Digital Infrared

September 19, 2013

今月は赤外乱れ撃ちです!

今月もカメラ月刊誌の発売日が近づいてきました。期せずして、いやもうホントに期せずして、今月はデジタル赤外写真のオファーが立て続きました。まず、日本カメラ10月号では、特集「カメラマンの秘密の“道具”教えます」にて赤外撮影する際のIRフィルターの使い分けを解説しました。フォトテクニックデジタル10月号では、特集「この写真、どうやって撮ったんですか!?」にて、デジタル赤外線写真とシネレンズを使ったローファイフォトを紹介しています。

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●日本カメラ10月号[日本カメラ社][Amazon
カメラマンの秘密の“道具”教えます

●フォトテクニックデジタル10月号[玄光社][Amazon
この写真、どうやって撮ったんですか!?

加えて、先日発売になったオールドレンズ・ライフ Vol.3の巻頭フォトギャラリーでは、G Biogon T* 28mmF2.8で撮ったデジタル赤外線写真の新作を掲載しています。いずれ個展で発表するつもりだった作品から、先行して掲載しました。そんなこんなの赤外ラッシュ、ぜひご覧ください。

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August 31, 2013

オールドレンズ・ライフ Vol.3 いよいよ発売です!

来る9月9日、玄光社よりオールドレンズ・ライフ Vol.3が発売になります。オールドレンズというニッチなカテゴリーで、まさかシリーズ3冊目を出せるとは、監修執筆しておきながら何ですが、かなり意外な気持ちです。つくづくオールドレンズがカメラホビーとして定着したのだと実感しています。

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●玄光社 オールドレンズ・ライフ Vol.3[Amazon

上の画像は制作中の表紙データです。本チャンの印刷とは若干色味が異なりますが、バーガンディの渋いレザーをバックに、ライカMタイプ240、NEX-6、PEN E-P5といった旬のモデルが並んでいるのがおわかりでしょう。「フルサイズ宣言」とか、「2万円で買える」とか、「ライカとオールドレンズ」とか、気になるフレーズがちりばめられています。Vol.3は、オールドレンズの本領をじっくりとお楽しみいただける内容に仕上がりました。詳しい内容は、本チャンの表紙データが届いた頃にお伝えします。ご期待ください。

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July 21, 2013

カラースワップ不要のデジタル赤外線写真

今日はオールドレンズパラダイスの座学でした。本講座は9月にグループ展を控え、猛烈スキルアップ中です。グループ展でデジタル赤外線写真の企画展示を行うため、今日はデジタルIRの画像処理を特訓してみました。デジタル赤外線撮影ははじめてという方が多く、カラースワップ処理が大きな壁になっています。そこで久々に大技をひねり出してみました。カラースワップをしないで、カラースワップ相当の絵を作り出すテクニックです。

カラースワップというのは、RGBモードもしくはLabモードで赤と青を入れ替える作業です。これが初心者にとっては非常に難しい。難しいならやめてしまえ、というわけで、ノンカラースワップで処理したのが下の写真です。どうでしょう、フツーにデジタルIRになってるでしょ!? 成果のほどは9月のグループ展にて。詳細は追って告知してまいります。ご期待ください。

Leica M8 + G Biogon T* 28mmF2.8 with IR72 Filter / Non Color Swap

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March 16, 2013

F5.6 デビューです!

F56_2 念願のF5.6デビューです(^^)。「カメラはセンスで攻めろ!」という大特集スタイルの中で、ドレスアップとデジタル赤外線写真の記事を担当しました。F5.6は創刊時から気になっていた雑誌だけに、自分の記事を誌面で見るのは純粋にうれしいです。ドレスアップは好き勝手やらせてもらい、機種選定からドレスアップのテーマまで澤村の趣味炸裂でお届けしております(笑)。

●F5.6 Vol.7[エイ出版社][Amazon
カッコ重視のドレスアップ術
デジタルで体感する赤外線写真

デジタルIRは例によってライカM8で撮影した写真です。個展「SCENE UNKNOWN」から一点、新作一点を掲載しています。カラースワップしたデジタルIRの特長がわかりやすい作品を選びました。先月のデジタルカメラマガジンでは都市風景を多めに盛り込みましたが、今回のF5.6ではスノー効果がしっかりと出ている作品を掲載しています。

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March 02, 2013

日本写真家協会会報にてKindle写真集を語る

先日、日本写真家協会の取材を受け、昨年暮れに出版したKindle写真集「BLACK MORNING」についてお話させていただく機会がありました。そのときの話が日本写真家協会会報2013年2月号に掲載されています。協会員向けの媒体なので一般の方が目にすることは難しいかもしれませんが、もし機会があればご覧ください。

