IP電話でホットライン
IP電話、ほぼ黙殺ですね。
ブロードバンドのおまけ。8円/3分と格安なのに、
なぜか積極的に導入できないIP電話。
理由はかんたん。めんどくさそうのひと言。
ええ、実際めんどうなんですよ。
ためしに導入してみたんですが、
案の定、いろいろとややこしいです。
まずウチの環境から説明しましょう。
導入しているブロードバンドは
Bフレッツのマンションタイプ(VDSL 50Mbps)。
プロバイダは@niftyを使用してます。
まずはじめに、NTTからIP電話対応機器を
購入もしくはレンタルします。
申し込みはこのページからできますよ。
その後、メールのやり取りでIP電話対応機器の選択、
配達日時などを決定します。
んで、IP電話対応機器ってなにさ?
という疑問がわくわけです。
IP電話対応機器にはルータタイプと
ブリッジタイプがありまして、
こう書くとルータタイプならモデム内蔵の
オールインワンかしら、と思いがちですが、
早合点はいけません。フツーのルータです。
IP電話対応ルータ、ってこと。
回線終端装置はそのまま使います。
いろいろとラインナップがありまして、
手持ちのルータとリプレイスするなら
Web Caster V110(本体のみ)がいいでしょう。
スループット90Mbpsだから100Mbpsの回線でも安心。
レンタルなら月額380円、買い取りの場合は19,000円です。
オレは迷わずレンタルにしました。
IP電話まわりは今後もアップグレードしていくだろうし、
購入するのは本命の機器にしたいものです。
さて、IP電話対応機器が手には入ったら
プロバイダにIP電話の使用を申し込みます。
@niftyはIP電話がブロードバンドコースの
標準サービスになっているので、
初期費用ゼロ円、月額使用料もゼロ円です。
つまり、IP電話を導入するだけなら、
IP電話対応機器(ルータ)のレンタル代のみ。
もちろん050ではじまる番号がもらえるので、
最小限のコストで回線をひとつ増やせます。
固定回線以外に番号がほしいときIP電話は重宝しますね。
たとえば、自宅で仕事をしている場合、
IP電話を仕事用に使ったりすると便利そう。
110や119に発信できないのがナンですが、
仕事用なら特に問題ないでしょう。
固定回線をIP電話にリプレイスするには
まだ不安がありますが、「追加」なら大アリだと思います。
ちなみに、IP電話から110や119に発信した場合、
自動的に固定回線に切り替わります。
一応、IP電話をメインで使うこともできますが、
それはあくまでも固定回線を所有しているのが前提ですね。
固定回線の代わりにIP電話、という状況にはなっていません。
さてさて、IP電話といえば格安料金が魅力ですよね。
そう、8円/3分。安いですねえ安いですよ。
でも、これがどのくらい安いかピンときません。
そこで調べてみました。固定回線の場合、
100km超の長距離電話は80円/3分
IP電話なら全国一律8円/3分なので、
1/10のコストで済むというわけ。
単身赴任中のパパ、
遠距離恋愛中のハニー、
これからはIP電話ですよ(笑)。
とまあ、IP電話導入はこんな案配です。
NTTとプロバイダの双方に連絡するのが面倒ですね。
ただ、ブロードバンドの契約時に申し込めば、
もうちょっと楽に導入できるはずです。
いま現在の結論としては、追加はアリ、
リプレイスは待ち、といったところです。
肝心の音質については、別の記事で解説します。