February 19, 2018

KistarレンズとLM-EA7の相性チェック

「Ksitar the other side」を更新しました。今回は変化球的なレポートです。KistarレンズとTECHART LM-EA7の組み合わせを試してみました。そう、KsitarレンズのAF化です。LM-EA7をお使いの方ならご存知だと思いますが、LM-EA7のAF精度は装着したレンズによって微妙に異なります。ノンストレスでAF化できるレンズもあれば、やたらとAFが悩むレンズもあります。何かしらの規則性があるのだと思いますが、現状のところ、原因は不明。とりあえず、装着してレンズを試すのが最短ステップです。今回は、35mmF1.4、55mmF1.2、85mmF1.4と、すべてのKistarレンズでLM-EA7をテストしてみました。

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●木下光学研究所 Kistar the other side
第14回 KistarレンズでAF撮影

なお、木下光学研究所は3月1日から開催のCP+2018に出展します。ブースではKistarレンズのタッチ&トライが可能です。Kistarレンズを試してみたい方、愛用ボディとメモリカードを持って木下光学研究所のブースへどうぞ。

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「オールドレンズ・ベストセレクション」本日発売です!

本日、玄光社「オールドレンズ・ベストセレクション」が発売になりました。今回刷り上がりが早く、ぼくの方で献本を手配した方、予約購入していただいた方のお手元にはすでに届いているようです。書店では本日より発売になります。オールドレンズレビューを172本ひたすら並べた一冊、長きにわたって楽しんでもらえるとうれしいです。

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●オールドレンズ・ベストセレクション[Amazon][玄光社
出版社:玄光社
発売日:2018年2月19日
紙版価格:2,750円+税
電子版価格:2,650円+税

「オールドレンズ・ライフ」シリーズと同様、本書のレビューもできるだけフラットなスタンスで書いています。ただ、今回は澤村徹の単独書籍なので、少しだけ私見を織り交ぜました。各レンズにアイコンで特徴を記載しているのですが、その中に「澤村徹お気に入りアイコン」なるものがあります。このお気に入りアイコンが付いているものは、描写傾向を問わず、ぼくが個人的に大好きなオールドレンズです。オールドレンズ本を書き出して10年、はじめて自分の好みを吐露しました(笑)。

献本させていただいた方々が、早くも書評を書いてくださいました。購入の参考にしていただければ幸いです。ご高覧のほど、よろしくお願いいたします。

hamashun org
オールドレンズに興味がある全ての人に。「オールドレンズ・ベストセレクション」

カメラトピック~せきねっと~カメラとパソコン雑記
自分の好きな描写を探求できる!完全保存版の「オールドレンズ・ベストセレクション」発売

アローカメラ/我楽多屋
OLD LENS BEST SELECTION

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February 18, 2018

ゴッホが描く湯島天神

オールドレンズ・パラダイスの撮影実習で湯島天神を訪れた。この時期の湯島天神は梅が見頃だ。ぐるぐるボケの出やすいプロジェクターレンズで挑んだところ、ぐるぐるボケというよりも、ゴッホの筆跡のようなボケが撮れた。とりあえず、ゴッホボケと名付けておく。条件選びそうな描写なので、似たカットを撮るのは難しいだろうなあ(汗)。

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α7II + K0-120M 120mmF1.8

実習後はOLPのメンバーとともに大浦タケシさん一派の写真展、「第1回ダラダラ撮影写真展」へ。カメラ沼の最深部の住人が集うトンデモナイ写真展だった。

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Leica M10 + PO3-3M 50mmF2

ギャラリーのある馬喰町は問屋街で、日曜日の夕刻はずいぶん閑散としていた。ところどころ古い建物が残り、近いうちにちゃんと撮り歩いてみたい。


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February 15, 2018

それって罰ゲームじゃないですか!?(CP+2018)

玄光社「オールドレンズ・ベストセレクション」の発売に合わせ、CP+2018にてトークショーを開催することになりました。今年もアネックスホールにて中古カメラフェアが開催され、それとシンクロするトークショーになります。とまあ、ここまではよくある話なのですが、しっかり話を聞いていくと、少々きな臭くなってきました。担当さんの話を整理すると、こういうことになります。

CP+会場の中心でオールドレンズを叫ぶ!