●日本写真家協会
●Kindle版デジタルIR写真集「BLACK MORNING」

記事中はKindle写真集を出版した理由やマーケティングについて語っています。フォトグラファーのみなさんに役立つような内容を心がけました。Kindle写真集の出版を検討されているなら、多少なりとも参考になるのではないかと思います。

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February 20, 2013

撮影塾の取材を受けました(デジタルカメラマガジン3月号)

Dcm ぼくのカメラ雑誌との関わり方は、基本的にライターというスタンスです。カメラと写真の楽しみ方を、原稿を通じて読者に伝える。これがカメラ雑誌でのライターの仕事です。今回めずらしいことに、写真家・澤村徹として雑誌の取材を受けました。写真家スタンスで雑誌と関わるのは、かなりレアな体験です。媒体はメジャー誌デジタルカメラマガジン。しかも取材してくださったのが大先輩の大浦タケシさん。同業者で取材し合うのはやりやすいようなやりづらいような(汗)。

●デジタルカメラマガジン2013年3月号[インプレスジャパン][Amazon
熱中!!デジタル撮影塾
不思議な世界を描き出す赤外線撮影のおもしろさ

デジタル赤外線撮影について、かなりこまかく解説してあります。カラースワップはもちろんですが、被写体の選び方、撮影条件、使用機材など、実践的なディテールについて触れています。また、ぼくのカメラとの馴れ初めについてもけっこうな文量が割かれていて、オールドレンズや赤外撮影に至る経緯も楽しんでもらえると思います。写真家のバックグラウンドまで立ち返って撮影スタイルを探る。とてもおもしろいコーナーです。ぜひご覧ください。

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January 19, 2013

デジタル赤外線写真の新発見

久々に赤外線撮影してきました。赤外向けの被写体といえば、緑の葉、青空と水が定番です。しかし、冬は緑が少なく、被写体探しに苦労します。今日たまたま発見したのですが、空の見える窓がかなりいい感じでした。青空の見える窓は暗く(黒く)写ります。窓の反対側に目を転じると、窓からの日射しで明るく(白く)写ります。この外が暗いのに屋内が明るいという感じが、違和感たっぷりでおもしろいです。冬の赤外は窓狙いですね(笑)。

Leica M8 + G Biogon T* 28mmF2.8

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December 24, 2012

Kindle写真集の作り方

先日、Kindleで写真集「BLACK MORNING」を自主出版してみた。Kindleダイレクトパブリッシングは、今後フリーランサーやアマチュアにとって強力なツールになる。そうはいっても、デジタルスキルがないとかなり歯ごたえのある世界で、かくいうぼくも相当苦労して出版にこぎつけた。そこで自分のための覚え書きもかねて、制作の流れをまとめておきたい。

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●BLACK MORNING Digital Infrared Photography

まず、制作の大まかな流れを列挙しておこう。
(1)KDP(Kindleダイレクトパブリッシング)にアカウントを登録
(2)EPUB形式およびMOBI形式の書籍データを作成
(3)KDPに書籍データをアップロード
(4)KDPサイドでレビューが完了すると出版される

要は自前で書籍データを作り、KDPにアップロードすればよい。出版社を経由せず、完全自力で本を出版できるわけだ。販売数という問題を棚上げすれば、パソコンひとつで誰もが自主出版できる。現状はマーケットとして微々たるものだが、本のインディーズレーベルといったところだろうか。出版社に持ち込んでも書籍化が難しいような企画は、「とりあえずKindleで」という流れが今後できてくるかもしれない。

さて、問題は書籍データの作成だ。ぼくが作成に用いたアプリケーションは以下の通り。

ドキュメント作成:Adobe InDesign CS6
MOBI形式出力:Kindle Plugin for Adobe InDesign
プレビューソフト:Kindle Previewer

02_2 InDesignでドキュメントを作り、プラグインでMOBIに出力。出力したものをKindle Previewerで動作チェック、という流れになる。ドキュメントは、表紙画像、目次、本編をそれぞれ用意する。これらの具体的な作り方はケースバイケースだが、ぼくの場合は表紙画像をPhotoshopで作り、目次と本編をInDesignで作成した。目次はInDesignの目次作成機能で作っておくと、Kindleプラグインで出力した際にtoc.ncxとして認識される。実はこれが書籍としてとても重要なポイントだ。

左の画像はKindle本で移動メニューを開いた状態だ。Kindle本を数冊買ってみたところ、いくつかは目次がグレーアウトしていた。toc.ncxがちゃんと作成されていないと、「目次」がグレーアウトしてしまうようだ。実はこの目次まわりを完備したいがために、わざわざInDesignでドキュメント制作した。書籍としてお金を取る以上、最低限の体裁は整えたい。ぼくはEPUBを手書きするだけのノウハウがないので、ソフトの機能で補うことにした。

