January 20, 2017

FiRIN 20mm F2 EF MF のレビュ-を担当しました

日本カメラ2月号にて、フィリン20ミリF2のレビューを担当しました。トキナーのミラーレス向け新シリーズ、一発目のレンズになります。フルサイズの20ミリ、なかなか豪毅なスペックです。オールドレンズ好きだと、つい20ミリというスペックに反応してしまいますね。ええ、フレクトゴン20ミリF4。病が深いなあ(笑)。

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●日本カメラ2017年2月号[Amazon][日本カメラ社
FiRIN 20mm F2 EF MF レビュー

詳細はレビューを見ていただくとして、興味深かったのは新ラインナップのファーストプロダクトがMFレンズという点です。カールツァイスのLoxiaしかり、中国メーカー勢しかり、このところMFレンズが盛況ですね。ライブビューが当たり前の今、拡大表示で的確なピント合わせができるので、MFレンズでOKという層が増えているのかな!? 手頃な価格で良いレンズを提供してもらえるなら、MF大歓迎ですね。

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「ボケフォトコンテスト」入賞作発表です!

ぼくのブログにフォトテクニックデジタルの表紙が載るのは相当レアです(笑)。何故フォトテクの表紙なのかというと、ぼくが審査員を担当したボケフォトコンテストの入賞作品がドーンと見開きで掲載されています。すばらしい作品を見せてくれたすべての応募者の皆様、ありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

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●玄光社「フォトテクニックデジタル2月号」[Amazon][玄光社
ボケフォトコンテスト入賞&入選作品発表!

ボケで勝負、お題目からして相当ハードルの高いフォトコンテストだったと思います。ボケを主役とするのか、ボケを活かして撮るのか、ボケの美しさを競うのか、ボケで作品性を表現するのか。とにかく色々なことを考えながら作品を撮られたにちがいありません。一連の審査を通じて感じたのは、やはり、ボケで何かしらを表現している写真は強いなということです。オールドレンズフォトコンテストの審査をした際も同様のことを感じたのですが、描写と表現が噛み合ったとき、その力強さは圧倒的です。このあたりに「良い写真」のヒントがあるような気がします。入賞作品の数々、ぜひ誌面にてご覧ください。

なお、今後はCAMERA fanや写真展での入賞入選作品の公開を予定しています。

●1月30日からはCAMERA fanサイトにて入選&入賞作公開

●2月6日(月)~11日(土)PICTORICO協賛 入選&入賞作写真展
カフェバー&アートスペース銀座REVERSE 14時~20時

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January 15, 2017

2017年初っぱなのモデル撮影実習

今日はオールドレンズパラダイスのモデル撮影実習でした。フンパツして自由が丘のちょっとお高いスタジオで予約。モデルはいのうえのぞみさんにお願いし、2017年初っぱなのモデル撮影の満喫しました。

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α7II + Planar T* 85mmF1.4

今回は、プラナーやビオターといった定番ポートレートレンズで撮りました。それにしても、プラナーT* 85mmF1.4の写りは別格ですね。開放近辺のシャープなのにやわらかい感じにテンション上がりまくりでした(笑)。

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January 11, 2017

EOSフルサイズ機でKistar 35mm F1.4を使ってみた

「Kistar the other side」を更新しました。今回はキスター35ミリF1.4とEOSフルサイズ機の相性チェックです。35ミリのキスターはAPS-C機はむろん、フルサイズのEOSも内部干渉せずに使えます。しかもレンズとボディのサイズ感がいいですね。

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●Kistar the other side
第7回 一眼レフでキスター35ミリF1.4を操る

作例は年末、伊豆で撮ってきたカットです。晴天続きだったので、スカッと抜けの良いカットがたくさん撮れました。ぜひご覧ください。

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January 05, 2017

Hawk's FactoryのSwallow 35mm F2、ぼちぼち発売ですよ

2017年一発目のデジカメドレスアップ主義です。年明け早々ということで、アルティザン&アーティストでカッチリした雰囲気にライカMをドレスアップしました。こういう大人っぽいスタイルはアルティザン&アーティストが得意とするところですね。

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●デジカメWatch デジカメドレスアップ主義
第174回 カメラを正装して街に出よう

さて、めざとい人は気付いていると思いますが、レンズがアレですね(笑)。去年、オールドレンズ・ライフ Vol.5ではじめて紹介したSwallow 35mm F2がいよいよ発売間近になりました。総代理店のデジタルホビーによると、2月中旬には発売できるそうです。プレオーダーも受けるそうなので、気になる方はオフィシャルサイトからコンタクトを取ってみてください。

