9月、北海道に行って目覚めた。
ほしい、デジタル一眼レフがほしい。
いま使っているのはパナソニックのLumix F1。
ライカと協業したレンズを搭載しているのがウリだ。
まあ、ライカ製レンズというわけではないのだが……。
CCDは200万画素。色補正はかなり個性的。
いまどきのスタンダード機にもかなわない
クオリティなのだが、北海道で撮った写真はどれも極上。
景色さえすばらしければカメラを選ばない。
そんな当たり前のことに気づいた。
そして欲がわく。
デジタル一眼レフならもっとキレイに撮れるよな、と。
手元にニコンの銀塩用レンズがあり、
できればこれを再利用したい。
よって第一候補はニコンD70だ。
これならボディのみで10万円ほど。
最小限の出費でデジタル一眼デビューできる。
ただ、個人的に広角が大好きなので、
できれば広角ズームレンズがほしい。
手元のあるレンズは24-120mm。
24mmは十分広角寄りなのだが、
デジタル一眼レフに装着すると
画角が1.5~1.6倍になってします。
24mm×1.5=36mm
これじゃあ広角レンズのワイド感は楽しめない。
別途広角レンズを買うとなると、第一候補は
ニコンのデジタル一眼専用レンズ。
12-24mmってことは装着時に広角端は18mmとなる。
これなら満足できるはず。ただ、このレンズは高いのよねん。
ざっくり15万円。ボディと合わせて25万の出費。痛いなあ。
んで、矛先を変えてみた。
昨今評判がいいのはやはりキヤノン。
EOS Kiss digitalとEOS 20Dは売れに売れてるらしい。
より安くということであればEOS Kissだけど、
アレは起動時間がやけに遅い。
それに、どうせ買うなら新しいものを、
というモノ系ライター根性も働いて、
ターゲットはEOS 20Dにキマリだ。
ボディのみで19万円程度。
中級機だし、この価格はやむなしだろう。
問題はレンズだ。
最初の一本は標準から望遠をカバーしたい。
純正レンズだとコレが候補。
17-85mmでスナップから風景撮影まで幅広く使えるはずだ。
ただ、ここでも価格の問題が……。
手ぶれ補正機能を搭載しているせいか、
実売9万円弱と激高。ボディ込みだと28万か……。
痛い、痛いよ。
そこでサードパーティ製のレンズを検討してみた。
狙い目はシグマのデジタル一眼専用レンズ。
18-125mmという6.9倍ズームだ。
広角端はキヤノン純正と同等。
しかも実売4万円と安い!
より広角な写真が撮りたい場合は、
キヤノン純正のコイツを買えばいい。
10-22mmってことは35mm換算で16-35mm。
前述のシグマのレンズと併用すれば、
広角から望遠までかなりのエリアをカバーできる。
とまあウダウダ考えているわけですが、
要は安く上げるならニコン、
本気でそろえるならキヤノン、てな具合です。
ニコンならボディ購入だけで使い出せる。
キヤノンはボディとレンズを同時購入する
必要があるけれど、将来的には
10-22mm(35mm換算16-35mm)という
超広角ズームレンズが使える。
金が腐るほどあるなら迷わずキヤノンだよね。
ただ、一眼レフビギナーだからとりあえず
ニコンで安くデビューしちゃおうかなあって目算も。
とあるカメラマンに相談したところ、
「EOS 20D買っておけば問題ないでしょ」
とのこと。そう、そうなんだよね。
中級機を買っておけばずっと使えるし、
レンズも豊富にそろえていける。
何より操作性はキヤノンの方が上。
買って早々挫折する心配だって少なそう。
誰か、背中押してください……。
そうそう、カメラバッグはこんなのにする予定です。
カーキ色を選んでそれらしくない雰囲気で
カメラを携帯したいな、と。
相変わらず形から入るんだなオレってば。