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December 2006

December 26, 2006

SpaceNavigator PE 速攻レビュー

3Dconnexion SpaceNavigator PEを買ってみた。3Dconnexionという会社は、3DCG作成ソフトやCADソフトで使用する3Dモーションコントローラのメーカーとして有名だ。しかし、このSpaceNavigator PEはちょっと趣が異なる。GoogleとコラボレーションしてGoogle Earthに完全対応しているのだ。要はこいつを使って世界中をビュンビュン飛びまわろうというアイテム。早速使用感をレポートしてみよう。

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【戦闘機で地球をカッ飛び!】
開封して度肝を抜かれるのは、想像以上に重いということ。土台が金属なのでそれなりに重量があるのは想像できると思う。ただ、見た目よりも一二段重い。この製品はラバー製のコントローラを傾けたり引っぱったり回したりするのだが、そうした操作にビクともしない重量感だ。実売1万円弱とお安くないが、この重量感は所有欲を満たしてくれる。なんていうかこう、買って良かった……という気分になる。

Dpp_0248パソコンとの接続はオーソドックスにUSBを採用。つないでドライバソフトをインストールするだけだ。実際に使うときは左手で操作する。右手でマウス、左手でSpaceNavigator PEを操ることで、画面の移動と細かい操作を同時に行えるわけだ。これについては後述するが、使い勝手はかなりイイ。 コントローラを操作するとリニアに画面が動き、マウス操作よりもダイレクトに画面をコントロールできる。マウスでGoogle Earthを操っている状態を気球に乗った遊覧飛行とするならば、SpaceNavigator PEは戦闘機かUFOで地球上をカッ飛んでいく気分。Google Earthユーザーなら一度は体験してほしい爽快さだ。

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SpaceNavigator PEを使うと、あらゆる視点から地球を見下ろすことができる。コントローラを前後左右に動かせば画面が東西南北にパンニングし、左回り右回りに回転すれば同じように画面が回転する。上下に押したり引いたりすればズームイン/アウトでき、前後に傾ければチルト(いわゆるバードライクビュー)するといった具合だ。なかでもおもしろいのがチルトである。まず左の画面が見てほしい。これはGoogle Earthユーザーならおなじみの角度をつけて見下ろしたところ。Google Earthの画面左上にある角度スライドバーで実現できる見せ方だ。では右の画面を見てほしい。逆さ吊りで見下ろしているというべきか、股のぞきというべきか……。Google Earthでは実現不可能の俯瞰図だ。SpaceNavigator PEでチルトさせるとこんな視点から見下ろすこともできる。前述したあらゆる視点とはまさにこのことだ。

【モーションカスタマイズでより使いやすく】
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SpaceNavigator PEがいかに自由度の高い3Dモーションコントローラかはわかっていただけただろう。ただ、あまりに自由度が高いゆえに、ちょっとセンシティブなところもある。たとえば画面の北に移動したくてコントローラを前に押す。そのときかすかにコントローラを押し込んでしまうと、北に移動すると同時にズームインしてしまう。SpaceNavigator PEは前後、上下、左右など、複数の軸を同時に感知して空間内を移動する。そのためズームしたいだけなのに同時に西へ移動してしまったり、回転しながらチルトしてしまったりと、複数軸に感応してしまうのだ。こうした動きが煩わしいなら、ドライバソフトでドミナントを有効にしておくといいだろう(画面左)。これでひとつの軸だけが反応するようになり、東西南北の移動、ズームイン/アウト、回転、チルトといったモーションが個別に行えるようになる。また各モーションは個別に移動スピードが設定できる(画面右)。たとえば東西南北のパンはゆっくりめ、ズームイン/アウトはカッ飛び仕様で、といった設定が可能。モーションはかなりきめ細かく調整できる。