今年のCP+は、本会場の真ん中にCP+プレゼンテーションステージという着席120名規模の大きなステージを設置します。ここでオールドレンズについて語れというのです。最新デジタルカメラがひしめくCP+会場の真ん中で、声を大にしてオールドレンズを叫べと。担当さん、正気ですか? これってただの罰ゲームじゃないですか!? ぼくが何か気に障ること言いましたか!

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【CP+プレゼンテーションステージ トークショー】
最新デジタルカメラで使いたいオールドレンズたち
〜オールドレンズ・ベストセレクション〜

講師:写真家・ライター 澤村徹
日時:2018年3月2日(金)12:00〜12:40
場所:パシフィコ横浜 CP+ メイン会場 プレゼンテーションステージ
※オープンスペースのため予約不要

そんなわけで、澤村史上最大のピントを迎えることになりました。完膚なきまでのアウェーです(笑)。2日にCP+にご来場のみなさん、ぜひ澤村を助けると思ってプレゼンテーションステージ最前列にお越しください。みなさんの応援を心の糧に、この試練を乗り切りたいと思います。

ちなみに、当日のトーク内容ですが、手加減なしで濃いネタやります。ビギナー向けの話で適度に油断させつつ、一気に深いところまでお連れします。3月2日正午、CP+プレゼンテーションステージでお待ちしています。ぜひ、ぜひぜひ!

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February 14, 2018

KISTAR LENSの魅力、すべて伝えます(CP+2018)

CP+2018 木下光学研究所のブースにて、トークショーに登壇します。トーク内容はもちろんKISTAR LENSです。2015年から年1本ペースで登場したKSITAR LENS、全3本の魅力をわかりやすく伝えます。

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●CP+2018 木下光学研究所
KISTAR LENS オールドレンズライクが意味するもの

3月2日(金)
講師:澤村 徹
時間:15:00~15:30
場所:木下光学研究所(G-54)

3月3日(土)
講師:澤村 徹
時間:15:00~15:30
場所:木下光学研究所(G-54)

KISTARは趣味の写真用レンズとして開発されています。そのため焦点距離ごとにキャラクターが異なります。そのあたりをわかりやすく解説したい思っています。CP+2018にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

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February 13, 2018

思っていたより厚くて重くて終わりが見えない

玄光社「オールドレンズ・ベストセレクション」の見本誌が届いた。献本を手配した人たちの元にもすでに届いているだろう。台割の時点で368ページという分厚い本になることはわかっていたし、束見本を見て実物の大きさも確認していたのだが、甘かった。想像を超えて分厚い。印刷物としてこの厚みはやばいと思った。Amazonで予約した方にお伝えします。油断してるとマジ焦るから。いやもう、ドン引きするレベル。

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●オールドレンズ・ベストセレクション[Amazon][玄光社
出版社:玄光社
発売日:2018年2月19日
紙版価格:2,750円+税
電子版価格:2,650円+税

刷り上がりをチェックするため、1ページ目からページをめくっていく。ここの印刷会社はオールドレンズ・ライフをお願いしている会社で、このところすごく仕上がりがいい。今回のオールドレンズ・ベストセレクションもきれいな色再現だ。作例の印刷は、RGBを極力素のままCYMKに変換してくれることが望ましい。よりきれいに見せる、というような気遣いは不要。とにかく愚直に忠実に色変換してほしいのだ。そのあたりをよく理解してくれていて、安心感がある。

中程までページが進むと、違和感が生じた。腕がだるい。本が重くてページをめくっていくのがつらい。マジか、マイッタなこの本。しかもまだ半分だし。どんだけページめくるんだ!? 写真の本は大原則紙版をお薦めしているのだけれど、今回ばかりは電子版の方が読むのがラクかも(笑)。

そんなこんなのオールドレンズ・ベストセレクションは2月19日発売です。オールドレンズが好きな人なら、きっと役に立つ一冊です。ぜひご高覧いただきたく。

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February 10, 2018

焦点工房 × K&F Concept ブースに登壇します(CP+2018)