Swallow 35mm F2は去年の夏からずっと使っていて、11月の香港ワークショップではライカMにこのレンズを付けっぱなしでした。開放F2というスタンダードなスペックのくせに、開放で大暴れするんですね。しかも1段絞ると描写がスッと落ち着く。そんでもってF5.6まで絞り込めばカチッとシャープ。誤解を恐れずに言うと、「おまえらの好きな感じ、ぜんぶ詰め込んでおいたからな!」みたいなレンズです(笑)。

以下、すべて「Leica M Typ 240 + Swallow 35mm F2」です。

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どうでしょう、けっこうかっこいい感じに撮れるでしょ!? 距離計連動OKなんで、どうせならミラーレスではなく、M型ライカで使ってほしいレンズですね。


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January 04, 2017

「パオロとフランチェスカ」のその後

以前、「オールドレンズ・ライフ Vol.4」に、「パオロとフランチェスカ」という題で写真と文章を載せたことがある。二体のキスドールが心なき者に破壊され、それでもしばしの時を経て、二人は寄り添い口づけを交わすというストーリーだ。あれから数年ぶりに、ふたりに挨拶をしてきた。

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Leica M8 + Summilux-M 35mmF1.4

最後に見たキスドールは木の下で身を寄せ合っていたが、数年ぶりのふたりははじめて見たときと同じく、小道を挟んで見つめ合っていた。ここのオーナーが修理したのだろうか。すっかり塗装が落ちて真っ白になってしまったが、それはそれで石膏像のようで美しいと思う。

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男の子を見ると、足首に棒を差し込み、応急処置している。痛々しい感じは否めないが、地べたに転がっていたことを思うと、こうして立っていることが奇跡のようだ。

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キスドールはやはり、向かい合い、見つめ合っている姿がいいね。

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January 03, 2017

今年もオールドレンズでがんばります!

明けましておめでとうございます。家族旅行と撮影ロケを兼ねて伊豆に行き、たっぷりと作例撮りして自宅に帰ってきたところです。この年末年始は連日撮影日和で仕事がはかどりました。伊豆に行ったのは数年ぶりで、見知った場所にもいろいろと変化があり、どこを歩いても新鮮な気持ちで撮影を楽しめました。

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とりあえず今年は、いつもより多めに本を出す予定です。自筆のものもあり、編集としてお手伝いするものもあり、と関わり方は色々ですが、そのうちの一冊はかなり意外性のある本です。期待していてください。

はじめてオールドレンズの本を出したのが2008年ですから、今年でまるっと10年ですね。短いような長いような、といった年数ですが、この頃ようやく、自分のオールドレンズの趣味嗜好が見えてきたような気がします。端的な言い方をすると、両義性のあるレンズ、これが個人的には大好きです。レンズの両義性って何さという話になるわけですが、それはまた追々、記事を通じてお話していければと考えています。どうぞ今年もよろしくお付き合いください。

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December 24, 2016

Leica SL にちょっとアレな広角レンズを付けてみた

ライカSLが登場して一年以上が経ちました。フルサイズミラーレス機ゆえにオールドレンズのベースボディとして期待がかかるところですが、思いの外情報が出てきません。ようやくKIPONからライカL/M/Rレンズが付くライカSL用マウントアダプターが登場したので、早速オールドライカレンズとライカSLの相性をチェックしてみました。

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●KIPON×澤村徹 古典鏡玉ものがたり
第36回 ベースボディとしてのライカSLの可能性[焦点工房][新東京物産

オールドレンズ装着時の操作性や作例については、本編をご覧ください。ここでは気になるアレを見ていくことにしましょう。そう、ショートフランジの広角レンズ、こいつらがライカSLでどんな風に挙動するのか!? 借り物のライカSLボディなのでリスキーなテストはしていませんが、主要な広角レンズの挙動はこんな感じでした。

Ultra Wide Heliar 12mmF5.6
マゼンタかぶりは軽微。周辺結像は未確認。

Hologon T* 16mmF8
装着は可能。周辺減光、マゼンタかぶりともにひどい。シャッター押し込みは未確認。ライブビュー像のみの確認。

Super-Elmar-M 18mm F3.4 ASPH.
マゼンタかぶりはないが、逆にシアンの過剰補正を感じることも。周辺結像はF8まで絞ると問題なし。開放近辺は甘い。タイプ240では問題なく使えたが、ライカSLだとα7と大差なしといった感じ。純正UV/IRフィルター付きだとケラレる。フードだけならケラレなし。

