RAW Develop

October 10, 2017

ぼくらはノートリミング主義を笑えない

SNSを見ていたら、写真加工に関するおもしろい投稿を見つけた。長い投稿だったのでかいつまんで言うと、「なぜ人は写真加工の有無について自己申告するのか?」というものだ。「少しトリミングしています」「軽く補正しました」「HDRで処理しています」などなど、写真公開とともに言葉を添える人は少なくない。また、公開された写真に対し、「これはJPEG撮って出しですか」と暗に制作工程を問う書き込みもよく見かける。これらの問題は、突き詰めるとシンプルなところに行き着く。写真加工の善悪。そう、写真加工は良いことなのか、それとも悪いことなのか、という問題だ。

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誤解を恐れずにあえて書こう。人は誰もが「写真は無加工であるべきだ」と思っている。撮ってそのままの写真こそがもっともすばらしいと、多くの人は信じて止まない。ぼくらを取り巻くありとあらゆる写真が、すべて加工済みであるにも関わらずだ。

そう、フィルム時代もデジタルになってからも、商業ベースで無加工の写真などありえない。ポスター、看板、書籍、雑誌、ありとあらゆる写真は、その印刷形態や展示形態に合わせて加工が施されている。ページレイアウトに合わせたトリミング、被写体を鮮やかに見せるためのトーン調整、人物写真は瞳の写り込み対策が欠かせない。撮ってそのままの写真を使うことなど、ほぼ皆無だ。

おそらく撮って出しが許されるのは、作例と報道ぐらいだろう。カメラやレンズの性能を評価するための写真は、撮って出しでなくてはならない。報道写真は真実を伝えるという使命のため、無加工であることが望ましい。しかしながら、こうした分野以外、商業用途にせよ作品用途にせよ、写真はほぼすべてが加工済みだ。

にも関わらず、撮ってそのままの写真こそが美徳と、多くの人は信じて止まない。トラディッショナルな写真教室では、トリミングや加工は堕落とすら教えかねない勢いだ。写真をやらない人たちだって、合成と聞いただけで眉をひそめるではないか。

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ぼくが写真をはじめたばかりの頃、RAW現像ソフトでひたすらトリミングの練習をした。当時、RAW現像ソフトはSILKYPIXがほぼ唯一の選択肢だったのだが、非破壊編集というやり直しの効く編集環境は魅力的だった。一枚の画像を幾通りにもトリミングし、どういう構図が美しいのか、どんな構図が自分の好みなのか、納得が行くまで何度も作業を繰り返す。色調やトーンも同様だ。画質劣化しない非破壊編集をこれ幸いと、一枚の写真をとことんいじくり倒した。自宅で画像編集できるのはデジタルの特権だ。デジタルカメラとパソコンがあるならば、その特権を謳歌してこそである。そううそぶきつつ、なぜ加工に罪悪感をおぼえるのか。

こんなこともあった。はじめての個展でデジタル赤外線写真を展示したときのことだ。高校時代の友人がギャラリーに足を運んでくれた。一通り写真を見た後、彼は「すばらしい作品だ」と褒めてくれた。友人は写真やカメラに精通していない。デジタル赤外線写真は特殊な処理を行うので、そうした部分を簡単に説明する。赤外線を受光できる特殊なカメラを使い、さらにカラースワップという独自の画像編集を経てこの写真が完成するのだと。友人は苦笑を浮かべ、こうつぶやいた。なんだ、この写真がそのまま撮れるわけじゃないのか。

ここでぼくは、ロバート・M・パーシグの「禅とオートバイ修理技術」を思い出す。バイクツーリングしながら哲学的思考を展開する奇妙な小説だ。この本の中にこんな一節がある。主人公らがバイクツーリングしていると、友人のバイクが途中で不調になってしまう。友人のバイクはハーレーだったかドカティーだったか、とにかく高級車だ。主人公は空き缶を加工して修理パーツを作り、友人のバイクを直そうとした。すると友人は頑なにそれを拒む。主人公は友人に説明する。これは見た目こそ悪いが、市販の修理パーツとまったく同じ働きをする、と。それでも友人は首を縦に振らない。「俺のハーレー(ドカティーだったかもしれない)を空き缶で修理するなんて、カンベンしてくれよ」と言外に思いを滲ませる。主人公はここで、クオリティーという概念に行き当たる。高級車はちゃんとしたパーツで直すべきという友人の考え。空き缶を加工したパーツも市販のパーツも、ともに同じ働きをするという現実。両者の間に何があるのか。主人公の思索はつづく。とまあ、そんな話だったと思う。