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本体の両サイドはボタンがある。初期設定では右ボタンを押すと3DxWareパネル(ドライバの設定画面)を表示。左ボタンは「Reset Tilt and North」となっているのだが、なぜか画面が左(西)へ動いていくだけだ。このボタンはオリジナル動作の割り当てが可能なので、とりあえずはプレイスマーク作成のショートカットキーを登録してみた。ただ、本来こうした操作はマウス側で行うものなので、やはりReset Tilt and North(チルトを初期状態に戻し、北向きにする)が使えると便利だ。

【Google Earth以外、使い道がない!?】
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さて、SpaceNavigator PEはGoogle Earth専用コントローラというわけではない。3Dモーションコントローラというだけあって、数多くの3DCG作成ソフトやCADソフトに対応している。3Dconnexionのワールドワイドサイトに対応ソフト一覧があるので、参考にしてみるといいだろう。ただ、プロフェッショナルユーザー向けソフトが主で、パーソナルユーザーには旨みが少ないのも事実。そして3DCGやCADをやらない人にとっては、Google Earth以外に使い道がないという現状が浮き彫りになる。一応、3Dconnexion Picture Viewer(画面左)という画像表示ソフトが付属しているが、これはおそらくウィンドウズXP標準のビューワにドライバをフックさせただけのもので、コントローラのモーションデモ的なソフトにすぎない。このように利用シーンが限られているためか、〈スタート〉メニューにドライバのスタート/ストップが登録されている(画面右)。使うときだけドライバをロードできるのは便利な仕様だが、惜しむらくはもう少し汎用性がほしいところだ。

Dpp_0247実のところ、SpaceNavigator PEをRAW現像ソフトで使えないものかと密かに目論んでいた。知ってのとおり、現在のデジタルカメラ画像はデスクトップ解像度を遙かに超えている。100%表示してSpaceNavigator PEでグリグリと画面を動かし、マウスでホワイトバランスや露出のスライドバーを動かしたらさぞ快適だろう……と期待していたのだ。SpaceNavigator PE自体はUSBヒューマンインターフェイスデバイスとして認識されており、さらに3DconnexionのホームページではSDKも公開している。画像の上下左右のパン、そしてズームイン/アウト。これぐらいの動作ならさして難しくないと思うのだが……、誰か対応させちゃってくれませんか!? そもそもSpaceNavigatorはプロ向けSE版と個人ユーザー向けPE版がある。Personal Editionというぐらいなのだから、一般ソフトで使える配慮があってもいいはずだ。マウスと3Dモーションコントローラ。この組み合わせはとても気持ちいいだけに早期対応を期待したい。

●追補
NIKKEI NET IT+PLUSにSpaceNavigatorの記事を書きました。よかったら合わせてご覧ください。

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December 12, 2006

Google Earth 待望のWikipedia対応

年甲斐もなく、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!? と叫びたくなるほど興奮している。以前、Google Earthの記事で「基礎データベースとしての衛星写真に情報をマッピングすることがGoogle Earthの本質だ」と解説した。そのときは具体例としてWikimapiaを紹介したが、その際、Wikipediaの情報をGoogle Earth/Mapsに引っぱってこれればいいのに……とボヤいたことをおぼえているだろうか。どうやら皆考えることは同じらしい。ついにGoogle EarthでWikipediaの情報を表示できるようになった。

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【新レイヤーGeographic Webが登場】
Ge02_112月10日、GoogleはGoogle EarthにGeographic Webという新しいレイヤーを追加した。英語のみの提供だが、Google Earth 4.0 日本語版でもそのまま表示できる。Geographic Webは3つのレイヤーが含まれていて、そのひとつにWikipediaがあるというわけだ。表示した情報はすべて英語となるが、インターネット百科事典の情報をGoogle Earthからワンクリックで呼び出せるのは画期的。この他には、Google Earthコミュニティのプレイスマーク、PanoramiaというGoogle Mapsとマッシュアップした写真投稿サイトの情報を表示できる。早速、Geographic Webのすばらしさを体感してみよう。

