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June 18, 2012

オールドレンズ・ライフVol.2 本日発売です!

本日18日、玄光社からオールドレンズ・ライフVol.2が発売になりました。本書は「旅、最新ベースボディ、シネレンズ」という3つのキーワードを軸に、オールドレンズとマウントアダプターの世界を解説しています。前書同様、オールドレンズで撮った写真を大きくきれいに掲載するように気を配りました。オールドレンズの魅力を堪能していただける一冊と自負しています。

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昨今ミラーレス機は、センサーサイズ乱立の時代といえます。マイクロフォーサーズで幕を開けたミラーレス機は、NEX、GXR MOUNT A12、X-Pro1といったAPS-C機、1インチセンサーのニコン1、1/2.3型センサーを採用したペンタックスQといった具合に、様々なセンサーサイズが混在しています。ミラーレス機はマウントアダプターさえあればどんなレンズも付いてしまいますが、センサーサイズによってオールドレンズ装着時の焦点距離倍率が異なってきます。このあたりの諸問題をまとめたのが、本書のメインコンテンツ「ベストベースボディを探せ!」です。ワンボディで何でも付けてしまうのではなく、ベースボディに相応しいオールドレンズを選ぶ。もしくは、使いたいオールドレンズに合ったベースボディを選んでみようという提案です。

次いで大きくページを割いたのは、シネレンズについてです。シネレンズはオールドレンズの中でもコアなカテゴリーで、これまでカメラ雑誌やムックで特集されることはマレでした。そこで本書はシネレンズの主要レンズブランドを網羅する方向でまとめています。また、シネレンズ特有のお作法についてもわかりやすく解説しました。ユーザー層を問わず、シネレンズの魅力を実感してもらえるはずです。シネレンズを使ったデジタルスチル撮影は、ミラーレス機ではじめて開花した世界です。そのため一般的なオールドレンズに比べて情報が少なく、本書ではフィルムムービー時代の映像プロデューサーやシネレンズコレクターなど、様々な関係者に取材をして記事制作しました。フィルムムービー分野はスチルカメラに負けず劣らず広くディープな世界ですので、今後も引き続き勉強をつづけていきたいと思っています。

巻頭フォトギャラリーは「旅するオールドレンズ」です。飯田鉄さん、河田一規さん、上田晃司さんといったオールドレンズ使いとして著名な写真家さんを招き、お気に入りのオールドレンズで旅写真を撮影していただきました。オールドレンズならではの旅情表現をお楽しみください。

この他にも、最新マウントアダプター情報、ドレスアップ、オールドレンズの使いこなしテクニックなど、様々な情報を盛り込ました。ちなみに、作例付きで紹介したオールドレンズの総数は50本ほどで、昨今のレンズ本としてはかなり多い方だと思います。オールドレンズとマウントアダプターの世界を、お楽しみいただけると幸いです。

●オールドレンズ・ライフVol.2[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
発売日:2012年6月18日
価格:1,995円(税込)

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