澤村徹写真展「Scene Unknown」 ご来場ありがとうございました
約3週間にわたって開催した個展「Scene Unknown」、おかげさまで昨日無事終了いたしました。夜間のみ営業のギャラリー&バーという一風変わった場所でしたが、たくさんの方にご来場いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
今回はロックバーという場所の雰囲気を重視して、空間演出的な観点で写真展示してみました。什器や展示サイズを工夫し、その場の雰囲気が記憶に残るような展示を目指しました。飲食店での写真展示をぼくなりに考えた結果です。お楽しみいただけたでしょうか。
最終日はたくさんの友人知人の方々にお越しいただきました。幼少時代から現在に至るまで、ぼくに関わったありとあらゆる知り合いが一堂に会したような、個人的に不思議な空間でした。さながら澤村徹プライベート同窓会といった感じでしょうか。セミナーの生徒さんが我楽多屋の常連さんとライカ談義しているかと思えば、中学時代の友人が写真家さんとフィルムカメラの行く末を語り合い、従姉妹がなじみの編集さんと談笑していたりと、カオス系の夢でも見ているような気分でした。お客さん同士の交流、これはギャラリー&バーならではの光景かもしれません。
実のところ、「Scene Unknown」は全40枚ほどのシリーズで、今回は場所に見合った作品を十数枚だけセレクトして展示しました。また折を見て、未発表作品の展示も検討してまいります。今後の活動にご期待いただけると幸いです。
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