写真についてもまったく同じことが言える。詰まるところ写真にも、クオリティーという絶対値の世界があるのだ。論理的に説明するのは難しいが、誰もが内包する尺度。それがクオリティーである。写真は撮ってそのままの姿こそが理想、加工した写真はニセモノという感じ方。これが写真のクオリティー(絶対的な価値観)だ。この感じ方を根底から、かつ論理的に否定するのは難しい。どんなスタンスの人であれ、写真は撮ってそのままの姿が良い、と思っている。これは理屈ではない。

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さて、ぼくらはどうすればいいのだろう。クオリティーという名の心の声に従って、写真は無加工で使うべきなのか。それとも心の声に抗い、加工に手を染めるべきなのか。もちろん、そんな画一的な判断では結論にたどりつけない。写真は素のままであるべきという共通認識を踏まえた上で、個々の表現をどのように表わしていくのか。これだ。クオリティーという実態のない尺度を見据えつつ、その向こう側に手を伸ばす。クオリティーをないがしろにしてはいけない。しかし、クオリティーに振り回される姿も滑稽だ。

答えはちゃんと自分の中にある。加工しすぎたら「やりすぎた」と思うし、どんなに好きなカメラとレンズでも、撮って出しで物足りなさを感じることもある。自分の感じ方に素直に耳を傾ければ、自ずとなすべきことが見えてくる。ただその、自分の感じ方に素直になるのが難しいのだが。

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September 25, 2017

台湾語版RAW現像読本「Lightroom影像精修速成班」が出ました

「作品づくりが上達するRAW現像読本」の台湾語版が発売になった。ぼくが手がけた本の中で、オールドレンズ本はすでに何冊か翻訳版が出ている。が、ソフト解説本の翻訳オファーははじめてであり、かつかなり意外だったた。

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●Lightroom影像精修速成班
出版社:尖端出版
価格:NT$480/HK$160

なにゆえ意外なのかというと、写真本とソフト解説本では、翻訳作業の量が桁違いだからだ。オールドレンズ・ライフを例にとると、この手の写真の本は画像をすべて流用し、文章だけ翻訳して流し込めばOK。ただし、ソフト解説本はそうはいかない。

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ソフト解説本は大量のスクリーンショット(ソフトウェアの画面画像)が載っている。ぼくは日本語版のLightroomでスクリーンショットを制作しているが、翻訳本となれば、これらを現地語のソフトウェアの画面に置き換えなくてはならない。要はメニュー項目をすべて現地語に置き換えていくわけだ。作業的にはフォトショップで合成するだけだが、なにしろ一冊分だ、枚数が尋常じゃない。台湾語版の編集さん、マジお疲れっす。この作業はチトしんどいわ(泣)。

台湾語の書籍は香港の皆さんも読めるとのこと。台湾と香港のデジタルカメラユーザーの皆さん、画像編集のステップアップにぜひ!

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May 19, 2017

20年前に読みたかった本を書く

「作品づくりが上達するRAW現像読本」の見本誌が届いた。発売から1年以上たった今、なぜ見本誌が届くのか。それは増刷がかかったからだ。増刷がかかると、その都度見本誌が届く。この2度目の見本誌が著者にとってどれほどうれしいか、説明するまでもない。

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奥付を見ると、4版と記してある。これは4回刷ったという意味だ。約1年で3回増刷したことになる。本が売れるのは著者としてうれしい話だが、RAW現像本に関しては、それとは別のうれしさがある。ぼくにとってこの本は、20年越しの因縁の書なのだ。

