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September 2019

September 13, 2019

「OLD LENS LIFE 2019-2020」の特集はこんな感じだよお!

玄光社「オールドレンズ・ライフ 2019-2020」、発売日がだいぶ近づいてきました。今号の見所を解説したいと思います。業界動向としては、昨年末にドドーンとフルサイズミラーレスがたくさん出ました。ぶっちゃけ、即買い換えした人は少ないと思いますが、あれから一年たち、そろそろボディ替え換えを検討する人が増えたことでしょう。そんなわけで、今号はフルサイズミラーレスが通底するキーワードです。

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●オールドレンズ・ライフ 2019-2020[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
発売日:2019年9月30日
税別価格:2,000円

その点をストレートに特集したのが「最新ミラーレスとオールドレンズ」です。オールドレンズと相性のよい最新ミラーレスはどれか。そしてどんなオールドレンズを付けると楽しいのか。機種ごとにけっこうみっちりとレポートしています。

フルサイズつながりでもうひとつ。ついにオールドズームを特集しました。前々からオールドズームはしっかり取り上げたいと思っていたのですが、やっと日の目を見る機会がやってきました。フルサイズ全盛だからこそ、画角のマジシャンたるズームの良さが際立ちます。といっても、単にオールドズームを紹介するのではなく、単焦点好きにもこれなら楽しんでもらえるだろう、というオールドズームを中心に集めました。画角だけでなく、描写面にも期待できますよ。

今号は久しぶりに取材モノをやってます。プロアマ混在でオールドレンズユーザーを取材し、リアルオールドレンズライフをたっぷりと訊いてきました。みなさん自分のカラーをしっかりもってオールドレンズを楽しんでいるのが印象的でした。もしこの企画の評判が良ければ、一般公募的に誌面に出たい人を募ってもいいなあなんて思っています。その他は、「オールドレンズ筒買い選手権」「オールドレンズ少年の主張」などなど、得体の知れない特集が目白押しです(笑)。

オールドレンズ・ライフは「雑誌」を意識して毎号作っています。実用性とエンターテイメントをほどよいバランスで織り交ぜたいなあと。「このレンズ、なんかヤベえ」みたいな感じで気軽にオールドレンズを楽しんでほしいです。

 

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September 12, 2019

道内最古、築百年の写真館を訪ねる(旧小林寫眞館)

今年の初夏、オールドレンズ・ライフの取材で函館にある旧小林寫眞館を訪れた。築百年という道内最古の写真館だ。一見すると重要文化財のようだが、歴とした現役の写真館だ。完全予約制なので、通常はその中を拝むことはできない。

実は数年前、函館で作例撮りした際、旧小林寫眞館の前を歩いていた。何かしらの文化財のようだが中には入れず、反面、手入れは良く行き届いている。一体どんな建物なのか気になっていた。

館長の谷杉アキラさんはぼくと同世代の写真家だ。この旧小林寫眞館とは別に、Photo Studio TANISUGIという現代的な写真館も経営している。元々Facebookつながりだったこともあり、取材前から大いに盛り上がり、今回、取材にかこつけて旧小林寫眞館の内部を見せもらった。役得ってやつだ。

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淡い鶯色とでも言おうか。独特の色合いの壁だ。最初期に使われていたペンキの色を調べ、オリジナルに近い状態に塗り直したという。

旧小林寫眞館の外観はたしかに古いのだが、どこか素っ気ない佇まいだ。豪奢な洋館というわけではない。だからうっかり油断していた。引き戸をくぐった瞬間、完全に場に呑まれた。詳しく書くとネタバレになってしまうので、とりあえず比喩に止めておこう。ラノベでよく見かけるドアの向こうは異世界だった、みたいな感じだ。まあ、相当やばいことになっていた。

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取材の後、谷杉アキラさんにポートレートを撮ってもらった。この写真館でしか撮れない写真であり、かつ旧小林寫眞館らしさに満ちたプリントだ。

そんな旧小林寫眞館だが、残念なことに2020年3月末で閉館するという。開業から10年、けっして短い時間ではない。道内最古の写真館を、実際の写真館として運営する。古民家リノベーションでカフェを開業するのとはわけがちがう。当時の姿をできるかぎり忠実に再現した上での写真館営業だ。その苦労は並々ならぬものがあっただろう。谷杉さん曰く、旧小林寫眞館の収益はすべて修繕費に充ててきたという。函館駅からずいぶんと離れた地にある写真館だ。毎日のようにお客さんであふれかえるわけではない。写真館の売り上げは無論、私財をなげうって旧小林寫眞館を存続させてきたというのが正直なところだろう。

閉館は寂しいことだが、まだ半年ほどの時間がある。興味がわいた人はぜひ、予約を入れ、扉の向こうの異世界的空間を楽しんでほしい。


旧小林寫眞館
Photo Studio TANISUGI 写楽館

 

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September 09, 2019

曇天だけの作例レポート(Kistar the other side)

木下光学研究所の写真ブログ、Kistar the other sideを更新しました。今回はあえて曇天カットのみという変わりダネのレポートです。得てして作例は条件の良い状態を選んで撮るわけですが、それだと条件が良すぎてレンズの実力がわからないということがあります。晴天順光ならどんなレンズでもすばらしい描写を見せてくれますから。そんなわけで、あえて曇天下でのKistarレンズの実力をご覧いただくことにしました。

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●Kistar the other side 第22回
曇天のKistar 35mm F1.4

Kistarレンズは曇天下でどんな描写を見せるのか。また、曇天下での撮影の工夫も合わせて紹介しています。ぜひご覧ください。

 

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September 06, 2019

【OLD LENS LIFE 2019-2020】9月30日発売です!

作例撮りの帰りに玄光社に寄り、「オールドレンズ・ライフ2019-2020」の色校をチェックしてきました。今年もいい仕上がりです。丸一年かけて撮り貯めたあんな写真やこんな写真が誌面を彩り、報われた気分になりますね。

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●オールドレンズ・ライフ 2019-2020[玄光社][Amazon
出版社:玄光社
発売日:2019年9月30日
税別価格:2,000円

今号もオールドレンズで撮った写真をたっぷりと載せています。個人的にお気に入りなのは、マカオのグランドリスボアのカットかなあ。オールドズームでググッとクローズアップして撮っています。どんなカットかはぜひ本書をご覧ください。

発売までまだ3週間以上ありますが、折を見て特集内容などをご紹介してまいります。ご期待ください。

 

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