April 10, 2024

「突撃恋愛少女」終了しました。

AIアート展「突撃恋愛少女」、無事会期を終えました。ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございます。AIについて作品について、たくさん意見交換できました。今後の活動に活かして参ります。また、多くの方にプリントをご購入いただきました。微力ながらお部屋の彩りに貢献できれば幸いです。

どっちに転がっていくのか、そもそも転がれるのか? 後先考えずに開催した展示ですが、どこかには行けそうな気がしてきました。今後とも応援よろしくお願いいたします。

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April 02, 2024

澤村徹AIアート展「突撃恋愛少女」スタートです!

澤村徹AIアート展「突撃恋愛少女」、本日よりスタートです。ChatGPT4を使い、言葉で《書いた》イラストを展示します。ライターとしての文章力、写真家としての表現力を駆使した作品展です。

澤村徹AIアート展「突撃恋愛少女」
2024年4月2日(火)~9日(火)
11:00~20:00
新宿マルイ本館8F

在廊予定日
4月2日(火)/6日(土)/7日(日)/9日(火)

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A3/A4プリントをご購入いただくと、突撃恋愛少女のシールを1シートプレゼントいたします。枚数に限りがありますので(本当に少数)、ご興味がある方は早めに。

また、会場ではミニプリントガチャを開催します。イギリスの業者に発注した2Lサイズのプリントを用意しました。マットな厚手の紙でモノとしての存在感たっぷり。もちろんサイン入りです。こちらも数に限りがあります。売り切れのときはご容赦を。

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皆様のご来場、お待ちしております。

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ブイの話【アジアンMFレンズここだけの話】

カメラファン連載「アジアンMFレンズここだけの話」を更新しました。第2回目はブイの話です。本当にガチで、海や港にあるブイの話です。百聞は一見にしかず、ぜひご覧あれ。

アジアンMFレンズここだけの話 第2回
SPEEDMASTER 65mm F1.4
なぜ人はブイを撮るのか

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March 23, 2024

澤村徹AIアート展「突撃恋愛少女」 ステートメント

群衆は個の集まりだ。数が増すほどに個としての顔が見えなくなり、単一指向の群衆が出現する。本来、個はどれだけ増えても個のままだ。なぜ、群衆と化すと個が失われるのか。こうした個と群衆の関係を、生成AIで表現した。

本作品は生成AIによるイラストだ。「恋に突撃する女子高生」という指示を生成AI(ChatGPT-4およびDALL・E 3)に与え、個のディテールを保ったまま肥大化する群衆を表現した。個の見える群衆。このありそうであり得ないイメージを表現できたのは、生成AIのアドバンテージ、一過性と反復性に寄るところが大きい。生成AIという言葉で絵が《書ける》描画ツール。この特異な存在が繰り広げる、新たなビジュアル表現を感じてほしい。

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●澤村徹AIアート展「突撃恋愛少女」
2024年4月2日(火)~9日(火)
11:00~20:00
新宿マルイ本館8F

絵を《書く》時代が到来した。これまで人類は、画像を手に入れるために絵画を描く技を研鑽し、その一方で写真技術を発明した。画像を得るには特殊な技術と向き合う必要があったのだ。

そこに突如出現したのが、言葉で絵を描く生成AIである。特殊なコマンドではなく、日常的な自然言語で絵が《書ける》ようになった。人間にとって言葉を話すことは息をする程度にたやすい。生成AIとは、画像制作の第三の道を私たちに示している。

 

一過性と反復性、それが生成AIのリズムだ。デジタルとは再現性の技術である。与えられた命令を忠実に、そして何度でも再現する。しかし、生成AIは同じデジタルでありながら、再現性がない。ランダムネスという概念を取り入れ、新規性と創造性を目指す。同じ条件を与えても生成物は常に動的だ。生成AIをアーティストに例えるなら、即興詩人と言えるだろう。

そして条件を少しだけ変えながら与えると、一過性と反復性というリズムが生まれる。似ているけど異なる画像が連続して生まれるのだ。反復のまとまりがひとつの大きな一過性を形成する。一過性と反復性の大きくうねり。これが生成AIのリズムであり、既存の再現性主体のデジタル技術と大きく異なる点だ。

 