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ためしにサクラダファミリア(41.403553,2.174469)を表示してみた。Geographic Webをチェックオンするとたくさんのプレイスマークがあらわれる(写真左)。左から2枚目がWikipediaのプレイスマークをクリックしたところだ。ウェブ検索しなくても詳細情報が手に入り、これはまちがいなく重宝する。3枚目と4枚目はPanoramiaのプレイスマークをクリックしたものだ。精細な写真を閲覧することで、ビジュアル的に情報を補完できる。テキストと写真、この双方から情報収集することで、その場所をより深く知ることができるだろう。

【Wikimapiaはもういらない!?】
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Google EarthがWikipediaに対応したことで、Wikipamiaはお役ご免なのか!? 実はそうとも言い切れない。いろいろなポイントで両者の情報を比較してみると、興味深い相違点が見えてきた。ケネディ宇宙センター(28.608303,-80.604219)でそれを解説していこう。ここには数多くのプレイスマークがあり、特にGoogle Earthコミュニティのプレイスマークがたくさん見受けられる。メジャーな場所なので、ビデオ、3Dモデル、フォトギャラリーと表示情報も多彩だ。では、同じ場所をWikimapiaで表示するとどうなるだろう。

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テキストと写真という情報量はGeographic Webレイヤーにかなわないが、プレイスマークの多さが目立つ。Wikimapiaは有志によって書き込まれた情報なので、メジャースポットはどうしてもプレイスマークが多くなる。しかし、情報の質を加味して考えると、トータルな情報量はWikipediaの足もとに及ばないというが現状だろう。ただここで、Wikimapiaのプレイスマークの場所に注目してほしい。建物をピンポイントで指している。実はこれが重要なのだ。

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ではもう一例。「Google Earth 風景が事実に変わる瞬間」でも紹介した寧辺の核関連施設上空(39.927760,125.569255)だ。さすがはWikipedia(写真中央)、実に詳細な情報が閲覧できる。建物内部のモノクロ写真まで掲載され、ビジュアル面でも抜かりない。しかし、Wikimapia(写真右)を表示すると愕然とする。圧倒的なプレイスマークの数。いや、数だけではない。建物の名前、役割が見て取れる。これこそがWikimapiaの真骨頂だ。

つまりこういうことだ。Wikipediaで東京大学を調べたとしよう。日本でもっとも学力が高い最高学府。名だたる知的エリートを輩出してきた大学、ということがわかるだろう。片やWikimapiaを使うと、ここが赤門、こっちが安田講堂といった情報が得られる。Wikipediaは場所にまつわる事象を解説する。Wikimapiaは衛星写真に写っているものが何であるのか、建物レベルで名前と役割を教えてくれる。この指向性のちがいは、情報収集する際におぼえていくと便利だろう。

【教養ソフトから情報収集ツールへ】
今回加わった新レイヤーGeographic Webは、Google Earthにとってかつてない大きな一歩となる。初期からレイヤーパネルではさまざまな情報が提供されてきたが、にも関わらず人々の注目度はさほど高くなかった。なぜか? 答えは簡単だ。従来のレイヤーは、多彩でこそあるが、教養を深めるための情報が主だった。特集コンテンツなどはその冴えたる例だ。「Google Earthはこんなにおもしろいことができるんですよ」という可能性を見せてくれるものの、実践的情報収集ツールとしては使えない。たしかに飲食店や宿泊施設のプレイスマークも表示できるが、きっと大半の人がウェブで検索を済ませてしまうにちがいない。

