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January 2013

January 31, 2013

CP+ 2013 レポート 個性派レンズが豊作です!

年に一度のカメラの祭典CP+ 2013、早速いろいろと見てきました。メジャーどころの情報はマス媒体にお任せするとして、個人的におもしろかったアイテムをご紹介します。今年は個性派レンズがかなり熱いですよ。

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マウントアダプターでおなじみのKIPONのブースには、超弩級の大口径レンズが展示してありました。ドイツの光学メーカーIB/E OPTICSと共同開発したIBELUX 40mmF0.85です。NEXに直付けしてあるので、APC-Sのイメージサークルを確保しているようですね。F0.85ですからボケ量に期待したいです。発売予定は今年の7月、価格は未定。これは早く試してみたいです。

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KOWAのブースでは、高解像度工業用レンズKOWA XCシリーズのデモレンズが展示してあります。何でもカメラを持参すればその場でレンズを試せるとのこと。工業用レンズに興味のある方はぜひマイクロフォーサーズ機持参でタッチ&トライしてみてください。ちなみに、後ろに貼ってある写真はぼくがXCシリーズで撮影した作例です。XCシリーズは緻密な描写が得意なので、その良さが引き立つような被写体を選んでみました。こちらも合わせてご覧ください。

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富士フイルムのブースではXマウントのツァイスレンズを見つけました。すでにアナウンスされている製品ですが、現物ははじめて見ました。どのような描写をするのか、楽しみなレンズです。

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Kenkoもいよいよマウントアダプターに参入するようです。参考出展でライカMマウントアダプターが展示してありました。注目すべきはこの製品、Made in Japanなんですね。中国製品に押され気味のマウントアダプター業界ですが、期待の大型新人といったところでしょうか。

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今年はプリント用紙メーカーのブースが目立っていました。アワガミファクトリー、ピクトリコ、ピクトラン、フレスコジグリーなど、めぼしいプリント用紙メーカーが出展しています。総じてマット系がトレンドのようですね。マット紙といえば、三菱電機のブースがお薦めです。今年はトーンカーブエディターというモニター向けのユーティリティソフトをプッシュしているのですが、このソフトを使うと用紙特性に合わせてモニター表示を最適化してくれます。特にシャドウが浮き気味なマット紙で効果的なソリューションでした。流行りのマット紙を使いたい人はチェックしておくといいですよ。

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ハッセルブラッドのブースでは、フォトキナで物議を醸した(笑)ルナが展示してありました。フォトキナでのモックはちょっと残念な姿でしたが、今回のモックは完成度が高いです。これを見ると心揺らぎますね。ルナ目当てでしょうか、ブース内もけっこう混んでいました。

かなり駆け足ですが、ぼくが特に気になった製品をピックアップしてみました。見逃したお宝アイテムがまだまだたくさんあると思います。みなさんもぜひCP+でお宝発掘してみてください。

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January 25, 2013

Speed Boosterで休眠レンズ復活

防湿庫の奥からSepton 50mmF2を引っ張り出してきました。手持ちのゼプトンは後玉外周にレンズガードがせり出し、このせいでEOS 5D Mark IIに付けるとミラー干渉します。しかも無限遠位置でのみという微妙な干渉の仕方で、なんとも惜しいレンズです。以前、製造年代でレンズガードのないゼプトンもあると耳にしたことがあります。なんとなくハズレを引いた感じですね(笑)。

そんなわけで、フルサイズ撮影できないゼプトンを、スピードブースターに付けてみました。ゼプトンにRayqualのDKL-EOSを付け、後玉を凝視します。マウントアダプターの後面からごくわずかにレンズガードが飛び出していました。1ミリまでは飛び出していないので、これなら行けそうです。まいどながらスピードブースターへのレンズ装着はハラハラしますね(笑)。

装着結果は内部干渉なしで、近接から無限遠まで問題なく撮影できました。ただし、例によって開放無限遠はやや甘く、F5.6まで絞るとシャキッとする感じでした。これくらいなら運用でカバーできますね。