デジタルの中枢に人間性が見える、と言って信じてもらえるだろうか。前述の言葉と一過性は、言わば人間らしさの源だ。生成AIは言葉を理解する。指示をトレースするだけでなく、人間のように言葉を咀嚼してより相応しい表現を探す。同じ指示を出しても、生成AIが生み出す成果物は類似しつつも微妙な差異がある。それはまるで何事にも工夫を持ち込み、独自性を生み出す人間の所作だ。

そんな人間臭さが、生成AIによってデジタルの中枢に産み落とされた。デジタルの中枢に人間らしさが宿るのだ。人間とデジタル技術は長らく対義的な関係にあったが、双方が双方を内包する時代へと貴重な一歩を踏み出した。

 

個のディテールをともなう群衆を表現するため、本作品は「恋に突撃する女子高生」を対象に選んだ。生成AIの一過性と反復性という特徴を活かし、群衆を個がわかるディテールで描いている。単一指向の群衆は全体主義に向かいかねないが、個の見える群衆は果たしてどうだろう。ディテールをともなう群衆で、個人主義と全体主義の関係を表現した作品である。

この作品世界では、女子高生が様々な道具を携えて恋に突撃する。通底しているのは、一途に突撃する姿だ。真摯に純真に、疑うことなく恋に向かっていく。それを純粋と呼ぶことに戸惑いはない。しかし、それが群衆と化したとき、別のものが浮かび上がる。

想像してほしい。隊列を組んだ女子高生が、崖に続く坂道を行進していく。そして躊躇なく次々と崖から飛び降りる。一途なものの脆さと危うさ。本作品はこうした群衆の姿を、大量のイラストで表現している。群衆を物理的に構成し、それが同じ方向を向く不穏さを表現した。

個々のイラストにおいても、この脆さと危うさが影を落としている。生成AIで本作品を描く際、「このシーンは人も物もすべてが石膏でできている」と規定した上で詳細な指示を与えている。イラストに目を凝らしてほしい。女子高生らの物理的な脆さに気づくはずだ。足を踏み出せばひびが走り、腕を上げれば肘が崩れ、心が砕けたものは瓦礫と化す。この石膏像としての脆さが、一途な群衆のそれを象徴している。

本作品は一切絵筆を使わず、生成AIで言葉だけを積み上げて《書いた》イラストだ。生成AIの一過性と反復性があるからこそ、これだけ大量の群衆を描くことができた。言葉という自由度の高い指示系統だからこそ、個のディテールをバリエーション豊かに描けた。個と群衆、個人主義と全体主義、そして人間とデジタル技術。対義的なファクターが互いに複雑な網を張り巡らし、このAIアート作品を形作っている。

 

●Charge of the Love Brigade Statement

The crowd is a collection of individuals. As the number increases, the face of the individual becomes obscured, and a crowd with a single direction emerges. Essentially, an individual remains an individual no matter how many there are. Why then does the individual get lost when it becomes a crowd? This relationship between the individual and the crowd is expressed through generative AI.

This work is an illustration created by generative AI. Given the prompt "high school girls charging into love" to generative AI (ChatGPT-4 and DALL·E 3), it expresses a crowd that grows while retaining the details of the individual. A crowd where the individual can be seen. This seemingly impossible image was achievable due to the advantages of generative AI: its transience and repetitiveness. The term generative AI as a tool that can "write" pictures. I hope you can feel this unique presence unfolding a new form of visual expression.

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March 18, 2024

アジアンMFレンズ連載スタートです!

玄光社のウェブサイト、カメラファンにて、アジアンMFレンズの連載がスタートしました。編集部から何を書いてもOKと言われたので、エッセイ色強めの読み物を展開していくつもりです。新刊「アジアンMFレンズ・ベストセレクション」のレビューと一緒に読んでもらうと、アジアンMFレンズの世界観がより深く理解してもらえると思います。ご高覧のほど、よろしくお願いいたします。

アジアンMFレンズここだけの話 第1回
TTArtisan 50mm f/1.4 ASPH
ハイスピードレンズは海鳥を追えるか

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March 16, 2024

【PR】周ノクチのレビュー公開!

