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July 11, 2007

Angenieux 35/2.5 悩ましいレンズ径

P.Angenieux Paris 35mm/f2.5というレンズは厄介だ。こいつのレンズ径は51.5mm。この口径は市販のフィルターやレンズフードが使えない。かといってオリジナルのアクセサリーは、ヤフオクを気長に漁ってもお目にかかれない。やむなし、クラシックカメラを得意とするMS OPTICAL R&DでM51.5システムフードを買ってみた。

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実はぼくが手に入れたアンジェニューには、52mm径のHama製レンズキャップがついていた。そのためてっきり52mm径なのだと思い、そのサイズに合わせてフィルターやレンズフードを購入。ナンだか微妙にちがうなあと感じつつも、しばらくはこんな姿で撮っていた。

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アンジェニューったら銀縁のフィルターがよく似合う。Hamaの角型フードはちょっとミスマッチだけど、ちゃんと撮れるんだからいいじゃない、なんて開き直ってみたり。ただ、51.5mm径のレンズに52mm径のフィルターを付けるってコトは、小さいところに大きなものをブチこんでるわけです。本来ならば入らない。付くはずがない。どうも前オーナーがむりむり付けて使っていた様子。途中までいけるんですね、途中まで。ただそこから先はビビってねじ込めない。ナンていうか、痛がる生娘に気後れして先っぽまで、という感じ。下品ですみません……。

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そんなわけで、M51.5システムフードの出番です。こいつのいいところは、特殊口径のAngenieux 35/2.5に市販のレンズキャップやフィルターが使えるという点。ただ単に51.5mmのレンズフードというわけじゃない。外径は62mmで、これは一般的な市販レンズキャップが装着可能なサイズ。フードは分割式になっていて、フード部分をはずすと内側にもネジ切りがある。ここは58mm径でこれまた市販サイズのフィルターが装着可能。しかもブランド志向の強い人に朗報、お安いフィルターを使っても、フードがフィルタメーカー名を隠してくれる。さらにフードに「ANGENIEUX 35/2.5」とプリントしてあって、まるで純正品っぽい雰囲気まで醸してくれるのだ。

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例によってかわいくない値段だけど、レンズとの一体感が気持ちいい。先端に62mm径の銀縁フィルターを付けたらかっこいいだろうな。GR DIGITALのときもそうだったけど、カメラアクセサリーは凝り出すとキリがない。奥、深すぎです。

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