January 15, 2019

Kistarレンズでイルミネーション撮影

Kistar the other side、2019年一発目の更新です。今回はKistarレンズ3本でイルミーション撮影してみました。バブルボケブームに乗っかって、Kistarの玉ボケっぷりとチェックしてみようという記事です。

Ks19_01

●Kistar the other side
第19回 Kistarで玉ボケ鑑賞

一通り撮り比べしたところ、Kistar 55mm F1.2のF2がおいしいことがわかりました。まあ、絞ってるので厳密には玉ボケではありませんが(笑)。それではKistarレンズの玉ボケ、本編にてお楽しみください。

| | Comments (0)

January 01, 2019

レンズの様にスーツケースを探す男

明けましておめでとうございます。

昨年、ベトナムの帰りにスーツケースが壊れた。以前から不調だった伸縮ハンドルが、小さな段差でスポンッと抜けてしまったのだ。旅の最中はホテルに置きっぱなしか空港に預けるため、さほど問題はなかった。成田に着いて自宅に戻るまで、その間が地獄だった。

2019_s

2輪タイプのスーツケースだったので、常に傾けた状態でないと転がして歩けない。スーツケース上部の直付けされたハンドルを握り、体をかがめて歩く。スーツケースの傾きが浅いとかかとにぶつかり、深く傾けるには体を無理に曲げなくてはならない。不自然な姿勢で上野駅構内を歩く。夏にやらかしたギックリ腰が再発しないかとヒヤヒヤした。

そんなわけで帰国以後、暇さえあればスーツケースを物色している。壊れたスーツケースはRIMOWAのSALSA PLUS(容量60L程度)だ。ポリカーボネート製の出始めの製品で、16年前に3万円弱で購入した。同等品を買おうとRIMOWAのホームページを調べると、SALSAはESSENTIALというこじゃれた名前に変わり、税込で10万円ほどと大変に値段になっている。「安くて丈夫」がウリのSALSAは、いつの間にか「高くて丈夫」なESSENTIALになっていた。ここまでお金を出すなら、ポリカーボネートではなくアルミの方がいい。そう思い立ったこの日、長きにわたるスーツケース放浪の旅がはじまった。

RIMOWAのアルミ製スーツケースはとかく人気だ。そのため空港ではけっこうな確率で人とかぶる。しかも最近はRIMOWAのパチモンが大量に出回っている。中国の団体さんとかち合うと、ベルトコンベアーはRIMOWAもどきだらけだ。大枚はたいてパチモンと同一視されるのもシャクだ。ゼロハリバートン、TUMIといったライバルメーカーのアルミスーツケースを調べる。同容量の製品で値段と重量を比べると、TUMIはRIMOWAより安いが重い。ゼロハリはRIMOWAより高くてしかも重い。なんだろうこの三つ巴な感じ。悲しいほど決め手がない。

ここでアルミスーツケースに対する物欲が冷めてしまった。そもそもスーツケースに15万以上もかけていいものか。自分の生活水準からすると、5~7万が常識的なところだろう。とは言え、どうせ長く使うことになるだろうから、格安スーツケースではなく、バッグとして愛着が持てるものがいい。そんなことを考えながら、色々なメーカーのホームページを見て回る。BRIEFING、VICTORINOX、BERMAS、このあたりだと愛着を持って使えそうだし、価格的にも無理がない。ただし、必然性がだいぶ怪しくなってくる。質実剛健なBERMASを選ぶなら日本のACEでもいいはずだし、デザイン重視のBRIEFINGを選ぶならINNOVATORだって候補になるはずだ。そもそもRIMOWAやゼロハリのポリカーボネート製だって候補になる。どれを選んでも満足できると思うが、どれを選んでも少したてば別のスーツケースがほしくなりそうな気がする。

初心に返ると、一番ほしいのはやはりRIMOWAのアルミスーツケースだ。パチモンと横並びになるという部分を回避できれば、この選択肢が一番しっくりくる。例えば、かっこいいステッカーでカスタマイズするとか。実は壊れたSALSA PLUSは白いパーセルで一部分をストライプにしていた。このおかげで遠くからでも一発で見つけられた。アルミスーツケースにパーセルはさすがにどうかと思うので、何か良さげなステッカーをあしらいたい。

