July 06, 2009

DP2 D-LUX4 GR DIGITAL ドーンとまとめてフルカスタム!

GR DIGITAL カスタムブック」の出版を記念して……というわけではないのですが、日経ネット IT PLUSにて大型カスタム特集を企画しました。今回は、SIGMA DP2、LEICA D-LUX 4、そしてGR DIGITALと、人気機種3台をフィーチャーしてフルカスタムしています。カスタム例の紹介だけでなく、カスタマイズする上でのポイントもていねいに解説しました。これからカスタムにチャレンジしたいと思っている方に、特にオススメしたい記事です。全3回の短期集中連載になります。

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●日経ネット IT PLUS 「魅惑のカメラカスタマイズ」
第1回 LEICA D-LUX 4をオールド一眼風に
ボディケースをまとったハードなフルカスタムです。さりげなくミリタリーテイストを狙いました。前半部分では、連載初回ということもあり、GR DIGITALに端を発するカスタムムーブメントの流れをまとめてみました。

第2回 RICOH GR DIGITALの味わい
我楽多屋(アローカメラ)さんで密かに入手した、とっておきのフードでカスタムしました。GR DIGITALはカスタマイズのお手本のようなカメラですから、基本的なカスタムテクニックについてもていねいに解説しています。

第3回 SIGMA DP2編(7月8日掲載予定)
かねてから温めつづけてきた大技で、DP2をカスタマイズしました。特にクラカメファンなら、「何もそこまでしなくても……」と呆れるようなパーツでカスタムしています。

 

Coverfixs_3 「もっとカスタムしたカメラを見たい」という方は、
「GR DIGITAL カスタムブック」をご覧ください。
よろしくお願いいたします。

●GR DIGITALカスタムブック
監修:和田高広 著者:澤村 徹
出版:翔泳社
価格:1980円+税

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June 21, 2009

Visoflex Elmar 65mmF3.5 が手放せない!

最近、個人的に高稼働中のオールドレンズがある。それがElmar 65mmF3.5だ。ライカ、ビゾフレックスマウントのマクロレンズ。こいつがややもすると、EOSに1週間付けっぱなしというくらい大活躍なのだ。正直、ここまで使用頻度が上がるとは思ってもみなかった。ビゾフレックスのなかでは評判のよいレンズだけど、かといって大絶賛というレンズでもない。それでも妙に惚れ込んでしまう愛おしいレンズなのだ。

Lmimg_0019 Elmar 65mmF3.5はVisoflex用のレンズだ。本来であれば、ライカM型にビゾフレックスを付け、そこにこいつを装着する。ライカM8の場合はビゾIII型が使えるらしいが、実は試したことがない。ぼくがこのレンズを使うときは、もっぱらマウントアダプタ経由のEOS DIGITALだ。

というのも、M8だと焦点距離1.33倍になってしまうが、EOS 5D Mark IIならフルサイズで撮れる。アダプタ経由がオリジナルスタイルという、ちょっとした逆転現象だ。ただそうはいっても、このレンズ、アダプタ経由だと使い勝手がいまひとつ。まずピントリングに目盛りがない。しかもレンズ指標が底を向いてしまう。絞りリングは無段階調整だから、いちいち底面をのぞいて絞り値をセットしないといけない。絞りストッパー搭載がせめてもの救いだ。

そんな使いづらいレンズをなにゆえ重宝がっているのかというと、こいつでブツ撮りするといい感じに仕上がるのだ。ここ最近、ブログや仕事でカメラのブツ撮りが多い。メカものの撮影といえばパキッとハイコントラストがお約束だが、ぼくの被写体は必ずしもそうではない。オールドレンズを付けたデジタル一眼レフ、ゴテゴテにカスタムした高級コンパクトなど、レトロ感あふれる被写体が圧倒的に多いのだ。そこで「オールドアイテムをオールドレンズで撮ったらどうなる?」と思い立ち、このエルマー65mmF3.5で撮りはじめた。すると予想以上におもしろい仕上がりで、ことブログのブツ撮りはエルマー65mm一本槍。仕事でも冒険が許される案件に関してはこいつで納品している。ブツ撮り時の描写傾向に触れる前に、通常撮影のサンプルをご覧いただこう。カメラはEOS 5D Mark II、RAWモードで撮影し、Lightroomでストレート現像したものを掲載している。

