D-LUX 4 Richard Franiec カスタムグリップを試す
最近、リチャードフラニエックのカメラアクセサリーが熱い。もともとキヤノンG7向けのカスタムグリップやホットシューカバーを作っていたブランドだが、シグマDP1、パナソニックLX3、ライカD-LUX 4など、あれやこれらと対応機種を増やしている。特にDP1用カスタムグリップは、同ブランドの真骨頂といえるだろう。そんなリチャードフラニエックから、いつの間にかD-LUX 4用カスタムグリップが発売になっていた。さて、早速試してみましょうか。
今回購入したのは、D-LUX 4用のアルミ製カスタムグリップだ。Kleptography内のショッピングページで購入した。このKleptographyというのがよくわからんのだが、リチャードフラニエック製アイテムを代理で直販しているようだ。支払いはPaypalが利用でき、本体29.95ドル、送料込みで34.45ドルだった。日本国内だとオリエンタルホビーで取り扱っている。ただ、直販の2倍近い値段なので、国内通販の安心感をとるか、直販の安さをとるか、各人で判断した方がよいだろう。
ボディへの取り付けはDP1用グリップ同様、両面テープだ。数回程度なら着脱OKとのことだが、プレートを付けて三脚穴に取り付けるスタイルにできないものだろうか。ライカ純正ハンドグリップほど厚みがなくてもいい。薄いプレートでかまわない。けっこう粘着力の強いテープなので、剥がす際にボディの塗装を痛めないかちと不安になる。
見た目はアルミ製だけあって重厚感満点だ。黒の質感は、ボディよりもやや光沢感が強い。コシナのブラックペイントしたファインダーと同程度の光沢感だ。取り付けた姿は流れるようなラインが美しく、35ドル弱でこのルックスが得られるのはお得な気分。ただし、実際のホールド感はやや微妙な印象だ。グリップ幅が狭いため、つまんでいるような握り方になってしまう。個人的には、せり出し部分がもう少しレンズ寄りだとしっかり握れると感じた。
さて、早速カスタムしていきましょうか。さすがにライツ12501と組み合わせると見た目がヘビー。M-HEXANON 28mm F2.8用のフードでスッキリとまとめてみた。フードアダプタはシンプルなパナソニック製を選んでいる。グリップが個性的なので、寸止めカスタムがちょうどよいと思う。
ワルツの46mm径フードを付けてみた。こっちの方がそつなく収まる感じか。実のところ、円筒形スリットフードはあまり好みではない。これまでは「ちょっと凡庸かなあ」と思っていたのだが、寸止めカスタムに用いるとヘンに強調しすぎないからバランスが良さそうだ。ちなみにこのフード、外装は光沢感のあるブラックペイント。そのため、フード、グリップ、ファインダーの光沢感がそろう。ここにマットブラックのアイテムが加わると、またちがった見え方になるだろう。
とまあ、Richard Franiecのカスタムグリップでドレスアップしてみたが、やはりこのアイテム、単独で付けるのが一番かっこいいかも(汗)。グリップ&ハンドストラップくらいが上品でよい!?
Comments
はじめまして!
Mixi経由で参りました。
Richardさんのグリップですが、Kleptographyサイトからオーダをいれると、私の場合は、Richardさん本人と思われる方からメールが来ました。 メールのやり取りからすると、誠実な方であると私は印象を持ちましたよ。 ただ、今後オーダが増えるとどうなるかはわかりませんが。
今後とも、よろしくお願いします。ブログエントリ楽しみにしております。
Posted by: ちさと | June 14, 2009 06:58 PM
ちさとさん、こんばんは。
Kleptographyの件、情報ありがとうございます。ぼくが注文したときもRichard氏本人とおぼしき人からメールがありました。発送も海外通販としてはけっこうスピーディだった記憶があります。ただ、本当に本人か確認がとれなかったので、記事中ではああいう書き方をしました。独自ドメインで運営してくれると買う側としては安心なのですが。せめてページトップのロゴは「Richard Franiec's Camera Accessory」とかにしてほしいです(笑)。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by: metalmickey | June 14, 2009 08:22 PM