ただ、このステッカー探しが思いの外大変なのだ。訪問した国のステッカーを貼っていくのはあまりに昭和の発想だ。カメラメーカーのロゴは盗難を助長するし、海外に持ち出すので政治やミリタリー色の強いステッカーは論外。「OLD LENS LIFE」や「OLD LENS PARADISE」のロゴステッカーを作っておけばよかったなあ、なんてことを考えつつ、夜な夜なかっこいいステッカーを探してネットを徘徊している(←今ここ)。

なにゆえ、スーツケースの話を書いたのか。スーツケース探しの思考回路が、レンズ探しとあまりに似ていたからだ。買いたいレンズが決まっているのにいろいろな対抗馬を並べ、選択肢が広がりすぎて何がほしかったのかわからなくなる。一番ほしいものがあるのに、なぜその代替品を探そうとするのか。代替品を買ってもいずれ一番ほしいものを買い直すのに。もうさんざんそれを繰り返し、幾度となく後悔してきたというのに。

どうか今年は、一番ほしいものをすぐさま買える大人になれますように。

| | Comments (0)

December 27, 2018

今年の「これ買いました」はノクトンです

毎年恒例のデジカメWatch「私はこれを買いました!」の季節がやってきました。この仕事のオファーがあると、年の瀬だなあと実感します。今年はフォクトレンダーのノクトン50ミリF1.2アスフェリカルVMを選びました。選出した理由は本編をご覧ください。

Lm1004751
Leica M10 + Nokton 50mm F1.2 Aspherical VM

●デジカメWatch 私はこれを買いました!

今年も年末年始は原稿書きです。勘のいい人ならおわかりでしょうが、この時期にモーレツに書いているということは、春先あたりに何かあると(笑)。ご期待ください。

| | Comments (0)

December 19, 2018

Nikon Z 6とオールドレンズの相性は?

カメラガジェット放浪記、久々に更新しました。今回はみなさんお待ちかねのニコンZ6のオールドレンズネタです。ニコンZ6にオールドレンズを取っ替え引っ替えして、いろいろ撮ってみました。ニコンZシリーズはマウント口径が大きく、ライカレンズが似合わない、なんて前評判もありましたが、そのあたりもセットアップの写真でじっくりご確認ください。個人的にはけっこうイケてると思いますよ。

Lmimg_0002

●澤村徹のカメラガジェット放浪記 第12回
Nikon Z 6でオールドレンズ三昧

| | Comments (0)

December 17, 2018

オールドレンズパラダイス降られない伝説

オールドレンズパラダイスの撮影実習で江戸東京たてもの園に行ってきました。現地に着くと空は分厚い雲。実習がはじまる頃には本降りでした。ちなみに、オールドレンズパラダイスの撮影実習はこの8年間、一度も雨に降られたことがありません。その伝説もついに途絶えたかと思ったのですが、撮り出して20分ほど、雲の切れ目から太陽が顔を出し、そのまま晴天になりました。ホント、実習は降らないなあ(笑)。

Lmdsc_0167
Nikon Z 6 + Distagon T* 35mmF1.4

| | Comments (0)

December 13, 2018

ウェブ記事2本、公開になりました。

担当したウェブ記事が公開になったのでまとめてご紹介します。1本目は木下光学研究所のKistar the other side。今回は復刻トミノンのKistar 55mm F1.2でベトナム・ホイアンを撮ってきました。夕刻から夜にかけての時間帯を、手持ちで撮影しています。大口径標準レンズの魅力をご堪能ください。

Ks18_07

●木下光学研究所 Kistar the other side
第18回 大口径標準レンズで夕刻を歩く

2本目はデジカメWatchで公開になったマウントアダプター特集です。以前、フルサイズ用のスマートアダプターを特集しましたが、その後編です。今回APS-C機とマイクロフォーサーズ機の最新マウントアダプター事情をレポートしています。

Lmimg_0051

●デジカメWatch ミラーレスユーザーのための最新マウントアダプター入門
APS-C・マイクロフォーサーズ編:小型軽量ボディをサブカメラとして活用

ともにご覧いただけると幸いです。

| | Comments (0)

December 09, 2018

TORUNOオープニングイベントに行ってきました!

