September 17, 2018

オールドレンズ筒買い選手権、開催!

今日のオールドレンズパラダイスは初めての試み「オールドレンズ筒買い選手権」を開催しました。ジャケ買いならぬ筒買いしてしまったオールドレンズを持ち寄り、自らの弱い心を懺悔し、明日につなげようという企画です。そんな心弱き者たちの遍歴をここに晒します。

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まずは澤村の筒買いレンズから。NOVOFLEX、そう、カメラ用品メーカー製のレンズです。このレンズはクビレがあり、元々クビレ付きレンズが大好きだったので、衝動買いしました。購入したのは6年ほど前、破格の5000円です。いまは3万円ぐらいするみたいですね。ちなみにこのレンズ、35ミリのくせにハーフサイズマクロになっています。鏡胴を引っ張るとエクステンションチューブが現れ、超近接撮影が可能です。写真は引っ張ってエクステンションチューブを出した状態。極太沈胴エルマーみたいで気に入ってます。以下、OLPメンバーの筒買いレンズもご覧あれ。

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右の逆テーパーのレンズが筒買い選手権の発端です。このレンズを買った方が「筒買いしてしまった」と発言し、このイベントに発展しました。彫刻刀で削ったようなローレットがヤバイですね。三晃精機のマウントアダプターで根元を締めているあたりも確信犯だと思います。

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ひと頃、ヤフオクで出回ったブリコラージュものです。水道管とか名も無い金属レバーとか、レンズ以外の部材を巧みに組み合わせています。「カメラバッグに入れると埃まみれになる。怖くて持ち出せない」と購入者の弁。携行用のバブルケースがほしいですね。

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写真ではわかりづらいですが、人の頭ほどある巨大なプロジェクターレンズです。「ネットで写真を見て小振りのレンズと思ったら、ありえないサイズのものが届いた」とのこと。本体1円、送料3000円。いまだ流用のメドは立たないそうです。ていうか、カメラに付けたらマウントからもげますね。

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ライカな人はやはりビゾですね。ぼくもM8を買って早々、ビゾとエルマー65ミリを買いました。実用性の問題じゃありません。試すことが大事なんです。

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最近はあまり見かけなくなりましたが、ゼニット412DXのゼニターです。この近未来デザイン、いま見ても異端ですね。K-1と妙に似合ってる気がします。

サブイベントとして、ズマリット友の会も開催しました。最近、OLPメンバーでズマリット使いが増えていて、とりあえず並べて集合写真を撮っておきました。

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さて、来月からはオールドレンズパラダイス10月期がスタートします。ただいま受講生を募集中です。オールドレンズが好きな人、これからはじめて見たい人、はたまたオールドレンズ好きな仲間を作りたい人、ぜひご参加ください。

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September 13, 2018

OLD LENS LIFE 2018-2019 こんなレンズが載ってます!

2018年も無事、「オールドレンズ・ライフ」を世に送り出すことができました。今年は2月に「オールドレンズ・ベストセレクション」を出版していますが、あちらはオールドレンズの図鑑、こちらはオールドレンズのエンタメ本です。「オールドレンズ・ベストセレクション」を購入された方も、存分に楽しんでいただける内容です。

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●玄光社 オールドレンズ・ライフ 2018-2019[Amazon][玄光社
発売日:2018年9月29日発売
価格:2,160円

今回は、シリーズ初の中望遠オールドレンズ特集を組みました。「オールドレンズらしさをもっとも感じられるレンズは?」と問われたら、ぼくは中望遠オールドレンズだと答えます。クセの強いものから正統派描写のものまで、個性が実に際立っています。そんなキャラ立ちした中望遠オールドレンズの魅力を、たっぷりの作例でご紹介します。

オールドレンズライフシリーズとしてはめずらしく、撮り比べ企画をふたつ載せました。ひとつめはα7IIIの超広角オールドレンズテストです。前号でライカM10の超広角撮り比べをしましたが、そのα7III版です。とてもいい結果が出てますよ。誌面でご確認ください。ふたつめは復刻オールドレンズ特集です。メイヤーの復刻トリオプランでオールドレンズ界隈がざわざわとしていますが、気になるなら試すべし、と復刻版とオリジナルレンズで撮り比べをしてみました。トリオプラン以外の復刻オールドレンズもたくさん載っています。

そうそう、今号は読物企画もあります。「オールドレンズ・ライフ」は作例をしっかり見せることをコンセプトとしているため、テキストを削って写真を大きく載せてきました。そうは言ってもかれこれ8冊目、たまには腰を据えて「読む」ページがあってもいいでしょう。「オールドレンズマニアかく語りき」と題し、オールドレンズとの付き合い方を綴ってみました。箸休め企画ではありますが、新たな試みとして楽しんでもらえるとうれしいです。