話は1990年代後半、世がパソコンブームで沸いていた頃に遡る。当時パソコン誌で記事を書いていたぼくは、あるアプリケーションが気に入っていた。「Paint Shop Pro」という画像編集ソフトだ。有り体に言うとナンチャッテフォトショップなのだが、画像編集はちょっとしたカルチャーショックだった。スキャナや30万画素のデジタルカメラで撮った画像を読み込み、明るさや色調をいじる。目の前のディスプレイ上で、自分で撮った写真を鮮やかにしたり明るくしたり、自在にコントロールできることに興奮した。この時代、パソコンは文字通り、魔法の箱だった。

ただし、画像編集の壁にすぐさま突き当たった。明るさとコントラストのちがいがわからない。彩度と色相のちがいもわからない。ディスプレイ上で効果の相違は確認できるのだが、どのような場面でどの機能を使えばよいのか、まったく見当がつかなかった。

画像編集ソフトのマニュアル本を読んでみたものの、搭載機能の使い方が書いてあるだけで、写真仕上げの落とし所については説明していない。プロカメラマンに話をふってみても、当時はまだフィルムが全盛だったこともあり、画像編集ソフトについてのノウハウは大して聞き出せなかった。レタッチャーという職種がクローズアップされたのはこの時期だと記憶しているが、彼らのフィールドはあくまでも商業印刷であり、そのノウハウは一般のパソコンユーザーには縁遠い。そうした中、こう思ったことをよくおぼえている。

誰か、画像編集の極意書を書いてくれ。

当時から画像編集のわかりやすい解説書は存在した。ただし、「この画像に○○機能を適用すると、このように仕上がります」という特定画像に限定された解説が多かった。そこで解説されたノウハウは、別の画像の場合、どう適用すればよいのか。初心者にはそれがわからない。一問一答形式で、「こういう画像はこうしろ!」みたいな画像編集の本が読みたい。頼む、誰か書いてくれ。そう思ったのが20年前の話だ。

「作品づくりが上達するRAW現像読本」を書くとき、20年前の画像編集の極意書が脳裏を過ぎった。元々パソコン誌で仕事をしていたので、アプリケーションの操作解説は慣れた仕事だ。そしてこの10年は写真漬けだったので、画像編集についてそれなりにノウハウの蓄積ができている。20年前に読みたかった本を、自分で書いてみるか。

詰まるところ画像編集は、アプリケーションの操作だけでなく、画像コンディションを分析する力が大切だ。目の前の画像はどのような状態で、それをどういう方向に持っていくのか。そしてそのためにどのような機能を使えばいいのか。アプリの操作と写真の分析、この両面についての掘り下げが重要だ。本書はそんなことを考えながら書き進めた。

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さてこの本は、みなさんにとって画像編集の極意書になれただろうか。4刷りまでいったということは、それなりに評価されたのだと思いたいのだが。

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May 18, 2016

「作品づくりが上達するRAW現像読本」電子版発売です!

本年1月に発売した「作品づくりが上達するRAW現像読本」の電子版が発売になります。おかげさまで本書は重版もかかり、最近ぼくが書いた本ではスマッシュヒットとなりました。海外在住の日本の方から「電子版は出ないのか?」とリクエストをいただいておりましたが、やっとお応えできることとなりました。

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●玄光社「作品づくりが上達するRAW現像読本」 澤村 徹 著
Amazon KindleヨドバシカメラマガストアeBookJapan雑誌オンライン
楽天ブックス富士山マガジンサービス

Kindleをはじめ、各種電子ブックサービスにて取り扱いがあります。普段使われているサービスにてご注文ください。タブレットで本書を見ながらパソコン画面のLightroom操作、なんて使い方がいい感じですね。ぜひご高覧いただけると幸いです。


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January 21, 2016

RAW現像読本で伝えたかったこと

午前中、「作品づくりが上達するRAW現像読本」の見本誌が届きました。色校をチェックしているとは言え、やはり現物を見るまでドキドキします。この感覚、何度本を出しても変わりませんね(笑)。パラパラとページをめくり、狙い通りの色合いで印刷されていることを確認。ほっと一息ついているところです。