TORUNOオープニングイベントに遊びに行ってきました。TORUNOは以前、オールドレンズフェスのトークショーで紹介したことがありますが、オールドレンズの月額レンタルサービスです。来年のサービス開始に先立ち、オープニングイベントが開催されました。

Trn01
TORUNO代表、河原井氏がサービス内容を解説する。

イベントは「オールドレンズ×美少女」の上野由日路さんのトークショーからはじまりした。オールドレンズ撮影のアドバンテージ、TORUNOのサービス概要などを、上野由日路さんがわかりやすく解説していきます。

Trn02
レンズのショーケースには常時人だかりが。来場者数が予定していた人数を超え、途中に受け付けを制限したとのこと。

Trn03
TORUNOのレンズショーケース。このショーケース内のレンズが実際にレンタルサービスで貸し出されるという。

Trn04
ブリコラージュ工房ノクトとステレオカメラがブースを出展。マニアックなレンズがたくさん並んでいた。TORUNOで借りる前に買ってしまったのはぼくです(笑)。

Trn05
カメラマンの上野由日路さんのトークショーはアカデミックな内容でためになることが多い。

その後はおまちかねのモデル撮影&オールドレンズ試写会です。気になるオールドレンズを借りて、四名のモデルを自由に撮るという贅沢なイベントです。ライティングはセット済みなので、ピントを合わせてシャッターを切るだけ。ポートレートがはじめてという人での楽しめたのではないでしょうか。

Trn06
モデルが4名いたので、グループ撮影とはいえ落ち着いて撮影できたはず。

Trn07_2
カメラマンの上野由日路さん自ら定常光とレフ板を持つ。なんと贅沢な撮影会だろう(笑)。

さて、このイベントを利用して、現行レンズとオールドレンズで撮り比べをしてみました。双方でどのくらい描写が異なるのか。一見してちがいがわかるのか。また、どんな使い分けが考えられるのか。そのちがいをご覧あれ。

【現行レンズ】
Trn08

Trn09

Trn10

Trn11

【オールドレンズ/Canon 50mmF1.2】
Trn12

Trn13

Trn14

現行レンズはコントラストと先鋭感にすぐれ、女性を純粋にきれいに撮りたい時に安心感がありますね。一方、オールドレンズは作品っぽい雰囲気に仕上げやすい気がします。無論、現行レンズで作品っぽく撮ることも可能ですが、オールドレンズの甘さを利用すると、何かしらの意図を写真に込めやすいと思います。

TORUNOは来年1月中旬あたりからサービスを開始するとのこと。サービスの詳しい内容はオフィシャルサイトをご覧ください。

| | Comments (0)

December 07, 2018

ホイアンでオールドレンズ漬けの三日間

12月1日から3日にかけて、Turtlebackオールドレンズワークショップでホイアンに行ってきました。ホイアンはベトナム中部にある旧市街で、世界文化遺産に指定されています。その街並みはフレンチコロニアル様式と中国様式が混在し、独自の雰囲気を醸しています。また、ホイアンはランタン祭りでも有名で、お祭りの期間以外でも夜になれば街中にランタンが灯ります。撮影という観点からすると、朝から晩まで被写体に事欠かない街と言えます。そんなホイアンにて、2泊3日のオールドレンズワークショップを開催しました。ワークショップ中に撮ったスナップの数々、ご覧ください。

Hws01
α7III + Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 N ホイアンと言えば、まずはフレンチコロニアルの黄色い壁を撮らなくては。

Hws02
α7III + Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 N シクロと呼ばれる人力タクシーが列を成してやってきます。浅草の人力車よろしく、観光用です。

Hws03
Leica M10 + Elmarit-M 28mmF2.8 ベトナムは電柱がカオスでおもしろいです。

Hws04
Leica M10 + Elmarit-M 28mmF2.8 ノンラー(ベトナム笠)はけっして観光用ではなく、デイリーウェアとしていまでも定着しているようです。

Hws05
Leica M10 + Elmarit-M 28mmF2.8 ベトナムの子は人なつっこいなあと思ったら、カメラを向けて反応してくれたのはこの子だけでした(笑)。

Hws06
α7III + Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 N ステンシルで道路標識的なものをスプレーしていました。すぐ横をバイクがかまわず走っていきます。