そんなこんなの「オールドレンズ・ライフ2018-2019」、発売は9月29日です。オールドレンズファンの皆さん、ご高覧のほどよろしくお願いいたします。

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September 09, 2018

metalmickey's camera 連投しました!

metalmickey's cameraを続けて更新しました。ひとつめの記事はJAY TSUJIMURAの新作。ついにソニーI向けのシューカバーが登場です。しかも4種まとめてドンと。ふたつめはユーエヌのオールドレンズ向け保護フィルターです。実際にオールドレンズに装着した姿を載せているので、装着例として参考にしてください。

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α7IIIを彩るカメラジュエリー

オールドレンズマニアのための極薄保護フィルター

やはりJAY TSUJIMURAのシューカバーは圧巻だと思います。これまで主にライカ向けの製品だリリースしていたので、気になりつつも自分には関係ないと目をつむっていた人もいることでしょう。もう逃げられませんね(笑)。今回テストしたところ、α7IIIとα7IIにジャストフィットでした。ホットシューを飾るラッキーチャーム、ご覧ください。

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September 08, 2018

今年も「オールドレンズ・ライフ」の季節です!

いつもは色校正中の写真で第一報としていたのですが、今回はうっかり写真を撮り忘れてしまいました。そんなわけで、トンボ付きの校正PDFで代用します。今年も出ますよ、オールドレンズ・ライフ。手加減なしの全開です!

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●玄光社 オールドレンズ・ライフ 2018-2019[Amazon][玄光社]
発売日:2018年9月29日発売
価格:2,160円

まずは表紙をご堪能あれ。いつもとちょっとテイストを変えてみました。真俯瞰一発撮り。けっこう手間のかかる撮影方法ですが、かっこよくまとまったと自負しています。ちなみに、表紙撮影は和田高広さんです。先日、集英社「kotoba」で北野武さんを湿板で撮影され、いま大ブレイク中に写真家さんです。

オールドレンズ、マウントアダプター、ドレスアップと、三つ巴で盛りだくさんの内容です。今号はけっこうエグいネタも仕込んでありますよ。ご期待ください。

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August 31, 2018

Instagramでオールドレンズ!

Instagramにオールドレンズスナップのアカウントを作りました。オールドレンズの作例ではなく、軽く仕上げてたカットを中心にアップしていきます。たくさんの人にフォローしていただけるとうれしいです。ちなみに、Instagramにはあとふたつ、アカウントを持っています。合わせてご覧ください。

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オールドレンズで撮影したスナップをアップしています。新たにスタートしたアカウントです。

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カメラアクセサリーレビューサイト「metalmickey's camera」と連係したアカウントです。カメラやレンズなど、物欲刺激系の写真をアップしています。

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デジタル赤外線写真をアップしています。まだ枚数が少なめですが、順次増やしていきます。

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August 24, 2018

マウントアダプターは鏡頭轉接環と書きます

「マウントアダプター解体新書」の台湾語版が発売になりました。ぼくの本が台湾語版に訳されたのはこれで何冊目だろう。こんなに出るならちゃんと数えておけばよかったです(笑)。繁体字なので、香港のオールドレンズファン、マウントアダプターファンの皆さんもどうぞ。

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それにしても、自分の本を他国語で見るのは不思議な気分ですね。なんだろう、自分が書いたとは思えない、とてもちゃんとした本に見えます(笑)。台湾や香港のオールドレンズファンの皆さん、書店で見かけたらぜひ!

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August 22, 2018

バナナ売りの老女

その日、朝食も取らずにホテルを出た。早朝の涼しいうちに撮影しようという目論みだ。ホイアンの旧市街へつづく道は、通勤通学のスクーターでごった返している。日本と逆の右側通行が、路上の混雑をよりカオスなものに見せていた。

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狭い道をスクーターの群れが押し寄せてくる。

撮りはじめて小一時間、体中から汗が噴き出す。首から提げたライカが重い。踏み出す一歩も重い。開店準備中のカフェに頼み込み、休ませてもらう。店先の日陰に椅子を置き、腰掛ける。ベトナムの屋台やカフェの椅子はどうしてこんなに小さいのか。まるで白雪姫の小人用だ。膝を折り畳むようにして座り、甘ったるいカフェ・スア・ダーを飲む。コンデンスミルク入りのベトナムコーヒー。これがやけにおいしく感じられるのは、ベトナムの刺すような暑さのせいか。

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普段コーヒーはブラックだが、郷に入っては郷に従え。この甘さがいい。

午前中のホイアン旧市街は閑散としている。観光客があふれるのは夕方からだ。暑い日中は、青い空と黄色い壁だけが静かに佇む。そんな旧市街を、あることに注意しながら歩いた。