Picture0004 一通りドキュメントができたら動作チェックだ。完成したドキュメントをKindleプラグインでMOBI出力し、Kindle Previewerで表示してみる。ところがこのプレビューソフトがクセモノで、カラー画像なのにモノクロ表示しかできない。これが仕様と気づくまでにずいぶんとムダな時間を費やしてしまった。プレビューソフトは画面上でこそ「Kindle Paperwhite」と「Kindle DX」を選択できるようになっているが、どうやらKindle Paperwhiteモードしか動作しないようだ。プレビューソフト上はモノクロでも、KDPにアップロードすればちゃんとカラーで表示される。

また、リフロー型のドキュメントを作成した際は、見え方についてもさほどナーバスにならない方がよいだろう。書籍データはKindleだけでなく、iPhoneやAndroidでも表示されることになる。画面サイズが様々なので、ディテールにこだわってもあまり意味がない。ただし、ひとつだけ留意したいのは、改ページという概念だ。リフロー型コンテンツはページという概念がないものの、画像とテキストが混在した状態でベタ打ちすると、写真の上下にテキストがひっついて体裁がわるい。InDesign上で適宜改ページを打ち、リズムをつけるとよいだろう。

一冊出版してみて、大きな反省点はふたつある。ひとつはキャプションをしかるべき位置に表示できなかったこと、ふたつ目は表示環境によって不要な余白ページが入ってしまうこと。リフローという形態に慣れていないため、このあたりをもっと明示的にハンドリングできるようになりたい。一方、写真を見せるデバイスとして、タブレットはある種理想的な環境だと感じた。デジタルフォトはやはり透過光と相性がよい。BLACK MORNINGをiPhoneとiPadで表示したところ、発色、階調、シャドウの見え方、どれも及第点だと感じた。

画像解像度については賛否両論あるだろう。すでに「もっと高解像度な画像で見たい」というリクエストも届いているが、これは「写真」を見たいのか「画像」を見たいのか、という問題だと思う。BLACK MORNINGはKindleプラグインのデフォルトで画像出力しているが、iPadで見て取り立てて劣化は感じないので、「写真」を見せることに関しては及第点だと思う。ただし、オールドレンズ解説本の作例という場合は、もう少し高解像な画像を用意し、拡大してディテールが確認できる形で提供したい。

現状はとかく作業が繁雑だが、いずれKindle本作成ソフトなるものが登場するだろう。というか、登場してほしい。個人的にはデジタルステージあたりがリリースしてくれると期待している。使い勝手のよいツールが登場すれば、ZINE、同人誌、自費出版の様相は大きく変わってくるだろう。

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November 29, 2012

Kindleで写真集を出版しました!

電子出版の大本命、Kindleがいよいよ日本上陸です。フリーランサーとしては、Kindleで買うことよりも、Kindleで出版することに注目していました。Kindleなら、自主制作本をお金をかけずに出版できます。フリーランサーにとって、これはとてつもなく強力なツールです。というわけで、早速デジタル赤外線写真の写真集を作ってみました。

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BLACK MORNING -Digital Infrared Photography-
Kindleおよび、iPhone、iPad、Androidでご覧いただけます。Kindle以外の端末は、Kindle無料アプリをインストールして閲覧してください。

本書は個展「BLACK MORNING」「SCENE UNKNOWN」の作品に加え、未発表作品とテクニカルノートを収録しています。作品を広く見てもらうための出版ですが、同業の方なら、Kindle版写真集がどのような見え方になるのか、そのサンプルとしてご覧いただくのもアリかと。iPhoneで閲覧してみたところ、発色とトーンの再現性はわりと良好です。派手になることなく、シャドウ部もつぶれずによく粘ります。このクオリティで出版できるなら及第点だと感じました。ご興味あればご覧ください。

制作はInDesignを使いました。オールドレンズパラダイスのメンバーにIT系に強い方がいて、彼に触発されて作ってみた次第です。簡単に作れるという触れ込みでしたが、やはりデジタルスキルがないとかなり厳しいです。ただし、一度流れがわかってしまえば、コンスタントに出版できる感触を得ました。このあたりはまた改めてレポートしてみたいです。

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August 02, 2012

GR DIGITAL IVで赤外線撮影

今回のデジカメドレスアップ主義は、久々にGR DIGITALをピックアップしてみました。オーソドックスなドレスアップはGR DIGITALカスタムブックでやり尽くした気分なんですが、ホワイトエディションの登場はやはり心がざわつきます(笑)。夏といえば白、というわけで、GRD4ホワイトエディションをドレスアップしてみました。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第77回 夏仕様GRで赤外撮影

今回はドレスアップだけでなく、GR DIGITALを使った赤外線撮影にもチャレンジしています。初期の頃からそうですが、GR DIGITALはISOアップすれば手持ちで赤外撮影できます。ライカM8ほどの赤外感度はありませんが、手軽に赤外撮影を試せるカメラとして貴重な選択肢といえるでしょう。詳しいセッティングや画像加工については、本編をご覧ください。

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