NEX-6 + Septon 50mmF2 with Speed Booster

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January 24, 2013

Speed Boosterにアンジェニューを付けてみました

エキザクタマウントのP.Angenieux 35mmF2.5 R1は35ミリ判アンジェニューの代表格ですが、EOSフルサイズ機ではミラー干渉します。つまり、APS-C機では使えるものの、フルサイズ撮影しづらいレンズというわけです。そこで、ものは試しにスピードブースターに付けてみました。アンジェニュー35mmF2.5は後玉が微妙にせり出し、スピードブースターで内部干渉するのか否か、かなり微妙な感じです。明け方4時、眠くて朦朧とする意識の下、エイヤァとねじ込みます。クールダウンした頭では到底試せませんね(笑)。

幸い、ヘリコイドが無限遠位置(後玉が一番せり出している状態)でも内部干渉せず、ノントラブルで撮影できます。レンズの個体差があるかもしれませんが、そのあたりは自己責任でトライしてくださいね。

今回、近代インターナショナルのExakta-EOSマウントアダプターを組み合わせたのですが、このアダプターだと無限遠に届きませんでした。近代のエキザクタアダプターは若干厚めに作られているため、元々無限遠撮影はF8まで絞る必要があります。ただし、スピードブースター環境ではF8まで絞っても無限遠が出ませんでした。薄造りのエキザクタマウントアダプターを入手して再トライですね。描写面はちゃんとアンジェニューっぽさが伝わってきます。軟調で黄色味が強く、フレアが出やすいです。やはりフルサイズの絵は周辺に余裕が感じられて気持ちいいですね。

NEX-6 + P.Angenieux 35mmF2.5 R1 with Speed Booster

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January 23, 2013

Speed Booster レビューを公開しました!

MetabonesのSpeed Booster、各所で話題になってますね。APS-C機でフルサイズできるわけですから、話題になるのも当然でしょう。早速デジタルホビーから機材を借り、デジカメWatchにレビューをアップしました。

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●デジカメWatch スピードブースターレビュー
“APS-C機でフルサイズ撮影”のマウントアダプターを試す

スピードアダプターはいわゆる補正レンズ入りマウントアダプターです。はじめてこの製品の話を聞いたときは、補正レンズ入りということでちょっと敬遠していました。これまでの補正レンズ入りマウントアダプターって、画質劣化が顕著だったんですよね。しかし、スピードアダプターはかなり高画質で、オールドレンズのテイストもちゃんと引き継いでくれます。作例をピクセル等倍表示して、ぜひその高画質を実感してください。もう少し値段がこなれると、APS-C機のマストアイテムになるかもしれませんね。


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January 22, 2013

X100SとX20のレポートを担当しました!

今月もカメラ月刊誌でいろいろとお仕事をいただきました。デジタルカメラマガジン2月号ではX100SとX20のレポートを担当しました。プライベートでもX100を使っているため、この2機種の登場は心揺らぎます。特にデジタルスプリットイメージはグッとしますね。ミラーレス機にも採用してほしい機能です。富士フイルムユーザーズルームでは、ファームアップ版X-Pro1とオールドレンズの相性をレポートしています。

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●デジタルカメラマガジン2月号[インプレスジャパン][Amazon
X100S/X20の中身に迫る
富士フイルムユーザーズルーム

●日本カメラ2月号[日本カメラ][Amazon
レンズマニアックス

日本カメラ2月号は連載レンズマニアックスにて、引き伸しレンズのデジタル撮影を取り上げました。ボーグのヘリコイドアダプターを使うと、工具不要でデジタルカメラに装着できます。しかもカチッとシャープでよく写ります。改造レンズ入門として魅力的な世界です。ご興味あればぜひご覧ください。

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January 20, 2013

上野ぼたん苑で撮影実習

先週に引き続き、今週も上野ぼたん苑で撮ってきました。今回は東急セミナーBEオールドレンズパラダイスの撮影実習です。前回は下見、今日が本番というわけです。ぼたん苑では当然ながらぼたんの花がメインの被写体になるわけですが、どういうわけかぼたんを撮らない人が続出(笑)。撮影実習は各人の視点のちがいが見えておもしろいですね。