今年のCP+は複数のブースにて登壇することになりました。情報を公開できるものから、順次紹介していきます。トップバッターは焦点工房とK&F Conceptの合同ブースです。澤村も含めて全9名によるセミナー/トークイベントを連日開催します。澤村はオールドレンズとマウントアダプターについてトークする予定です。

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●CP+ 2018 焦点工房 × K&F Concept
オールドレンズと相棒になる三箇条
2018年3月1日(木) 16:30~ 約30分
2018年3月3日(土) 12:30~ 約30分
※参加無料/予約不要

オールドレンズはそれぞれ個性がありますが、その個性を自在に使いこなす工夫を解説します。マウントアダプターの選び方、撮影テクニック、そして応用テクニックと、ぼくが普段気を付けているポイントを整理しました。オールドレンズとより親密になる方法を伝授します。CP+2018にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

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January 28, 2018

7年分の写真をまとめるだけの簡単なお仕事です、って言ったの誰だよ(誰も言ってないです)

ライターは読み捨てられる記事を書く。けっして卑下しているわけではない。作家が作品を積み上げて行くのに対し、ライターの記事は旬の話題を提供し、その後、短い時間で忘れ去られていく。作家の著作はストック、ライターの記事はフロー。そんな解釈がわかりやすいだろう。これは優劣の問題ではなく、仕事の質のちがいだ。

そうした中、ライター歴二十余年の自分に、めずらしく過去の記事をまとめる仕事が舞い込んだ。2011年からつづく玄光社「オールドレンズ・ライフ」をベースに、オールドレンズのアーカイブ本を作ろうというのだ。7年7冊分の写真を、1冊にまとめる。企画段階で相当なボリュームになることが想像できた。同時に、後に遺るタイプの仕事であることも予想できる。読み捨てられる記事ばかり書いてきただけに、ちょっと緊張感のある本作りだ。

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●オールドレンズ・ベストセレクション[Amazon][玄光社
出版社:玄光社
発売日:2018年2月19日
紙版価格:2,750円+税
電子版価格:2,650円+税

とは言え、写真と原稿はすでにある。イチから撮りはじめるわけではないため、それほど手間ではないだろう。そんな思いは早々に打ち砕かれた。レンズの整理からして途方に暮れる作業だからだ。1冊目のオールドレンズ・ライフから1ページずつめくり、レンズ名と掲載作例数、そして原稿の文字量を書き上げていく。オールドレンズ・ライフ7冊分、ひたすらエクセルと向き合う作業だ。このレンズリストを元に、作例の過不足を調べる。今回、すべてのレンズを見開き2ページで解説することにしたのだが、レンズよっては作例が1点しかないものが多数見受けられた。この足りない作例の補填作業にけっこうな時間を食う。作例1点追加するために、ハードディスクの中を何時間も徘徊するハメになった。

写真素材がそろったところで、今度は掲載順を決めなくてはならない。マウント、レンズ名、メーカー名、どのキーでソートするのが読みやすいか。また検索しやすいか。この掲載順を決める最中、レンズラインアップが気になってきた。オールドレンズ・ライフには未掲載だが、せっかくオールドレンズアーカイブ本を作るなら、ぜひとも載せておきたいレンズが出てきたのだ。ただし、本のページ数には上限がある。レンズを追加するなら、何かを削らなくてはならない。このあたりですっかりカオスな気分だ。

最終的に368ページ、172本掲載に確定した。オールドレンズ・ライフ2.5冊分のボリュームだ。けっこうな分量だが、ここまでくればあとは書くだけ。しかも今回は掲載原稿があるのだから手直しだけでOK、という考えは甘かった。オールドレンズ・ライフは常に何かしらの切り口を用意してオールドレンズを紹介している。たとえば「フルサイズ機で使いたいオールドレンズ」とか、「一度は試したいクセ玉の王様」という具合だ。当然ながら原稿も、特集テーマにそった書き方だ。いわゆるレンズレビューの形態が少ない。こうなると、原稿を流用するより書き下ろした方が早い。ただ、そもそもページ数が多い本なので、書いても書いても書いても書いても終わりが見えない。結局、年末年始返上で原稿を書くことになった。Facebookでぼやいていたのはこのことだ。