Hws07
Leica M10 + Elmarit-M 28mmF2.8 旧市街エリアから離れると、ずいぶんとひなびた光景が広がります。

Hws08
Leica M10 + Elmarit-M 28mmF2.8 スクーターと電動自転車が市民の足として定着していますが、使い込まれたカブもよく見かけます。
Hws09
Leica M10 + Elmarit-M 28mmF2.8 裏通りの地元民向けのマーケットです。観光用マーケットと比べ、はるかに賑わっています。

Hws10
α7III + Trioplan 100mmF2.8 夜になると、たくさんの小舟がトゥボン川を行き来します。

Hws11
Leica M10 + Elmarit-M 28mmF2.8 ナイトマーケットでは、色とりどりのランタンが売られています。街中でオリジナルランタンを作ってくれる店も見かけました。

Hws12
α7III + Heliar-Hyper Wide 10mm F5.6 バーナーヒルズのゴールデンブリッジへ。ぶっちゃけテーマパークなのですが、インスタ映えはしますね。

ワークショップ終了後、香港在住の写真家、山形宗次郎さんにマカオを案内してもらいました。ワークショップ参加者からも数名、ぜひとも補講を受けたいという勉強熱心な方々が同行。マカオもホイアン同様、夜スナップが楽しい街です。そんなわけで、この日も朝から晩までみっちり撮影と相成りました。

Hws13
α7III + Heliar-Hyper Wide 10mm F5.6 マカオと言えばこの壁。そのままだと定番すぎてビミョーなので、夕暮れ時を狙いました。

Hws14
α7III + Heliar-Hyper Wide 10mm F5.6 カジノ街はあきれるほどド派手な空間でした。

Hws15
Leica M10 + Nikkor-H・C 5cmF2 今回のマカオ訪問の目的はこのカット。下町からリスボアを抜きます。

Turtlebackオールドレンズワークショップもかれこれ3回目となりました。海外で現地集合現地解散という少々ハードルの高いワークショップですが、泊まり込みでオールドレンズ三昧という機会は得がたいものだと思います。今後もオールドレンズを楽しむためのイベントをいろいろと企画してまいります。

| | Comments (0)

December 06, 2018

いまどきのスマートアダプター事情(フルサイズ編)

デジカメWatchにて、ミラーレス機向けのマウントアダプター特集が公開になりました。第1回はフルサイズミラーレス向けのスマートアダプターを中心に取り上げています。いまどきのスマートアダプターは本当に速いですよ。

Lmimg_0005

●デジカメWatch

今回の記事はAF動作のムービーを掲載しました。AFの速度と精度を実感しやすいと思います。この手のマウントアダプターはキヤノンEFマウントレンズ向けが多かったのですが、今回はニコンGレンズ向けのスマートアダプターもありますよ。詳細は本編をご覧ください。

| | Comments (0)

November 29, 2018

Cameraholics - ライカ大特集 -11月30日発売です!

ホビージャパン「カメラホリック」の見本誌が届きました。ライカ大特集という思い切ったカメラムックです。改めて誌面に目を通すと、全曲当たりのアルバムみたいな濃密度でした。ライカが好きな人も、これからライカが好きになる人も、まるっとまとめて楽しんでもらえると思います。11月30日、明日発売です。

Ch02

●Cameraholic[ホビージャパン][Amazon
-ライカ- なぜライカなのか?
版元:ホビージャパン
価格:税別2,700円
発売日:2018年11月30日

ライカ本というと、トラディッショナルな蘊蓄に偏りがちですが、本書は「ライカで写真を撮る」ということに注力しました。日本を代表するライカ使いの作品、最新機の実写レポートなど、ライカを撮る道具としてガシガシ使っている方にこそ読んでいただきたいです。ライカの写真機としての魅力をじっくり堪能してもらえると思います。

ぼくは編集統括として全体の編集に関わる一方、「Mの流儀」「ライカレンズの悩み方」という解説ページを執筆担当しました。ライカの初級中級者に向けて、ライカならびにライカレンズとの向き合い方をまとめました。

一冊まるごとライカな「カメラホリック」、ご高覧のほどよろしくお願いいたします。

| | Comments (0)

«オールドレンズフェスVol.2 ご来場ありがとうございました!