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Lm_mg_1154 Lm_mg_1241
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EOS 5D Mark II + Elmar 65mmF3.5

うむぅ、どんなもんでしょう。発色は黄味がかかるものの濃厚。ボケ味はマクロレンズだけあってなだらか。シャープネスはカッチリ系というよりは繊細派。ライカらしい中間調重視の描写で、なかなか味わい深い。ただ、マクロで中間調重視だとインパクトに乏しい。よく写るけど、パンチのある描写とは言い難い……てなところだろうか。

ところが、このパンチ不足がぼくのブツ撮りスタイルにマッチする。手持ちのレンズはやや曇りがあるせいか、シャドウの締まりが弱い。言い方を変えると、シャドウをよく拾ってくれる。それが幸いして、カメラのブツ撮りではシャドウまでしっかり写るのだ。カメラは大半が黒だから、現行レンズだとコントラストがつきすぎて潰れてしまうこともしばしば。でもこいつなら、1灯レフ板なし、なんて条件でもシャドウを拾ってくれる。しかも中間調重視のテイストだから、やわらかい描写がレトロな被写体とよく似合う。そんなこんなで最近は、すっかりこいつがブツ撮り専用レンズと化しているのだ。

ただし、やはりオールドレンズなので本気撮りでは神経をつかう。色がかぶりやすく、ホワイトバランスはマニュアル設定が必須。色収差が顕著なので収差補正も欠かせない。さらにブツ撮り用には線が細すぎるため、シャープネスも要調整だ。

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気に入っているとはいえ、けっこう手間のかかるレンズという点は否めない。枚数をこなすときは正直音を上げたくなる。ただ、こうやってオールドレンズを実戦投入して思うのは、つくずくレンズって絵筆なんだなあ、と。ほしい画が撮れるレンズは、周囲の評価がどうあれ、かけがえのない一本になる。劣化や個体差も含め、自分にとってのオンリーワンは本当に得難いものだ。レンズテイスティングは楽しい。でも、自分が求めている描写を見極め、それとマッチするレンズを探す旅はもっとスリリングだ。いや、もしかするとイバラの道か!?

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June 19, 2009

IT PLUS 「時代が追いついた高級コンパクト シグマ「DP2」の神髄」を掲載

日経ネット IT PLUSにて、SIGMA DP2のレビューを掲載しました。発売から少々時間がたっているため、オーソドックスなレビューというよりも、コラムっぽい読み物に仕上げてあります。なぜいまSIGMA DP2が人気なのか、その背景にあるものは何か。そんなことをぼくなりに考察してみました。

●日経ネット IT PLUS
時代が追いついた高級コンパクト シグマ「DP2」の神髄

DP2で撮影していると、コンパクト機なのにデジタル一眼レフをかまえているような気分になります。スナップのつもりが、いつの間にか本気撮りになっているような感じ。RAWデータのクオリティが高いので、仕上がりを見越してつい本気になってしまうのでしょう。DP2、PEN E-P1と立て続けにおもしろいカメラが登場し、デジタル一眼レフブームから新たなフェイズへシフトした予感がします。ぜひご覧ください。

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June 16, 2009

LEICA M8/M8.2 WORLD で新作赤外写真を掲載

「このカメラだけは絶対に仕事に結びつかん!」 そんな確信とともに購入したLeica M8が、予想に反して仕事につながりました。世の中なにがどう転ぶかわからんもんです。日本カメラ社のM8ムックで、ちょろっとお手伝いさせてもらいました。

M8_m82_world_cover_s ■ LEICA M8/M8.2 WORLD
出版:日本カメラ社
価格:2310円
発売:2009年6月17日

ぼくが担当したコーナーは以下の通りです。

●赤外の世界(M8 GALLERY)
M8で撮影したデジタル赤外線写真を掲載しています。商業誌で本格的に作品発表するのはお初。写真展「Echo of Light」の作品とは作風を変え、ダークトーンで不穏な時代性を表現してみました。

