« July 2017 | Main

August 2017

August 20, 2017

東京タワーという名の撮影課題

オールドレンズパラダイスの撮影実習で東京タワーに昇ってきた。お盆の最終日ということでそれなりの混みようを覚悟していたのだが、拍子抜けするほど空いていた。やはりスカイツリーに客を取られているのだろうか。

Lm_dsc00512
α7II + Heliar-Hyper Wide 10mm F5.6 Aspherical

ただし、写真撮影という観点からすると、スカイツリーより東京タワーの方が俄然おもしろい。東京タワーは末広がりの塔だ。あれをてっぺんから脚までどう収めるか。縦位置ではなく、横位置で。このお題目ひとつで相当楽しめるのだ。

Lm_dsc01852
α7II + Heliar-Hyper Wide 10mm F5.6 Aspherical

広角は必須だが、ちょっとアングルを傾けるだけで構図がぐりぐりと変わる。あれこれ構図を考えていると、あっという間に時間が過ぎていく。あれだけ背の高い塔が、横位置に収まるというのが地味におもしろい。入場料900円でたっぷり楽しめるロケーションだ。

| | Comments (0)

August 01, 2017

北海道美瑛に似合う画角とは?

早めの夏休みを取り、家族で北海道美瑛に行ってきた。妻子からは口を酸っぱくして「仕事撮影を家族旅行に持ち込むな」と言われていたのだが、7月下旬、ベストシーズンの美瑛、手ぶらで行けるわけがない。GFX 50Sとコンタックス645レンズという夢のコラボでがっつり撮ってきた。その様子はこちらの記事をご覧あれ。

Stkb05_09
GFX 50S + Apo-Makro-Planar T* 120mmF4

●澤村徹のカメラガジェット放浪記 第5回
GFX 50Sで甦るコンタックス645レンズ

FringerのFR-C6GFというAFマウントアダプターのレビューなのだが、このおかげで家族写真がGFX 50S三昧というなかなかおいしい撮影だった。中判デジタルで家族スナップ撮る人なんて、ぼくぐらいだと思う(笑)。それはさておき、今回の旅行はこんなレンズラインアップだった。

GFX 50S + Fringer FR-C6GF(CONTAX645-GFX)
Distagon T* 45mmF2.8(35ミリ判換算36ミリ)
Apo-Makro-Planar T* 120mmF4(35ミリ判換算95ミリ)

Leica M10
Summilux-M 35mmF1.4
G Biogon T* 28mmF2.8

北海道は広いし、やっぱ広角だよね。でも、超広角だと広すぎるかもしれないから、28~35ミリで切り取っていこう。なんてことを考えていたのだが、惨敗だった(笑)。北海道、というか美瑛を美瑛らしく撮るなら、望遠にかぎる。どのくらいかぎるのかというと、かの御大も望遠メインなのだ。撮影していてどうもしっくりこないので、途中、拓真館に立ち寄り、前田真三先生の作品を拝見。うむ、やはり望遠が多いよね、というわけで、美瑛と言えば望遠なのだ。そう言えば、美瑛で見かけるガチ勢は圧倒的に三脚派が多い。あれはきっと、超望遠レンズなんだろうな。広大な大地を漫然と撮るのではなく、被写体をロックオンして射貫く。今回は換算95ミリだったけど、200ミリで全然OK。オールドレンズ的に言うと、オリンピアゾナーか。アレで美瑛撮り歩くのか!? ちょっとヤダな(笑)。

Lml1008176
Leica M10 + Summilux-M 35mmF1.4

上のカットは、「セブンスターの木に大挙して押し寄せる外国人観光客」の素描だ。こういう状況説明はやはり35ミリレンズが強い。ただ、最近はすっかりオジサンモードなので、こうした斜にかまえた撮り方がちょっと気恥ずかしい。たとえばこのカットも、「外国から憧れの地にやってきたんだから、そりゃあテンション上がるさ」という見方になる。一方的な切り口での批判よりも、多様なスタンスのすり合わせが気になるお年頃なのだ。

| | Comments (0)

« July 2017 | Main