作り手が苦労すれば、その分読者メリットが大きくなる。これを信条にこれまで本作りをしてきた。今回の「オールドレンズ・ベストセレクション」はいつになく難産だった。きっとその分読者諸氏には楽しんでもらえると思う。索引やオススメアイコンで検索性を高め、アーカイブ本としての使いやすさを重視した。お目当てのレンズを探しやすいはずだ。

写真の本という側面では、7年という時間の積層に注目するとおもしろいと思う。ひとりのフォトグラファーが、オールドレンズで撮りつづけた7年の積層だ。オールドレンズというフィルターを通じて、様変わりした街、すでに失われたディテール、時間を隔てた同一の被写体、ベースボディによる描写のちがいなど、様々な要素が刻まれている。作例集なので写真表現的な価値があるわけではないが、そうは言ってもあるひと時代を切り取ることはできた気がする。個人的には、オールドレンズを通じたデジタルカメラの変遷という見方が気に入っている。PEN E-P1の焦点距離2倍に振り回された日々、NEX-5にGビオゴンを装着する緊張感、ライカM8のUV/IRフィルターによるシアンかぶりなど、デジタルでオールドレンズを使う道程はけっして平坦なものではなかった。撮影機材を拾い読みすると、ちょっと懐かしい気持ちになるはずだ。

オールドレンズの森は広い。本書に収録した172本で全体像を網羅できるとは思っていない。しかしながら、オールドレンズを楽しむキッカケには十分な数だと自負している。単に昔のレンズというだけではなく、現在のレンズと異なる描写傾向があり、なおかつそれが心地良く感じられるものを選んだ。書籍名の「ベストセレクション」は、そうした意味を込めている。

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January 25, 2018

正月返上の仕事の正体

編集部で色校をチェックしてきた。年末年始返上で書いた新刊、「オールドレンズ・ベストセレクション」の色校だ。十年ほどオールドレンズの本をあれこれ書いてきたが、澤村史上最厚のオールドレンズ本に仕上がった。約370ページ、オールドレンズ収録数172本。既刊のオールドレンズ・ライフをベースに、作例とレンズの追加、解説文の刷新、オススメアイコンや索引の整備など、手間暇かけてじっくりと作り込んだ。詳細はまた発売が近づいたときに改めて。

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●オールドレンズ・ベストセレクション[Amazon][玄光社
出版社:玄光社
発売日:2018年2月19日
紙版価格:2,750円+税
電子版価格:2,650円+税

さて、オールドレンズ・ベストセレクションについては、もうひとつサプライズがある。3月のアレで、まさかな展開が待っている。今日、そのまさかの展開について打ち合わせをしてきたのだが、話を聞いたとき、言葉を失うほどだった。マジかあ、大丈夫なのか3月のアレ(汗)。告知まで少々お待ちを。

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January 22, 2018

レンズかぶりまくりのモデル撮影実習

昨日はオールドレンズパラダイスのモデル撮影実習でした。モデルは梨乃さんにお願いしました。今回のスタジオは西日がうまく入り、オールドレンズ十八番のフレアカットが撮りやすかったです。OLPメンバーの面々もかなり楽しめたのではないでしょうか。フレア大王ジュピター9を持参してよかった(笑)。

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α7II + Jupiter-9 85mmF2

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α7II + Jupiter-9 85mmF2

ジュピター9ってフレア量産機ぐらいに思っていたのですが(笑)、中心部のシャープネスはけっこうイケてますね。順光だとシャープさが際立ちます。ちなみに、この日はジュピター9仲間が3名もいました。ぼくはゼニットマウントのジュピター9、他の2名はM42マウントのMCジュピター9です。さらにはプラナーT* 85mmF1.4が2名、ズミルックス50ミリF1.4が3名と、レンズかぶりまくり。個体差テストとか、できそうですね(笑)。

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