●Capture One ガイド
M8/M8.2に付属するRAW現像ソフト「Capture One」の操作ガイドです。いまや機種別ムックでは定番コンテンツですが、王道的な基本操作にとどまらず、「M8画像の補正」を意識した内容にしました。M8ユーザーにとって即効性の高い操作ガイドになっています。

●コンパクト系デジタルライカヒストリー
ライカは富士フイルムやパナソニックと協業し、旬のコンパクトデジタルカメラを発売してきました。そんなコンパクト系デジタルライカのフルラインナップを紹介しています。資料性の高いコーナーだと思います。

この他にもアレやコレやと書いています。高嶺の花といわれたライカM8も、いまや中古で30万前半。がんばれば手の届くカメラになりました。このムックが良くも悪くも背中を押してくれることでしょう。ぜひご覧ください。

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June 14, 2009

D-LUX 4 Richard Franiec カスタムグリップを試す

最近、リチャードフラニエックのカメラアクセサリーが熱い。もともとキヤノンG7向けのカスタムグリップやホットシューカバーを作っていたブランドだが、シグマDP1、パナソニックLX3、ライカD-LUX 4など、あれやこれらと対応機種を増やしている。特にDP1用カスタムグリップは、同ブランドの真骨頂といえるだろう。そんなリチャードフラニエックから、いつの間にかD-LUX 4用カスタムグリップが発売になっていた。さて、早速試してみましょうか。

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今回購入したのは、D-LUX 4用のアルミ製カスタムグリップだ。Kleptography内のショッピングページで購入した。このKleptographyというのがよくわからんのだが、リチャードフラニエック製アイテムを代理で直販しているようだ。支払いはPaypalが利用でき、本体29.95ドル、送料込みで34.45ドルだった。日本国内だとオリエンタルホビーで取り扱っている。ただ、直販の2倍近い値段なので、国内通販の安心感をとるか、直販の安さをとるか、各人で判断した方がよいだろう。

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ボディへの取り付けはDP1用グリップ同様、両面テープだ。数回程度なら着脱OKとのことだが、プレートを付けて三脚穴に取り付けるスタイルにできないものだろうか。ライカ純正ハンドグリップほど厚みがなくてもいい。薄いプレートでかまわない。けっこう粘着力の強いテープなので、剥がす際にボディの塗装を痛めないかちと不安になる。

見た目はアルミ製だけあって重厚感満点だ。黒の質感は、ボディよりもやや光沢感が強い。コシナのブラックペイントしたファインダーと同程度の光沢感だ。取り付けた姿は流れるようなラインが美しく、35ドル弱でこのルックスが得られるのはお得な気分。ただし、実際のホールド感はやや微妙な印象だ。グリップ幅が狭いため、つまんでいるような握り方になってしまう。個人的には、せり出し部分がもう少しレンズ寄りだとしっかり握れると感じた。

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さて、早速カスタムしていきましょうか。さすがにライツ12501と組み合わせると見た目がヘビー。M-HEXANON 28mm F2.8用のフードでスッキリとまとめてみた。フードアダプタはシンプルなパナソニック製を選んでいる。グリップが個性的なので、寸止めカスタムがちょうどよいと思う。

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ワルツの46mm径フードを付けてみた。こっちの方がそつなく収まる感じか。実のところ、円筒形スリットフードはあまり好みではない。これまでは「ちょっと凡庸かなあ」と思っていたのだが、寸止めカスタムに用いるとヘンに強調しすぎないからバランスが良さそうだ。ちなみにこのフード、外装は光沢感のあるブラックペイント。そのため、フード、グリップ、ファインダーの光沢感がそろう。ここにマットブラックのアイテムが加わると、またちがった見え方になるだろう。

とまあ、Richard Franiecのカスタムグリップでドレスアップしてみたが、やはりこのアイテム、単独で付けるのが一番かっこいいかも(汗)。グリップ&ハンドストラップくらいが上品でよい!? 

 

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