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●作品づくりが上達するRAW現像読本[玄光社][Amazon
著者:澤村 徹
出版社:玄光社
発売:2016年1月21日
価格:1,944円(税込)

この本の目的は、画像編集の基礎体力を養うことです。RAW現像っていろいろな項目があって、どれをどう操作するのか、悩む場面が多いですよね。何をどう操作していいのかわからない。編集し出すと終わりが見えない。そんなボヤキをよく耳にします。写真との向き合い方がわかると、こうしたモヤモヤは解消され、自信をもって編集できるようになります。ぼくはこれを「必然性の積み上げ」と呼んでいるのですが、まあこの言葉だけだとピンきませんよね(笑)。でも、本書にざっと目を通してもらうと、写真編集のすべてが明確な意図に裏打ちされていることに気付くと思います。仕上げの完成形をイメージして、そこに真っ直ぐ突き進む感じ。う~ん、ここで語るより本見てもらった方が早いなあ(笑)。

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構成はシンプルさを大切にしました。Before & Afterの作例は大きく掲載し、手順はシンプルな操作に徹しています。基本的にトリッキーな操作はありません。明るさと色を完成形目指してコツコツと調整していくのみ。やってることはすごく簡単ですが、ちゃんと作品級の仕上がりに到達できます。本書に関しては、特殊な操作を暗記する必要はありません。明るさと色を、目的にそって調整していく。それだけです。

ぼくが普段、作品制作でやっている作業をできるだけかみ砕いて解説しました。テクニカルなスーパーレタッチが載っているわけではありませんが、読み終えると画像編集に自信が持てるようになっているはずです。RAW現像に挫折した人、行き詰まりを感じている人、そんな突き抜けられなかった人たちのお手伝いができればと思っています。ぜひご高覧ください。

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「作品づくりが上達するRAW現像読本」本日発売です!

写真の作品づくりは、いわゆる画像補正と作業の方向性が異なります。優れた創作物は必然性の積み上げであり、そこに冗長性が入り込む余地はありません。輝度(明るさ)と色、このたったふたつの要素を駆使して、表現すべき内容を写真に託していきます。本日発売の「作品づくりが上達するRAW現像読本」は、そうした作品づくりの世界をわかりやすく解説した一冊です。

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●作品づくりが上達するRAW現像読本[玄光社][Amazon
著者:澤村 徹
出版社:玄光社
発売:2016年1月21日
価格:1,944円(税込)

本書はLightroomをベースにRAW現像のノウハウを解説します。といってもLightroomのマニュアル本ではなくて、あくまでも作品づくりを念頭においた本です。作品の完成形を思い描き、そこに向けて編集作業を積み上げていく。こうした作品づくりの流れをわかりやすく解説しました。RAW現像をはじめたけどいまひとつ勘所がわからない人、一度RAW現像に挫折した人など、ちょっとRAW現像をかじったことのある人にお薦めです。単に画像コンディションを整えるだけでなく、表現力に長けた画像編集が身につくはずです。ぜひご高覧いただけると幸いです。

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January 13, 2016

久々にRAW現像本を出します!

日々オールドレンズ漬けであることは否定しませんが、それとは別にRAW現像という特技があります(特技なのか!?)。そんな特技をマックスパワーで披露する日がやってまいりました。久々のRAW現像本、出ます!

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●作品づくりが上達するRAW現像読本[玄光社][Amazon
著者:澤村 徹
出版社:玄光社
発売:2016年1月21日
価格:1,944円(税込)

ナンというか表紙がですね、いかにも澤村の本というあたりがアレですね(笑)。本書は「Lightroom CC/6で写真編集力アップ!」というキャッチが付いている通り、LightroomをベースにしたRAW現像解説書です。ただ、(ここが本書のミソなんですが)いわゆるLightroomの解説書ではありません。「作品づくりの基礎をLightrooomで解説した本」になります。ソフトの操作解説本じゃなくて、あくまでも画像編集の基礎をみっちりと勉強する本です。なぜここで露光を上げるのか、どうしてコントラストを強めるのか。操作ひとつひとつの意味を考えながら、作品づくりを実践します。ご高覧のほど、よろしくお願いいたします。

