December 13, 2017

刻印シューカバーでリア充リベンジ

ぼくが学生の頃、アメカジが流行していた。当時、リア充の象徴たるイベント系サークルの面々は、袖部がレザーのスタジアムジャンパーを羽織り、これにおそろいのワッペンをいくつも貼り付け、キャンパス内を我が物顔で歩いていた。そんな彼らを見て、「大学生にまでなって制服かよ!」と毒づくのが、ぼくら非リア充の特権だった。知的学生はいつだってアンチメジャーなのだ(泣)。

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●metalmickey's camera F-Foto Custom Word Shoecover
シューカバーでその名を刻む

なんの話かというと、シグネチャーを刻印できるシューカバーを作ってみたら、これがどうにもかっこよく、写真グループでおそろいのシューカバーとか楽しいだろうなあと思ったのだ。学生の頃は「おそろい」なんて聞いただけで顔をしかめたものだが、この歳になると仲の良い友達もめっきり減り、仲間というのが殊の外大切に思えてくる。「オソロのシューカバーでアイデンティティーを高め合うのだ!」と、年甲斐もなく興奮気味なのである。

そんなわけで、若かりし頃、つい斜に構えて寂しい青春を送ってしまった皆様、F-Fotoのカスタムワードシューカバーはいかがでしょう。写真コミュニティー、写真教室、グループ展など、ちょっとした集まりでおそろいのシューカバーを作ると、なかなか気分が盛り上がると思います。ぼくは「Old Lens Paradise」を刻印して、すっかりテンションMAXですよ。

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December 12, 2017

開平ワークショップ ムービー公開です!

11月23日から26日にかけて、Turtlebackオールドレンズワークショップ第2弾、「澤村徹と行く開平ワークショップ」を開催しました。香港に集合して、中国開平を訪問。世界遺産に指定された村落をオールドレンズで撮影する旅です。主催メンバーがそのときの様子をムービーにまとめたので、ご興味あればご覧ください。ドローンによる開平空撮は必見ですよ。

●TJ VLOG
開平ワークショップ1日目(赤坎鎮)
開平ワークショップ2日目午前(錦江里)
開平ワークショップ2日目午後(自力村)
開平ワークショップ3日目(打ち上げ・参加者作品紹介)

ぼくは二度目の開平訪問ということもあって、少し余裕をもって撮影できました。開平の村落はどこもかしこもフォトジェニックで、つい目移りして困ります(笑)。参加者の皆さんには事前にロケハンの写真をまとめてフォトブック(世に言う旅のしおり)をお渡しして、ざっくりとイメージをつかんでもらってから撮影に挑みました。参加者の作品も最後のムービーにまとめてあります。こちらも合わせてご覧ください。以下、ぼくが撮ったカットから旅の雰囲気が伝わりそうなものをピックアップしました。

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赤坎鎮のランドマーク的なポイントです。ここの写真をTurtlebackのメンバーに見せてもらい、同じところが撮りたくてワークショップ第2弾を開平に決定しました。開平ワークショップのキッカケになったスポットです。

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6月のロケハンのときと打って変わり、赤坎鎮の主要な建物は竹柵で封鎖されていました。2017年10月に強制退去が施行されたとのこと。今後は修繕工事が行われるそうです。オリジナルの赤坎鎮を撮るラストチャンスでした。

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錦江里に向かう途中の集落です。観光地ではない素の開平の表情です。必要以上に広い感じがいかにも中国だなあと感じます。

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これも錦江里に向かう途中のカットです。ずいぶんと古い建物ですが、別に世界遺産でも何でもなく、ごく普通の集落がおしなべてこんな様子です。

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錦江里の瑞石楼からの眺望です。ロケハンのときは瑞石楼に入れなかったのですが、今回は特別に開けてもらって内部を見せてもらいました。

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もっとも観光客の多い自力村は、田んぼの中にぽつんぽつんと望楼が建っています。 これをみると、いかにも開平だなあという気分になります。

ワークショップ後、香港に戻ってから秘境探検してきたのですが、その話はまた改めて。Turtlebackオールドレンズワークショップは、2018年に第3弾を予定しています。場所や日程が決まったら、またご報告いたします。

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November 20, 2017

GR Lens 21mmF3.5は旅レンズになるか!?

オールドレンズ・パラダイスの撮影実習で三四郎池へ。実習とは別に、この日はプライベートなミッションを抱えていた。今週からTurtlebackオールドレンズワークショップで開平に行くのだが、その際のメインレンズとしてGR Lens 21mmF3.5が相応しいか見極めようというものだ。ライカM10と組み合わせると、マゼンタかぶりが多少あるが、周辺部はしっかり解像する。さて、旅のメインレンズになれるのか?

