Speed Boosterにアンジェニューを付けてみました
エキザクタマウントのP.Angenieux 35mmF2.5 R1は35ミリ判アンジェニューの代表格ですが、EOSフルサイズ機ではミラー干渉します。つまり、APS-C機では使えるものの、フルサイズ撮影しづらいレンズというわけです。そこで、ものは試しにスピードブースターに付けてみました。アンジェニュー35mmF2.5は後玉が微妙にせり出し、スピードブースターで内部干渉するのか否か、かなり微妙な感じです。明け方4時、眠くて朦朧とする意識の下、エイヤァとねじ込みます。クールダウンした頭では到底試せませんね(笑)。
幸い、ヘリコイドが無限遠位置(後玉が一番せり出している状態)でも内部干渉せず、ノントラブルで撮影できます。レンズの個体差があるかもしれませんが、そのあたりは自己責任でトライしてくださいね。
今回、近代インターナショナルのExakta-EOSマウントアダプターを組み合わせたのですが、このアダプターだと無限遠に届きませんでした。近代のエキザクタアダプターは若干厚めに作られているため、元々無限遠撮影はF8まで絞る必要があります。ただし、スピードブースター環境ではF8まで絞っても無限遠が出ませんでした。薄造りのエキザクタマウントアダプターを入手して再トライですね。描写面はちゃんとアンジェニューっぽさが伝わってきます。軟調で黄色味が強く、フレアが出やすいです。やはりフルサイズの絵は周辺に余裕が感じられて気持ちいいですね。
NEX-6 + P.Angenieux 35mmF2.5 R1 with Speed Booster
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