「澤村徹のカメラガジェット放浪記」を久しぶりに更新しました。お題目は周ノクチ。初代ノクチを復刻したアレです。作例は先日松山で撮り下ろしたカットを載せています。ぜひご覧ください。

●澤村徹のカメラガジェット放浪記
第25回 周ノクチはどこまで伝説に迫れる?

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March 12, 2024

AIアート展「突撃恋愛少女」を開催します!

澤村徹初のAIアート展「突撃恋愛少女」を、4月2日より新宿マルイ本館にて開催します。本展示は生成AIによるイラスト展です。自然言語でイラスト生成できるChatGPT-4(およびDALL·E 3)を駆使し、言葉で《書いた》イラスト約80点を展示します。ライターとしての文章力、写真家としての表現力をフルに活かしたコンセプチャルアート作品です。

澤村徹AIアート展「突撃恋愛少女」
日程:2024年4月2日(火)~9日(火)
会場:新宿マルイ本館8F
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-30-13
時間:11:00~20:00(入場無料)

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会場ではプリント販売も行っています。気に入ったイラストがあればお申し付けください。澤村のサインを入れて納品いたします。

これまでオールドレンズやデジタル赤外線写真で作品制作を行ってきました。イラストによる作品制作ははじめての試みです。言葉で絵が《書ける》時代、ライターとしての経験がビジュアル表現で活かせます。言葉で絵を紡ぐ時代の幕開けを、本作品で感じてください。

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February 26, 2024

待望の中国製レンズムック、発売です!

中国製レンズ本の決定版、ついに発売です。中国、台湾、香港の個性派レンズ71本を収録しました。周ノクチやThypochも載ってます。

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アジアンMFレンズ・ベストセレクション[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
発売日:2024年2月26日発売

ノクティルックスやアポズミクロンと同じスペックで価格は1/10以下。アジアンMFレンズはそんなレンズがたくさんあります。その一方で、超広角のシフトレンズ、水中撮影可能なマクロプローブレンズなど、尖った高機能レンズも続々と登場。いまカメラ業界でもっともアグレッシブなジャンルのひとつです。

本書はアジアンMFレンズの熱い製品を厳選し、13レンズブランド71本を収録しました。

TTArtisan
七工匠
中一光学
LAOWA
KamLan
KIPON
LIGHT LENS LAB
AstrHori
Thypoch
Mr.Ding
Polar
Brightin Star
Artra Lab

ライカ使いならTTArtisan、LIGHT LENS LAB、Thypochがお薦め。ミラーレスで本格撮影する人はLAOWA、AstrHoriに注目。APS-Cを使っているならKamLanと七工匠は見ておきたい。いまやアジアンMFレンズは、欲しいレンズが必ず見つかる巨大カテゴリーに成長しました。安かろう悪かろうは昔の話です。

高騰するオールドレンズに閉口気味の方も、ぜひアジアンMFレンズに注目してほしいです。昨今のアジアンMFレンズはオールドレンズの復刻やオマージュ系のレンズが花盛り。周ノクチ、Polarの7枚玉、マクロスイター風のThypochなど、登場間もないオマージュ系レンズを掲載しています。

アジアンMFレンズをまとめた本は、おそらく国内初ではないでしょうか。ご予約ならびにご高覧のほど、よろしくお願いいたします。

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February 23, 2024

大手メーカーが出てこないCP+2024レポート

昨日よりCP+2024が開幕しました。初日に取材し、レポートを書きました。ただし、大手カメラメーカーは出てきません。X100ⅥもOM-1 mkⅡも出てきません。中国製レンズとかMFレンズとかカメラケースとか、マニアックネタばかりを集めてきました。この手のアイテムが好きな方、CP+巡礼の前に目を通しておくといい予習になると思います。ぜひご覧ください。

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独断と偏見のCP+2024レポート

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February 10, 2024

【PR】KISTAR 40mm F2.4 Mで曖昧さと戯れる

Kistar the other sideを更新しました。今回はMマウントのKISTAR 40mm F2.4 Mとレンジファインダー機で、曖昧さを愛でようじゃないかという企画です。厳密に撮るのではなく、意識外の要素がフッと入り込む様を楽しもう。そんな記事にです。思い通りに撮るのではなく、思いがけない写真と戯れる……。ぜひご覧ください。

Kistar the other side 第49回
レンジファインダーで曖昧さと戯れる

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«絵を《書く》時代