しかし、Geographic WebレイヤーでWikipediaと連携したことで、Google Earthは真の情報収集ツールに昇華した。ウェブで調べてGoogle Earthで確かめる。もしくはGoogle Earthで面白いポイントを見つけてウェブで検索する。これまではそうした手順を踏んできたが、これからはストレートにGoogle Earthで調べればいい。場所とリンクした情報を、Google Earthひとつで手に入れることができるのだ。ただし、課題がないわけではない。Google Earthの検索性はあまりにおそまつだ。ジーコで淡路島にジャンプしたり、エリア51で石川県に飛んだり、これではお話にならない。ジーコと入力したら出生地のリオデジャネイロに飛ぶ。それくらいの柔軟性はほしいところだ。

サーチエンジの覇者Googleなら、近い将来やってくれるにちがいない。

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December 11, 2006

FLEKTOGON ドーム型フードを試す

R0011103MC FLEKTOGON 35mm/f2.4を買ってからというもの、デジイチでスナップを撮るときはこいつに頼りっぱなしだ。はじめてのクラシックレンズということもあってはじめは探り探り撮っていたが、寄ってよし引いてよしの万能レンズだけに本当に使い勝手がいい。以前「FLEKTOGON 画質の研究」で書いたように、クラシックレンズはレンズフードが欠かせないという発見もおもしろかった(古参ユーザーには常識なんだろうけど)。

そんなこんなのFLEKTOGONだが、ちょっくらレンズフードを新調してみた。これまでハクバのラバーフードを使っていたのだが、こいつがどうにもイケてない(笑)。どうにかならんものか、と思っていたところ、hirobotさんから「ドーム型フードはどうですか」とアドバイスをいただき、ようやく手に入れたという次第だ。

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手に入れたのはペンタックス製の「MH-RC49」だ。そもそもDA 40mm F2.8 Limited向けのドーム型レンズフードのようだが、49mm径のレンズなら問題なく装着可能。なお、取り付けはねじ込み式だ。合わせてこのフード用のレンズキャップも購入。実はこのレンズキャップ、ねじ込み式で実用としてはちょっと着脱が面倒くさい。ただ、どちらもメタル製で見た目の満足度はまずまずといったところ。レンズフードは約3000円、レンズキャップは1700円ほどだった。

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ドーム型レンズフードははじめてなので、ケラレがないかちょっと心配だった。もちろん理屈の上では40mmレンズ用なので、35mmのMC FLEKTOGON 35mm/f2.4で問題なく使えるはず。実際に撮影したものが上のサンプルショットだ。プロテクトフィルターの上からドーム型フードを装着して撮影している。画像はRAWデータで、Digital Photo Professional 2.2を使って軽く調子を整えて現像。もちろんノートリミングだ。写真の出来不出来はさておき、ケラレもなくキレイに撮れている。ハレ切りできているおかげでコントラストも良好だ。しっかしこのレンズの立体感はいいなあ(笑)。

R0011109_1 これまでレンズフードといえばラッパ型とばかり思い込んでいただけに、ドーム型フードは目からウロコの思いだ。プロテクトフィルターの上からつけているので正直レンズキャップはいらなかったかな、なんて気がしないでもないが……。クラシックレンズがおもしろいのは、創意工夫でなんとかしよう、という気持ちになるところ。現行レンズなら純正パーツが一通りそろっているので、それを購入すれば事足りる。その点クラシックレンズは純正オプションをかき集めるのが難しく、必然的に自力で対応パーツを集めなくてはならない。それを面倒な作業といってしまえばそれまでだが、そうした手間も含めてクラシックレンズの楽しみなのだろう。

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December 07, 2006

GR DIGITAL カスタマイズ 2

バイクカスタムに終わりはない。ハンドルを変えればそれに合わせてバックミラーやシートを取り換えたくなる。エンジンをボアアップしたら当然ブレーキやサスペンションといった制動系を強化するのがセオリーだ。RICOH GR DIGITALだってしかり。前回のエントリーでスリットレンズフードを紹介したが、それに合わせていくつかアイテムを追加してみた。