昨晩、レストランに入店するとき、涼しい席を頼んだ。すると返ってきた答えが「ホイアン、ノーエアコン」だったのだ。世界文化遺産に指定された旧市街は、美観を損ねるという理由から室外機の設置がNGらしい。たしかにこれまで入ったカフェやレストランは、どれも窓をフルオープンにして、天井で巨大な扇風機がぐわんぐわんと回っていた。改めて街を見てまわると、たしかに室外機は見当たらない。写真を撮る身には地味にありがたい。

ホイアンの中心を流れるトゥボン川にたどり着く。夕方になると観光用の小舟が川面を埋め尽くすのだが、午前中は小舟どころか人影すらない。白い太陽が頭上に昇り、足下に小さな影を描く。時折、人力の三輪タクシー、シクロが列をなして通り過ぎるが、どのシクロも客は乗っていない。この暑さだ。地元の人も観光客も、早々外には出てこない。

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早朝、運転手すらいないシクロが道端に佇む。

被写体を探しながら川沿いを歩く。ベトナム笠の老女に目がとまる。天秤棒で果物を提げている。ホイアンでよく見かける光景だ。写真を撮らせてもらえるだろうかと逡巡していたら、向こうから写真を撮れと身振り手振りで伝えてきた。心置きなくベトナム笠の老女を撮らせてもらう。いかにもベトナムらしいひとコマが撮れた。

そしてファインダーから目を離し、カメラを下げた瞬間、老女の目つきが変わった。天秤棒のカゴを指さし、バナナを買えと猛烈にアピールしてくるのだ。このバナナはとても甘い、おいしい。写真撮らせてやっただろ、おまえは買うべきだ、と。ベトナム笠と天秤棒、バナナ売りというコスプレ。そうだった。旅先に親切なんてない。

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バナナ売りの老女に別の場所で再会。売れないらしい。

折れた心でホイアン市場を彷徨う。雑貨と生鮮食料品を扱うホイアンでもっとも歴史あるマーケットだ。大きく古い建物の中に、小さな店舗がひしめいている。雑貨フロアを見てまわると、Tシャツ屋が多い。著作権を拡大解釈したプリントTシャツ。お土産に買って帰ったらウケるだろう。ところが、肝心の店員の姿が見当たらない。ふと足下に視線を落とす。Tシャツを並べた台の下から、男の脚が伸びていた。さすがに息を呑む。昼寝と気付くのに、数秒かかった。ベトナムの日射しは、誰にとっても等しく暑いのだ。

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カラーだとほぼ事件現場なので、モノクロでどうぞ。

●Turtlebackオールドレンズ・ワークショップ

オールドレンズワークショップ第3弾は、ベトナムのホイアンで開催します。ただいま受講者を募集中です。ご興味ある方、ぜひオフィシャルサイトをご覧ください。

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August 19, 2018

腰痛リハビリのレインボーブリッジ

オールドレンズパラダイスの撮影実習で、レインボーブリッジとループ橋を撮ってきました。ひと頃よく通った場所ですが、相変わらず日曜日でも人が少なく、腰を据えて写真が撮れます。しかも、あまり歩かずにいろいろなバリエーションが撮れるおいしい撮影スポットでもあります(笑)。

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Leica M10 + Elmarit-M 28mmF2.8

実は月初めにギックリ腰をやらかし、久しぶりの屋外撮影でした。半日歩くとさすがに腰がだるくなりますね。もう一息だなあ(笑)。
 

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August 08, 2018

期待大のブランド、Dora Goodmanのストラップ

metalmickey's cameraにレビューを追加しました。今回はDora Goodmanのレザーストラップです。一体日本で何名この人を知っているか、というレベルだと思いますが、本職はアナログカメラのカスタムビルダーです。このストラップを含め、いずれ名を成すブランドだと思っています。

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ロモグラフィーの本国サイトにDora Goodmanのインタビュー記事があり、「ブランドロゴを見なくても、私の作ったストラップだとひと目で認めてもらえるような外観を考えた」とあり、その目論みは成功していると実感します。いずれ金具パーツはオリジナル設計に切り替えてくるでしょうから、そうすると相当洗練されたストラップに成長しそうですね。期待大です。

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七工匠Mマウントレンズ第2弾、案の定クセ玉でした

カメラガジェット放浪記を更新しました。今回のアイテムは七工匠 7Artisans 35mm F2(ライカMマウント)です。かつて、7Artisans 50mm F1.1が局地的にブレイクしましたが、その第2弾となるレンズです。

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●澤村徹のカメラガジェット放浪記 第11回
写真が楽しくなるズミクロンリスペクト/7Artisans 35mm F2

お約束通りのクセ玉でした。そのあたりは記事の作例をご覧あれ。ちなみに、外観はズミクロンっぽくてかっこいいですよ。

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«まるで写真のオーパーツ/和田高広「Nippori Portraits」