NEX-6 + Planar T* 50mmF1.4 with Speed Booster

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January 19, 2013

デジタル赤外線写真の新発見

久々に赤外線撮影してきました。赤外向けの被写体といえば、緑の葉、青空と水が定番です。しかし、冬は緑が少なく、被写体探しに苦労します。今日たまたま発見したのですが、空の見える窓がかなりいい感じでした。青空の見える窓は暗く(黒く)写ります。窓の反対側に目を転じると、窓からの日射しで明るく(白く)写ります。この外が暗いのに屋内が明るいという感じが、違和感たっぷりでおもしろいです。冬の赤外は窓狙いですね(笑)。

Leica M8 + G Biogon T* 28mmF2.8

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January 17, 2013

Speed Booster 絶賛テスト中です!

Metabonesから強烈なマウントアダプターが登場しました。その名もSpeed Booster。APS-C機で35ミリ判レンズをフルサイズで撮影できるスグレモノです。すでにデジタルホビーで予約販売がはじまっています。

APS-C機は35ミリフィルムよりイメージセンサーが小さいため、レンズの焦点距離が1.5倍になります。スピードブースターはアダプター内に補正レンズ(レデューサーレンズ)を組み込み、マスターレンズ(アダプターに装着したレンズ)の焦点距離を0.71倍にします。50ミリレンズを例にとると、スピードブースターに装着して50mm×0.71倍で35.5mm。これをAPS-C機に装着する35.5mm×1.5倍で53.25mmとなり、ほぼフルサイズで撮れるというわけです。早速試してみたのが以下の画像です。

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NEX-6 + MC Flektogon 20mmF2.8 with Speed Booster

M42マウントの定番広角レンズ、MCフレクトゴン20mmF2.8をNEXに付けて撮ってみました。35ミリ判換算21.3ミリ相当となり、超広角ならではの強烈なパースが楽しめます。画角以外にも1段明るくなったり、シャープネスやコントラストが改善するなど、いろいろと利点があります。補正レンズ入りといことで画質面が気になるところですが、試写したかぎりではかなり良好な画像でした。詳細はカメラ雑誌やウェブ媒体でおいおいレポートしていきます。

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January 16, 2013

雪とぼたん

残雪を撮りに上野ぼたん苑に行ってきました。雪とぼたん、誰もが思いつく被写体ですから、苑内はカメラを持った人でいっぱいです。ひとつの花にレンズが5~6本も向くような混みようでした。ここは柵がないので気軽に撮れますが、いまひとつ寄り切れない環境でもあります。前屈みになって腰にくるんですね。ぼくは腰痛持ちなんで、こういう環境はけっこうキツイです(笑)。次回はがっつり望遠でいきたいです。

X-Pro1 + RE.Auto-Topcor 5.8cmF1.4

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January 13, 2013

フレアが美しいレンズ

今日は久々の10度超えで暖かかったですね。読者のみなさんもあちこち撮り歩いたことでしょう。そんな日にかぎって、ぼくは寝過ごしました(泣)。さすがに外出しないのは惜しいので、未テストだったレンズを付け、近場のルーチンコースを撮り歩きます。

今日のレンズは逆光にめっぽう弱く、とにかくいとも簡単にフレアが出ます。ただ、そのフレアのトーンがやけに滑らかでした。オールドレンズファンなら、フレアが美しいレンズという切り口もアリかもしれませんね。

NEX-6 + Curtar Xenon C 35mmF4

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January 12, 2013

苦手な場所

昨日は西新井から荒川土手まで歩いてきました。わりとよく使う撮影ルートで、普段から撮る被写体を順々に押さえていきます。途中、お気に入りの撮影スポットにも関わらず、どういうわけかうまく撮れない場所があります。毎回好んで撮るわりに、手応えのある仕上がりになりません。レンズの画角を変えたり、撮影の時間帯を変えたり、いろいろ試してみるんですが、どうもいまひとつ。何というか、場所に撮らされている感じ!? 観光地で凡庸なカットを連発したような惨敗感がにじみます。まだ通い足りないのかなあ。

X-Pro1 + Canon 50mmF1.8

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January 11, 2013

2013年ドレスアップ主義はX-E1からスタート!