Super-Angulon-M 21mmF3.4
後玉の外周がセンサーのフレームと干渉。装着すらできない。

Super-Angulon-R 21mmF3.4
装着は可能だか、周辺減光がひどい。マゼンタかぶりも顕著。シャッター押し込みは未確認。ライブビュー像のみの確認。

G Biogon T* 28mmF2.8(Mマウント改造)
マゼンタかぶりは軽微。周辺にシアンを載せて相殺している。周辺結像は甘さがあるが、流れっぱなしという感じでもない。ライカSLでビオゴンはありだと感じた。

Gビオゴン28ミリF2.8がそこそこ使えるのはうれしかったです。が、スーパーエルマー18ミリはタイプ240の方が好相性でした。ホロゴンやスーパーアンギュロンは相変わらずダメですねえ。

ちなみにライカSL、オールドレンズの写りはけっこう良かったです。シャドウの粘りがすごくしっかりしていたので、きっと階調性の高いRAWデータなのでしょう。あと、色味が派手にならないので、オールドレンズらしい色味が楽しめました。もし湖から神様が現れて、α7とライカSLを差し出したら、落としたのがα7でも迷わずライカSLを強奪しますね(笑)。そんなわけで、オールドレンズとライカSLはアリです。ライカSLオーナーがうらやましい。

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トレジャーグリップは本当にラッキーチャームだった

懺悔します。香港でライカを落っことした。ビクトリアピークで夜景撮影したときのことだ。三脚を立て、ライカMをセット。カメラから手を離した瞬間、コンクリの上にガチャンと落とした。生まれてはじめて「あ"ーっ」と大声で叫んでしまった。使い慣れていないトラベル三脚だったので、クイックシューがちゃんとはまっていないのに手を離してしまった。走馬燈のようにライカがゆっくりと落下し……なんて風情もへったくれもなく、手を離した直後、ガチャンと音がして、足下にライカが転がっていた。完膚なきまでにアウトだった。

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が、電源を入れるとちゃんと起動する。シャッターも切れる。距離計連動はちょっと怪しい気もしたが、まあライブビューで撮ればOK。顔の高さから真っ逆さまに落としたわりに、撮影は可能だ。被害に気付くのは、その晩、ホテルに戻ってからだった。

ぼくのライカにはJAY TSUJIMURAのトレジャーグリップが常駐している。その向きがどうもおかしい。このサムグリップはグリップの端が上向きに跳ね上がっているのだが、明らかに下を向いている。どうやらグリップの先端から落下し、衝撃をすべて受け止めたらしい。このグリップがなかったら、軍艦部直撃で修理代十数万、最悪カメラ買い換えということもあり得ただろう。JAY TSUJIMURAのアクセサリーにはラッキーチャームという側面があるのだが、まさにラッキーチャームの面目躍如だった。

曲がったトレジャーグリップを持ち込み、このあたりの事情をJAYさんに説明する。すると快く直してくれた。トレジャーグリップ復活を祝して記念撮影したのが、上のカットだ。いつもの姿に戻ると心が落ち着くね(笑)。

Lm_dsc22122

最近完成したというシルバー製のシガーレストとアッシュトレイを見せてもらう。これがあればゴッドファーザーになる、と思った。ライカのシルバー製サムグリップしかり、JAY TSUJIMURAの実用品のジュエリー化に脱帽だ。

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December 20, 2016

年末恒例、カメラ・レンズお買い物特集ですよ!

先日、デジカメWatch編集部から、「やいおまえら、どうせ今年もしこたまレンズやカメラを買ったんだろ。一番気に入ってるのを教えやがれ!」とメールがありました。はい、年末恒例のお買い物特集ですね。今年も例によって例の如く、あれやこれやと手に入れてますが、おそらく誰ともかぶらないだろうということで、アレを紹介することにしました。

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●デジカメWatch
2016年「私はこれを買いました!」(第1回)

木下光学研究所のKistar 35mm F1.4です。どのあたりにホレ込んだかは記事をご覧ください。ちなみにこのキスター35ミリF1.4、販売店さんによってはニコンFやM42も取り扱うようです。KCY(ヤシコン互換)マウントだとハンドリングがどうもという人は、別マウントを視野に入れてみてはどうでしょう。

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