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December 19, 2009

Cマウントアダプター 通好み仕様

最近、「マイクロフォーサーズといえばシネレンズ」といわんばかりのCマウント・シネレンズブームだが、それをさらに煽り立てるようなアイテムが届いた。シネレンズ方面で有名なチャールズ豊田さん特注製作のCマウントアダプター。既存のアダプターとどこがちがうのか、どんなアドバンテージがあるのか、早速見ていこう。

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Cマウントファンなら、この姿を見た瞬間にグッとくるはずだ。E-P1のマウント径とジャストフィット。しかもアダプターの厚みがスリム。嗚呼、ぜひともE-P2ブラックボディと合わせてみたい。この特注アダプターは、0.1mmオーバーインフにして無限遠が出やすく設計してあるという。スクリューマウントのレンズは製造年代や経年劣化により、無限遠が出たり出なかったり……。オーバーインフ設計は通好みな使用だ。ボディ側の拡大表示を使うと、「開放無限遠でジャスピン」なんて写真が撮れてしまう。これは写真表現としてけっこうおいしい。

外周の高さはギリギリまで低くしてあり、マウント寄りにピントリングがあるレンズも操作しやすい。Cマウントアダプターは希有なオフセットスタイルだから、こういう配慮が必要になってくる。実際に撮ってる人が作るとひと味ちがうなあ、という感じだ。一点、気になったのは、着脱用の赤いマークがない。ボディロック用の穴を目印に取り付ければよいのだが、初心者はちと戸惑うか。このあたりはわかっている人向けのマウントアダプターということだろう。

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手持ちのCマウントアダプターを並べてみた。思えば、Cマウントアダプターはマイクロフォーサーズ以降の製品。マウントアダプターとしては歴史が浅い。定番スタイルが完成するまでもう少し時間がかかるだろうか。なお、チャールズ豊田さんの特製Cマウントアダプターは、Yahoo!オークションで即決購入できる。良心的な価格なので、気になった方はぜひ。

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