DVDレコーダ事始め
DVDレコーダを買った。
初のDVDレコーダである。
遅すぎだ……。
それはそれとして、各方面に相談した結果、東芝「RD-XS37」に決定。ハイビジョン録画や次世代DVDが胎動するいま、正直いって現行DVDレコーダにはあまりお金をかけたくない。とはいうものの、デジタル家電の利点、PC連携は是非とも試してみたい。てなワケでPC連携が強いRDシリーズをチョイス。上位機種のRD-XS57も気になったけど、より安くという当初の目標を貫いてXS37に決定した。
レコーダの使い勝手についてはおいおいレポートするとして、今回は接続面を取り上げてみたい。といってもテレビとの接続ではなく、パソコンとの接続、そうネットワーク接続だ。基本的にはLANケーブルでレコーダとルータを接続すればOK。ただ、例によってLANケーブルかた焼きそば地獄は避けたいわけです。そこでこんなモンを買ってみました。
I・Oデータ機器「WN-AG/C」
そう、イーサネットコンバータってやつです。有線LAN端子に接続するだけでワイヤレス化が可能。いまやデジタル家電のネットワーク接続に不可欠な存在です。ただしこのイーサネットコンバータ、それなりに値が張ります。デジタル家電すべてに取り付けようとするとけっこうな出費に……。その点「WN-AG/C」はハブ機能を搭載しているので、3台のデジタル家電が接続可能。カスケードすれば最大253台までいける。イーサネットコンバータとしては高めですが、つなげるほどに安くなります。
さてさて、実際のセッティングですが、まずルータに本機を有線LAN接続して、無線LAN端末からアクセスします。これが一番ムリなくアクセスできました。設定はマニュアル通り進めればOK。既存の無線LANアクセスポイントと、ESS ID、WEP、チャンネルを共通にするのがポイントです。
一通り設定を終えたらRD-XS37につなぎ換えます。リモコンを使ってネットワーク設定を呼び出し、IP取得方法を選択しましょう。DHCPと固定IPに対応しているのですが、ウチの環境ではDHCPの自動IP取得がどうしてもうまくいかない……。原因追及も面倒なんでそそくさと固定IPで設定しちゃいます。
あとはパソコンのウェブブラウザにIPもしくは所定URLを打ち込むだけ。これでパソコンからiEPGを使った番組予約ができるようになります。その他にもいろいろできるようですが、あまり興味はありません。基本的に、パソコン作業中に「あの番組、録画しなくちゃ」と思い立って即録画できること、これが実現できれば満足です。
と、ここまではよかったんですが、根本的かつ致命的な事実に直面しました。あ、予約しなくちゃ→ウェブ経由で予約録画、というのはウソ。実際には、あ、予約しなくちゃ→レコーダの電源を入れに行く→パソコンの前にもどってウェブ経由で予約録画、となります。ってことは、電源を入れに行ったついでにリモコンで番組録画した方が便利じゃないか!? そんな疑惑が沸き起こります。ていうか、きっとそっちの方が便利です。
そこでみなさんにお伺いしたい。DVDレコーダの電源をWake on LANで起動できないものでしょうか。いやいや、そんな面倒なことはしなくてもいい。DVDレコーダの電源を入れっぱで使うのっておかしいですか? パソコンみたいにスリープモードってないのかしら。
アドバイス、お待ちしてます。