September 24, 2023

シャッターボタンの挙動は皆一家言あり

X(旧Twitter)でシャッターボタン半押しの挙動が話題になっていました。オールドレンズ撮影で拡大表示した際、シャッターボタン半押しで通常画面に復帰するか否か、というアレです。以前、「オールドレンズライフ2019-2020」で各社ミラーレスのオールドレンズ向けセッティングをまとめたこともあり、シャッターボタン半押しについて書いてみました。

●metalmickey's camera
シャッターボタンの思想

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内容的には、シャッターボタンを聖域とするメーカーとそうでないメーカーがある、というもの。記事のリンクをXに投下したところ、これがずいぶんと盛り上がりました。文字通りの賛否両論。ガチプロの方の設定を聞くこともでき、得るものの多いやりとりでした。当然といえば当然だけど、皆さんシャッターボタンの挙動は思うところがあるみたいですね。

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September 21, 2023

ライカ銘玉ガイドの決定版、9月29日発売【Leica Lens Masterpiece】

来る9月29日、オールドライカレンズの銘玉ばかりを集めたムックが発売になります。ライカレンズのなかには二つ名持ちがあります。8枚玉、スチールリム、E58、AA、リジッドズマールなどなど。そんな二つ名持ちのオールドライカレンズをこれでもかと一冊に詰め込みました。二つ名ライカレンズのメインレビュアーは、あの「銘機浪漫」の著者、森谷修さんです。すばらしい作品とともに、二つ名持ちの魅力を熱く語っています。また、ライカ純正の復刻レンズもすべて掲載。野村誠一さん、大門美奈さん、種清豊さんらが二つ名銘玉の復刻版で作品掲載しています。

フォトギャラリーはハービー・山口さんや赤城耕一さんなど、充実した写真家陣がずらり。皆それぞれ私物の二つ名ライカレンズで撮影しています。澤村も赤ズマロンで参戦。北海道でこつこつと撮り貯めたスナップを掲載しました。

この他にはバラエティー的な特集を担当。「マイナーライカレンズを愛でる」は、名前は知ってるけど持ってない、でも気になってる、という微妙な立ち位置のライカレンズを集めました。たとえば、Elmar 50mmF2.8とか。気になるでしょ? 「LIGHT LENS LABの復刻レンズ大集結」は周八枚でおなじみLIGHT LENS LABの製品を集めました。いまや銘玉復刻といえばLIGHT LENS LAB。すっかりメジャーですね。そんなこんなで、バラエティー枠担当としてけっこうがんばりました。ぜひご覧ください。

●Leica Lens Masterpiece[ホビージャパン][Amazon
発売日:2023年9月29日
出版社:ホビージャパン
価格:4,400円

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August 06, 2023

アルパアダプターの人柱企画

metalmickey's cameraを更新しました。今回のネタはアルパアダプター。意外と製品数が少ないマウントアダプターですが、メーカーによって設計にけっこうなバラツキがありました。KIPON、Fotodiox、Metabonesのアルパアダプターで、仕様のちがいをチェックしてみました。結論だけいうと、満足使えるものはない、という残念に……。詳細は本編をご覧ください。

●metalmickey's camera
使えるアルパアダプターを探せ!

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July 31, 2023

KISTAR 85mm F1.4で商店街スナップ

Kistar the other sideを更新しました。久しぶりに85ミリF1.4を持ち出し、最近お気に入りの昭和の商店街をスナップしてきました。大口径中望遠のスナップ、なかなかよいですよ。ぜひご覧ください。

●Kistar the other side 第45回
KISTARレンズで商店街を撮り流す

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ホットスポットはフィルター換えても消えません。

ブログの読者からホットスポットについて質問がありました。ホットスポットはデジタル赤外線写真特有の現象で、画像の中央に円形のフレアがあらわれます。主に現行レンズで発生しやすく、開放ではあまり目立ちませんが、絞り込むとはっきりと白いフレアが見てとれます。

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効果的な解決方法はまだ見つかっておらず、めいめい工夫しながら撮っているのが実情です。もっとも確実な対処法は、「ホットスポットの出るレンズは使わない」というものです。身も蓋もない対処方ですが、見方を変えると、ホットスポットの出ないレンズを見つけてデジタル赤外線撮影することが大切です。僕もホットスポットのせいで赤外撮影を断念したレンズが何本もあります。澤村の経験則では、赤外線フィルターを換えてもホットスポットは消えませんでした。

詳しくは「デジタル赤外線写真マスターブック」の44~45P、120~121Pをご覧ください。

 

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July 15, 2023

カプラー新時代!【カメラガジェット放浪記】

SHOTENから発売になった新型カプラー、SHOTEN R50シリーズのレビューを担当しました。古くからのオールドレンズファンなら「カプラーとは距離計連動しないもの」という深いトラウマを抱えていると思いますが(笑)、そういうトラウマを払拭してくれる出来映え。ぜひ一度試してもらいたい製品です。ライカでタクマー、ライカでリケノン、そんなB級グルメ的なオールドレンズ撮影を楽しめるガジェットです。

●澤村徹のカメラガジェット放浪記 第23回
カプラーのニューフェイス登場 SHOTEN M42-LM R50/PK-LM R50

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June 12, 2023

カメラホリックにM8赤外を掲載!

6月16日、マニア向けカメラ雑誌「カメラホリックVol.9」が発売になります。半年に一回のお楽しみですが、すでに9冊目。早いものです。澤村はバラエティー担当ということで、今号もニッチな企画を執筆撮影しました。オールドレンズネタは8/16ミリムムービー用レンズの特集です。ざっくりいうとC/Dマウントレンズの特集ですが、フツーに紹介してもつまらない。APS-CやフルサイズでケラレないC/Dマウントレンズをフィーチャーしました。

「CCD浪漫」という特集ではM8赤外を掲載しました。他の写真家さんがシリアスは写真を掲載するなか、ひとり真っ白なM8赤外。どうかこの度胸を評価してほしいものです(笑)。4月に松山で撮り下ろした赤外線写真を載せました。このほか、連載「吾輩は寫眞機である」や新製品レビューを執筆しています。久しぶりのカメラ雑誌での仕事、ぜひご覧いただけると幸いです。

●Cameraholics Vol.9[Amazon][ホビージャパン
発売日:2023年6月16日
出版社:ホビージャパン

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May 29, 2023

オールドレンズの醍醐味ってやつは、

オールドレンズの醍醐味といえば、やはり絞りによる緩急だと思う。そのわかりやすい例。開放(1枚目)はモワアっと滲みがある。一段絞る(2枚目)と中心部が一気にシャープに。この描写変化がいい。ちなみに、絞っても周辺には甘さがあり、こうした画像内の描写ギャップも萌える。

α7 IV + Ektar 50mmF1.9

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May 06, 2023

ライカM8でIR Chrome

赤外ネタが続きます。最近人気のIR Chromeフィルター、あれはライカM8で使えるのか? 実際に試してみました。結果は、使えなくもない、という微妙なもの(笑)。ぜひ本編をご覧ください。

●metalmickey's camera
IR ChromeはLeica M8で使えるのか?

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IR Chromeにまさかの類似品が!

metalmickey's cameraを更新しました。今回のお題目はIR Chromeの類似品です。デジタル赤外線写真界隈で人気のフィルターに、類似品が登場。両者を撮り比べしてみました。どの程度似ているのか、代用になるのか。本編でご確認ください。

●metalmickey's camera
IR Chromeの類似品を試してみた

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«個展「視覚の陰謀論」ご来場ありがとうございました!