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December 16, 2015

グループ撮影会をRAW現像で攻略

ぼくが講師担当しているオールドレンズパラダイスでは、ワンクールに一度、モデル撮影実習を行っています。このモデル撮影実習というのは、有り体に言うとグループ撮影会です。モデル1名に対し、複数の撮影者が付いて撮ることになります。正直なところ、仕事のモデル撮影と比べ、グループ撮影はベストショットを得るのが難しいです。ポーズに対して常にベストな位置から撮れるとはかぎりません。目線をもらうのもタイミングを見計らう必要があります。積極的に前に出て行かないと、思うように撮れません。

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そんなわけで、量産してしまったボツカット(汗)を、RAW現像でリカバリーしてみたいと思います。まず、上のカットを見てください。左は何となく窓の外を見ている雰囲気、右は誰かのレンズを見ている感じです。どちらを選ぶかと問われれば、左のカットですね。目線がもらえないのなら、せめて「他のレンズを見ていないカット」を選びたいです。

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構図が何とも中庸なので、トリミングします。やや傾きを付け、緊張感を持たせてみました。グループ撮影は撮る人がたくさんいるので、ベストな構図に持って行くのが難しい場面が多いです。気持ち広く撮っておくと、トリミングで対処しやすいです。右カットはモノクロ化した状態です。モデル左側の影を強調しようというのが狙いです。が、このままだといまひとつ冴えませんね。

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段階フィルターでがっつり手を加えてみました。左側を暗く、右側を明るくして、右手から日が射し、影が伸びるようなイメージで仕上げています。アベイラブルライトだけでざっくり撮ったカットですが、何とかそれっぽく仕上がりました。グループ撮影は厳しい条件を余儀なくされますが、RAW現像前提で乗り切るのもアリかもしれませんね。

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December 15, 2015

SILKYPIXがついに部分補正対応 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

SILKYPIX Developer Studio PRO7のダウンロード版が発売になりました。何故SILKYPIXを取り上げたのかというと、ついに、待望の、そうです、部分補正対応なんですよ! これを心待ちにしていた人は相当たくさんいるのではないでしょうか。

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部分補正は段階フィルターと円形フィルターの2種類。ブラシ系は未搭載ですが、円形フィルターがそこそこ柔軟に使えるので、ブラシなしでもどうにかなります。調整項目は、明るさ、コントラスト、彩度、ホワイトバランスなど、めぼしいものには対応しています。Lightroomの部分補正より項目数こそ少ないですが、通常用途ならこれで問題ないでしょう。

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左が撮って出し、右がSILKYPIX Developer Studio PRO7の部分補正で仕上げたカットです。段階フィルターで四方を暗く落とし、円形フィルターで4枚の葉を明るく持ち上げました。ちなみに、色調はフィルム調Kです。SILKYPIXと言ったらフィルム調Kですよ(笑)。

SILKYPIXはフィルム調を筆頭に、忠実プロファイル、肌色指定ツール、ピュアディテールなど、おもしろい機能がたくさんあります。体験版もあるようなので、ぜひ一度使ってみてください。表現の幅が広がると思います。

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August 19, 2015

α7RIIとツァイスレンズの相性チェック!

831_0 日本カメラ9月号にて、α7RIIのレビューを担当しました。といってもフツーのレビューではなく、ツァイスオンリーという縛りアリのレビューです。さすがポンカメさん、キレッキレですね(笑)。普段、触れないような高級レンズをたんまりと借り、ツァイス三昧の日々でした。特にDistagon T* 35mmF1.4がハンパないです。α7RIIとツァイスレンズ、まったくもって物欲ブースターな組み合わせです。

●日本カメラ9月号[日本カメラ社][Amazon
ソニーα7RIIをツァイスファミリーで楽しむ
知ってるつもりの大疑問

ふたつめはQ&A特集であれやこれやと書いてます。知ったかぶりを解消しよう、というのが本特集の裏テーマで、知っているようで実はちゃんとわかっていない事象を、わかりやすく解説しています。ご興味あればぜひ!

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