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【CPLフィルターで気分は大門軍団】
_mg_4960_1先日購入したMS OPTICAL R&DM46システムスリットフードは、分割式フードになっていてフィルターを挟むことができる。これが威力を発揮するのはCPLフィルターを装着したときだ。ファインダーをのぞくと視界の下部にスリットフードが見える。そこから向こうを見ることでCPLフィルターの効きを確認できるのだ。今回購入したのはマップカメラオリジナルのCPLフィルター(62mm径)。装着すると、西武警察大門団長のティアドロップ型サングラスみたいだ。GR DIGITALは広角寄りのレンズなので、薄枠のワイドバンドCPLの方が無難といえば無難だが、実際に撮影してみるとケラレは見受けられない。ただ、肝心の効き具合はいまひとつで、下のサンプルを見てもらえばわかるように、もう一二段色濃くなってくれてもいいような……。晴天とはいえ冬の日射しだとこの程度なのかもしれない。とりあえずはもう少し使い込んでから判断してみたい。

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【ブログのおかげでストラップGET!】
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当ブログは思いのほか関係者が見ているらしい。この間編集部に顔を出したら、なじみの編集者でなおかつぼくのカメラの師匠I君が、「GRD、ハマってるみたいですね(笑)。よかったら使ってください」とストラップをくれた。なんでもGR DIGITALの製品発表会で配られた非売品とか。こいつはうれしい。オールレザーでパッドにはGR DIGITALのロゴ。ジョイント部の樹脂パーツはかなりゴツめでいろいろと戦えそうだ(笑)。パッドの裏側はスウェードだが、しんなりして粉が服に付着することはない。かなり質感はいい。マップカメラ特注ARTISAN&ARTISTレザーネックストラップよりもずっと好印象だ。ちなみにこのストラップ、ARTIZAN&ARTISTのACAM-250によく似ている。リコーが別注をかけたのではないかと推測しているのだが、どうだろう。

【結局はフォクトレンダーで……】
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外付けファインダはかなり悩んだ。といっても追加購入に、ではない。見た目重視でターレットファインダにするか、それとも見た目重視でフォクトレンダー(コシナ製)の28mmビューファインダMにするか……。どっちも見た目重視じゃん、というツッコミは甘んじて受け入れます。ターレットファインダの候補はロシア製のツァイスコピーとツァイス製後期型(21mm~)。気持ち的にはツァイス製に傾いていたけど、いかんせんターレットファインダは接眼部が小さいので、眼鏡使用のぼくにはつらいことが判明。いくら見た目重視とはいえ、最低限の実用性は確保したいという理由でフォクトレンダーの28mmをチョイスすることにした。

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上の写真は純正オプションのファインダと比較したものだ。28mmビューファインダMは純正品よりも小ぶりで端正に見える。純正品のころんっとした見た目もわるくないが、28mmビューファインダMの方は大人っぽい顔つきがいい。肝心の見え方は純正オプション同様に文句なし。そもそも純正オプションのファインダはコシナが作っていると思われるが、それと同じくとてもクリアだ。純正品は21mmと28mmのブライトフレームが見えるのに対し、28mmビューファインダMは28mmの枠だけ。個人的にこちらの方がすっきりとして見やすい印象を受けた。また、写真のようにストロボアップも問題ない。ファインダが手前にせり出しているため発光時のケラレが気になるところだが、数枚撮影してみたところ気になるほどではなかった。

_mg_4983_1ふと我にかえると、オプションと追加アイテム代で本体価格を超えている……。でも、まだカスタムは終わりそうにない。ワイコン用にフードアダプタを追加購入して(当然革巻き予定)、さらに携帯時のバッグをどうするか画策している。ゴテゴテとくっつけたせいでこのままでは仕事用のブリーフケースに入らない。フル装備の本体とワイコンをコンパクトかつ安全に持ち歩けるスタイル。それを目下検討中だ。ミリタリーバッグを改造してGRD専用ケースに仕立てようかと思っているのだが、はたしてどうなることか……。またいずれご報告します。

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