り手の志向性にも左右されるのだなと、改めて実感しました。
さんざんボケの話をしておいてナンですが、作例はF8までかっちり絞ってます(笑)。F5.6以降の描き方はホント優秀なレンズですよ。
EOS 5D Mark II + Helios-40-2 85mmF1.5
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