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April 02, 2010

ColorChecker Passport でM8マゼンタかぶりは解消できるか!?

やっとカラーチェッカーパスポートを買った。キャリブレーション系アイテムで目下一番人気の製品だ。ホワイトバランスと発色を、ほぼ全自動で補正してくれるアイテムである。カラーチェッカーを被写体といっしょに撮影し、あとはLightroom上でプロファイルを自動生成。このプロファイルを適用するだけで、正確なホワイトバランス、本来の発色が手に入るという。手軽さといい、補正具合といい、完成度が高いと各方面で人気急騰中だ。そこで思いついたのが、Leica M8のマゼンタかぶりをコイツで補正できないものかと。もし成功すれば、お高いUV/IRフィルターが不要になる。さて、うまくいくのか!?

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【カラーチェッカーパスポートの使い方】
カラーチェッカーパスポートの使い方をざっくり説明しておこう。まず、上の写真のように、被写体といっしょにカラーチェッカーパスポートをRAW撮影する。スタジオワークだけでなく、屋外スナップでもOK。要は本番撮影と同じ光源下で、カラーチェッカーパスポートを撮影するわけだ。

Ccp02

本製品はプロファイル作成するためのLightroom用プラグインと単体ソフトが付属している。ここではLightroom用プラグインの使い方を見ていこう。撮影したRAWデータをLightroomに読み込み、書き出し画面を呼び出す。上の画面がカラーチェッカーパスポート用のプラグインだ。任意のプロファイル名を入力し、書き出しボタンをクリック。これでプロファイルを自動生成してくれる。

Ccp03_2

Lightroomを再起動すると、作成したプロファイルが選択可能な状態になる。同一の光源下で撮影した画像を選び、現像モジュールのカメラキャリブレーションからプロファイルを選択しよう。これだけでホワイトバランスと発色を整えてくれる。

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左がAWBで撮影した画像、右がカラーチェッカーパスポートのプロファイルを適用した画像だ。ストロボ撮影なのでホワイトバランスはさほど変化していないが、発色が気持ちブースト気味になっている。単なる彩度アップではなく、色相も微調整している印象だ。ブツ撮りに関してはちょっと色味がきつめだろうか。屋外スナップなら、プロファイル適用だけでほぼOKの状態に持って行けそうだ。本来の色(もしくは本来と色を称されているもの)がほしい人には、手軽で強力なツールになるだろう。

【M8マゼンタかぶりは解消できるか】
さて、肝心のM8マゼンタかぶりはこいつで解消できるのだろうか。そもそもの発端は、プロミネント用のUltron 50mmF2だ。このレンズはフィルター径45mmという特殊口径で、そのままでは市販のフィルターやフードが装着できない。面倒なのでUV/IRフィルターなしで撮っていたものの、やはりマゼンタかぶりが気になる。黒が紫になったり、緑が気持ち悪い褪せ方をしたり、なんとも微妙な画になってしまうのだ。カラーチェッカーパスポートでプロファイルを作れば、サクッとビビッドカラーに仕上がる……はず。とりあえず、テストショットは以下のような具合だ。

Ccp06

黄色く濁った緑、たまらんです(笑)。というわけで、こいつをLightroomに読み込み、プラグインで処理してみた。すると、こんなメッセージが……。

Ccp07

クリップアウトして処理不可能ですとぉ! アンダー目の画像でも試してみたが、やはりダメ。光源を変えてみてもダメ。M8&オールドレンズという特殊事情、どうやらこの壁は想像以上に厚いらしい。泣くな、雨の日もあれば晴れる日もある。明日に向かって打て!

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Comments

いつも拝見しております。
Lightroomのカラーチェッカーパスポートは、なぜか認識力が弱い感じがします。

ダメな時はアプリケーション版のカラーチェッカーパスポートでプロファイル作成させるとうまく行く時があります。ただ、RAWをDNGに変換しないと読めない仕様ですが。

ご参考になれば幸いです。

Posted by: tats | April 02, 2010 at 10:02 PM

tatsさん、アドバイスありがとうございます。早速試して見ました。さすがにオールドレンズの画像は認識してくれませんでしたが、単体ツールは認識具合が見てとれて安心感がありますね。手持ちの画像はハレっぽくてコントラストが低かったので、撮影条件を整えて再トライしてみます!

Posted by: metalmickey | April 02, 2010 at 10:34 PM

プロファイルを作成できるのは、今のところキャノンとニコンだけです。調べてから買いましょね。アドビ次第です。

Posted by: ユキ | April 21, 2010 at 12:35 AM

ナンですとぉぉぉ! 腰砕けました(笑)。ユキさん、情報ありがとうございます。無謀なことを目論まず、普通にEOSで使うことにします!

Posted by: metalmickey | April 21, 2010 at 12:41 AM

オリンパスのRAWをAdobe DNG ConverterでDNGに変換したものでは出来ました。
また、Adobe DNG Profile Editorでも、カメラプロファイルを作れます。

Posted by: 通りすがり | May 02, 2010 at 11:58 AM

おお、DNG経由だとオリンパスのRAWもいけるんですね。ぼくも折を見てオリンパスのRAWで試してみます! 情報提供いただきありがとうございました。

Posted by: metalmickey | May 04, 2010 at 04:31 PM

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