撮影していると、どうもこのレンズ、いろいろと気を遣う場面が多い。M10は21mmブライトフレームがないので、レンジファインダーでピントを合わせ、ライブビューで画角をチェック、という微妙な面倒臭さがある。加えて、LMリングが古いタイプだったため、ライブビューにうまく切り替わらない場面があった。シャッターを切るほどに苛立ちが募る。

極めつけがコントラストだ。前々からわかっていたことなのだが、GR Lens 21mmF3.5はコントラストが強い。パンチのある写真が量産できる。ただ、今回の旅の内容とすり合わせると、コントラストが強すぎて思った通りに撮れない。輝度差がありすぎて、多くのシーンで使いづらさを感じた。白が飛びやすく、黒がつぶれやすい。一体どうしろと(笑)。斜光の季節は輝度差が大きいので、そのせいかもしれないが。

去年から海外で撮る機会が増えたのだが、初見の場所は相応しいレンズより使いたいレンズがしっくりくる。ロケハンの経験を踏まえると、開平の村落はGR Lens 21mmF3.5の画角がうまくハマるはず。それでもやはり、いま一番気に入っているG Biogon T* 28mmF2.8がいいのかなあ。出発まであと三日、悩むわあ。

Leica M10 + GR Lens 21mmF3.5

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November 13, 2017

弁当箱のレンズ、使えます!

「オールドレンズ・ライフ2017-2018」にて、Argus C3の標準レンズ、Cintar 50mmF3.5を取り上げた。Rare AdaptersからアーガスC3用マウントアダプターが発売され、それを使った記事だ。ただ、このマウントアダプターは海外通販で購入する必要があり、ちょっと試しづらい。そんな折、改造レンズでおなじみのブリコラージュ工房ノクトからもArgus C3用マウントアダプターが登場した。

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●metalmickey's camera
アーガスの銘玉をライカで堪能

ノクト版アーガスアダプターは無限遠調整が可能だ。そのあたりを記事では詳しく解説している。調整方法はちょっとクセがあるけれど、アーガスの定番レンズ、Cintarをベストセッティングで使えるのはありがたい。作例も載せているので、合わせてご覧あれ。

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November 06, 2017

良く写る昔のレンズと、味わい重視の最新レンズ

先日、2本の大口径中望遠レンズでポートレート撮影してきた。1本はオールドポートレートレンズの銘玉、New FD 85mm F1.2L。もう1本は今年の年末以降に発売予定の木下光学研究所 Kistar 85mm F1.4だ。Kistar 85mm F1.4で撮った作例は以下のサイトで公開されている。

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α7II + Kistar 85mm F1.4

●Kistar the other side
第11回 Kistar 85mm F1.4でポートレート

もともと撮り比べが目的ではなくて、Kistar 85mm F1.4のお仕事撮影にオマケでNew FD 85mm F1.2Lも相乗りさせたという次第。双方で撮った画像を見比べると、かなりわかりやすくレンズのキャラクターがあらわれていた。New FD 85mm F1.2Lはすっきりくっきり良く写る。「絞ると」ではなくて、開放からいかなる絞りでも均一に良く写る。F1.2でもF4でも、描写傾向が変わらないというのはホントすごいことだと思う。

翻ってKistar 85mm F1.4は、絞りでころころと描写が変わる。特に逆光時のフレアとゴーストは、1~2絞るとスッと収まり、まるでレンズがフレアスイッチを搭載しているかのようだ。解像力はあくまでもナチュラル派で、こちらは絞り込んでも過度に先鋭化しない。ただし、解像力がいまひとつだなどと誤解してはいけない。開放近辺からかなり広範囲にわたって解像し、被写体をどこに配置してもちゃんと合焦する。Kistar 85mm F1.4はオールドレンズライクな描写を目指したレンズだが、やはり締めるべきところはしっかり締めている。こういうさじ加減、つくづくうまいなあと感心する。

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α7S + New FD 85mm F1.2L

New FD 85mm F1.2Lは古いレンズなのに超絶良く写る。Kistar 85mm F1.4は最新レンズなのに描写の味わいを追い求める。大口径中望遠レンズは、殊の外キャラのちがいが際立つ気がする。