2013年一発目のデジカメドレスアップ主義は、X-E1を取り上げました。OVFを省略しているぶん、安価にローパスレスの精細画質を手に入れられるモデルです。カメラ然としたスタイルなので、ドレスアップもサマになりますね。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第87回 ホールド感抜群のグリップスタイル

ドレスアップ主義は2010年からスタートした不定期連載で、そろそろ丸3年を迎えることになります。順調にいけば、夏までには3桁の大台にのせられるでしょうか。100回超えした暁には、ドレスアップしたカメラの写真展でも開催しようかな(笑)。今年もがんばってドレスアップしてまいります。よろしくお付き合いください。

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January 10, 2013

The Great Escape

堀に突き出た配水管に、フタが付いていた。はじめはゴミの排出防止かと思ったが、それにしてはやけに頑丈そうだ。堀の向こうの建物を見て、合点がいった。ヒトは必要とあらば、どんなことでもする。配水管の中だってくぐる。強く生きていこうと思った。

NEX-6 + Planar T* 50mmF1.7

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January 09, 2013

シネレンズっぽいのが好き!?

今日はロシア製の魚眼レンズで作例撮りです。ベースボディはEOS 5D Mark II。最近は一眼レフもたいていライブビューで使うことが多いのですが、今日のレンズはパンフォーカスで撮れるので、終始光学ファインダーです。超広角はピント合わせ不要でラクですね。

ファインダーをのぞいていると、猛烈な既視感に襲われました。グイグイと歪曲した像が、シネレンズの絵を彷彿とさせます。どんだけ収差好きなんだよオレ、とひとりツッコミが止まりません。この手の写真は彩度ブースト気味が気持ちいいですね。

EOS 5D Mark II + MC Zenitar-M 16mmF2.8

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January 08, 2013

IRからUV/IRへ

久々にライカM8で撮ってきました。M8はそこそこの頻度で持ち出しているのですが、たいていレンズの前に赤外フィルターを付けています。作品撮りが赤外ですから、これはやむなしですね。今日は赤外フィルターをUV/IRフィルターに換えて撮ってきました。

レンズは改造Gビオゴン28mmです。このレンズはぼくにとって赤外撮影の良き相棒で、普通のカラー撮影はだいぶご無沙汰してました。濃厚なのにケバケバしくならない発色、シャドウの絶妙な落ち方、つくづくよいレンズだと思います。よく写るというよりも、どんなシーンも絵になるレンズ、といった感じでしょうか。開放からF5.6で、たいていのシーンをシャープに切り取ってくれます。

Leica M8 + G Biogon T* 28mmF2.8

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January 05, 2013

天使のはしご

東京に戻る日の朝、空がほどよく雲で覆われていました。伊豆の常宿は海に面していて、大島と伊豆七島が遠くに見えます。こういう雲が多い日は、光芒、いわゆる天使のはしごが島に降りてくるチャンスです。

案の定、9時をまわると天使のはしごがうっすらと見えはじめました。冬日はやわらかいので、トーン重視でビゾヘクトールをかまえます。光芒をはっきりと見せるならアンダー、冬日のやわらかさを重視するならハイキー、その場では判断に悩みます。とりあえずブラケティングで両方押さえ、あとはセレクト作業で判断することにしました。貼り付けたカットはハイキー画像で、冬日のやわらかさを残しつつ、シャドウを締めてみました。

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EOS 5D Mark II + Hektor 12.5cmF2.5

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January 04, 2013

家族旅行も修行です

明けましておめでとうございます。年末年始は家族旅行を兼ねつつの撮影ロケでした。撮影に専念したいところですが、子供の相手もしなければいけません。今日は近場の小学校でサッカーです。5Dmk2を斜めがけしながらのサッカー。明日の筋肉痛は確定です。正確には明後日ですが。ホント年はとりたくないものです。

5Dmk2にビゾヘクトール125mmF2.5を付けていたので、愚息のシュート姿を狙ってみました。十分に距離をとってF4まで絞れば、動体とはいえそこそこピントも合います。そこそこというのは、10カット中1枚前後という意味ですが(笑)。普段静物ばかり撮っているのでいい修行になります。息子も練習、父も練習です。

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EOS 5D Mark II + Hektor 12.5cmF2.5

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