IT PLUS 「G1で甦るオールドレンズ」公開
マイクロフォーサーズが登場して、にわかにオールドレンズとマウントアダプタ界隈が賑わっています。特にLUMIX DMC-G1はレンズキットで5万円程度。G1でオールドレンズデビューを目論んでいる人も少なくないでしょう。そこで日経ネット IT+PLUSにて、オールドレンズとマウントアダプタの短期集中連載を公開しました。
●日経ネット IT+PLUS G1で甦るオールドレンズ
第1回 マウントアダプタ概論編
第2回 キヤノンFDマウント編
第3回 ライカL/Mマウント編
初回はマウントアダプタの基本を解説しながら、マイクロフォーサーズがなぜオールドレンズ遊びに適しているのかをていねいに紹介しました。第2回以降では、マイクロフォーサーズならではオールドレンズ遊び、キヤノンFDマウントとライカL/Mマウントを取り上げる予定です。第2回以降は作例もたくさん用意しました。ぜひお楽しみください。
Comments
本日の記事早速拝見致しました。
記事のモチーフが85mmf1.2ってとこが、いかにも渋い選択ですねぇ・・・
でも、この記事読んだ、"何でも欲しがり"ビギナーが赤鉢巻に飛び付き、ただでさえ、店頭での展示が減っているLレンズの払底と、価格高騰だけはご勘弁願いたいと心から願っております(笑)
Posted by: charley944 | May 07, 2009 11:02 PM
Charley944さん、こんばんは。
日経ネットの記事、ご高覧いただきありがとうございます。85mm F1.2LはG1ボディを買う数ヶ月前に入手し、「いつかこいつをG1で!」と温めていたレンズです。昨年マウントアダプタ入門書を出版した際、中古市場への影響はかなり気にしました。ただ、実際にフタを開けてみると、ほとんど影響らしい価格変動もなく、みなさん大人のスタンスでオールドレンズを楽しんでいらっしゃるようです。85mm F1.2Lもぼくの作例ではその本領をどれだけ引き出せたか微妙なところですし(笑)、また重量のあるレンズですから、店頭で手にして尻込みする方も多いのではないかと。
気になるレンズはとりあえず買ってみて、好みでなかったり飽きたりしたら、またすぐに市場へ泳がす。レンズを貯め込まず、みなさんが気軽に買って売ってをくり返してくれると価格が安定してくれそうですね。
Posted by: metalmickey | May 07, 2009 11:15 PM
期待させることを書くのは簡単だけど、実際に使う不便さをもっと記述すべきだ!
オールドレンズが使えるというだけで、画角が著しく変わる不便さというか、実用的に使えるレンズの範囲は決まってくる。
次に、ピントを合わせるのが大変以上に、光を読む技術も必要となってくる、
オールドレンズパラダイスを期待して購入したが、もっと、そのレンズを使いこなすための具体的なノウハウや、同じ条件化でレンズの個性がはっきりわかる(小さな写真でなく)様にして欲しかった。この本はオールドレンズが使えましただけで終わっているような気がする。
Posted by: seven | September 20, 2009 10:30 PM
sevenさん、はじめまして。
このたびは貴重なご意見いただきありがとうございます。仰る通り、オールドレンズを実用レベルでシステムに導入するにはそれ相応の技量と熟練が必要となってまいります。「オールドレンズパラダイス」はオールドレンズとマウントアダプターの入門書という位置づけで制作しており、そこまで言及するには至りませんでした。稿を改めて執筆する機会があればと存じます。昨今はフルサイズ機の低価格化、マイクロフォーサーズの台頭など、オールドレンズを取り巻く環境も変化してきました。ホビーとして手軽にオールドレンズが試せる一方、画角や周縁描写の問題など、シビアな部分もございます。オールドレンズの長所短所を含め、誌面化できるよう努めて参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
Posted by: metalmickey | September 20, 2009 11:22 PM