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October 31, 2017

SHOTEN LM-FX Mで最短越えしたアレをご覧に入れます

カメラガジェット放浪記を更新しました。SHOTEN LM-FX Mの発売に合わせたレビューのはずが、あれも紹介しよう、これも加えようと悪ノリして、すっかりデジカメドレスアップ主義モードになってしまいました(笑)。

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●澤村徹のカメラガジェット放浪記 第7回
Xユーザーに捧ぐフルドレスアップスタイル

隠し球はやはりレンズですかね。シラッとアレが付いてます。マクロアダプターの記事でアレが付いているということは、最短越えした50mm F1.1の描写が拝めると(笑)。製品と作例、どちらもお楽しみください。

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October 29, 2017

Gビオゴン21mm 周辺流れを解消する裏ワザ

海外で周辺像の流れを補正レンズで解消するというテクニックが流行っているという。ショートフランジバックの超広角レンズをフルサイズミラーレス機に付けると、周辺像が流れてしまう。あれをたった1枚の補正レンズで結像させようというのだ。その一部始終をmetalmickey's cameraでレポートした。広角レンズが好きな方、ご覧あれ。

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●metalmickey's camera
G Biogon T* 21mmF2.8 周辺像の流れを光学補正する

実はこのネタ、オールドレンズ・パラダイスのメンバーから教えてもらったものだ。理論的にはけっこう高度なことをやっているのだが、すべて市販パーツでまかなえ、しかも特殊工具不要の可逆改造という点が気に入っている。誰でも試せるテクニックなので、ぜひ!

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October 24, 2017

オートフォーカス「写ルンです」の作り方

デジカメWatchの記事で「写ルンです」のリメイクレンズが発売になると知った。この記事を読んでピンときた。これってたぶん、LM-EA7でAF化できるよね!? オートフォーカス写るんです、ちょっと萌えるなあと(笑)。そんなわけで、私物購入して早速試してみた。

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●metalmickey's camera
オートフォーカス「写ルンです」を夢見て

AF化の可否は記事を見てもらうとして、GIZMON Utulens、けっこうおもしろい写りだった。特に逆光のときのフェードテイストがいい。プラスチックレンズのわりに基本がしっかりしたレンズなので、逆光でもグダグダにならず、程良い乱れ方をする。これならスマホのアプリ入らずだね(笑)。
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α7II + Utulens 32mm F16

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October 21, 2017

Nokton 40mm F1.2 Aspherical、ライカM10で使ってみました!

日本カメラ11月号にて、コシナの最新VMマウントレンズ、Nokton 40mm F1.2 Asphericalのレビューを担当しました。実はこのレンズ、「オールドレンズ・ライフ2017-2018」でソニーEマウント版をレビューしており、今回のレビューに両マウント制覇と相成りました。なにしろめずらしいスペックの大口径レンズですから、興味津々という方も多いでしょう。期待通り、本当によく写るレンズですよ。

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Leica M10 + Nokton 40mm F1.2 Aspherical

●日本カメラ11月号[日本カメラ社][Amazon
Nokton 40mm F1.2 Aspherical レビュー

このレンズはソニーEとVMで鏡胴デザインが異なります。マウントのすげ替えではなく、別々のレンズとして作り込んでいるわけです。さすがコシナ、抜かりない仕事っぷりですね。詳細はレビューを読んでもらえるとうれしいです。ぜひ!

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October 15, 2017

オールドレンズ・パラダイス第14期はじまりました!

オールドレンズ・パラダイス10月期(第14期)がはじまりました。初回はいつも自己紹介の時間を取るのですが、最近はこれがちょっとした新ネタ披露会と化しています。今回もぼくも知らなかったディープな世界を見せてもらいました。勉強になるなあ、というか沼に足取られるなあ(笑)。

今日の座学は2部構成で、前半はGFX 50Sとオールドレンズのお話。まあこれは受講生の面々も予測の範疇だったでしょう。オールドレンズファンにしてみると、GFXは期待のニューベースボディですからね。後半は最近ぼくがお気に入りの7artisans 50mm F1.1をレビューしてみました。このレンズはいろいろとキワモノ過ぎて、まっとうに評価されていない部分があります。また、まっとうに評価しても魅力が引き出せなかったりもします(笑)。そこでオールドレンズファンにとってこのレンズのアリナシを論じてみました。

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Leica M10 + 7artisans 50mm F1.1

上のカットは開放で撮りました。ボケがほどよくザワついて、なかなかおいしい描写です。なお、このレンズについてはmetalmickey's cameraでも紹介しています。興味があればどうぞ。

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